ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

AUSTIN HEALEY SPRITE MK I 1958 UK

AUSTIN HEALEY SPRITE MK I 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DETAIL CARS 413 1/43 81㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.48m 全幅約1.35m
エンジン 変速機: 4気筒 948cc 43HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでオースチン ヒーレー スプライトのミニカー検索

 

オースチン ヒーレー スプライト MK I イギリス

 

 上記ビッグヒーレーに対してスモールヒーレーと呼ばれるスプライトは、MGなどの小型スポーツカーの一番底辺を狙って開発されました。コストを下げるために、BMCで最も廉価なオースチンA35からエンジン948cc(43HP)やサスペンションなどの基本パーツを流用しています。エンジンは非力ながらも、640kgの軽量モノコックボディ故に最高速は130km/hでした。小型スポーツカーに造形が深いイギリス流の優れた設計で、小さいながらも優れた操縦性のスポーツカーに仕上がっていました。1961年までに約5万台が生産されています。

 

 特徴的なヘッドライトから日本ではカニ目、アメリカではバグアイ(虫の目)、イギリスではフロッグアイ(カエルの目)とあだ名されています。なおスプライトは1961年にMK IIに切り替わっていますが、このMK IIはMG ミジェットの姉妹車となりました。両車はまとめてスプリジェットと呼ばれることがあります。

 

 

 ミニカーはディテールカー製です。愛嬌のあるカニ目がうまく再現されているかわいらしいモデルです。他にはディテールカーと同じ型を使っていると思われるソリド、最近ではイクソ、エブロ、スパークなどがあります。なお実車の時代が古いので、当時物のミニカーはないようです。

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LAND ROVER SERIES II 109 TOW TRUCK 1958 UK

LAND ROVER SERIES II 109 TOW TRUCK 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 477 1/46 100㎜ (アーム除く)

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 4気筒 2.3L 72HP 4X2段変速 4WD
性能: 最高速105km/h
データーベースでランドローバー シリーズ IIのミニカー検索

 

ランドローバー シリーズ II 109 レッカー車 イギリス

 

 前述したようにランドローバーは戦時中のジープをヒントにした多目的の小型車として開発されました。したがって最初はホイールベースが80インチ(2.03m)と短いオープンの小型トラックでした。ボディはアルミ製のシンプルな物で、キャンバス製の屋根とドア上半分はオプションで、ヘッドライトは最初はフロントグリルの内側についていました。(多分オフロード走行を考量しての処置?) またエンジン始動は手動のクランク式ハンドル(知らない人もいるでしょうが)でも可能でした。

 初期のランドローバーの4輪駆動方式は2段の副変速機を持つ本格的なフルタイム4WDでした。副変速機は通常は高速側で使い、極めて滑り易い路面などを極低速で走行する場合に低速側にセットします。フルタイム4WDながらトランスファーにフリーホイール機構を備えていたので、前輪の駆動力をカットすることもできました。後に高速では2WDと4WDを切り替えることもできるようになったようです。

 

 農業用トラクターとしての需要も見込んでいたので、農業用のスキやクワを取り付けるアタッチメント接続機構やそれを駆動する為のPTO(Power Take Off:動力取出装置)も最初から設定されていました。これはドイツの多目的車 メルセデス ベンツ ウニモグと同じような設定で、ランドローバーも乗用車だけではなく、消防車やレッカー車など様々な用途で使われることになりました。

 

 

 ミニカーはコーギーの当時物で、1974年に購入しました。このピックアップが最初にモデル化されたのは1957年で、シリーズ Iをモデル化していました。その後この型を使って様々なバリエーションが作られ、1960年頃に型が少し修正されてシリーズ IIのモデルに変わったようです。(ただ小修正なので厳密にはシリーズ IIとは言えないかも) このレッカー車仕様は1960年に型番417で登場し3回仕様変更されて、最終的に型番477として1977年頃まで販売されたロングセラーのミニカーでした。(約170万台以上が売れています)

 画像のレッカー車は最終型で、ホイールが見た目が良くないスピードホイールに変更されています。1960年に型が作られているので素朴な作りですが、プロポーションは良くできています。クレーンは左側面のノブを回すことで巻上げることができます。(巻上部の画像) 単純なしかけですが、子供向けギミックとしては人気があったようです。これ以外のシリーズ IIの当時物ミニカーとしてはスポットオン、ディンキーなどで色々な仕様があります。最近の物では、オックスフォード、ブレキナなどがあります。

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AUTSTIN A40 FARINA COUNTRYMAN 1959 UK

AUTSTIN A40 FARINA COUNTRYMAN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA11203 1/43 86mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.66m 全幅約1.51m
エンジン 変速機: 4気筒 948cc 34HP 4段変速
性能: 最高速113km/h
データーベースでオースチン A40のミニカー検索

