ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

RUSSO BALT C24/30 LANDAULET 1910 RUSSIA

RUSSO BALT C24/30 LANDAULET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
USSR A22 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.3m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 4.5L 30HP 3段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでロシア製ミニカーのミニカー検索

 

ルッソ バルト C24/30 ランドレー ロシア 1910

 

 ルッソ バルト車両会社はロシア帝国時代の1894年に創業された会社で当初は馬車などを製造し、後に路面電車、自動車、航空機を製造するようになりました。最初の自動車は1909年に登場したルッソ バルト 24/30でした。この車はベルギーの自動車会社 フォンドウ (AUTOMOBILES CHARLES FONDU 1906年から1912年まで存続)の技術者を雇い、4気筒4.5Lエンジンを搭載したフォンドウ 24/30CV (1907)をライセンス生産したものだったようです。その後乗用車のK12、C24、E15とトラックのD24、M24、T40などが生産されるようになりました。1912年からは航空機も製造するようになりました。

 

 乗用車のベースとなったフォンドウ車はラリーなどで活躍していて、ルッソ バルト C24も1912年のモンテ カルロ ラリーで9位となっていますので、信頼性が高い車だったようです。ルッソ バルトの乗用車として一番高級であったC24にはトルペード、フェートン、ランドレー、リムジンなどがあり約350台ほどが生産されました。C24のランドレーはロシア皇帝の御料車として使われたようです。1917年のロシア革命でロシア帝国が崩壊し、ルッソ バルト社は1918年に国有化され、その後は軍用車だけを生産するようになり1923年にブランドが消滅しました。

 

 

 ミニカーは1985年に入手したソ連製のミニカーです。(オークションで入手したので正確な発売時期がわかりません) ルッソ バルトの初期型 C24/30 1910年式の上級グレードのランドレーをモデル化しています。プロポーショが正確で、クラシックカーに付き物の灯火類や金具類が金メッキしたパーツで再現され、床下部分のシャーシやサスペンションもそこそこ再現されているなど、クラシックカーの1980年代のミニカーとして良い出来ばえになっていました。この作風はイタリアの老舗ブランド リオのミニカーによく似ていて、たぶんお手本にしていると思われます。なおルッソ バルト C24のミニカーは最近までこのUSSR製しかありませんでしたが、最近になってデアゴスティーニのミニカー付き雑誌「Auto Legends USSR」シリーズでもモデルされました。

 なおソ連製ミニカーが日本国内に本格的に輸入されたのは1977年で、この時期にかなりの種類が販売されました。ほとんどモデル化されていないロシア製乗用車のミニカーということで、私もミニカー専門店でモスクビッチなどを購入しました。ただしこの時期に輸入されたソ連製ミニカーは当時のソ連の民生用製造業の品質レベルを反映していて、使用しているダイキャスト材に粗悪な物が多く、経年変化で破損するものが多かったです。その後も1980年代までソ連製ミニカーは単発的に輸入されていましたが、徐々に品質レベルは向上していきました。このルッソ バルトのミニカーは1980年代に作られた物だと思われますが、同時期に私が購入したソ連製ミニカーには経年劣化した物はなく、ダイキャスト材の品質は良くなったようで、材質だけではなくミニカー製作の技術レベルも向上していました。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RUSSO BALT C24/30 LANDAULET 1
RUSSO BALT C24/30 LANDAULET 2

 以下は室内の画像と床下部分の画像です。床下部分にはシャーシ/変速機/ドライブシャフト/サスペンションなどがそこそこリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RUSSO BALT C24/30 LANDAULET 31
RUSSO BALT C24/30 LANDAULET 4

 以下は上記と同時期に発売されたと思われるバリエーションで ルッソ バルト C20/30 トルペード 1909 (1/43 型番A36)の画像です。こちらはC24/30のオープン仕様のトルペードをモデル化しています。上記のランドレーはボンネットが固定されていますが、このトルペードはボンネットを外すことができ、2ブロック構造の4気筒エンジンがかなりリアルに再現されています。それ以外にもフロントグリルの細部などが異なりますが、基本的には上記のランドレーのバリエーションとみなすことができます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RUSSO BALT C24/30 TORPEDO 1
RUSSO BALT C24/30 TORPEDO 2

