ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

JAGUAR XJ12C SERIES II 1975 UK

JAGUAR XJ12C SERIES II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400130460 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
データーベースでジャガー XJ6/12のミニカー検索

 

ジャガー XJ12C シリーズ II イギリス

 

 XJシリーズは1973年のマイナーチェンジで、シリーズ IIとなります。(フロントのウインカーがバンパー下に移動します) 1975年のマイナーチェンジで6気筒2.8Lエンジンが3.4Lに拡大されます。その際に2ドアクーペのXJ6C/12Cが追加されました。ディムラー版もクーペが追加され、そちらは6気筒がソブリン 4.2、12気筒がソブリン ダブルシックスでした。XJのクーペは1977年に早々と生産中止となったので、ディムラー版も含めて約1万台しか生産されていません。優雅で美しいスタイルが魅力的で、生産台数が少ない希少な車でした。

 

 XJシリーズは1979年のマイナーチェンジで、シリーズ IIIとなります。(フロントフェンダーにウインカーが追加されます) 1981年に12気筒エンジンが高効率(HE)タイプに改良され、その後もクルーズコントロールなどの電子制御装備が追加されるなどの改良が行われました。1986年のフルモデルチェンジで、6気筒のXj6は2代目のXJ40系に切り替わり、丸型4灯式ヘッドライトによる独特の顔つきがモダンなものに変わりました。12気筒のXJ シリーズ IIIはディムラー ダブルシックス(ソブリンという名前はジャガーの上級仕様に変わったので外された)として1992年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製です。独特のフロントがうまく再現されているなど非常に良い出来映えです。(2005年頃の発売で、この頃のミニチャンプスは1/43量産品では最高でした) ミニチャンプスはセダンのXJ12もモデル化しています。XJクーペの当時物としてはコーギーの1/36ぐらいしかありません。最近のものでも、スパークのレース仕様ぐらいしか無く、実車同様にミニカーも希少なようです。(NEOに1/18があるようですが)

 
 

JAGUAR XJ12 1979 UK

JAGUAR XJ12 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 96 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
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ジャガー XJ12 イギリス

 

 1966年ジャガーは民族資本系グループのBMC(ブリティッシュ モーター コーポレーション)と合併し、BMH(ブリティッシュ モーター ホールディングス)が設立され、その2年後にはローバーも参入しBMLC(ブリティッシュ レイ ランド モーター コーポレーション)に発展しました。

 

 1968年にジャガーの新型としてXJシリーズが登場します。XJ6は420の後継でDOHC6気筒2.8L(142HP)/4.2L(180HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機および4速マニアルで、最高速188/199km/hの性能でした。1972年には420Gの後継となるXJ12が登場します。V型12気筒5.3L(272HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機で、.最高速236km/hの性能でした。XJはMK Xのデザインを踏襲していますが、近代的でサイズもかなり小さくなり、その分性能も高くなりました。XJシリーズは好評を博し、このスタイルはその後長い間継承されました。

 

 

 ミニカーはソリド製で1979年にマイナーチェンジしたシリーズ3をモデル化した物です。XJシリーズの当時物は少ないので、シャープな仕上がりでプロポーションの良いこのミニカーは貴重な存在です。XJ6はトミカ ダンディが1978年にモデル化していますが、そちらも貴重な存在です。

JAGUAR XJS 1991 UK

JAGUAR XJS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DETAIL CARS ART130 1/43 109mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 4L 241HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速229km/h
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ジャガー XJS イギリス

 

  Eタイプの後継として1975年にXJ-Sが登場しました。Eタイプのようなコアなスポーツカーではなく、名前からも分かるようにXJシリーズのスポーティなGTという位置づけでした。XJシリーズのホイールベースを短縮したシャーシに、EタイプのV型12気筒5.3L(295HP)エンジンを搭載し、.最高速245km/hの性能でした。デザインはロングノーズのEタイプのイメージを継承したユニークな物で、リアフェンダー上のフィンのような造形が特徴的です。

 

 当初はクーペしかありませんでしたが、1983年ににタルガトップ形式、1988年にフルオープンのカブリオレが追加されました。エンジンは1983年に6気筒3.6L(220HP)が追加され、その後6気筒4L、12気筒6Lに拡大されました。1991年にマイナーチェンジされ、名前がXJSに変わり、1995年まで生産されました。

 

 

 ミニカーは1993年に発売されたディテールカー製で、1991年式のXJSのモデルです。ディテールカーはこの手のスポーツカーをモデル化し、当時としてはかなり良い出来映えでした。ディテールカーはXJSのカブリオレもモデル化しています。それ以外では、コーギーの1/36、ポリスティルの1/25、トミカ、アートアート、ミニチャンプスなどがあります。

 
 

JAGUAR XJ220 1992 UK

JAGUAR XJ220 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430102222 1/43 117㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.93m 全幅約2.00m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒ツインターボ 3.5L 550HP 5段変速
性能: 最高速347km/h
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ジャガー XJ220 イギリス

 

 XJ220のプロトタイプはジャガーの技術者やデザイナーの余暇の趣味として製作され、1988年のバーミンガム モーターショーで発表されました。市販予定はなかったのですが、注文が殺到しジャガーとレーシングチーム TWR(トム ウォーキンショー レーシング)が連携して市販されました。エンジンやシャーシは当時のグループCカー XJR-10をベースにしています。DOHC 6気筒3.5Lツインターボ(550HP)エンジンをアルミハニカム構造のシャーシにミドシップ搭載し、サスペンションはダブルウィツシュボーン式とレースカーそのままの構造でした。

