ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

JAGUAR XJ12 1979 UK

JAGUAR XJ12 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 96 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
データーベースでジャガー XJ6/12のミニカー検索

 

ジャガー XJ12 イギリス

 

 1966年ジャガーは民族資本系グループのBMC(ブリティッシュ モーター コーポレーション)と合併し、BMH(ブリティッシュ モーター ホールディングス)が設立され、その2年後にはローバーも参入しBMLC(ブリティッシュ レイ ランド モーター コーポレーション)に発展しました。

 

 1968年にジャガーの新型としてXJシリーズが登場します。XJ6は420の後継でDOHC6気筒2.8L(142HP)/4.2L(180HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機および4速マニアルで、最高速188/199km/hの性能でした。1972年には420Gの後継となるXJ12が登場します。V型12気筒5.3L(272HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機で、.最高速236km/hの性能でした。XJはMK Xのデザインを踏襲していますが、近代的でサイズもかなり小さくなり、その分性能も高くなりました。XJシリーズは好評を博し、このスタイルはその後長い間継承されました。

 

 

 ミニカーはソリド製で1979年にマイナーチェンジしたシリーズ3をモデル化した物です。XJシリーズの当時物は少ないので、シャープな仕上がりでプロポーションの良いこのミニカーは貴重な存在です。XJ6はトミカ ダンディが1978年にモデル化していますが、そちらも貴重な存在です。

 
 

FORD ESCORT MK III 1980 UK

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SOLIDO 1315 1/43 93mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.97m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 69HP 4段変速
性能: 最高速156km/h
データーベースでフォード エスコート MK IIIのミニカー検索

 

フォード エスコート MK III イギリス

 

 エスコートは1980年にMK IIIに発展します。従来の設計を一新し、横置きエンジンによる前輪駆動方式、全輪独立懸架、ハッチバックのボディと最新技術を採用した車となりました。エンジンは従来の4気筒1.1l(50HP)と新設計の4気筒1.3L(69HP)/1.6l(79HP)で、4段変速で、最高速167km/h(1.6L)の性能でした。ボディは当初3/5ドアハッチバックと3ドアワゴンだけでしたが、1983年には5ドアワゴン、カルマン製カブリオレが追加されました。

 

 1981年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞し、販売も従来どおりに好調でした。1984年には1.6L(54HP)のディーゼルエンジンが追加されています。またフォルクワーゲン ゴルフ GTIに対抗して登場したスポーティ仕様のXR3は人気を博し、1983年に燃料噴射式のXR3i、1985年にRSターボ(135HP)が追加されました。1986年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはソリド製の当時物ですが、この頃のミニカーはいずれも安っぽいホイールなどでコストダウンが徹底されています。このエスコートはプロポーションまでは破綻していないので、なんとか私の収集対象にとどまっています。(当時物はこれぐらいしかなかったので、あえて買ってます)

LOTUS ELITE S2 1980 UK

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SPARK S2213 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約1.82m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.2L 160HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速212km/h
データーベースでロータス エリートのミニカー検索

 

ロータス エリート S2 イギリス

 

 エリート 2代目 1974年 登場
 先代同様バックボーン フレームにFRPボディの構造 ボディはシューティングブレーク風のデザインですが、リアシート後ろにはリアウインドーがあり荷室と室内は分離されています。ロータス初のエアコンやパワステがオプション設定されるなど、従来のコアなスポーツカーからスポーティな高級車に変わりました。1980年にシリーズ2(S2)となり、エンジンが2Lから2.2Lに代わり、1982年に生産中止となりました。エリートの高級車路線はロータスのユーザーにあまり支持されず、高級車に相応しい品質が足らなかったこともあって、人気はいまひとつだったようです。

 

 1975年にエリートをベースにしてリアをファーストバックにした2+2座仕様のエクラ(ECLAT)が追加されます。エクラは1983年にエクセルに名前をかえて1992年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはスパーク製です。モールディングや内装など細かいところは良くできているのですが、肝心のプロポーションではキャビン部分が大きめでエリートの平べったいイメージがいまひとつです。エリートのミニカーはコーギーの当時物(1/36)やトミカの当時物があります。実車のイメージの再現(デフォルメ)は型職人の腕の見せどころですが、エリートに関してはトミカのほうがスパークよりセンスが良いように思います。(サイズの違いや写真の角度などの違いがありますが → 参照画像:エリート実車とミニカーの側面比較) ) なおスパークはエクラもモデル化しています。

 
 

ROVER SD1 3500 VITESSE 1982 UK

ROVER SD1 3500 VITESSE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA09007 1/43 111㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.5L 193HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速217km/h
データーベースでローバー SD1のミニカー検索

 

ローバー SD1 3500 ビテス イギリス

 