 以下は上記と同時期に発売されたと思われる ルッソ バルト C20/40 フェートン 1912 (1/43 型番A22)の画像です。C20/30の改良型でエンジンを40HPにパワーアップしたC20/40のフェートン(幌付のオープンカー)をモデル化しています。型番A22は上記のランドレーと同じ型番なのですが、ランドレーのバリエーションではなくかなり大幅な変更がされています。フロントグリルがロゴ付きに変わりグリル上にはマスコットがついています。ボディ全体にやや丸みがついてすこし近代的なボディになり、灯火類が増えホイールが変更されています。画像はありませんが床下部分も全くの別物になっていますので、バリエーションではなく新しく型を起したものになっています。これもクラシックカーの1980年代のミニカーとして良い出来ばえになっていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RUSSO BALT C24/40 PHAETON 1
RUSSO BALT C24/40 PHAETON 2

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GAZ A 1932 RUSSIA

GAZ A 画像をクリック/タップすると画像が変わります
USSR  1/43 90㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.9m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 3.3L HP 3段変速
性能: 最高速 不詳
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ガズ A ロシア 1932

 

 1910年代のロシアではルッソ バルト社が自動車を製造していましたが、1910-1920年代のロシアの自動車産業は未発達の段階でした。その為当時のロシアはアメリカのフォード社から乗用車やトラックを数万台レベルで調達していました。1922年に成立したソビエト連邦(ソ連)は自動車の国産化を進める為、フォード社との共同事業としてガズ(GAZ: Gorkovsky Avtomobilny Zavod 露語で:ゴーリキー自動車工場の意)社が1929年に創立されました。ガズは自動車製造工場を新設し、フォードの部品を使ってライセンス生産を行うことになりました。

 

 1932年にフォード A型のライセンス生産である中型乗用車ガズ-Aが登場し、ほぼ同時にフォード AA型のライセンス生産であるトラック ガズ AAも登場しました。1935年までに約10万台の車両(主にトラック)が生産され、フォードとソビエト連邦の契約は終了しました。その後製造技術を習得したガズはフォード V8をベースとしたガズ M1を1936年から生産し、1941年頃からは独自開発した国産車ガズ 11や初の全輪駆動車ガズ 61の生産が始まりました。(実車画像→ ガズ 11)

 

 

 ミニカーは1985年頃に発売されたと思われるソ連製のミニカーです。(オークションで入手したので正確な発売時期がわかりません) ガズ Aの初期型をモデル化していますが、本家のファード A型と比べるボディの丸みが少なく古臭い感じがします。(ガズ Aは本家の一世代前のボディの型を使っていたようです) 1980年代のミニカーとしては、フロントグリル/バンパー/ホイールが金属製でレトロな作風ですが、かなり正確に実車がモデル化されています。ドアが開閉するギミック付きです。1970年代に日本国内に輸入されたソ連製ミニカーは粗悪なダイキャスト材が使われているなどあまり出来が良くなかったのですが、1980年代に作られたと思われるこのガズ Aはかなり良い出来ばえに変わっています。これ以外のガズ A/AAのミニカーはブッシュのAA 1/87、ソ連の車をモデル化しているDIP MODELS(レジン製)のA タクシー、デアゴスティーニのミニカー付雑誌「Auto Legends USSR」シリーズのAなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GAZ A 1
GAZ A 2

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MOSKVITCH 403 1958 RUSSIA

MOSKVITCH 403 画像をクリック/タップすると画像が変わります
USSR A7 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.06m 全幅約1.54m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 45HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
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モスクビッチ 403 ロシア 1958

 

  旧ソビエト連邦の自動車会社モスクワ自動車工場(Moscow Automotive Plant)は前述したガズ(GAZ)と同時期の1929年に創業しました。ガズと同様に当初はフォード車をベースにしたガズ Aやガズ AAを生産していたようです。第2次大戦後にドイツから接収したオペル カデットの生産設備を移設し、1947年から戦前型のカデットをコピーした車にモスクビッチ 400という名前を付けて生産を始めました。モスクビッチとは「モスクワっ子」?という意味です。(実車画像→ モスクビッチ 400 1947)

 

 モスクビッチ 400は1954年にボディを変更して401となり、1956年にはさらにボディを一新した402に切り替わりました。1958年にはエンジンを1.4L(45HP)にパワーアップしグリルを変更した403に、さらにその改良型の407に発展しました。407は4気筒1.4L(45HP)エンジンを搭載し4段変速で最高速120km/hの性能でした。派生車として4輪駆動車の410やワゴン(バン)の424があり西側諸国へも少数が輸出されました。1964年に407は外観を一新して408にモデルチェンジしました。(実車画像→ モスクビッチ 407)

 

 

