ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

LAND ROVER SERIES II 88 1960 UK

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VITESSE 470 1/43 83㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.62m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 2.3L 68HP 4段変速
性能: 最高速105km/h
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ランドローバー シリーズ II 88 イギリス

 

  ローバー社が戦時中のジープにヒントを得て、小型の多目的車として開発したのがランドローバーで、1948年に登場しました。乗用車の60(P3)をベースにしており、4気筒1.6L(51HP)エンジンを搭載し、4段変速機に2段のトランスファー(前後軸動力分配機)を追加し、後輪駆動と全輪駆動を切り換えられました。

 

 ラダーフレームの頑丈なシャーシにアルミ製ボディを載せ、最高速は90km/hほどでした。この車は発売されるとすぐに評判となり、軍用や民間用として世界中で大ヒットしました。戦後の復旧などでこの様な多目的の需要があったのと頑丈で信頼性が高かったのが理由でしょうか。ともあれこの車の大ヒットはローバー社の業績に大いに寄与しました。

 

 

 ランドローバーのミニカーはたくさんあります。当時物としてはコーギーやディンキーなどで色々なバリエーションがあります。画像はビテス製で、一番良く見かけるジープタイプのモデルです。ヘッドライトがフロントグリル中央に並んでいる初期のシリーズ Iの外観ですが、1960年式となっていますので1958年以降のシリーズ IIのモデルということになります。(シリーズ IIも1966年頃まではシリーズ Iと同じ寄り目の外観でした)

 
 

LOTUS SUPER SEVEN S2 1960 UK

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VITESSE 27501 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.35m 全幅約1.48m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 76HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでロータス セブンのミニカー検索

 

ロータス スーパー セブン S2 イギリス

 

 エリートと当時に登場したセブンは、レースカーのマーク VIをベースとした安価なスポーツカーでした。4気筒1.2L(40HP)エンジンを搭載したタイプで、最高速130km/hの性能でした。当時イギリスでは自動車の物品税が高かったので、この車をキットで購入し自分で組み立てることで安価に済ませることが出来ました。

 

 またエンジンにフォード100EやBMCのAタイプなどの中古エンジンを流用することも可能で、財布の軽い若者の入門用の車として人気を呼びました。セブンはシリーズ4(S4)まで発展しましたが、イギリスのキットカー優遇税制廃止やアメリカの安全基準の強化などで、1973年に生産中止となりました。

 

 

 その後セブンの製造販売権と生産設備はロータスの代理店であったケーターハム社へ売却され、ケーターハムのブランドで現在も生産されています。またそれ以外にも、多くの国でセブンのレプリカが作られています。

 セブンも当時物のミニカーが無く、これはビテス製です。高性能版のスーパーセブンでテールライトの形状などから、シリーズ2をモデル化したようです。サスペンションやエンジンなどが再現されていて非常に良い出来です。ケーターハムも含めてセブンのミニカーは非常に多くあります。最近でもミニチャンプス、イクソなどから出ています。

COOPER T51 F1 1960 UK

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BRUMM R278 1/43 82㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.5m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.5L 240HP 4段変速
性能: 最高速280km/h
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クーパー T51 F1 イギリス

 

 クーパーの歴史は自動車修理工場を営むクーパー父子が、1946年にレーシングカーを製作したことから始まります。最初に開発されたクーパー 500はオートバイの単気筒500㏄エンジンをミドシップ搭載するF3マシンでした。この車はF2クラスに匹敵する性能があり、大ヒットしました。ミドシップ方式で操縦性が優れていたのでしょうが、この方式を採用したのは単に後輪をチェーン駆動するのに最適だったからだそうです。戦前にアウトウニオンがミドシップ方式を採用していましたが、当時のハイパワーエンジン主体のマシンではその真価がわからなかったのでした。

 

 1950年にはF3マシンとしてFIAに認証されますが、F3ではクーパーが圧倒的に強くレースが成立しなかったようです。ブリストルの6気筒2Lエンジンをフロントに搭載するF2マシン T20が1952年に登場します。(この時はまだミドシップ方式の優位性に気づいていなかった) T20はF2規格で行われた1952-53年グランプリのプライベーター用マシンとして使われました。

 

 

 1957年にクライマックス製 DOHC 4気筒2Lエンジンをミドシップ搭載するT43が登場し、クーパーはワークスとしてF1に参戦します。デビュー戦の1957年モナコGPでは6位で、1958年アルゼンチンGPで初優勝(ドライバー S.モス)します。これはリアエンジン車によるF1初勝利でした。T43はサスペンションを改良したT45に変わり、1959年にエンジンを2.5Lに拡大したT51が登場します。1959年シーズンのクーパーは9戦中5勝して、初のコンストラクターズ選手権を獲得し、J.ブラバムがドライバー選手権を得ました。

 ミニカーはブルム製で、1997年頃に発売されました。1959年モナコGP優勝車(ドライバー J.ブラバム)をモデル化しています。ブルムもこのころになると、初期の物よりレベルの高い出来ばえとなりました。(ウインドーの取り付けが浮いてますが、押さえれば治ります) クーパー初期のF2はテクノ、ソリド、ディンキー、ポリトーイなどの老舗ブランドが揃って当時物をだしていることで、当時の人気がうかがえます。
 
 

