ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

LOTUS ELEVEN 1957 UK

LOTUS ELEVEN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
QUARTZO QLM025 1/43 ㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.4m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 76HP 4段変速
性能: 最高速158km/h
データーベースでロータス イレブンのミニカー検索

 

ロータス イレブン イギリス

 

 ロータスはマーク VIの成功を受けて、ルマンに出場する本格的なレーシングカーの開発に着手します。1954年にマーク VIIIが完成し、シルバーストーンでクラス優勝しています。この車はマーク IX、マーク Xと発展し、1956年にXI(イレブン このモデルから「マーク」が付かない)が登場します。イレブンの最大の特徴はアルミパネルを補強材とした航空機のようなスペースフレーム構造で、車重は約400kgと非常に軽量でした。フランク コスティンのデザインした流線形ボディで、コベントリー クライマックス製4気筒1.1L(76HP)エンジンを搭載しています。

 

 1955年にマーク IXでルマンに初参戦しますが、リバースギアを使ったことで失格となりました。1956年ルマンにはイレブンで出場し、総合7位(クラス優勝)、1957年ルマンでは総合9(クラス優勝)-14-16位となっています。イレブンにはフォード製4気筒1.2Lエンジンも搭載され、ボディもドライバー後方の大きなテールフィンがあるものとないものがあります。1957年にフロントサスペンションなどを改良してシリーズ 2となり、1958年まで生産され総生産台数は約270台でした。

 

 

 ミニカーはカルツォ製で、2000年頃発売されました。1957年ルマンで14位となった車(750ccエンジン搭載)をモデル化しています。(画像はWEBサイトから借用しました)カルツォは旧ビテスグループのブランドで、画像で見る限りではなかなか良い出来ばえです。これ以外では老舗コーギーの当時物、最近のものではスパークやBOSモデルなどがあります。

 
 

LEYLAND ATLANTEAN LONDON BUS 1958 UK

LEYLAND ATLANTEAN LONDON BUS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 295 1/76 124㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約9.4m 全幅約2.4m 全高約4m
エンジン 変速機: ディーゼル 6気筒 11.1L 185HP? 半自動変速
性能: 最高速96km/h?
データーベースでロンドン バスのミニカー検索

 

レイランド アトランティアン 2階建てバス イギリス

 

 ロンドンバスとしては上述したルートマスターが有名ですが、それ以外にも2階建てバスのメーカーはありました。ルートマスターとほぼ同時期に登場したレイランド社のアトランティアンは、エンジンを後方に配置し車両の前部に出入り口があります。この構造は料金の精算を運転手が行うことが出来ることから、車掌のいないワンマン運行が可能となりました。全長が9.1m(又は10m)とルートマスターよりも長く、その分定員が78人と多くなっています。初期のアトランティアン (PDR型)はレイランドのO.600型ディーゼルエンジン(6気筒 9.8L 125HP)を搭載し、最高速50km/h程の性能でした。

 

 2階建てバスとしては他にブリストル社のフリートラインとディムラー社のVRがありましたが、これら3社は1968年にブリティッシュ レイランド社として統合されています。アトランティアンは1986年までに約15000台が生産され、様々な車体が架装されました。

 

 

  ミニカーはディンキー(英)製で、1973年に発売されています。1972年に登場した2代目のAN68型(全長9.4m O.680型ディーゼルエンジン搭載)をモデル化しているようで、車体も直線的なラインの近代的な物となっています。最後部の出っ張った部分にエンジンが横置きに配置されています。ボディカラーも伝統的な赤でなく、PR用の派手なカラーリングになっています。

JAGUAR MK IX 1958 UK

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OXFORD JAG9002 1/43 118mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.99m 全幅約1.85m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3.8L 220HP 4段変速
性能: 最高速183km/h
データーベースでジャガー MKのミニカー検索

 

ジャガー MK IX イギリス

 

 上記XK120と同時に発表された戦後型のサルーンがMK Vです。上述したようにMK V以前のMK IからIIIは存在しません。MK IVのシャーシを改良し、ボディを新しくした物で、エンジンはMK IVと同じ6気筒2.6L、3.5Lを搭載していました。1950年にはボディと一体化したフェンダーを持つ近代的なデザインを採用したMK VIIが登場します。(マーク VIは欠番で存在しません) シャーシはMK IVのままでしたが、エンジンはXK120と同じDOHC 3.5L(160HP)を搭載し、最高速160km/hと大型車ながらもかなり高性能でした。

 

 同等の性能をもつベントレーなどの高級車よりも安く、XK120をイメージさせるダイナミックなスタイルのMK VIIシリーズはアメリカ市場で好評でした。MK VIIは1956年にMK VIII、1958年にMK IX(3.8L(220HP)エンジン)に発展しました。

 

 

 ミニカーは2010年のオックスフォード製です。 正確なプロポーションと実車に即したツートンカラーで、この古典的な高級大型車の雰囲気が良く再現されています。この時代のジャガーのサルーンは今までミニカーが無かったのですが、オックスフォードがMK VII、MK VIIIもモデル化してくれました。

 
 

TRIUMPH TR3A 1958 UK

TRIUMPH TR3A 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 240 1/43 87㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.84m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 2.1L 100HP 4段変速
性能: 最高速177km/h
データーベースでトライアンフ TR3のミニカー検索