 ミニカーは1977年に発売されたソ連製で、モスクビッチ 403をモデル化しています。ソ連製ミニカーが日本国内に本格的に輸入されたのは1977年で、この時期にかなりの種類が販売されました。ほとんどモデル化されていなかったロシア製乗用車のミニカーということで、私もミニカー専門店でこのモスクビッチなどを購入しました。このモスクビッチはプロポーションが良く細部の仕上げもそこそこで当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。また金属製パーツを多用したやや古くさい作風が実車の雰囲気を再現するのに良く合っていました。購入当初から塗装の状態はいまひとつでしたが、現在は経年劣化で塗装の一部がヒビ割れてしまっています。ミニカーに使われた亜鉛合金も質が悪かったようで、ドアを開けようとしたらドアの窓枠が破損してしまいました。この時期に輸入されたソ連製ミニカーは当時のソ連の民生用製造業の品質レベルを反映していて、使用しているダイキャスト材には粗悪な物が多く、経年変化で破損するものが多かったです。その後も1980年代までソ連製ミニカーは単発的に輸入されていましたが、徐々に品質レベルは向上していきました。これ以外のモスクビッチのミニカーはヘルパの403 1/87、IST MODELSの400/401/402/407 1/43などがあります。 以下はフロント/リア(トランク開閉)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MOSKVITCH 403 1
MOSKVITCH 403 2

 以下は室内の画像と梱包箱の画像です。ミニカーは左前ドアの窓枠が破損して無くなっています。当時のソ連の経済状況を反映していて紙箱には質の悪い紙が使われていました。画像では良くわからないと思いますが、箱の紙はかなり安っぽい物です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH 403 3
MOSKVITCH 403 4

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GAZ M21 VOLGA 1959 RUSSIA

GAZ M21 VOLGA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO CLC032 1/43 112mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.84m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 4気筒 2.5L 75HP 3段変速
性能: 最高速130km/h
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ガズ M21 ボルガ ロシア 1959

 

 ロシアの自動車会社ガズ(GAZ:Gorkovsky Avtomobilny Zavod 露語でゴーリキー自動車工場の意)は、1929年にフォード社とソビエト連邦の共同事業として創立されました。1932年にフォード A型をベースにした中型乗用車ガズ Aとフォード AA型をベースにしたトラック ガズ AAの生産を始めました。フォード社との共同事業は1935年に終了しました。自動車製造技術を習得したガズはフォード V8をベースとしたガズ M1を1936年から生産し、1941年頃からは独自開発した国産車ガズ 11や、初の全輪駆動車ガズ 61の生産が始まりました。

 

 第2次大戦後の1946年にはガズ M20 ポベーダ(Pobeda)が登場し、この車はセミモノコックボディに前輪独立懸架と進んだ設計で、4気筒2.1L(52HP)エンジンを搭載し3段変速で最高速105km/hの性能でした。1956年にガズ M20はモノコックボディのガズ M21 ボルガに発展しました。4気筒2.5L(75HP)エンジンを搭載し3段変速で最高速130km/hの性能でした。ボディは当時のアメリカ車と良く似たデザインでした。個人向け乗用車としては当時の最上級車で高価でしたので個人所有は少なかったようで、ほとんどが公用車やタクシーとして使われたそうです。1960年代にはワゴン仕様が追加され、1970年頃まで生産されました。

 

 

 ミニカーは2003年に発売されたイクソ製です。1959年に登場したガズ M21のシリーズ2をモデル化しています。このミニカーはもともとはデアゴスティーニのミニカー付雑誌「TAXI OF THE WORLD (TAXI DEL MONDO 世界のタクシー)」シリーズ向けに作られたミニカーでした。(このシリーズの日本語版は途中で休刊となりましたが、海外では全30号が刊行されたようです。参照WEBサイト→ Taxi Collection イタリア語 ) これはその型を流用してイクソのカタログモデルとして発売されたものです。このミニカー付雑誌が無ければこの車がミニカー化されることはなかったと思われます。プロポーションがしっかりしていて、実車がうまく再現されています。メッキされた大きなグリル、その上のエンブレムとマスコット(前足を上げた鹿)などの細部もそこそこ良く再現されています。 以下はフロント(マスコット拡大)の画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GAZ M21 VOLGA 1
GAZ M21 VOLGA 2

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GAZ 13 CHAIKA 1959 RUSSIA

GAZ 13 CHAIKA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
USSR A27 1/43 130㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 8L 195HP 3段自動変速
性能: 最高速160km/h
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ガズ 13 チャイカ ロシア 1959

 