BEDFORD TK HORSE TRANSPORTER 1960? UK

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CORGI 1104 1/47 255mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約12m 全幅約2.6m
エンジン 変速機: 4気筒3.3L/3.6L 6気筒5L/5.4L ディーゼルなど 4段変速
性能: 最高速 不詳  
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ベッドフォード TK 競争馬運搬車 イギリス

 

 イギリスの商用車ベッドフォードはGM系列の自動車メーカーであるヴォクスホールの商用車ブランドでした。シボレーからベッドフォードにブランドが変わったのは1930年で、小型バン、トラック、大型トラック、バスなど幅広く商用車を揃えていました。第2次大戦中は軍用トラックなどの軍需品の生産を行いました。(当時のベッドフォードの名前で12CWTや30CWTは積載量を示します。1CWTは約45㎏で12CWTは540㎏となりますので小型商用バンクラス、30CWTは1350㎏で小型トラッククラスです)

 

 戦後もイギリス有数の商用車メーカーとして発展しましたが、1980年代には競合他社に対する競争力がなくなり、1991年にベッドフォード ブランドはなくなりました。小型商用車はオペルやヴォクスホールに移管されました。戦後のベッドフォードとして有名なモデルとしては、1950年に登場した大型トラックのSタイプとその後継車で1959年に登場したTK、1952年に登場した短いノーズで特徴のある顔付きの小型商用車CA、1963年に登場したヴォクスホール ビバをベースにした小型商用車HA、ボンネットバスのOB/OWB、軍用トラックののQLなどがありました。

 

 

 ミニカーはコーギー製で、1973年頃に発売されました。ベッドフォード TKの競争馬運搬車(セミトレーラー)をモデル化しています。実車があるかどうかは不明ですが、縮尺1/48と少し小さめながらトラクターやトレーラーはそこそこリアルにできています。(なお連結されたトレーラーは分離できません) コーギーお得意の馬や作業員のフィギュアが付き、ちょっとしたジオラマが楽しめるミニカーに仕上がっています。馬に着せる被服(馬着というらしい)が紙のシール製で付属しています。(1頭だけ被せてあります)

 このミニカーは最初は型番1130でチッパーフィールド サーカスのトレーラーとして1962年に発売された物を変更しています。これ以外にもベッドフォード TKのトラクターを使った、ダンプカー、カートランスポーター、重量物運搬トレーラーなどのバリエーションが10種類ほどあります。コーギーはTKの前のモデル(Sタイプ)も数種類モデル化しています。ベッドフォードのミニカーは、当時物ではディンキーやマッチボックス、最近の物ではオックスフォードなどが色々な車種をたくさんモデル化しています。

JAGUAR MK X 1961 UK

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NOREV 2700000 1/43 119mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.1m 全幅約1.94m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3.8L 255HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速196km/h
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ジャガー MK X イギリス

 

 MK IXの後継としてMK Xが1961年に登場しました。主要な市場であったアメリカの要望を受け、ボディは全長5.1m全幅1.94mにまで大型化されました。車高は1.38mと低められたので、幅広く低い堂々たるスタイルになりました。丸型4灯式ヘッドライトを採用した独特のフロントはイギリス車らしいエレガントなデザインで、このスタイルはその後のジャガーの基本となりました。サスペンションには4輪独立懸架が採用され、MK IXの3.8L(255HP)エンジンを継承し、4速マニュアルか3速自動変速機仕様で、最高速196km/hの性能でした。

 

  1964年にはエンジンが4.2L(288HP)に拡大され、1966年にはフロントグリルが2分割されて車名が420Gに変わります。420Gにはホイールベースを長くしたリムジーンが追加され、これをベースにして1968年にはディムラー DS420が登場しています。なお上記SタイプのフロントをMK Xと同じデザインにしたモデルが420と言う名前で1966年に登場していますが、これと420Gは全くの別物です。

 

 

 ミニカーはノレブ製で2000年頃に購入した物ですが、元々は実車と同じ1960年代にプラスチック製で発売された当時物でした。ノレブは昔製造していたプラスチック製の型を使って、ダイキャスト製でリファインした物を作っていますが、これもその一つです。このMK Xはオリジナルの型の出来が良いので、細かいところに手を掛けることで、元のプラスチック製とは別物のように見える仕上がりとなっています。(元のプラスチック製の画像はこちら 経年変化でかなり変形してます)

 
 

JAGUAR E TYPE 1961 UK

JAGUAR E TYPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BOX MODEL 8460 1/43 106mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3.8L 265HP 4段変速
性能: 最高速240km/h
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ジャガー E タイプ イギリス

 

  XKシリーズの後継として1961年に登場した2シーターのスポーツカーがEタイプでした。当時ジャガーはCタイプDタイプがレースで活躍していたので、その関連でEタイプと名付けられました。エンジンはMK IIと同じDOHC6気筒3.8L(265HP)で、4輪独立懸架、4輪ディスクブレーキ、最高速は240km/hと高性能でした。

 

 当初はオープンのロードスターとクーペの2タイプでした。ロングノーズの華麗なデザインで高性能ながら安価なEタイプは人気を博し、アメリカなどで大ヒットしました。1964年にエンジンが4.2Lに拡大されトルクがアップし、変速機やブレーキが改良され、内装も見直されました。

 

 

 人気の高いEタイプのミニカーはたくさんあり、当時物としては コーギーディンキーテクノなどがありました。当時物も良いのですが、画像は個人的に一番雰囲気が良く捕らえられていると思うボックス製の物で、このロードスター以外にクーペもあります。ワイパーが3連式になっていることはこのミニカーで知りました。

 

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