 

トライアンフ TR3A イギリス

 

 アメリカ市場で好評であったジャガー XKMG TDの間を狙って開発されたのが、トライアンフのTR1(プロトタイプ)で1952年に発表されました。このTR1の評判が良かったので、翌年にTR2が発売されました。MG TDよりも近代的ですが、イギリス風の切れ込んだドアを持つクラシックな外観のボディに、4気筒2L(90HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速160km/hの性能でした。

 

 これはまさしくジャガーとMGの中間のサイズと性能です。価格的にはジャガーの半値ぐらいで、性能の割に安かったので好評だったようです。1955年にフロンドグリルを小変更し95HPにパワーアップしたTR3となり、1957年には100HPのTR3Aに発展しています。TR2/3は、約8万台が生産され、ほとんどがアメリカに輸出されました。

 

 

 当時物ミニカーとしてはディンキーやコーギーがありますが、これは1980年代に発売された初期のビテス製です。簡単な出来映えですが、プロポーションは悪くないと思います。リアに付いているのは荷物用のラックです。

ASTON MARTIN DB4 1958 UK

ASTON MARTIN DB4 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 218 1/46 96mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3.7L 240HP 4段変速
性能: 最高速240km/h
データーベースでアストン マーチン DB4のミニカー検索

 

アストン マーチン DB4 イギリス

 

 アストン マーチン社は1910年代に創立されました。名前の由来は創始者の一人であるライオネル マーティンがアストン クリントンという場所で行われたヒルクライム レースに優勝したことから付けられたそうです。戦前は高性能なスポーツカーやレースカーを製作していたようです。 1947年に実業家デビット ブラウンが経営に乗り出し、車名に彼のイニシャルであるDBが付くようになりました。1948年に試作されたレースカーは初戦のスパ フランコルシャンで優勝し、その性能を知らしめました。この車をベースにした市販車が2L スポーツ(後にDB1と呼ばれた)で、4気筒2L(77HP)エンジンを搭載し、最高速155km/hの性能でした。

 

 1950年にベントレーの設計者として有名なW.O.ベントレーが設計した直列6気筒2.6L(105HP)DOHCエンジンを搭載したDB2が登場しました。ボディはアルミ製で、フェンダーがボディと一体化した戦後型の2ドア クーペで最高速は190km/hと極めて高性能でした。 この車は1950年のルマンで優勝するなどレースで活躍し、高性能車としてのアストン マーチンのブランドを確立しました。DB2にはDB2/4という2+2座のハッチバックが追加され、エンジン排気量は3L(140HP)まで拡大されました。またレース仕様のDB3とその軽量版のDB3Sが各種レースで活躍しました。

 

 

 1958年にはDB4が登場しました。直列6気筒3.7L(240HP)DOHCエンジンを搭載し、最高速240km/hと当時世界最速の高級スポーツカーでした。軽量アルミ製ボディはトゥーリングのデザインで、クーペとドロップヘッドクーペ(オープンカー)がありました。1959年にホイールベースを短縮して2座としてエンジンを3.7L(302HP)にチューンした高性能版のDB4GTが追加されています。シリーズ5まで発展し1963年まで生産されました。

 ミニカーは1960年発売のコーギーの当時物です。ボンネットを開閉させるギミックをダイキャスト製として初めて実現させた画期的なミニカーでした。ボンネットの中には素朴な出来ですがエンジンがモールドされています。このギミックは人気があったのでしょう、5年間で98万台も販売されています。
 
 

AUSTIN HEALEY SPRITE MK I 1958 UK

AUSTIN HEALEY SPRITE MK I 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DETAIL CARS 413 1/43 81㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.48m 全幅約1.35m
エンジン 変速機: 4気筒 948cc 43HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでオースチン ヒーレー スプライトのミニカー検索

 

オースチン ヒーレー スプライト MK I イギリス

 

 上記ビッグヒーレーに対してスモールヒーレーと呼ばれるスプライトは、MGなどの小型スポーツカーの一番底辺を狙って開発されました。コストを下げるために、BMCで最も廉価なオースチンA35からエンジン948cc(43HP)やサスペンションなどの基本パーツを流用しています。エンジンは非力ながらも、640kgの軽量モノコックボディ故に最高速は130km/hでした。小型スポーツカーに造形が深いイギリス流の優れた設計で、小さいながらも優れた操縦性のスポーツカーに仕上がっていました。1961年までに約5万台が生産されています。

 

 特徴的なヘッドライトから日本ではカニ目、アメリカではバグアイ(虫の目)、イギリスではフロッグアイ(カエルの目)とあだ名されています。なおスプライトは1961年にMK IIに切り替わっていますが、このMK IIはMG ミジェットの姉妹車となりました。両車はまとめてスプリジェットと呼ばれることがあります。

 

 

 ミニカーはディテールカー製です。愛嬌のあるカニ目がうまく再現されているかわいらしいモデルです。他にはディテールカーと同じ型を使っていると思われるソリド、最近ではイクソ、エブロ、スパークなどがあります。なお実車の時代が古いので、当時物のミニカーはないようです。

 

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