 ロシアの自動車会社ガズ(GAZ Gorkovsky Avtomobilny Zavod ロシア語で:ゴーリキー自動車工場の意)は、1929年にフォード社とソビエト連邦の共同事業として創立されました。フォード社との共同事業は1935年に終了し、自動車製造技術を習得したガズはフォード V8をベースとしたガズ M1の生産を1936年から始めました。1941年頃からは独自開発した国産車ガズ 11や、初の4輪駆動車ガズ 61の生産が始まりました。

 

 1958年に政府高官公用車としてガズ 12 ZIMが登場しました。ガズ 12 ZIMは6気筒3.5Lエンジンを搭載する全長5.5mの高級な大型リムジンで、3段変速で最高速120km/hの性能でした。この車は主に公用車として使われましたが個人所有も可能でタクシーや救急車としても使われました。 (実車画像→ ガズ 12 ZIM)

 ガズ 12 ZIMの後継車としてガズ 13 チャイカが1958年に登場しました。(チャイカとはロシア語でカモメの意) この車は政府高官専用車で、独自開発したV型8気筒8L(195HP)エンジンを搭載する大型リムジンでした。フロント周りのデザインは当時のアメリカの高級車パッカード カリビアンに似ていました。セダン、リムジン(ガズ 13A)、パレード用のカブリオレ(ガズ 13B)、ステーションワゴンの霊柩車など1981年までに約3000台が生産されました。(ただし国家元首専用車はガズ 13 チャイカではなく最上級車のジル(ZIL)でした)

 

 

 1977年にガズ 13 チャイカの後継車ガズ 14 チャイカが登場しました。外観が一新されアメリカのフォード リンカーンのような近代的なデザインになりました。全長は約6.11mで先代よりかなり大きい本格的なリムジンで、当時の最新の装備(オートエアコンなど)を備えていました。ただしドライブトレーンやサスペンションは先代をそのまま踏襲していました。V型8気筒8L(220HP)エンジンを搭載し3段自動変速で最高速175km/hの性能でした。リムジンと4ドアコンバーチブルがあり、1988年まで生産され総生産台数は約1000台でした。(実車画像→ ガズ 14 チャイカ)

 ミニカーは1981年頃に発売されたソ連製の当時物です。1977年頃にソ連製ミニカーが大量に輸入されたことがありましたが、その時期に輸入されたミニカーは粗悪なダイキャスト材が使われているなど品質的に今一つの物が多くありました。このガズ 13はその後しばらくしてから輸入されたもので、品質的には向上が見られました。金属パーツのフロントグリル、クロームモール、バンパーなどレトロな造形ですが、クラシックな外観のガズ 13にはその作風が似合っていて、実車の雰囲気が良く再現されていました。4ドアとトランクが開閉するギミック付きですが、ドアの建付けはあまり良くありません。これ以外のガズ 13 チャイカのミニカーはIST MODELがあり、IST MODELにはガズ 12とガズ 14 チャイカもあります。またロシア車のミニカーはデアゴスチーニのミニカー付き雑誌「AUTO LEGENDS USSR」シリーズで150車種ほどがモデル化されていて、その中にもガズ 12、ガズ 13 チャイカ、ガズ 14 チャイカがあります。 以下はフロントの拡大画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GAZ 13 CHAIKA 1
GAZ 13 CHAIKA 2

 以下は4ドア開閉ギミックの画像と室内の画像です。ドアの建付けは隙間だらけであまり良くありませんが、4ドア開閉ギミックを付けたことは評価できます。1/43サイズの4ドア開閉ギミックで建付けをうまく仕上げるのは技術的に難しいので、これでも良くやったレベルと言えるでしょう。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GAZ 13 CHAIKA 3
GAZ 13 CHAIKA 4

 以下は1985年頃(オークションで入手したので発売時期は推定です)に発売されたソ連製のガズ 14 チャイカ 1977 (1/43 型番不祥)の画像です。実車全長が約6.1mと大きいので、ミニカーも全長141㎜の大きなサイズです。フロントグリル/バンパー/ホイールにプラスチック製メッキパーツを採用して作風が目新しくなっています。これも実車の雰囲気が良く再現されていて、当時のミニカーとしてはよく出来ていました。ボンネットとトランクの開閉ギミック付きで、上記ガズ 13で懲りたのかドア開閉ギミックはついていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GAZ 14 CHAIKA 1
GAZ 14 CHAIKA 2

  以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。エンジンルーム内にエンジンが再現されていますが、かなり適当な造形です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GAZ 14 CHAIKA 3
GAZ 14 CHAIKA 4

