ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

AUDI RS6 (C5) 2002 GERMANY

AUDI RS6 (C5)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI RS6 (C5)


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 243 1/43 115㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.86m 全幅約1.85m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 ターボ 4.2L 450HP
 5段自動変速 クワトロ4WD
性能: 最高速250km/h  データーベースでアウディ RS6のミニカー検索

アウディ RS6 (C5) ドイツ 2002年

 

 1994年にアウディ 80 アバントをベースにして、5気筒2.2L(315HP)ターボエンジンを搭載した限定生産の高性能版RS2が登場しました。RS2はポルシェが開発に協力し、ポルシェの工場で最終組立てが行われていました。クワトロシステム4WDの6段変速で最高速262㎞/hの性能でした。(実車画像→アウディ RS2 1994)

 RS2の後継車としてRS4の初代が1999年に登場しました。A4(B5)のスポーツ仕様のS4 アバントをアウディの子会社クワトロがチューニングし、V型6気筒ターボ2.7L(380HP)エンジンを搭載していました。(セダンはなくアバントのみ) クワトロシステム4WDの6段変速で最高速250㎞/hの性能でした。(実車画像→アウディ RS4 1999)

 

 1997年にA6 2代目(C5)が登場し、その高性能版S6が1999年に追加されました。S6のワゴン仕様のアバントにもクワトロがチューニングする特別仕様のRS6が2002年に追加されました。当初はアバントだけでしたが、すぐにセダン(北米向け)も追加されました。V型8気筒4.2L(300HP)エンジンはターボチャージャーで450HPにパワーアップされ、4WDクワトロシステムの5段自動変速で最高速250㎞/hの性能でした。ハイパワーに対応した太いタイヤを収める為のオーバーフェンダーがRS6の外観上の特徴でした。2007年にA6(C6)をベースにしたRS6 2代目(V型10気筒ターボ5L(580HP)エンジン搭載)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2015年に発売された国産名車コレクション製でメーカーはイクソです。プロポーションが良く雑誌付きミニカーとしては良く出来ています。ただしドアミラーの向きが変なのが少々気になります。(修正しようとしたら折れてしまってうまく治せませんでした) これ以外のRS6のミニカーは内装などの仕上げレベルを上げたイクソのカタログモデル、ミニチャンプスのセダン/アバントなどがあります。RS2のミニカーはネオ(レジン製)が、RS4のミニカーはミニチャンプスやヤトミンの1/72があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI RS6 (C5) 1
AUDI RS6 (C5) 2

アウディ RS2のミニカー→ データーベースでアウディ RS2のミニカー検索
アウディ RS4のミニカー→ データーベースでアウディ RS4のミニカー検索
アウディ A6のミニカー→ データーベースでアウディ A6のミニカー検索"

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1854

AUDI A4 (B7) QUATTRO 2004 GERMANY

AUDI A4 (B7) QUATTRO
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI A4 (B7) QUATTRO


MINICHAMPS 400014400 1/43 107㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.58m 全幅約1.77m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 200HP 6段変速/6段自動変速
性能: 最高速238km/h  データーベースでアウディ A4のミニカー検索

アウディ A4 (B7) クワトロ ドイツ 2004年

 

 2000年にアウディ A4の2代目 B6系が登場しました。外観は先代とほとんど同じでした。構造的にも同じ縦置きエンジンの前輪駆動車/4輪駆動車で、DOHC 4気筒2LとDOHC 6気筒3L(220HP)エンジンが新しく追加されました。2002年にはDOHC V型8気筒4.2L(344HP)エンジンを搭載する高性能版のS4が設定されました。従来のセダンとワゴンのアバントに加えて、2000年には生産中止となっていたカブリオレの後継車となるA4 カブリオレが2005年に設定されました。(実車画像→ アウディ A4 B6 2000)

 

 2004年にA4の3代目 B7型が登場しました。同年に登場したA6 3代目で初めて採用された大きく開口したフロントグリル(日本人デザイナー和田 智氏のデザインでシングルフレームグリルと呼ばれる)を採用したアウディの新しい顔になりました。先代がベースで、サスペンションなどが改良されました。エンジンは従来のDOHC 4気筒1.6L/1.8L/2Lに2.0L(200HP)直噴ターボ、V型6気筒3.2L直噴(256HP)が追加され、ディーゼルでは4気筒1.9L/2L V型6気筒2.5L/3L(204HP)ターボなどがありました。ボディ形式はセダンとワゴンのアバント、2006年にカブリオレも設定されました。先代同様DOHC V型8気筒4.2Lエンジンを搭載する高性能版のS4が2005年に設定され、さらに高性能なRS4も2006年に設定されました。2007年に4代目 B8型にモデルチェンジしました。(実車画像→ アウディ A4 B8 2007)

