ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

ALPINE RENAULT A110 1962 FRANCE

ALPINE RENAULT A110 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1803 1/43 90mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 95HP 5段変速
性能: 最高速200km/h

 

アルピーヌ ルノー A110 フランス

 

 A106には1958年にアルピーヌ自社デザインのキャブリオレが追加され、1960年にはキャブリオレに屋根を付けたクーペも追加されました。1959年にはドーフィン用のエンジンを904ccに拡大し60HPにパワーアップし、最高速度170km/hという極めて高性能なA108が追加されています。アルピーヌはエンジン チューナーであるゴルディーニと提携することで、より強力なエンジンを使えるようになりました。

 

 1962年にはルノー8が登場し、これをべースにしたA110が登場します。A110はゴルディーニ エンジン、空力に優れたボディ、独自のサスペンションなどで本格的なスポーツカーとなり、ラリーなどで大活躍しアルピーヌを一躍有名にしました。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。A110のミニカーは少なく、2000年以前はこれがベストのミニカーでした。トロフューやイクソなどから新製品が出ていますが、プロポーションではまだ見劣りしません。

 
 

RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 1962 FRANCE

RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1406 1/43 87mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 747cc 32HP 4段変速 4WD
性能: 最高速 不詳
データーベースでルノー サンパールのミニカー検索

 

ルノー 4 サンパール 4X4 'ミシェル タンギー' フランス

 

 ルノー 4 サンパール 4X4はルノー 4をベースにした4輪駆動車で、1962年に登場しました。この当時のフランスの市販車メーカーは自社で4輪駆動車をモデル化しておらず、4輪駆動車の需要には市販車を改造する専門メーカーが対応していました。サンパールもそのような専門メーカーで、主にルノーの改造を行っていました。(サンパールは後にルノーの1部門となりました)

 同じようなメーカーとしてダラス(DALLAS)はプジョー車を、マトラはシムカ車の改造を行っていました。ルノー 4 サンパールの標準的なモデルはボディはそのままで車高を上げたもので、屋根が無いジープ的なモデルやこのミニカーのような軍用車もあったようです。またルノー 4 サンパールはパリ-ダカールなどの長距離ラリーにも参戦しています。

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。ミニカーの名前に付けられた'ミシェル タンギー'とは当時のフランスで絶大な人気があった漫画「タンギーとラヴェルデュール」(TVドラマにもなっている)の主人公の名前です。この漫画は戦闘機パイロットの話で、「トップガン」のフランス版のようなものだそうです。ミニカーはその漫画のキャラクター物として作られたもので、漫画の主人公のフィギュアが2体付いています。

 

 

 フロントグリルに付けられた砲弾状の物(蓋のついた補助灯か?)、ボンネット上のカメラ、可倒式ウインドスクリーン、変わった形状のアンテナ、インパネから生えたシフトレバーを再現した内装、風変わりな迷彩塗装など細部にこだわった仕上げとなっています。多分迷彩塗装などは漫画(TVドラマ)の設定に忠実にできているのだと思います。ディンキー(仏)はこれ以外にもルノー 4 サンパールの軍用車を2種類モデル化しています。これ以外のサンパールのミニカーとしては、ビテスがルノー 4 サンパールのパリ-ダカール仕様を、エリゴールがトラックや消防車などをモデル化しています。

SIMCA 1500 1963 FRANCE

SIMCA 1500 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 523 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.25m 全幅約1.58m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 69HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでシムカ 1500のミニカー検索

 

シムカ 1500 フランス

 

  大衆車市場で成功したシムカは、その上のクラスを狙ってアリアーヌの後継車として1300、1500を1963年に登場させました。1300はアロンド用の1.3L(52HP)エンジン、1500は新設計の4気筒1.5L(69HP)エンジンを搭載し、ごく常識的な構成のFR方式の中型車でした。1967年にはボディを小変更して1301、1501となり、1975年まで生産されました。

 

 どちらかというと何の特徴もない平凡な車ですが、長い間生産されていたことからそこそこ成功したのだと思います。どこの国でもこの手の地味な車が結構売れるものです。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。ヘッドライトにラインストーンが使われていて少し豪華に見えます。ディンキー(仏)はこのセダン以外に、ブレーク(ワゴン)も作っています。このワゴンは実車同様にリアシート後部に脚を畳んだピクニック テーブルが組み込まれていて、テーブルを取り出してジオラマ風に並べることができる楽しいギミックもついています。国産ミニカーではセダンとワゴンが両方ともモデル化されることはあまりないのですが、欧州製ミニカーではセダンと合わせてワゴンがモデル化されることが多いです。この手のワゴン車がバカンス シーズンのレジャーによく使われるからだと思います。これ以外のシムカ 1500の当時物ミニカーとしてはノレブやポリトーイがあります。

 
 

SAVIEM STEAL STOCK TRANSPORTER 1963? FRANCE

SAVIEM STEAL STOCK TRANSPORTER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 885 1/43 217mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約9.4m 全幅約2.5m
エンジン 変速機: 6気筒 6.8L ディーゼル 手動変速
性能: 最高速 不詳  
データーベースでサビエムのミニカー検索

