ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

FORD ESCORT MK I 1968 UK

FORD ESCORT MK I 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 168 1/43 98mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.05m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 52HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速137km/h
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フォード エスコート MK I イギリス

 

 小型車アングリアの後継車としてエスコートが1968年に登場しました。ごくオーソドックスな構造の後輪駆動車で、当初は4気筒1.1L(40HP)/1.3L(52HP)エンジンを搭載し、4段変速(3段AT)で最高速137km/hの性能でした。ボディは個性的なフロント グリルを持ち、フェンダーラインに少し抑揚のついたスポーティなスタイルです。1967年にヨーロッパ フォードが設立されたので、エスコートは1969年からドイツでも生産されました。

 

 1970年には4ドアが追加され、64HPにパワーアップした1300GT、ロータス製1.6L(105HP)DOHCエンジンを積んだツインカムなど高性能版も用意されました。それらの高性能版はラリーで大活躍し、エスコートのスポーツイメージを高めました。1974年までにイギリス/ドイツ合わせて約200万台が生産され、大ヒットしました。

 

 

 ミニカーはディンキー製で、当時物としてはメーベトイ、ポリトーイなどもあります。このヘッドライトが矩形なのはデラックス仕様で、標準仕様は丸型です。ディンキーのやや角張った作風のせいで、曲面的な実車のイメージから少し外れた出来映えになっています。ただこれは昨今のスケールモデル的な評価で、当時物としては良い出来映えのミニカーです。(ディンキーの作風はメーカーの個性と考えます)

 
 

GP BEACH BUGGY 1968 UK

GP BEACH BUGGY 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 381 1/45 68㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.2L 65HP 4段変速
性能: 最高速 不詳
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GP ビーチ バギー イギリス

 

 バギー(BUGGY CAR)とは、主に砂浜や砂漠などの悪路踏破性を重視した軽量な自動車です。海辺のレジャーに使用するビーチ バギー、砂漠走破用のサンド バギー、雪路走破用のスノー バギーなどの種類があります。ビーチ バギーで一番有名なのはデューン バギーと呼ばれたメイヤーズ マンクス(MEYERS MANX)で、1960年代のアメリカでサーファーなどに絶大な人気がありました。メイヤーズ マンクスはB.メイヤーがフォルクスワーゲン ビートルのシャーシのホイールベースを短くして、そこにグラスファイバー製のボディを載せたカスタムカーでした。メイヤーズ マンクスは他のカスタムカー ビルダーにコピーされよく似た亜流がたくさんありました。

 

 メイヤーズ マンクスの人気はヨーロッパにも波及しました。イギリスのGP SPEED SHOP(貿易商?)はメイヤーズ マンクスをイギリスの道路環境に合わせて改良し、GP ビーチ バギーとして販売しました。この車は当時のロンドンの若者にかっこいい車とみられてヒットしたそうです。本家のメイヤーズ マンクスとの意匠権争いに勝ったので、GP(Grand Prixの略)というブランドでの商売が出来たようです。ロングホイールベース仕様が追加され、1980年代初めまで人気があったそうです。

 

 

 ミニカーはコーギーの当時物で1970年に発売されました。イギリスで人気があったGP ビーチ バギーをモデル化しています。メイヤーズ マンクとはフロントパネルの形状などが違っているようですが、私にはどこがどう違うのか明確にはわかりません。当時のミニカーとしては普通の出来ばえで、流行だったスピードホイール仕様なのがいまいちです。屋根に積んでいるサーフボードは取り外しができます。(取り外した状態)ただ取り付けるときに少し力を入れすぎると、サーフボードを固定するレール部分が画像のように切れてしまいます。同じ当時物でディンキー(英)製もあり、それもGP ビーチ バギーの派生車かもしれません。メイヤーズ マンクス(デューン バギー)はポリトーイやオートピレンの当時物、最近の物ではNEOやBOSモデルなどのレジン製があります。

BMC MINI COOPER S POLICE 1968 UK

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DINKY 250 1/40 75㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 1275cc 76HP 4段変速
性能: 最高速154km/h
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BMC ミニ クーパー S ポリス イギリス

 

 イギリスでは1960年代に高速道路網の整備が進み、高速道路を巡回する警察車両が必要となりました。当初はジャガー E タイプサンビーム タイガーディムラー SP250などのスポーツカーが使われたそうです。それらの車は性能的には問題なかったのですが、警察業務に必要な機材を収納する点で問題がありました。そこで、1963年に登場した高性能で経済的な小型車であるミニ クーパー Sが1966年頃から正式に採用されました。

 