 

オースチン A40 ファリーナ カントリーマン イギリス

 

 A35のシャーシにピニンファリーナがデザインしたボディを載せたのがA40 ファリーナで1958年に登場しました。エンジンはA35と同じ948cc(34HP)で、4段変速で最高速113km/hの性能でした。1959年には上下2分割式テールゲートを持つカントリーマンが追加され、その機能的なデザインはハッチバック車の元祖とされています。

 

 1961年にフロントグリルを変更してMK IIに発展し、1967年まで生産されました。テールフィン的なリアエンドを持つこの機能的なデザインは好評だったそうで、この後のBMC車のデザインのベースになっているように思います。

 

 

 A40はコーギー初期の当時物があるのですが、そんなレア物は持ってなくて、これは2010年発売のバンガーズ製です。プロポーションが良くシンプルで良質なミニカーに仕上がっています。安価ながらもエッティング材のワイパーを使い、なおかつワイパーがほとんど目立たないのもこのブランドの良いところです。

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MORRIS OXFORD V 1959 UK

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VANGUARDS VA05402 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約1.61m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 55HP 4段変速
性能: 最高速126km/h
データーベースでモーリス オックスフォードのミニカー検索

 

モーリス オックスフォード V型 イギリス

 

 ピニンファリーナ デザインを採用した車はファリーナ サルーンと呼ばれ、1958年に中型車に、1959年に大型車にも適用されました。中型車はモーリス オックスフォード、MG マグネット MK III、オースチン A55 ケンブリッジ、ウーズレー15/16などで、大型車(6気筒エンジン)はオースチン A90 ウエストミンスター、ウーズレー6/100、バンデン プラ プリンセスなどがありました。

 

 それぞれ同じようなスタイルのボディでしたが、エンジンや内装が変えられており、いわゆるバッジ エンジニアリングの車でした。これらは1961年にボディをマイナーチェンジされ、1968年頃まで生産されました。なおファリーナ サルーンの中/大型車は同じようなデザインで各ブランドの独自性が損なわれたことなどで、あまり好評では無かったそうです。

 

 

 ミニカーは中型車の代表モーリス オックスフォードで2003年頃発売のバンガーズ製です。ピニンファリーナによる同時期のプジョー 404とそっくり同じデザインとなっています。ファリーナ サルーンの大型車は適当なミニカーがありませんが、基本的にはグリルが違うだけで同じようなデザインです。

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MORRIS MINI MINOR 1959 UK

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DINKY(UK) 183 1/40 75㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでBMC ミニのミニカー検索

 

モーリス ミニ マイナー イギリス

 

 1956年に第2次中東戦争(スエズ動乱)が勃発し石油価格が高騰しました。この状況に対応した経済的な新しいコンセプトの小型車として、BMCの開発コードでADO15(ADO :Austin Design Officeの略)と呼ばれたミニが開発されました。2ボックス スタイルの斬新な小型車で、それを実現したのは横置きエンジンによる前輪駆動方式とゴムを用いたラバーコーン サスペンションでした。

 

 アレック イシゴニスはエンジンの下にギヤボックスを配置するというイシゴニス方式を考案し、実用車で4気筒エンジンを横置き搭載した前輪駆動方式は世界初でした。オースチン製の4気筒848cc(34HP)エンジンを搭載し、約650kgの小型軽量ボディで4段変速、最高速125km/hの性能でした。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)の当時物で、1/43より少し大きめです。メタル製のグリルなど少しごついですが、ディンキーらしい出来映えです。同じ型でポリス仕様もあります。

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AUSTIN SEVEN 1959 UK

AUSTIN SEVEN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 570 1/40 71㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでオースチン セブンのミニカー検索

 

オースチン セブン イギリス

 

 ミニという名前は先に成功したモーリス マイナーのMINOR(ラテン語でより小さいの意)に対して、さらに小さいという意味を込めてラテン語で最小を意味するMINIMUSから付けたそうです。またオースチン版のオースチン セブン(SE7ENと表記されることが多い)という名前は戦前の傑作小型車セブンにちなんだものでした。(1962年からはセブンからミニに改名された)

 

 モーリスとオースチンはグリルの形状とボンネット/トランクのエンブレムが違っていました。グリルの違いはオースチンが9本の波形横バーで構成されるのに対して、モーリスは7本の縦バーと10本の横バーの格子で構成されていました。(簡単にいうと縦バーが明確に目立つのがモーリス)

 

 

 ミニカーはビテス製で1992年頃に発売されました。これはオースチン セブンですがモーリス ミニもあって、グリルとエンブレムがちゃんと作り分けてあります。他にも左ハンドル仕様などバリエーションがたくさん出ています。

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