  P6の後継でイギリスを代表する高級車として1976年に登場したのがSD1でした。基本設計は保守的なものでしたが、外観はシトロエンのような4ドア ハッチバックと斬新で、これはピニンファリーナのデザイン実験車BMC 1800を下敷きにした物でした。エンジンはP6と同じV型8気筒3.5L(155HP)を搭載し、3段AT/5段MTで、最高速200km/hの性能でした。1977年にはヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1982年にマイナーチェンジされ、燃料噴射を採用した高性能版のビテスや豪華版のヴァンデン プラなどが追加され1986年まで生産されました。この車は当初高く評価されましたが、当時のイギリス車は製造品質の問題があり信頼性が低かったことから、商業的にはあまり成功しませんでした。この後ローバーはホンダと提携し、ホンダ車をベースとした車を作ることになります。

 

 

 SD1の当時物のミニカーはコーギー、ディンキー、ポリスティルから出ていますが、何れも1/36や1/25と中途半端なサイズで出来も今ひとつです。画像はバンガーズ製で高性能版のビテスのモデルです。実車の雰囲気が良く再現されていて、なかなかの出来映えです。シトロエンに似ているので個人的に好きな車ですが、実車は不運でした。これ以外の最近の物では、ミニチャンプスがあります。

ASTON MARTIN V8 COUPE 1987 UK

ASTON MARTIN V8 COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400137721 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.58m 全幅約1.83m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 5.3L 320HP 
5段変速/3段自動変速
性能: 最高速248km/h
データーベースでアストン マーチン V8のミニカー検索

 

アストン マーチン V8 クーペ イギリス

 

 1972年にDBS V8は名前をV8に変えます。その後V8はDBSで評判の良くなかった4灯式ヘッドライトを2灯式(6気筒版DBSの最終型ヴァンテージとほとんど同じ)に変更し、AM V8と呼ばれるシリーズ2に変わります。エンジンはDBS V8と同じBOSCHの燃料噴射方式のV型8気筒5.3Lでした。このエンジンは北米の排ガス規制に対応できなかったようで、1973年には燃料噴射をキャブレターに変更して、シリーズ3に変わります。この変更でシリーズ3はボンネットに大きなエアダクトが追加されていまました。

 

 1974年にV8をベースにした4ドアサルーンのラゴンダが登場しました。1978年に「OSCAR INDIA」と呼ばれるシリーズ4が登場し、オープンのボランテが設定されました。バンパー下にエアダクトを設けたことで、ボンネット上のエアダクトが無くなり、リアにスポイラーが追加されました。この頃には排ガス規制でエンジンは240HPほどにパワーダウンしていました。1986年に最終型のシリーズ5が登場し、エンジンは燃料噴射方式に戻りました。1989年に後継車のヴィラージュに切り替わります。

 

 

  ミニカーはミニチャンプス製で、年式的にはV8の最終型シリーズ5のモデルです。前述したDBS同様に良い出来映えですが、シリーズ5にしてはバンパー下周りの造形が違うような気がします。手作りのような車ですから色々とバリエーションがあるのでしょうか? ミニチャンプスはボランテもモデル化しています。これ以外では、ポリスティルの1/25 ボランテ、コーギーの1/36で映画'007 リビング デイライツ'(1987年)のボンドカー仕様、スパークなどがあります。

 
 

FORD ESCORT MK IV XR3 1990 UK

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JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 282 1/43 94mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.06m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 105HP (ブラジル仕様)  5段変速
性能: 最高速182km/h(本国仕様1.6L XR3i)
データーベースでフォード エスコート MK IVのミニカー検索

 

フォード エスコート MK IV XR3 イギリス

 

 エスコートの4代目が1986年に登場します。内容的には先代のマイナーチェンジ的なもので、外観的にはヘッドライトの角に丸みが付いてフロントグリル開口部がかなり小さくなっています。内容的には内装変更、ABS追加、新設計の4気筒1.4Lエンジン追加、4気筒1.8Lディーゼルエンジンの追加、先代で評判の良くなかったサスペンションの設定変更などが行われました。1990年にMK Vにモデルチェンジしました。

 

 ミニカーは国産名車コレクションの外国車として2016年に発売されたものでイクソ製です。エスコート MK IVの高性能版XR3をモデル化しています。ただしこのミニカーは元々はデアゴスティーニの(ブラジル向け?)ミニカー付雑誌用として作られた物なので、正確にはブラジル仕様のXR3ということになります。リアにESCORT 1.8 XR3と表記されていますが、本国仕様ならESCORT XR3iとなるはずで、1.8LのXR3はブラジル仕様です。イクソの廉価版ブランドであるホワイトボックスでもエスコート MK IVとして発売していますが、そちらは単にESCORTと表記されているだけです。

 

 

 プロポーションが良く、実車と同じ黒ボディに赤ラインのカラーリングとリアのスポイラーなどはうまく作ってあります。黒一色の内装と安っぽく見えるホイールは値段を考えると仕方ないところです。(なおリアバンパー右端の汚れのような部分は塗装剥がれです) 4代目エスコートは3代目と見た目があまり変わらない為か、量産ミニカーはこのイクソ製しか無いようです。レジン製少量生産品ではNEOが3ドアハッチバック、2ドアカブリオレ、5ドアワゴンをモデル化していますが、国内では未発売のようです。

 

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