 

 

 ミニカーは2005年に発売されたミニチャンプス製です。A4 (B7) セダンをモデル化しています。フロントグリル、灯火類、室内などの細部がリアルで、ミニチャンプスらしいそつのない良い出来ばえです。ミニチャンプスはアバントとDTMレース仕様もモデル化しています。ミニチャンプス以外では、ブッシュ、ヘルパがセダンやアバントをモデル化しています。カブリオレはノレブ、ジク、ヴィーキングがモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI A4 (B7) QUATTRO 1
AUDI A4 (B7) QUATTRO 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1329

AUDI Q7 2005 GERMANY

AUDI Q7
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI Q7


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 273 1/43 119㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.1m 全幅約2m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4.2L 350HP 6段自動変速 フルタイム4WD
性能: 最高速248km/h  データーベースでアウディ Q7のミニカー検索

アウディ Q7 ドイツ 2005年

 

 アウディのSUVであるQシリーズのラインナップはQ2、Q3、Q5、Q7、Q8の5車種です。以下は簡単な概要です。

  • Q2 2016年登場 全長約4.2m エンジン ガソリン 3気筒1L/4気筒1.4L/2L ディーゼル 4気筒1.6L/2Lなど 高性能版 SQ2
  • Q3 2011年登場 全長約4.4m エンジン ガソリン 4気筒1.4L/2L/2.5L ディーゼル 4気筒2Lなど 高性能版 RS Q3
  • Q5 2008年登場 全長約4.6m エンジン ガソリン 4気筒2L/3.2L ディーゼル 4気筒2L/3Lなど 高性能版 SQ5
  • Q8 2018年登場 全長約5m エンジン ガソリン V型6気筒3L/V型8気筒4L ディーゼル V型6気筒3L/V型8気筒4Lなど

 

 2005年に登場したQ7 初代は大型のSUVで、3列シートの5/7人乗りで、グループ内のフォルクスワーゲン トゥアレグとシャーシを共用していました。エンジンはV型8気筒4.2L、V型6気筒3L/3.6L、 V型8気筒4.2Lターボ ディーゼル、V型6気筒3Lターボ ディーゼル、V型12気筒6Lターボ ディーゼル(2008年追加)などがあり、アウディ独自の4WD クワトロシステムを採用していました。 2010年のマイナーチェンジで前後のライト周りの意匠が変更され、内装も変更されました。2015年に2代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2016年に発売された国産名車コレクション製でメーカーはイクソです。室内の仕上げなどは簡素ですが、雑誌付きミニカーとしては良い出来ばえです。(値段を考えるとお買い得と言えます) これ以外のQ7のミニカーはシュコー、京商の1/18などがあります。 以下はフロントとリアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI Q7 1
AUDI Q7 2

アウディ Q2、Q3、Q5、Q8のミニカーは以下で検索できます。
データーベースでアウディ Q2のミニカー検索  データーベースでアウディ Q3のミニカー検索
データーベースでアウディ Q5のミニカー検索  データーベースでアウディ Q8のミニカー検索

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1781

AUDI A8 (D4) 2009 GERMANY

AUDI A8 (D4)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI A8 (D4)


KYOSHO 501.10.081.33 1/43 120㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.13m 全幅約1.95m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4.2L 372HP 8段自動変速
性能: 最高速248km/h   フルタイム4WD データーベースでアウディ A8のミニカー検索

アウディ A8 (D4) ドイツ 2009年

 

 2002年にA8 2代目 D3が登場しました。ボディが大きくなり、デザインは先代を踏襲していました。4ドアセダンのみで、2004年にロングホイールベース仕様が追加されました。構造的にも先代と同じ縦置きエンジンのフルタイム4WD車で、当初のエンジンはDOHC V型8気筒3.7L/4.2L(335HP)でした。後にV型8気筒3.9L(275HP)ディーゼル、DOHC V型6気筒3.2L(260HP)などが追加されました。2005年のマイナーチェンジで、アウディの新しい顔であるシングルフレームのフロントグリルに変わりました。同時にDOHC W型12気筒6L(450HP)エンジンが追加されました。また2006年にDOHC V型10気筒5.2L(450HP)エンジンを搭載した高性能版S8が登場しました。