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MOSKVITCH 408 1964 RUSSIA

MOSKVITCH 408 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1410 1/43 95mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.09m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 50HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
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モスクビッチ 408 ロシア 1964

 

 1964年にモスクワ自動車工場のモスクビッチ 407は外観を一新して408に発展しました。ただし中身は407のままで性能もほぼ同じでした。1967年には新設計の4気筒1.5L(70HP)エンジンを搭載し角型ヘッドライトを採用した412が登場し、4段変速で最高速が150km/hに向上しました。1969年に408は412と同じ外観となり408 シリーズ 2として412と併売されました。408と412は丈夫で安価な乗用車として人気があり、西側諸国にも輸出されました。1976年には名前がモスクビッチ 2140に変わり1985年まで生産されました。(実車画像→ モスクビッチ 2140)

 

 モスクビッチ 2140の後継車として1986年に新設計で大幅に近代化されたの5ドアハッチバック 2141 アレコ(Aleko)が登場しました。アレコはフランスのシムカ 1307をコピーした中型車で、4気筒1.5L-1.8Lエンジンを縦置き搭載する前輪駆動車でした。1991年に旧ソビエト連邦が崩壊し西側諸国の車が流入すると、旧ソビエト連邦の国産車は太刀打ちできませんでした。1990年代前半にロシア連邦が成立しモスクワ自動車工場(当時の名前はAZLK)は「Moskvitch Joint Stock Company」と改名され民営化されましたが、結局2002年に倒産しました。(実車画像→ モスクビッチ 2141 アレコ 1986)

 

 

 ミニカーは1968年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。4灯式ヘッドライトを装備した408の輸出仕様をモデル化しています。(408国内仕様は2灯式ヘッドライト) 1960年代のミニカーですから、フロントグリル/ヘッドライト/バンパーは銀色塗装処理された素朴な作りです。ディンキー(仏)らしいスケールモデル的なリアルな造形で、当時のミニカーとしてはレベルの高い出来ばえでした。ボンネットが開くギミック付きです。当時ソ連車のミニカーはこれだけしかなかったので、車種的には珍しいミニカーでした。これ以外の408のミニカーは以下で紹介するソ連製ミニカー、ヘルパの1/87、IST MODELSなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MOSKVITCH 408 1
MOSKVITCH 408 2

 以下は1977年に発売されたソ連製のモスクビッチ 408 1969 (1/43 型番A1)の画像です。外観は角型ヘッドライトを採用した412と同じですが、ミニカーの底板には408と表示されているので、これは1969年から1976年まで生産された408 シリーズ 2をモデル化しているようです。ソ連製ミニカーが日本国内に本格的に輸入されたのは1977年で、この時期にかなりの種類が販売されました。以下のモスクビッチ 408/412/426/427/434/ピックアップのミニカーはその当時に購入したミニカーです。(当時の定価は1000円で国産ミニカー並みで安価でした) いずれもフロントグリル/バンパーに金属製パーツを使ったやや古くさい作風ながら、プロポーションが良く細部の仕上げもそこそこで当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。ただいずれも購入当初から塗装の状態はいまひとつで、現在では経年劣化で塗装の一部がヒビ割れてしまったものがあります。またほとんどが前後車軸を支えていた板バネがへたって車高が下がった状態になっています。この408はボンネットが開くギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH 408 3
MOSKVITCH 408 4

以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH 408 5
MOSKVITCH 408 6

 以下は1977年に発売されたソ連製のモスクビッチ 412 1967 (1/43 型番A2)の画像です。これは4気筒1.5Lエンジンを搭載した412をモデル化しています。外観は上記の408と全く同じですが、実車同様にボンネットを開いたエンジンルーム内のエンジンの造形が変えてあります。実車のエンジン形状に準じた造形なのでしょうが?、エアフィルターぐらいしか判別できません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH 412 1
MOSKVITCH 412 2

 以下は1977年に発売されたソ連製のモスクビッチ 412 ポリス (1/43 型番A8)の画像です。ボディに表示されたロシア語の「МИЛИЦИЯ」は警察の意、「ГАИ」は交通警察の意ですから、交通の取り締まりを行うパトカーです。ボンネットの開閉ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH 412 POLICE 1
MOSKVITCH 412 POLICE 2

 以下は1977年に発売されたソ連製のモスクビッチ 426 コンビ (1/43 型番A12)の画像です。426 コンビは上記408 シリーズ 2の5ドアハッチバックのようです。フロントグリルの意匠が412と少し異なっています。これはドアとハッチバックの開閉ギミック付きです。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH 426 1
MOSKVITCH 426 2

