ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

LANCIA THETA 1914 ITALY

LANCIA THETA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DUGU M11 1/43 97㎜

 

ランチア テータ イタリア 1914

 

 フィアットのレーシングドライバーであったヴィンチェンツォ ランチアが1906年に設立したランチア社は技術的に進歩性のある車を作っています。ランチアはギリシャ文字を車名にしていますが、最初の成功作がこのテータ(シータ)です。この車は電装品がシャーシに組込まれた最初の車だそうです。(当時電装品はボディが完成してから組み付けていた)

 

 ミニカーはドゥグー製です。ビスカレッティ自動車博物館に保存されている実車を忠実にモデル化しています。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m
エンジン 変速機: 4気筒 4940cc 70HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
 

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LANCIA LAMBDA 1925 ITALY

LANCIA LAMBDA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DUGU 2 1/43 108㎜

 

ランチア ラムダ イタリア 1925

 

 1914年のテータに続いてランチアの名前を一躍有名にしたのが、1922年に発表されたラムダでした。独立懸架の前輪サスペンション、ボディとシャーシを一体化した史上初のモノコックボディといった当時としては先進的な技術を使った車で、車高が低く洗練されたデザインでたいへんな人気がありました。実際に上述したフィアットのサイドビューなどと比べてみるとその先進性が良く分かると思います。

 

 ミニカーはドゥグーの傑作のひとつで素晴らしい出来です。特徴的な前輪の独立懸架も見事に再現されています。(繊細で壊れやすいので注意が必要ですが)

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m
エンジン 変速機: V型4気筒 2123cc 50HP 4段変速
性能: 最高速115km/h
 

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LANCIA LAMBDA TORPEDO 1925 ITALY

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DUGU 5 1/43 108㎜

 

ランチア ラムダ トルペード イタリア 1925

 

 ラムダはV型4気筒2123cc 50HPエンジンであまりハイパワーというわけではないのですが、その優れた操縦性でスポーツカーレースでも好成績を残しています。

 

 ミニカーは上述したもののバリエーションのトルペードで、より一層車高が低く見えます。フロント スクリーンがややオーバースケール気味でステーが太いのが難点ですが、セダンタイプではよく見えない計器類などの室内の造形が良く分かります。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m
エンジン 変速機: V型4気筒 2123cc 50HP 4段変速
性能: 最高速115km/h
 

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LANCIA DILAMBDA 1929 ITALY

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RIO 41 1/43 118mm

 

ランチア ディラムダ イタリア 1929

 

 ラムダの成功で1929年にはアメリカ市場などを指向した高級車としてディラムダが発表されました。大型のボディにV型8気筒 4L 100HPのエンジンが搭載され125km/hの性能でした。ディラムダとはエンジンの気筒数などがラムダの2倍という意味で付けられた名前です。ラムダの斬新で軽快なデザインに比べると古典的な高級車のデザインとなっています。

 

 ミニカーはリオ製で、地味ですがよく出来ています。バリエーションでトルペードもあります。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m
エンジン 変速機: V型8気筒 4L 100HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
 

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LANCIA ASTURA CABRIOLET PININFARINA 1934 ITALY

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ALTAYA 16 1/43 124mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: V型8気筒 3L 82HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでランチア アスツゥーラのミニカー検索

 

ランチア アスツゥーラ カブリオレ ピニンファリーナ イタリア 1934

 

 ランチアの最高級車ディラムダの後継車アスツゥーラが1931年に登場します。当初のエンジンはV型8気筒2.6L(72HP)で、1933年に3L(82HP)に変わっています。リムジーンとセダンはランチアが標準的なボディを準備していたようですが、この当時の高級車はコーチビルダーが特注のボディ(セダン、クーペ、コンバーチブル)を架装していました。アスツゥーラは1939年まで生産され、総生産台数は約3000台でした。

 

 ミニカーはフランスのミニカー付き雑誌「VOITURES CLASSIQUES」のNo.16として作られた物でイクソ製です。(オークションで入手 2010年にイクソ MUS029(黄/金 ツートンカラー)で発売) ピニンファリーナによるコンバーチブルをモデル化しています。品の良いスポーティなデザインに青/空色のツートンカラーが似合っています。ミニカーの出来ばえは、室内もそこそこ再現されていて、雑誌に付くミニカーの標準的なレベルです。

 

 

 

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LANCIA ASTURA 1935 ITALY

LANCIA ASTURA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4169 1/43 120mm

 

ランチア アスツゥーラ イタリア 1935

 

 1931年に傑作車ラムダは後継のアルテナ(ARTENA)に変わり、その上位モデルのディラムダはアスツゥーラに変わります。ギリシャ文字を使っていた車名はこの時期からローマ帝国時代の街道の名前に変わります。アスツゥラはV8エンジンながら排気量は3Lと控えめでスポーティな高級車という位置づけで、名だたるコーチビルダーが豪華なボディを架装していました。

 

 ミニカーは1999年に発売されたソリド製です。コーチビルダーのスタビリメンティ ファリーナ(Stabilimenti Farina)製のクーペをモデル化しているようです。古典的なスポーツカースタイルで黒と銀の塗りわけが高級な感じとなっています。ソリドらしいシンプルでシャープな出来栄えです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.1m
エンジン 変速機: V型8気筒 3L 82HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでランチア アスツゥーラのミニカー検索
 

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LANCIA APRILIA 1936 ITALY

LANCIA APRILIA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R058 1/43 93mm

