ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

GM CADILLAC SEVILLE 1977 USA

GM CADILLAC SEVILLE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC SEVILLE


DELPRADO 67 1/43 120㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.18m 全幅約1.82m エンジン 変速機: V型8気筒 5.7L 180HP 3段自動変速
性能: 最高速185km/h  データーベースでキャディラック セビルのミニカー検索

GM キャディラック セビル アメリカ 1977年

 

 1973年に起こったオイルショックによるガソリン価格の上昇でアメリカ車全体が燃費改善の為サイズダウンされるようになりました。この流れに沿って1975年にキャディラック初のコンパクトカー セビルが登場しました。セビルは当時のキャデラックでは一番小さいサイズながら、内外装に豪華装備を満載し、最上級車の75 リムジンの次に高価なモデルでした。アメリカ車では初の電子制御燃料噴射装置付のV型8気筒5.7L(180HP)エンジンを搭載し、3段自動変速で最高速185km/hの性能でした。

 

 1978年にはディーゼル エンジンが追加され、ツートンカラーで装備をさらに豪華にしたエレガンテ(ELEGANTE)が設定されました。メルセデス ベンツなどの欧州製高級車に対抗した欧州風の味付けと、パーソナルカーに特化したダウンサイジングのコンセプトが功を奏して、セビルは成功しました。(操作しやすいことで高齢のキャディラックのユーザーに人気があったそうです) 1980年にセビル 2代目にモデルチェンジしました。総生産台数は約21万台でした。

 

 

 ミニカーは2002年に発売されたミニカー付雑誌の草分けであったデルプラド製の世界の名車シリーズの1台です。製造メーカーは明記されていませんが、イクソ系のメーカーのようです。ミニカーの出来としてはフロントグリルなどの細かいところもそこそこ再現してあり、デルプラドの世界の名車シリーズの中でも出来の良い部類のミニカーとなっていました。キャディラック セビル初代のミニカーは最近までこれしかなかったので、車種的には貴重なミニカーでしたが、2009年になってネオ(NEO)がレジン製でモデル化しました。(ネオはこのような他社がモデル化していないマイナーな車種のモデル化が得意です) 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SEVILLE 1
GM CADILLAC SEVILLE 2

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GM CHEVROLET CORVETTE C3 1978 USA

GM CHEVROLET CORVETTE C3
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C3


FRANKLIMINT ST57 1/24 196㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.75m エンジン 変速機: V型8気筒 5.7L 220HP 
 4段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速220km/h  データーベースでコルベット C3のミニカー検索

GM シボレー コルベット C3 アメリカ 1978年

 

 GM シボレー コルベット C3型は1978年のマイナーチェンジでスティングレイの名前が外されました。外観も大きな変更があり、直立していたリアウインドウがルーフからボディ後半部を覆う大きなものになり、安全規制からバンパーが衝撃吸収機能をもつ5マイル バンパーに変わりました。なお後部バンパーは1974年にこのデザインに変更されていました。

 コルベットはC2型からC5型まで格納式ヘッドライトを採用していました。C2型の格納式ヘッドライトはヘッドライト全体が回転する独特なものでした。(参照→C2型の格納式ヘッドライトの動作動画) しかしC3型で採用されたリトラクタブル ヘッドライトは先端が立ち上がる一般的なものでした。

 

 1970年代になると排ガス規制が厳しくなり、かつてのような高性能エンジンが作れなくなりました。さらに1972年からエンジン馬力表示がグロス値からネット値に変わった為、エンジン出力は標準のV型8気筒 5.7Lで200HP程度になり、馬力表示値が大幅にダウンしました。この時期からアメリカ車全体が小型/低燃費化され変わっていくのですが、コルベットはGTカー的な趣向が強くなっていきました。1984年にコルベット 4代目(C4型)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1992年に発売されたフランクリンミント製です。前述したフランクリンミント製の1968年式C3型と同じ1/24のコルベット コレクションの1台でした。1978年式をモデル化しているので、前後バンパーやリアウインドーなどが大きく変更されていました。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きでし、エンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内もリアルに再現されていました。ただし1968年式のC3型と同じ指摘ですが、このサイズで格納式ヘッドライトが可動しないのはいただけません。(C3型は回転する構造ではないので、作るのも簡単なのですが) 1978年以降の外観変更されたC3型のミニカーは、イクソ、オートアートの1/18、トップモデル、ウェリー(WELLY)などがあります。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET CORVETTE C3 1
GM CHEVROLET CORVETTE C3 2

