ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

MORRIS OXFORD V 1959 UK

MORRIS OXFORD V 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGUARDS VA05402 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約1.61m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 55HP 4段変速
性能: 最高速126km/h
データーベースでモーリス オックスフォードのミニカー検索

 

モーリス オックスフォード V型 イギリス

 

 ピニンファリーナ デザインを採用した車はファリーナ サルーンと呼ばれ、1958年に中型車に、1959年に大型車にも適用されました。中型車はモーリス オックスフォード、MG マグネット MK III、オースチン A55 ケンブリッジ、ウーズレー15/16などで、大型車(6気筒エンジン)はオースチン A90 ウエストミンスター、ウーズレー6/100、バンデン プラ プリンセスなどがありました。

 

 それぞれ同じようなスタイルのボディでしたが、エンジンや内装が変えられており、いわゆるバッジ エンジニアリングの車でした。これらは1961年にボディをマイナーチェンジされ、1968年頃まで生産されました。なおファリーナ サルーンの中/大型車は同じようなデザインで各ブランドの独自性が損なわれたことなどで、あまり好評では無かったそうです。

 

 

 ミニカーは中型車の代表モーリス オックスフォードで2003年頃発売のバンガーズ製です。ピニンファリーナによる同時期のプジョー 404とそっくり同じデザインとなっています。ファリーナ サルーンの大型車は適当なミニカーがありませんが、基本的にはグリルが違うだけで同じようなデザインです。

 
 

MORRIS MINI MINOR 1959 UK

MORRIS MINI MINOR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 183 1/40 75㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでBMC ミニのミニカー検索

 

モーリス ミニ マイナー イギリス

 

 1956年に第2次中東戦争(スエズ動乱)が勃発し石油価格が高騰しました。この状況に対応した経済的な新しいコンセプトの小型車として、BMCの開発コードでADO15(ADO :Austin Design Officeの略)と呼ばれたミニが開発されました。2ボックス スタイルの斬新な小型車で、それを実現したのは横置きエンジンによる前輪駆動方式とゴムを用いたラバーコーン サスペンションでした。

 

 アレック イシゴニスはエンジンの下にギヤボックスを配置するというイシゴニス方式を考案し、実用車で4気筒エンジンを横置き搭載した前輪駆動方式は世界初でした。オースチン製の4気筒848cc(34HP)エンジンを搭載し、約650kgの小型軽量ボディで4段変速、最高速125km/hの性能でした。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)の当時物で、1/43より少し大きめです。メタル製のグリルなど少しごついですが、ディンキーらしい出来映えです。同じ型でポリス仕様もあります。

AUSTIN SEVEN 1959 UK

AUSTIN SEVEN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 570 1/40 71㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでオースチン セブンのミニカー検索

 

オースチン セブン イギリス

 

 ミニという名前は先に成功したモーリス マイナーのMINOR(ラテン語でより小さいの意)に対して、さらに小さいという意味を込めてラテン語で最小を意味するMINIMUSから付けたそうです。またオースチン版のオースチン セブン(SE7ENと表記されることが多い)という名前は戦前の傑作小型車セブンにちなんだものでした。(1962年からはセブンからミニに改名された)

 

 モーリスとオースチンはグリルの形状とボンネット/トランクのエンブレムが違っていました。グリルの違いはオースチンが9本の波形横バーで構成されるのに対して、モーリスは7本の縦バーと10本の横バーの格子で構成されていました。(簡単にいうと縦バーが明確に目立つのがモーリス)

 

 

 ミニカーはビテス製で1992年頃に発売されました。これはオースチン セブンですがモーリス ミニもあって、グリルとエンブレムがちゃんと作り分けてあります。他にも左ハンドル仕様などバリエーションがたくさん出ています。

 
 

AEC ROUTEMASTER LONDON BUS 1959 UK

AEC ROUTEMASTER LONDON BUS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 468 1/72 115㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約8.4m 全幅約2.4m 全高約4.4m
エンジン 変速機: ディーゼル 6気筒 9.6L 115HP 4段半自動変速
性能: 最高速50km/h
データーベースでロンドン バスのミニカー検索

 

AEC ルートマスター ロンドン 2階建てバス イギリス

 

  上記タクシーと並んでロンドンの風物詩として有名なのが2階建てバスです。ルートマスターはAEC(Associated Equipment Company)社が製造していた2階建てバスのブランドです。2階建てバスはロンドン市内の路面電車やトロリーバスの代替として開発され、1959年に登場しました。標準のRM型で大きさは全長X全幅X全高が8.4(RML型は9.1)X2.4X4.4mと日本の中型バス程度ですが、高さはやはりかなり高く日本では公道を走れません。