 以下は1977年に発売されたソ連製のモスクビッチ 427 ワゴン (1/43 型番A7)の画像です。427は412の5ドアワゴンのようです。フロントグリルは412と同じで、上記426 コンビ(5ドアハッチバック)とはリアのデザインが異なり、こちらの方が本格的なワゴンのデザインとなっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH 427 1
MOSKVITCH 427 2

 以下は1977年に発売されたソ連製のモスクビッチ 434 商用バン (1/43 型番A6)の画像です。リアウィンドーが潰された3ドアの商用バンです。ボンネットの開閉ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH 434 1
MOSKVITCH 434 2

 以下は1977年に発売されたソ連製のモスクビッチ ピックアップ (1/43 型番A19)の画像です。408のピックアップ仕様で、フロントグリルは2灯式ヘッドライトを備えた408初期型のデザインとなっています。ボンネットとドアの開閉ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MOSKVITCH PICKUP 1
MOSKVITCH PICKUP 2

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GAZ 2401 VOLGA 1970 RUSSIA

GAZ 2401 VOLGA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
USSR A14 1/43 112mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.74m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 4気筒 2.5L 86HP 4段変速
性能: 最高速145km/h
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ガズ 2401 ボルガ ロシア 1970

 

 前述したガズ M21の後継車としてガズ 2401 ボルガが1970年に登場しました。外観は同時期のアメリカ製コンパクトカーのようなオーソドックスなデザインでしたが、先代と比べるとかなり目新しくなりました。ガズ M21と同じ4気筒2.5Lエンジンながら86HPにパワーアップし、フルシンクロの4段変速で、最高速車145km/hの性能でした。ただしこの性能は同時期の西側の車に比べると見劣りしました。

 

 1972年にステーションワゴンが追加され、1974年にV型8気5L(190HP)エンジンを搭載した政府用公用車が追加されました。ピックアップやパレード用のコンバーチブルも追加され、1985年以降は改良型のガズ 2410 ボルガ(外観はフロントグリルの小変更のみ)として1992年まで生産されました。ソビエト連邦時代の1970年代以降には個人がマイカーを所有するようになったようで、大衆車では前述したモスクビッチやラーダがありました。このガズ 24 ボルガは日本ではクラウン クラスの高級車だったようです。当時数社ほどあったソ連の自動車会社の乗用車は同じような中身で外観を変えただけの物が多く、いずれも親方日の丸的な経営でモデルチェンジもあまりしなかったようです。

 

 

 ミニカーは1980年頃に発売されたソ連製です。1977年にソ連製ミニカーが大量に輸入されたことがありましたが、これはそれからしばらくしてから輸入された物のようです。1977年に輸入された物(モスクビッチ 403など)はあまり製造品質が良くなかったのですが、このボルガは全体的に品質レベルの向上が見られました。プロポーションはまずまずで、実車の雰囲気がうまく再現されています。前述したモスクビッチと同じようなレトロな作風であるのは変わりませんが、ボンネット/4ドア/トランクが開閉し、開閉ギミックの建てつけは良くなりました。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。エンジンルーム内のエンジンの造形は結構リアルです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GAZ 24 VOLGA 1
GAZ 24 VOLGA 2

 以下は4ドア開閉動作/室内の画像と床下部分の画像です。床下部分には変速機/ドライブシャフト/サスペンションなどが結構リアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GAZ 24 VOLGA 3
GAZ 24 VOLGA 4

 以下は上記と同時期に発売されたと思われるガズ 2402 ボルガ ステーションワゴン (1/43 型番A15)の画像です。上記のバリエーションでワゴンをモデル化しています。このワゴンは3列シートの7-8人乗りで、重い荷物を運搬する用途以外では一般人には販売されませんでした。主に公用車や救急車、タクシーとして使われました。ボンネット/4ドア/リアゲートが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GAZ 24 VOLGA 2402 1
GAZ 24 VOLGA 2402 2

 以下は上記と同時期に発売されたと思われるガズ 2403 ボルガ アエロフロート (1/43 型番A17)の画像です。これは上記ワゴンのバリエーションでアエロフロート(ロシア航空)の空港作業車をモデル化しています。屋根の表示灯に表示された「Аэрофлот」は英語では「Aeroflot」の意、テールゲートのリアウィンドーに表示された「СЛЕДУЙТЕ ЗА МНОЙ」は英語では「Follow Me」(航空機を誘導する合図)の意です。何故かフェンダーミラー?とワイパーが追加されています。前後バンパーのメッキ処理が経年変化で劣化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GAZ 24 VOLGA 2402 1
GAZ 24 VOLGA 2402 2