 以下は前輪操舵ギミック動作画像と床下のサスペンション/ドライブトレーン部分の画像です。前輪操舵はステアリングホイールと連動しています。(ただ実車はこんなにクイックではありませんが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C3 3
GM CHEVROLET CORVETTE C3 4

 以下は1977年に発売されたダイヤペット製の当時物 GM シボレー コルベット C3 クーペ (1/40 型番G76)の画像です。リアウィンドーとリアバンパーの形状から1974年式をモデル化しているようです。ダイヤペットが作る外国車のミニカーはそこそこの良い出来ばえで、このコルベット C3型もホイール/タイヤがしょぼいですが、当時のミニカーとしてはまずまずの良い出来ばえでした。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C3 5
GM CHEVROLET CORVETTE C3 6

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE C3 7
GM CHEVROLET CORVETTE C3 8

 以下は2019年に発売されたルマン24時間レースカーコレクションのGM シボレー コルベット C3 グリーンウッド #76 ルマン (1/43 No.11)の画像です。1976年ルマンに出場したIMSA GTクラス レースカーのモデル化で、この車はルマンではリタイアしています。(実車画像→ GM シボレー コルベット C3 ルマン 1976) 実車画像と見比べると、大きなオーバーフェンダーで車幅が拡大した迫力のあるボディやデカールなどが忠実に再現されていて、安価な雑誌付きミニカーながらかなり良い出来ばえでした。室内もそこそこリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C3 427 1
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C3 427 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C3 427 3
GM CHEVROLET CORVETTE STINGRAY C3 427 4

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GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 1979 USA

GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM


YATMING 94239 1/43 114mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.8m エンジン 変速機: V型8気筒 6.6L 188HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでポンティアック ファイアーバードのミニカー検索

GM ポンティアック ファイアーバード トランザム アメリカ 1979年

 

 GM ポンティアッ ファイアーバード 2代目が1970年に登場しました。先代同様に2代目もシボレー カマロの兄弟車で、大きなBピラーを持つクーペスタイルに変わりました。安全基準が強化されたことで、オープン仕様のカブリオレがなくなりました。エンジンは標準で6気筒4.1L、中級グレードのエスプリとフォーミュラーのV型8気筒5L/5.8L/6.5L、最上級の高性能版トランザムのV型8気筒6.6L/7.5L(372HP レース仕様540HP))などがありました。このV型8気筒7.5L(455CI)エンジンはマッスルカー時代の最強のエンジンでした。(実車画像→ ポンティアック ファイアーバード 1971)

 

 1974年のマイナーチェンジで、安全基準に対応した大型バンパーが採用されシャベルノーズと呼ばれる傾斜したフロントに変わり、テールライトが幅広のデザインに変わりました。1975年にリアウィンドーがラップラウンド式の大きなものに変わりました。1976年にポンティアック 50周年記念モデルとして黒ボディに金色のアクセントが付いた特別仕様車が登場しました。(実車画像→ ポンティアック ファイアーバード 1974)

 1977年のマイナーチェンジでヘッドライトが角形4灯式に変更されました。1979年にフロントのデザインが変更され、ヘッドライトが独立した角形4灯式になりました。(実車画像→ ポンティアック ファイアーバード 1977) 1980年に排ガス規制の強化で5L以上の大排気量エンジンが廃止され、1982年にファイアーバード 3代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2007年に発売されたヤトミン製です。1979年型にはボンネットにファイアーバード(火の鳥=不死鳥)のイラストを大きく描いた実に印象的なモデルがあり、ミニカーはこの車のTバールーフ仕様をモデル化しています。ヤトミンのアメリカ車の1/43シリーズは定価1500円程と安価ながら、結構良く出来ていました。このファイアーバードも1977年のマイナーチェンジで採用されたフロントやテールライトの造形が良く再現されていて、ボンネットのファイアーバードのイラストも綺麗です。このイラストが付いた1/43のファイアーバードが欲しかったので気に入っています。色違いで黒のボディに金色のイラストもありました。ファイアーバード 2代目のミニカーはウェリー(WELLY)の1/18、アーテル(ERTL)の1/18、フランクリン ミントの1/24、グリーンライトの1/24と1/64、マッチボックス、ジョニーライトニングの1/64、ブッシュの1/87、国産ではサクラの1/43、トミカの1/68、ダイヤペットの1/53などたくさんあります。 以下はフロント(ファイアーバード イラスト拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 1
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 2