 

サビエム 鋼材運搬 トラック フランス

 

 戦後のルノーは財政難で大型商用車の生産ができず、戦前のような商用車市場のリーダーではなくなっていました。そこでルノーは戦前からの商用車メーカーであったソミュア(SOMUA)とラティル(LATIL)を買収して、自社の商用車部門と統合して子会社のサビエムを1955年にを設立しました。サビエムには大型トラック/バスから小型商用バンまで幅広いモデルがありました。代表的なモデルは、1965年に登場した小型商用車のSG2(Super Goelette)、小型/中型トラックのSG4/5(Super Galion)とその中型後継車で1975年登場のJ、1977年に登場した中型/大型トラックのH、バスのSC(SAVIEM-CHAUSSON)などがありました。サビエムは1978年にシトロエン傘下のトラックメーカー ベルリエと統合されてルノー トラックスとなりました。

 

 画像のミニカーは鋼材を運搬する専用仕様のサビエム トラックをモデル化しています。フランス語で「Porte-Fer(英訳でHolder Iron)」と呼ばれる長尺の鋼材を運搬するのに特化したトラックで、「Porte-Fer TRUCK」でGoogleで画像検索すると同じようなスタイルのトラックがたくさんあることが分かります。このサビエム トラックはMANの6気筒エンジンを積んだJMシリーズと思いますので、年式や諸元はJMシリーズとして記載していますが、確証はありません。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)製の当時物で、1966年に発売されました。実車が大きいのでミニカーも全長約22cmと大きなサイズで、ダイキャスト製なのでずっしりと重いです。ディンキー(仏)らしいスケールモデル的なリアルな造形で、特殊な形状のボディが良く再現されています。(多分トラックの形状が面白いのでモデル化したと思います) 積載している鋼材は本物の鉄で、それを固定する部分に磁石を使うといったちょっとした仕掛けが付いています。(鋼材の脱着動作) サビエムのミニカーはSG2、SG4、H875など、ソリド、ノレブ、ブレキナなどでたくさんモデル化されています。

 当時のディンキーでトラックなどの大柄なミニカーは、厚手の紙でできた立派な箱に入っていました。箱にはミニカーのイラスト(箱絵)が書かれていて、そのミニカー専用の箱でした。(1970年代後半にはブリスターパッケージなどの味気ない物に変わってしまいましたが) 現在のミニカーの箱は標準化された台座付きプラスチックケースがほとんどですので、箱にあまり価値はありませんが、昔の箱絵付きの紙箱はそれだけでも結構価値があります。したがってビンテージ物のミニカーはオリジナルの箱の有無で価値が大きく変わります。ビンテージ物のミニカーをオークションなどで入手する際に気をつけたいのは、昔の箱を再現したリプロ箱をオリジナルの箱のように見せかけている場合があることです。ビンテージ物のミニカーで、箱だけがやたらときれいなのはほとんどがリプロ箱ですので、注意されたし。

RENAULT 8 GORDINI 1964 FRANCE

RENAULT 8 GORDINI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1414 1/43 93mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 95HP 4段変速
性能: 最高速170km/h
データーベースでルノー 8のミニカー検索

 

ルノー 8 ゴルディーニ フランス

 

 1964年にツーリングカーレースやラリー用の高性能仕様として、ゴルディーニが追加されました。シリンダーヘッド改造、ツインチョーク キャブレター化などドーフィンのゴルディーニよりも高度なチューンが施され、マジュールの2倍の95HPに強化されたエンジンで、最高速は170km/hでした。

 

 さらに1966年には1300ccクラスのライバル(ミニ クーパー)に対抗するため、1255cc(103hp)までエンジンを拡大しました。8のゴルディーニはツール ド コルス ラリーで1964年から3年連続で優勝するなど大活躍しています。

 

 

 このミニカーもディンキー(仏)の当時物です。フレンチ ブルーに2本の白いストライプ、追加されたドライビング ランプでしっかりゴルディーニになっています。ヘルメットを被ったドライバーも、雰囲気を出しています。

 
 

RENAULT 10 1965 FRANCE

RENAULT 10 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 9 1/43 97mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 43HP 4段変速
性能: 最高速133km/h
データーベースでルノー 10のミニカー検索

 

ルノー 10 フランス

 

 ルノー 8のノーズを200mm延長してトランク容量を拡大したのが10で、8の上級車として1965年に登場しました。ノーズ部分だけを変えたこのようなモデルが設定されるということは、フランスでは荷物がたくさん積めるということ(多分バカンスに出かける時に必須)が重要なことなのでしょう。

 

 フランス車にハッチバック スタイルが多いのも、そのような事情があるのだと思います。10は1968年に角形ヘッドライトを採用したフロント デザインに変わり、1970年にはエンジンが1.3Lに拡大され、1971年にルノー最後のリアエンジン車としての役目を終えました。

 

 

 このミニカーはノレブの当時物でプラスチック製です。上記の8と並べてみると、ちゃんとノーズだけ長くなっていることが判ります。リア フードが開閉でき、中にはエンジンがモールドされています。

 

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