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LADA 1200 (VAZ 2101) 1970 RUSSIA

LADA  1200 (VAZ 2101) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
USSR A9 1/43 96mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.07m 全幅約1.61m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 60HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでラーダのミニカー検索

 

ラーダ 1200 (VAZ 2101) ロシア 1970

 

 アフトヴァース(Avto VAZ)社は現在のロシア最大の自動車会社で、1966年にイタリアのフィアット社と提携して創立されました。当初はボルガ川の近くに本社工場があったので、ボルガ自動車工場(VAZ:Volga Auto Zavod)と呼ばれていました。1970年に最初の自動車としてファイト 124をライセンスしたVAZ 2101(車名ZHIGULI:ジグリとも呼ぶ)の生産が始まりました。VAZ 2101はソ連で開発したエンジンが搭載され、サスペンションを補強するなどロシアの道路環境に合わせて設計変更されていました。当初のエンジンは4気筒1.2L(60HP)で4段変速で最高速140km/hの性能でした。

 

 1971年にワゴン仕様のVAZ 2102が追加されました。1972年に上級仕様として1.5L(75HP)エンジンを搭載したVAZ 2103(フィアットでは124 スペシャルに相当)が追加されました。VAZ 2103は4灯式ヘッドライトと大型化したテールライトで外観を差別化していました。1974年にエンジンを1.3L(68HP)に拡大したVAZ 21011が追加されしました。VAZ 2101は1988年、VAZ 2103は1984年まで生産されました。後継車はVAZ 2105/2106/2107でした。ベースとなったフィアット 124は当時の西側の最新型であった為、VAZ 2101はソ連国内にライバルが無く圧倒的なシェアを確保しました。また低価格な乗用車としてラーダ 1200/1300/1500という名前で西側/東側諸国に輸出されました。(実車画像→ VAZ 2103 1972) (実車画像→ VAZ 2105 1980) 

 

 

 アフトヴァース社はヴォルガ自動車工場時代にロータリーエンジンを製造しており、パトカーやKGB向け車両として1ローターのロータリーエンジン(70HP)を搭載したVAZ 21018がありました。ただこのロータリーエンジンは耐久性に問題があったようで少量生産だったようです。同社は2002年頃までロータリーエンジン搭載車を生産したとのことですが、NSUやマツダへのライセンス料を支払っていなかったとのことです。

 ミニカーは1977年に発売されたソ連製の当時物で、前述したモスクビッチ 408と同時期に輸入された物です。輸出仕様のラーダ 1200をモデル化しています。金属製のグリル/バンパーなど作風がやや古くさいですが、プロポーションが良く当時のミニカーとしてはそこそこの良い出来ばえでした。外観が同じですのでフィアット 124をベースにしていることは明確ですが、このソ連製ミニカーではやや雰囲気が違う感じがします。ボンネットとトランクが開閉するギミック付きです。ボンネット内のエンジンや室内の造形も結構リアルです。バリエーションでワゴン仕様のVAZ 2102もありました。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LADA 2101 1
LADA 2101 2

 以下は上記のバリエーションで同時期に発売されたソ連製の VAZ 2102 (1/43 型番A11)の画像です。テールゲートが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LADA 2102 1
LADA 2102 2

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LADA NIVA (VAZ 2121) 1976 RUSSIA

LADA NIVA (VAZ 2121) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
USSR A20 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.74m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 76HP 5/4段変速
性能: 最高速132km/h
データーベースでラーダ ニーヴァのミニカー検索

 

ラーダ ニーヴァ  (VAZ 2121) ロシア 1976

 

 前述したアフトヴァーズ社のラーダ 1200の派生車として、乗用車タイプの4WD車ラーダ ニーヴァ(VAZ 2121)が1976年に登場しました。 フィアット124がベースですが、ボディ、四輪駆動システム、サスペンションなどはアフトヴァース社の設計でした。センターロック機能を持つデフと副変速機を持つ本格的なフルタイム4WD車で、当時のソ連車としては非常に先進的な車でした。4気筒1.6L(76HP)エンジンを搭載し、5段変速で最高速132km/hの性能でした。優れたサスペンションと高い最低地上高で悪路走破能力が高く、ソ連の厳しい道路事情を反映した車でした。

 