 以下は1979年に発売されたサクラ製の当時物 世界の名車シリーズ GM ポンティアック ファイアーバード 1977 (1/43 型番2)の画像です。1977年式をモデル化していますが、肝心のフロントの角形4灯式ヘッドライトの造形がいま一つなのであまり良い出来ではありません。ただ1970年代当時の国産ミニカーとしては結構良く作ってありました。(当時アメリカ車のミニカーは少なかったので、その点では貴重なミニカーでした) ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 3
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。これもボンネットにファイアーバードのイラストがあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 5
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 6

 以下は2021年に発売されたデアゴスティーニのアメリカンカー コレクションのポンティアック ファイアーバード トランザム 1977 (1/43 No.3)の画像です。これも1977年式をモデル化しています。メーカーは明記されていませんがイクソ系列のメーカーだと思われます。(ミニカーを台座に固定するネジに3角溝があるネジが使われていて、このネジを使用するのはイクソ系列のメーカーの特徴ですので) プロポーションが良く、角形4灯式ヘッドライトが少し小さめなのがいまひとつですが、実車の雰囲気は良く再現されていました。特にボンネットのファイアーバードのイラスト、TRAN SAMのロゴ、各部のモールの全てが金色のタンポ印刷で処理されていて、タンポ印刷技術の進歩で細部のリアリティが向上していました。なお室内のインパネのメーターもタンポ印刷で処理しているのですが、私が購入したこれは印刷位置が右斜め上に少しずれています。(室内の印刷ずれは目視チェックで見逃す可能性が高いのでしょう) 定価が2000円ほどの安価なミニカーとして想定していたより良い出来ばえでしたので、このシリーズは気に入ったものを今後も購入するつもりです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 7
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 8

 以下はフロント(ファイアーバード イラスト拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 9
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 10

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GM CADILLAC SEVILLE ELEGANTE 1980 USA

GM CADILLAC SEVILLE ELEGANTE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC SEVILLE ELEGANTE


IXO PREMIUMX PRD110 1/43 122㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.8m エンジン 変速機: V型8気筒ディーゼル 5.7L 105HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h   縦置エンジン前輪駆動 データーベースでキャディラック セビルのミニカー検索

GM キャディラック セビル エレガンテ アメリカ 1980年

 

 GM キャディラック セビル 2代目が1980年に登場しました。1930年代のイギリス製高級車に見られたリア/トランクのデザイン(レザーエッジと呼ばれる)を取り入れた懐古調スタイルが外観上の特徴でした。(レザーエッジ 実車画像→ ロールス ロイス ファントム 25/30) 全長5.2mX全幅1.8mとトヨタのセンチュリー並の大きさで、前輪駆動方式が採用されました。アメリカ車としては珍しいことに燃費対策でV型8気筒5.7L(105HP)ディーゼルエンジンを標準エンジンとしていました。(ガソリンエンジンはオプション) ボディは4ドアセダンのみで4段自動変速で最高速180km/hの性能でした。

 

 1982年からはV型8気筒4.1L(125HP)ガソリンエンジンが標準となり、ディーゼル エンジンはオプションとなりました。セビル 初代同様にキャディラックの中でも高価な車でしたが、個性的なスタイルが好評で、初代同様に成功しました。1986年にセビル 3代目が登場しました。ボディが小型化され、当時のGM車に共通したリアウインドーがほぼ直立したキャビンを持つデザインとなりました。1992年にセビル 4代目が登場しました。ボディが大きくなり欧州のオペル車のような雰囲気のおとなしいデザインに変わりました。1998年に登場したセビル 5代目は4代目のデザインを踏襲していました。 (実車画像→ GM キャディラック セビル 3代目、実車画像→ GM キャディラック セビル 4代目、実車画像→ GM キャディラック セビル 5代目)