 

 ただし内装はコノリーレザーを使ったジャガー伝統の豪華な仕様となっていました。(さすがにウッドパネルは使ってない) 名前が示すように最高速220マイル/h(352km/h)が目標でしたが、実際には216マイル/h(346km/h)で、それでも当時世界最速でした。市販化に時間がかかり、実際に販売されたのは1992年でした。その間に市場は不況になり、さらに前述のTWRが1990年に開発したレースカーの公道仕様車 XJR-15(V型12気筒6L(450HP)エンジン)と競合することになりました。その為、販売台数は約280台と当初の予想ほどは売れませんでした。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製です。実車と見比べると、ミニチャンプス流のかっこよく見せる軽いデフォルメが施されていますが、うまく仕上げています。リアの透明なフードの下にエンジンが見えるのも雰囲気があります。これ以外にはレース仕様も含めてディテールカー(あまり良い出来ではありません)、デルプラドの世界の名車シリーズ、スパークなどがあります。

JAGUAR XJ8 (X308) 1998 UK

JAGUAR XJ8 (X308) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTO ART 53572 1/43 118㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4L 294HP 5段自動変速
性能: 最高速240km/h

 

ジャガー XJ8 (X308) イギリス

 

 ジャガーのXJシリーズは1986年に2代目のXJ40系にモデルチェンジします。ボディは大きくなり、基本的なスタイルは継承していますが直線的でモダンなデザインになっています。上級仕様のソブリンは角形ヘッドライトを採用していました。エンジンは新型の6気筒2.9L、DOHC 6気筒3.6L(221HP)でした。XJ40系のディムラー版はディムラー 3.6として設定されました。1990年のマイナーチェンジで、エンジンが3.2L/4Lに変更されました。1993年には併売していたシリーズ IIIの12気筒版が生産中止となり、後継としてV型12気筒6L(318HP)エンジン搭載のXJ40系のXJ12とディムラー ダブルシックスが設定されました。

 

 1994年に全XJシリーズ(ディムラー含む)がX300系に変わります。機構的にはXJ40系がベースですが、初代のXJシリーズ独特のフロントが復活します。(角形ヘッドライトは廃止されました) エンジンは排気量は同じながら新設計された物に変わりました。また6気筒4Lエンジンをスーパーチャージャーで326HPにパワーアップし足回りを固めたスポーツ仕様のXJR6(市販車初のスーパーチャージャー搭載車)が追加されました。

 

 

 1997年のマイナーチェンジでXJシリーズはX308系のXJ8(ディムラー 8)に変わります。外観はウインカーの形状が異なる以外はほとんど同じです。6気筒エンジンが新型のDOHC V型8気筒3.2L/4L(294HP)に変わり、12気筒エンジンが無くなりました。足回りを固めた高性能版のXJR(ディムラー版は スーパー V8)にはスーパーチャージャー付4L(375HP)エンジンが搭載されました。2003年にXJシリーズは3代目のX350系にモデルチェンジします。

 ミニカーはオートアート製で、X308系のXJ8です。(バリエーションでXJRもある) 実車がでかいのでミニカーも大柄ですが、プロポーションや細部の仕上げなど非常に良く出来ています。特にオートアートは1/43でも前輪がステアするギミックが付いていることもあって、底板部分のエンジンやサスペンションが細かく再現されています。2代目XJのミニカーは少なくて、XJ40系はNEOのディムラー ソブリン、X300系は見当たらず、X308系はこのオートアートぐらいしか無いようです。
 
 

JAGUAR XK8 (X100) 1998 UK

JAGUAR XK8 (X100) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE V101C 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.76m 全幅約1.83m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 4L 294HP 5段自動変速
性能: 最高速250km/h
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ジャガー XK8 (X100) イギリス

 

 1940年代の名車XKの名前を復活させたXK8はXJSの後継車として1996年に登場しました。E タイプを思い起こさせるフロントに低いルーフのクーペスタイルを組み合わせた優雅なデザインです。全輪独立サスペンションのシャーシはXJSを改良した物で、ボディ形式は2+2座のクーペと電動ソフトトップを備えるコンバーチブルの2タイプでした。エンジンは新設計のDOHC 8気筒4L(294HP)で、1999年に追加された高性能版のXKRはスーパーチャージャーを追加して375HPにパワーアップしていました。

 

 2002年にエンジンが4.2L(304HP/スーパーチャージャー付 406HP)に拡大され、変速機が6段自動変速に変わりました。2004年のマイナーチェンジで、フロントグリルの下にインテークが追加されるなどフロント/リアの意匠が変更されました。2006年に2代目XK (X150)にモデルチェンジします。高性能で美しいXK8は人気が高く10年間で約9万台が生産され、ジャガーのスポーツカーとして大ヒットしました。

 

 

 ミニカーはビテス製の当時物です。フロント周りの雰囲気がうまく再現され、全体的にも良い出来映えです。(ただウエストラインより上の部分がすこし小さめかなとも思いますが) ビテスはバリエーションでコンバーチブルやXKRを約20種類ほどモデル化しています。これ以外ではコーギーの1/36のボンドカー仕様(映画 Die Another Day)、ミニチャンプスのボンドカー仕様、オートアートのXKR、マイストのカブリオレなどがあります。

 

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