 優れた4WD性能に加えて安価で頑丈なこの車は世界各国に輸出され、日本でも硬派の4WD車マニア向けに1980年代に販売されました。価格以外の点で評価された唯一のソ連車ではないかと思います。1.7Lエンジンや1.9Lディーゼルエンジンが追加され、2006年頃まで生産されました。アフトヴァーズ社は2001年にGMと合弁しGM-AvtoVAZ社を設立しています。現在はオペルやシボレーの小型車をベースにした車を販売しているようです。ニーヴァも改良されてシボレー ニーヴァとして発売されました。(実車画像→ シボレー ニーヴァ 2002)

 

 

 ミニカーは1980年代に発売されたソ連製の当時物です。1970-1980年代に購入したソ連製ミニカーのなかでも、このミニカーが一番凝った作りのミニカーとなっていました。自国の優れた車ですから、モデル化する際の思い入れが違うのでしょう。独得のフロントグリルや高い車高など実車の雰囲気がかなりよく再現されています。ドア、ボンネット、テールゲートが開閉し、床下部分には実車に即したサスペンションが再現されていて前輪が操舵できます。さらにソ連製ミニカーは塗装の経年劣化が多いのですが、このニーヴァはなぜかほとんど劣化していません。これ以外のニーヴァのミニカーはブレキナのポリス仕様など約30種類 1/87、IST モデル、イクソ、ホワイトボックス、ネオ(レジン製)などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/テールゲート開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LADA 2121 NIVA 1
LADA 2121 NIVA 2

 以下はドアを開いた室内の画像と前輪操舵ギミック動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LADA 2121 NIVA 3
LADA 2121 NIVA 4

 以下は床下部分の画像です。実際に可動するコイルスプリングを使った前後サスペンションは、かなりリアルで凝った作りになっています。1/43サイズでここまで凝ったサスペンションを再現した物はもっと高価なミニカーではあるのですが、この価格クラス(当時約2500円)ではあまりありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LADA 2121 NIVA 5
LADA 2121 NIVA 6

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GAZ 3102 VOLGA 1982 RUSSIA

GAZ 3102 VOLGA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
USSR 型番不明 1/43 118㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.95m 全幅約1.82m
エンジン 変速機: 4気筒 2.5L 105HP 5段変速
性能: 最高速145km/h
データーベースでガズのミニカー検索

 

ガズ 3102 ボルガ ロシア 1982

 

 前述したガズ 2401 ボルガの後継車としてプロトタイプのガズ 3101が開発され、1982年にガズ 3102 ボルガが登場しました。基本的な構造はガズ 2401を踏襲していましたが、エンジンは改良されてパワーアップし、変速機も5段になって性能が向上しました。ガズ 3102は高級車でしたので、主にKGBを始めとする官公庁の公用車として使われました。外観は旧共産圏の政府公用車に共通した威圧的なごつい感じのデザインでした。1991年にソビエト連邦が崩壊しガズ社は民営化されましたが、ガズ 3102は多少の改良が行われて2010年頃まで生産されました。現在のガズ社はミニバン、トラック、バスなどを生産するロシア最大の商用車メーカーです。

 

 近年になってわかったことですが、前述したソ連の自動車会社アフトヴァース(Avto VAZ)社は1970年代にロータリーエンジンを製造していました。ガズ社もこのロータリーエンジンの供給を受けていて、ガズ 3102や高級官僚向けリムジンのチャイカに3ローターのロータリーエンジンが使われていたとのことです。3ローターを市販車に採用したのはマツダのユーノス コスモだけだと思っていましたから、これには驚きました。(ただしエンジンの耐久性には問題があったそうです) ロータリーエンジンの特許使用料を支払っていなかったので、この事実は伏せられ最近まで知られていませんでした。

 

 

 ミニカーは2005年頃にWEBオークションで入手したソ連製です。前述したガズ 2401のソ連製ミニカーと同じような箱に入っていましたので、同じメーカーが1980年代に製造したものと思われます。プラスチックのメッキパーツが使われるなど見た目は多少目新しくなっていますが、中身はガズ 2401と同じようなややレトロな出来ばえで、1980年代のミニカーとしては良く出来ていました。フロントグリルが違っていますが、キャビン部分はガズ 2401と同じであることがミニカーからも伺えます。ボンネット/4ドア/トランクが開閉するフルギミックとなっています。これ以外のガズ 3102のミニカーはイクソ系列のIST MODELSがモデル化しています。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GAZ 3102 1
GAZ 3102 2

 以下は4ドア開閉ギミックの画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GAZ 3102 3
GAZ 3102 4

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