 

 2009年にA8 3代目 D4が登場しました。デザインはヘッドライトの意匠が少し変わりましたが、ほぼ同じスタイルでした。アウディお得意の縦置きエンジンによるフルタイム4WDでした。当初のエンジンは先代と同じDOHC V型8気筒4.2L、DOHC V型6気筒3.0L、ディーゼルはV型6気筒3.0L、V型8気筒4.2Lなどでした。2011年にDOHC W型12気筒6.3L(500HP)エンジン搭載のロングホイールベース仕様が追加されました。2011年にDOHC V型8気筒4Lツインターボ(520HP)エンジン搭載の高性能版S8が登場しました。車内LAN、車線維持システム、夜間視野支援システマなど先進技術が採用され、2012年にはハイブリッド仕様が追加されました。2018年にA8 4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ アウディ A8 2018)

 

 

 ミニカーは2010年に発売された京商製でアウディの特注品です。実車の重厚な雰囲気が良く再現されていて、室内もリアルに出来ています。京商はカタログモデルでもA8 3代目をモデル化していますが、それとは内装の色が違っているようです。京商は1/18でロングホイールベース仕様もモデル化しています。これ以外のA8 3代目のミニカーはヘルパの1/87があります。A8 2代目のミニカーは京商の1/18、ミニチャンプス、ヘルパの1/87などがあります。 以下はフロントとリアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI A8 (D4) 1
AUDI A8 (D4) 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1330

AUDI R8 V10 2009 GERMANY

AUDI R8 V10
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI R8 V10


SCHUCO 501.09.184.23 1/43 104㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.43m 全幅約1.93m エンジン 変速機: DOHC V型10気筒 5.2L 525HP 6段変則/6段半自動変速 フルタイム4WD
性能: 最高速316km/h  データーベースでアウディ R8のミニカー検索

アウディ R8 V10 ドイツ 2009年

 

 アウディのスーパーカー R8は2006年に登場しました。2003年に発表されたルマン 3連覇を記念したコンセプトカー「アウディ ルマン クワトロ」をベースにしていました。(実車画像→アウディ ルマン クワトロ) 凄みのあるフロント/リアの造形やリアファンダーの色を変えたアクセントなどのデザインがほとんどそのまま量産化されました。R8はフォルクスワーゲン グループ内のランボルギーニ ガヤルドとシャーシを共有していました。アルミフレーム構造とカーボン複合素材の軽量ボディ、LEDヘッドライト、磁性流体を使ったマグネティックライドサスペンションなど革新的な技術が採用されていました。当初のエンジンはDOHC 直噴V型8気筒4.2L(420HP)をミドシップ搭載し、変速機はATモードとMTモードが選択可能な6段Rトロニック、駆動方式はクワトロ式フルタイム4WDでした。

 

  2009年にDOHC 直噴V型10気筒5.2L(525HP)エンジンが追加され、フロント周りの意匠が変更されました。2010年に電動で開閉するソフトトップを装備したオープン仕様のスパイダーが設定されました。2012年のマイナーチェンジで、フロント/リアの意匠が変更され、最上級グレードのV10 プラスが設定されました。同時にV型10気筒5.2Lエンジンは550HPにパワーアップし、7段変速のデュアル クラッチ トランスミッション「Sトロニック」が搭載されました。派生車としてFIA GT3レース仕様で後輪駆動に設定されたR8 LMS、少量生産された電気自動車のR8 eトロンがありました。2015年に2代目にモデルチェンジしました。2代目はランボルギーニ ウラカンとシャーシを共有しています。(実車画像→アウディ R8 2015)

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたシュコー製でアウディの特注品です。独特のフロント/リアの造形がリアルに再現されていて、シュコーらしい緻密な作りの良い出来ばえです。リアパネル下のエンジンや室内もそこそこリアルに再現されています。シュコーはスパイダーや2012年マイナーチェンジ後のモデルなど1/87も含めて約40種類ほどをモデル化しています。シュコー以外のR8のミニカーはヘルパの1/87、京商の1/64と1/18、トミカなど、レース仕様のR8 LMSはミニチャンプスやスパーク(レジン製)など非常にたくさんモデル化されています。 以下はフロントとリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI R8 V10 1
AUDI R8 V10 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1638

 

サラブレッド期 ← ページ  « 前へ 1  2  3  4  5  

 

 

 

当サイト掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2004-2024 MINIATURECAR MUSEUM All rights reserved.