ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CARRO DI BORDINO 1854 

CARRO DI BORDINO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM X05 1/43? 170㎜

 

ボルディーノの蒸気車 イタリア

 

 蒸気エンジンの技術者ヴィルジニオ ボルディーノが馬車を改造して作った蒸気車 時速8km/hで走行したそうです。実物はイタリアのビスカレッティ自動車博物館に展示されてます。 フィギュアとの対比で、この車も巨大な車であることが分かります。(現在のベンツ プルマン ストレッチドリムジーンよりも長いし、高さはバス並み!)

 

 ミニカーはクラシックカーのミニカーを主力にしているイタリアのブルム(BRUMM)製で蒸気車をモデル化している「OLD FIREシリーズ」のものです。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約7メートル
エンジン 変速機: 蒸気機関 
性能: 時速8km/h
データーベースで蒸気車のミニカー検索
 

 
 

LONDON OMNIBUS HORSE DRAWN CARRIAGES 1886 GB

LONDON OMNIBUS HORSE DRAWN CARRIAGES 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MATCHBOX YSH2 1/43 160㎜

 

ロンドンの乗合馬車 イギリス

 

 これは車ではなく馬車ですが、消え去りつつあったこの時代の代表的な乗り物でしたのであえて比較する対象として載せました。

 

 ミニカーはイギリスの老舗マッチボックス(MATCHBOX)製です。とても細かく出来ていてよく出来た御者や乗客のフィギュアが乗っていることで、この時代の雰囲気が良く出ていると思います。馬車のモデル(ミニカー?)は何台かありますが、これが一番気に入っています。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約7メートル
エンジン 変速機: 馬2頭 
性能: 最高速約20km/h
 

AMEDEE BOLLEE LA MANCELLE (STEAM ENGINE) 1878 FRANCE

AMEDEE BOLLEE LA MANCELLE (STEAM ENGINE) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RAMI 30 1/43 90mm

 

アメデー ボレ ラ マンセル (蒸気車) フランス

 

 フランスの鐘職人アメデー ボレが作った蒸気車「ラ マンセル」です。この車はかなり実用的であったようで何台かが製造されています。それらの車の一台はロシアのぺテルブルグまでデモンストレーション旅行したとのことです。アメデー ボレはその後も蒸気車やガソリン車を製作しており、フランス自動車史上に優れた功績を残しています。

 

 ミニカーはクラシックカー専門のフランスのラミー(RAMI)製で、昔のミニカーですが実車に忠実にできていて雰囲気も良く出ています。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4メートル
エンジン 変速機: 蒸気機関 
性能: 最高速約35km/h
データーベースで蒸気車のミニカー検索
 

 
 

SCOTT OMNIBUS A VAPEUR  1892 FRANCE

SCOTT OMNIBUS A VAPEUR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RAMI 22 1/43 75mm

 

スコット 蒸気車 フランス

 

 蒸気機関が改良され小型 軽量化されたことによって、蒸気自動車が実用化されていきます。このスコットという車(たぶんフランスのメーカー)もその一例で、煙突の付いたボイラーが前にありますので蒸気機関車のような見た目になっていますが自動車です。 ただし私的な乗用車ではなく客室のシートが横向きのベンチシートで後部にドアが付いた小型バスです。フランスの自動車博物館に実車が保存されているようです。

 

 ミニカーは上記と同じラミー製です。40年以上も前に作られたミニカーですので現在のように精密なものではないですが、むき出しのボイラー部分が面白いミニカーです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3メートル
エンジン 変速機: 蒸気機関 
性能: 
データーベースで蒸気車のミニカー検索
 

DE DION BOUTON 1894 FRANCE

DE DION BOUTON 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RIO 30 1/43 145㎜

 

ド ディオン ブートン 蒸気車 フランス

 

 フランスの貴族ド ディオン伯が玩具職人のジョルジョ ブートンなどと協力して作った蒸気車 蒸気車が人力車のような客車を引いています。1984年に開催された世界初の自動車レー ス パリ-ルーアン レースで、最初にゴールした車です。(ただし釜炊き要員が必要な点などが審議された結果、2位になっていますが)

 

 ミニカーはクラシックカーのミニカーを主力にしているイタリアのリオ(RIO)製です。この車は見ていてとても面白いです。乗っているフィギュアは別のミニカーからの借り物でこのミニカーの付属品ではありませんが、実によく似合っています。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6メートル
エンジン 変速機: 蒸気機関 
性能: 時速20km/h程度
データーベースで蒸気車のミニカー検索
 

 
 

DE DION BOUTON VIS A VIS (TYPE G) 1900 FRANCE

DE DION BOUTON VIS A VIS (TYPE G) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RAMI 2 1/43 56㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 単気筒 498cc 4.5HP 2段変速
性能: 最高速35km/h  
データーベースでド ディオン ブートンのミニカー検索

 

ド ディオン ブートン ヴィザヴィ (タイプ G) フランス

 

 前述した蒸気車だけではなく、ド ディオン ブートンはパイオニアとして黎明期の自動車に多大な貢献をしています。後輪サスペンションでデファレンシャルギアを車体側に設けるド ディオン アクスルはド ディオン ブートンの発明です。1895年に完成させた4サイクル単気筒ガソリンエンジン(137㏄)は電気コイル式の点火方式を採用し、当時としては驚異的な高回転(3500rpm)を達成した高性能エンジンで、ルノーのレースカーなど多くのメーカーで使われました。その発展型の単気筒240㏄ 1.75HPエンジンを搭載した3輪車(トライシクル)は一万台以上も生産され、ガソリン自動車の普及に寄与しました。

 

 この3輪車を発展させ前方にシートを追加した4輪車(クワドリシクル)が1899年に登場しました。この車はさらに発展して、画像のような向かい合ったシート配列(VIS A VIS ヴィザヴィと呼ぶ)を持つようになりました。エンジンはシート下に配置され、中央にレバー式ステアリング/変速レバーが付いています。この車あたりが実用的な自動車の始まりといえるでしょう。その後ド ディオン ブートンはV型8気筒エンジン搭載の大型車まで作るようになりましたが、1930年代に自動車市場から撤退しています。

 

 

 ミニカーはフランスのクラシックカーを専門にモデル化していたRAMI製です。50年以上も昔に作られたものですので、現在のミニカーのように精密なわけではありませんが、実車の雰囲気をうまく再現しています。RAMIにはこの他にも同時代のド ディオン ブートンが2台あります。あまりモデル化されていない初期の自動車のミニカーとしてRAMIのミニカーは貴重なものです。

 

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