 

 定員は1階28人2階38人の計64人です。6気筒9.6L(115HP)ディーゼルエンジンを搭載し、最高速50km/h程の性能でした。約2800台がロンドン市内で使われたそうです。運転席の左横にエンジンが配置されており、後部にオープンデッキ方式の出入り口があり、昔懐かしい車掌さんが乗車していました。このバスは構造的に運転手が料金精算を行うワンマンバス化が難しいので、車掌さんがずっと付いていたそうです。

 

 

 車体の老朽化、排出ガス規制の強化、オープンデッキ方式の安全性の問題などで2005年頃に退役し、現在は一部が記念品として運行されているそうです。2005年頃まで運行していたとは驚きましたが、古い物を大事にするお国柄なんですね。

 ミニカーはコーギー製で1964年から11年間も作られていたベストセラーで、非常に多くのバリエーションが存在します。室内もそこそこに再現されていて、運転手と車掌さんのフィギュアが付いています。このミニカーの縮尺ははっきりしなくて1/65としているWEBサイトもありますが、全長8.4mで計算してみると1/72ぐらいになり、全幅のサイズもそれぐらいとなっていますので、1/72とするのが正しいと思われます。

ROLLS ROYCE SILVER CLOUD II 1959 UK

ROLLS ROYCE SILVER CLOUD II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 115 1/43? 122㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.41m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.2L (200HP) 4段自動変速
性能: 最高速(180km/h)
データーベースでロールス ロイス シルバー クラウドのミニカー検索

 

ロールス ロイス シルバー クラウド II イギリス

 

 1955年にシルバー ドーンはシルバー クラウド Iに、ベントレー R タイプはS1 タイプに発展します。これ以前のロールス ロイスとベントレーはホイールベースが異なるなどの明確な違いがありましたが、この時点で両車はグリルとエンブレムだけが異なるだけの同じ車になってしまいました。シルバー クラウドのエンジンは4.6Lのままながら大幅に改良され、シャーシは新設計で最高速は170km/hと、ロールス ロイスとしては初めて100mp/hを越えた車となりました。

 

 1959年に新設計のV型8気筒6.2Lエンジンが搭載され、シルバー クラウドはII型となりました。この変更は6気筒エンジンが排気量拡大の限界に達し、かつV8エンジンが当たり前となりつつあったアメリカ市場をにらんだものでした。

 

 

 ミニカーはソリド初期の当時物です。50年も前の1960年に発売されたミニカーですが、プロポーションが正確でかつ実車の雰囲気を見事に再現した傑作ミニカーです。(ただ1/43より少し小さめ) ワイパーやマスコットなどの(余計な)細かいパーツは付いていませんが、そのようなパーツが無くても素晴らしいミニカーが成立することが分かっていただけるでしょう。

 
 

ROLLS ROYCE PHANTOM V LIMOUSINE 1959 UK

ROLLS ROYCE PHANTOM V LIMOUSINE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 198 1/48 127㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6.1m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.2L (200HP) 4段自動変速
性能: 最高速(165km/h)
データーベースでロールス ロイス ファントムのミニカー検索

 

ロールス ロイス ファントム V リムジーン イギリス

 

 王族や国家元首の公用車としてシルバー レイスよりも大きな車の要望があり、1950年にファントムがファントム IVとして復活します。この車は16台(18台ともいわれる)だけ製作された特別な車でした。シルバーレイスより大きく重厚なリムジーン ボディ(車重2.5t)に、ロールス ロイス初の直列8気筒5.7L(約170HP)エンジンを搭載し、最高速度160km/hの性能でした。ファントム IVの1号車はイギリス王室御料車で、その他も公用車として使われ一般人には販売されませんでした。

 

 1959年にはファントム Vが登場します。シャーシの基本設計はシルバー クラウドと同じですが、ホイールベースとトレッドが拡大されています。エンジンもシルバー クラウド IIと同じ新設計のV型8気筒6.2Lエンジンが搭載され、4段自動変速機とパワステが標準装備でした。なおボディはまだコーチビルダーが架装していましたが、この頃には基本的なデザインは決まっておりかつてのような自由度は無くなっていました。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)製で1962年発売の当時物です。1/43では大きくなりすぎるので1/48で製作されたのだと思いますが、それでも結構大きくて堂々としたミニカーに仕上がっています。品の良いツートンカラー、赤いシート、青い制服の運転手さんと、どこかの富豪の私有車といった雰囲気です。

 

ページ  « 前へ 1...10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  ...37 次へ »