 

 

 ミニカーは2013年に発売されたイクソのプレミアムX製です。上級グレードのエレガンテをモデル化しています。2009年に登場したプレミアムX ブランドの初期のミニカーはレジン製でしたが、これはダイキャスト製です。実車に即したツートンカラーで、セビル 2代目のスタイルをうまく再現していて非常に良い出来ばえでした。またリアルなフロントグリル、その上に付いた凝った造りのエンブレム、ナンバープレート、室内の造形などの細部も良く再現されていました。1970年代後半以降のサイズダウンされたアメリカ車はあまり人気がないので、セビル 2代目のミニカーはトミカの外国車シリーズ(型番F45 1/69)の当時物ぐらいしかありませんでした。その後2009年頃にネオ(NEO レジン製)がセビル 初代と2代目をモデル化しています。 以下はフロント/フロントグリルのエンブレム拡大画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SEVILLE 1
GM CADILLAC SEVILLE 2

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GM PONTIAC FIREBIRD TRANSAM 1982 USA

GM PONTIAC FIREBIRD TRANSAM
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GM PONTIAC FIREBIRD TRANSAM


IXO CLC366N 1/43 113㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.77m 全幅約1.84m エンジン 変速機: V型8気筒 5L 150HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速 200km/h  データーベースでポンティアック ファイアーバードのミニカー検索

GM ポンティアック ファイアーバード トランザム アメリカ 1982年

 

 GM ポンティアック ファイアーバード 3代目が1982年に登場しました。先代同様にシボレー カマロとシャシーを共有する兄弟車でした。排ガス対策でパワーダウンしたエンジンで従来通りの性能を確保し燃費向上を図る為、シャーシが一新されてボディは小型/軽量化されました。ボディ形式は2ドアクーペのみで、先代と似たイメージのボディを目新しくする為にリトラクタブルヘッドライトが採用されました。当初から脱着可能なTバールーフ仕様がありましたが、1991年にはフルオープン仕様のコンバーチブルが設定されました。

 

 エンジンは標準が4気筒2.5L(90HP)、オプションでV型6気筒2.8L、高性能グレードのトランザム用としてV型8気筒5L(150HP)がありました。1987年にV型8気筒5.7L(240HP)エンジンを搭載したトランザム GTAが設定されました。1989年にトランザム20周年記念モデルとしてV型6気筒3.8Lターボ(250HP)エンジンを搭載したトランザム ターボが設定されました。約84万台が1992年まで生産されてファイアーバード 4代目にモデルチェンジしました。なお1980年代にアメリカで放映されたTVドラマ「ナイトライダー」の主人公の愛車 ナイト 2000はファイアーバード 3代目 トランザムをベースにしていました。(実車画像→ ポンティアック ファイアーバード 1993)

 

 

 ミニカーは2021年に発売されたイクソ製です。1982年式トランザムの限定生産車をモデル化しています。実車に即した黒と金のカラーリングで、ボンネット上には金色で火の鳥のロゴとその横に「5.0 LITER H.Q」と表示されています。(H.QはHIGH QUALITYの略だと思いますが、何がH.Qなのかは不明) 全体的なプロポーションが良く、フロント/リアの造形や室内インパネなどの細部がリアルに再現されていて、とても良く出来ていました。これ以外のファイアーバード 3代目のミニカーはマッチボックスの当時物、トミカの当時物、ポリスティルの当時物 1/25、ジョニーライトニングの1/64、ネオ(レジン製)のトランザム GTAなどがあります。 以下はフロント(ボンネットのロゴ)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM PONTIAC FIREBIRD TRANSAM 1
GM PONTIAC FIREBIRD TRANSAM 2

 以下は2003年に発売されたアオシマ製のナイトライダー ナイト 2000 (1/43 型番72264)と並べてみた画像です。TVドラマ「ナイトライダー」の劇中車 ナイト 2000はフロント部分が変更されていますが、外観はファイアーバード トランザムとほとんど同じでした。(室内のインパネは大改造されてましたが) 当時の私は「ナイトライダー」のファンでしたが、今見てもナイト 2000はやはりかっこいいです。(参照ページ→ アオシマ製のナイト 2000)(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANSAM AND KNIGHT RIDER KNIGHT 2000

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