 モンテ カルロ ラリーで3度優勝していたミニ クーパー Sの動力性能は、逃走車と高速道路でカーチェイスするのにも十分だったようです。ボディカラーは目立たないように、白一色だったそうです。(屋根に回転灯が付いているので、すぐわかりますが) 1971年には大型車のローバーV8などに代替されたとのことなので、ミニ クーパー S ポリスはそんなに多くは使われなかったようです。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)の当時物で、1968年頃に発売されました。型番183のモーリス ミニ マイナーをベースにしています。リアに'AUSTIN COOPER S'のロゴが表示され、実車と同じ青色回転灯とアンテナ(実車にはこんな形では付いていないようですが?)が追加されています。ディンキーはミニ クラブマンのポリス仕様もモデル化しています。これ以外ではエリゴールやビテス、最近ではオックスフォード、京商(1/18)などの物があります。またミニ バンのポリス仕様はコーギーやブレキナの物があります。

 
 

BLMC MINI CLUBMAN 1969 UK

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DINKY(UK) 178 1/38 82㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.17m 全幅約1.41m
エンジン 変速機: 4気筒 998cc 39HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
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BLMC ミニ クラブマン イギリス

 

 フロントグリルと室内をモダンに変更したミニの高級版がクラブマンで、1969年に登場しました。メカ的な変更はなく、エンジンはセダンとエステート(トラベラー)が998cc(39HP)で、1275cc(60HP)を搭載しラジアルタイヤや3連メータを装備した高性能版の1275GTもありました。

 

 ミニの独特な顔付を変えてしまったクラブマンは評判が良くなかったようで、オリジナルデザインのミニよりも早く1980年には生産中止となりました。確かにフロントと従来のキャビンのデザインには違和感があり、いかにもとってつけたような感じがします。

 

 

  ミニカーはディンキー(英)の当時物です。1975年発売ですのでディンキーの最後の頃のまともなミニカーの一つです。フリーホイールが見苦しいですが、プロポーションはそこそこ良くできています。実車が不人気だったせいで、ミニカーは現在でもこれぐらいしか無いと思いますので、その意味で貴重なミニカーです。なお上述した型番183のミニとは大きさが違っていて全くの別物です。

DAIMLER SOVEREIGN 1969 UK

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VANGUARDS VA08800 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 4.2L 265HP 5段変速/3段自動変速
性能: 
データーベースでディムラー ソブリンのミニカー検索

 

ディムラー ソブリン イギリス

 

 XJシリーズののディムラー版はソブリンという名前で1969年に登場しています。MK IIではディムラー製エンジンでしたが、ソブリンではジャガーと同じエンジンを搭載しています。フロントグリルとエンブレムが違うだけの姉妹車ですが、車格的にはディムラーの方が高級という格付けでした。

 

 XJ12と同じ12気筒エンジン搭載車はダブルシックスという伝統的な名前で1972年に発表され、そのロングホイールベース版のバンデン プラ仕様も追加されました。ジャガー(ディムラーも含む)のセダンはXJシリーズにまとめられ、その後1986年、2003年のモデルチェンジでもこの独特のスタイルが継承され長く続きました。

 

 

 ミニカーは2003年発売のバンガーズ(コーギー)製です。バンガーズはXJシリーズをたくさんモデル化していてこれもその一つです。ヘッドライトにラインストーンを組み込んだところなどが昔のコーギー風で懐かしい作風です。基本的にジャガーと同じですが、フロントグリル上部にフルート(縦溝)が刻まれたディムラーのグリルとなっています。

 
 

TRIUMPH 2000 MK II 1969 UK

TRIUMPH 2000 MK II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGAURDS VA08203 1/43 109㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.63m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 6気筒 2L 84HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速160km/h
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トライアンフ 2000 MK II イギリス

 

 2000/2500にはコーチビルダーのカーボディーズ社が架装する5ドアエステートワゴンが1965年に追加されています。(イギリスではこの手の高級なワゴンの需要があるようです) 1968年にはTR5用の燃料噴射式2.5L(150HP)エンジンを搭載した2500PIが追加されました。

 

 1969年にミケロッティがフロントグリルを一般的なデザインに変更して、2000/2500はMK IIとなりました。1977年にローバーSDIに6気筒エンジンを搭載した廉価版が登場し、その車を後継として生産が終わりました。MK IIの総生産台数は20万台ほどでした。

 

 

 ミニカーは2003年発売のバンガーズ製で、当時物はないと思います。MK Iに比べるとデザインに個性がなくなっていますが、この方が一般受けするのかもしれません。(人気の高かった2代目のカリーナ(1977)に感じが似ています)

 

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