 

ランチア アプリリア イタリア 1936

 

 1936年に発表されたアプリリアは名車ラムダに次ぐランチアの傑作車でラムダ同様革新的な車でした。エンジンはV型4気筒 1.4L 47HPで、前輪はランチア独自のスライディングピラー式 後輪はスウィングアクスル式の4輪独立懸架で最高速度130km/hの性能でした。ボディは空力を考慮した先進的なデザインで、センターピラーの無い観音開きドアを採用していました。

 

 小型の実用車ながら同クラスの車とは比較にならないほど上質の車で、ランチアの名前を知らしめた車です。ブルム製のミニカーでもこの車の先進的なデザインが良く分かります。特にリアは非常に個性的です。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: V型4気筒 1.4L 47HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでランチア アプリリアのミニカー検索
 

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LANCIA AURELIA B20 GT 1951 ITALY

LANCIA AURELIA B20 GT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4563 1/43 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.37m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: V型6気筒 2L 80HP 4段変速
性能: 最高速165km/h
データーベースでランチア アウレリアのミニカー検索

 

ランチア アウレリア B20 GT イタリア 1951

 

 第二次大戦後しばらくランチアは戦前のアプリリアの小型版アルデア(ARDEA)を生産していました。1950年にアプリリアの後継車アウレリア B10(4ドア セダン)が発表されました。アウレリアの設計はアルファ ロメオでレースカーを設計していたヴィットリオ ヤーノによるものでした。その為世界初のV型6気筒1.8L(56HP)エンジン搭載、デフとギアボックスを一体化したトランスアクスル、四輪独立懸架とインボード ドラム ブレーキなど高度な技術が採用されていました。

 

 1951年には排気量2L(70HP)のB21が追加され、ホイールベースを短縮してピニンファリーナ製ボディを載せた2ドアクーペのB20 GTも追加されました。GTとはグランツーリスモの略ですが、この名前を初めて使ったのはこの車で、その優れた操縦性から最初のGTカーとされています。

 

 

 ミニカーは2000年頃発売されたソリドの物です。細かなパーツを省いてシンプルに作ってありますが、一番大事なプロポーションとフロントグリルはしっかりできています。このようなシンプルながら要点を押さえた安価なミニカーをソリドにもっと作ってもらいたいものです。

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LANCIA APPIA 1953 ITALY

LANCIA APPIA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 783040 1/43 94㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.87m 全幅約1.42m
エンジン 変速機: V型4気筒 1.1L 38HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでランチア アッピアのミニカー検索

 

ランチア アッピア イタリア 1953

 

 小型車アルデアの後継として1953年にアッピアが登場しました。V型4気筒1.1L(38HP)エンジン、スライディングピラー式前輪サスペンション、センターピラーのない観音開きドア、盾型のグリルなどランチア独自の伝統を引き継いだ高級な小型車でした。小型車ながらピニンファリーナ製のクーペや、ヴィニャーレ製のカブリオレなどの特注車も製作されました。1956年にはII型となり、1959年にはフロントグリルを変更したIII型となり、1963年までに約10万台が生産されて大ヒットしました。

 

 ランチアはレース活動に注力するなど技術重視で採算を度外視した経営を続けたことで1955年に倒産しています。その際に創業者一族は経営から手を引き、ヴィットリオ ヤーノも退社しています。後を引き継いだカルロ ペゼンティはランチアの伝統を守り高度な内容の車作りを続けました。

 

 

 ミニカーは2006年発売のノレブ製です。シンプルながら小さな高級車であった実車の雰囲気がよくとらえられていると思います。ただライトが少し大きすぎるような気がしますが。。。

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LANCIA D24 1953 ITALY

LANCIA D24 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R204 1/43 97㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型6気筒 3.3L 265HP 4段変速
性能: 最高速260m/h
データーベースでランチア D20/23/24/25のミニカー検索

 

ランチア D24 イタリア 1953

 

 戦前のランチアはモータースポーツに参加しませんでしたが、経営者が創業者の息子のジャンニ ランチアに変わった戦後はモータースポーツに進出するようになりました。戦前に登場したアプリリアは、戦後レースやラリーで活躍しました。前述したアウレリア B20 クーペをベースにしたレースカー D20(V型6気筒2.5L/3Lエンジン)が1952年に登場し、タルガ フロリオ、ミッレ ミリア、ルマンなどに参加しています。

 

 D20は1953年にD23(V型6気筒3L 220HPエンジン)に発展しました。D23は軽量化して操縦性を向上させる為オープン仕様(単座/2座)となり、鋼管フレーム構造の本格的なレースカーとなりました。D23はエンジン排気量を2.4L(265HP)に拡大し、D24となりました。D24のデビュー戦は1953年ニュルブルクリング(リタイア)で、同年のカレラパナメリカーナ(ドライバー A.アスカリ)で優勝しています。1954年には、ミッレ ミリア、タルガ フロリオなど多くのレースで優勝しています。1954年にエンジン排気量を2.7L(300HP)に拡大したD25も開発されました。

 

 

 ミニカーはブルム製で、1994年頃発売されました。1954年のミッレ ミリア 優勝車(ドライバー A.アスカリ)をモデル化しています。迫力のあるフロント周りの雰囲気が良く再現されていて、なかなか良い出来ばえです。ブルムには数種類のバリエーションがあります。それ以外のD24系のミニカーとしてはTOP MODEL、STARLINEなどのモデルがあります。

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