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メルセデス ベンツ ML 320 (W163) ドイツ 1999年
メルセデス ベンツのSUVとしてMクラスが1997年に登場しました。メルセデス ベンツには軍用車ベースの本格派オフロード車のGクラスがありますが、Mクラスは一般向けです。3列シート仕様では7人乗りとなる4ドアハッチバックで、デザイン的にはリアクオーターの処理などトヨタのハリヤーとよく似ていました。走行状態に応じて前後輪トルクを制御する電子制御式フルタイム4WDシステムを備えていました。6気筒3.2Lエンジン搭載のML 320が北米で発売され、その後4気筒2.3Lエンジン搭載のML 230がヨーロッパで発売されました。
5気筒2.7Lターボ ディーゼルエンジン搭載のML 270、V型8気筒4.3Lエンジン搭載のML 430、V型8気筒5.4L(347HP)エンジン搭載のML 55 AMGなどが追加されました。2002年のマイナーチェンジでライトやバンパーの意匠が変更されて2005年まで生産され、2代目(W164)にモデルチェンジしました。メルセデス ベンツとして初めて本国以外のアメリカ工場で製造されたMクラス初代は、車両完成度が低いと評価されブランドの信頼性を著しく落としました。なおMクラスなのにMLという名前が付いているのは、Mシリーズを持つBMWがMという名前にクレームをつけたからだそうです。2015年からMクラスはGLEクラス(EクラスのSUV)に改名されました。
ミニカーは1999年に発売されたビテス製の当時物です。ビテスが倒産する少し前に発売されたビテスとして一番出来が良かった時期の物で、3列シート仕様のML 320をモデル化しています。プロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されていました。灯火類や室内などの細部もリアルに再現されていて、かなり良い出来ばえでした。ビテスはバリエーションでML430もモデル化していました。ビテス以外のMクラス(W163)のミニカーはジク(1/55)、シュコー ジュニア、ブッシュの1/87、イクソのML 500などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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BMW Z8 (E52) ドイツ 1999年
1950年代のスポーツカー BMW 507をモチーフにして、アメリカのデザインセンターがデザインしたコンセプトカー BMW Z07が1997年に発表されました。この車は507のイメージを現代風に焼き直したノスタルジックな美しさを持つ2座スポーツカーでした。このZ07をほとんどそのままで量産化したのがZ8で1999年に登場しました。(実車画像→ BMW Z07)
ボディだけではなくシャーシも全てアルミニウム製という高度な構造(車重1585kgと軽量)で、M5(E39)用のV型8気筒4.9L(400HP)エンジンを搭載していました。6段変速機で最高速は250km/h(リミッター解除で290km/h)と高性能でした。室内はセンターメーターが採用され、ややクラシックな感じがするシンプルな内装でした。標準装備されるリアデフロスター付のハードトップは、手動で脱着しました。
2002年まで生産され、2003年はアルピナがチューンしたV型8気筒4.8L(381HP)エンジンを搭載し5段自動変速機に変更したアルピナ V8 ロードスターとして生産されました。総生産台数は約5700台(アルピナ V8は555台)でした。1999年に公開された映画「007 ワールド イズ ノット イナフ」のボンドカーに採用されました。
ミニカーは2000年に発売されたソリド製の当時物です。ソリドの型番1500番台の1500シリーズは、定価2000円ほどと安価ながらも、老舗らしいツボを抑えた出来の良いミニカーに仕上がっていました。このZ8もプロポーションが良く、灯火類や室内などの細部もリアルに再現された良い出来ばえでした。(特に赤/黒の内装とインパネは値段相応以上に良く仕上げてありました) バリエーションでハードトップ付(型番1581)もありました。これ以外のZ8のミニカーはオートアートの1/18、京商の1/12と1/18と1/64、ミニチャンプス、シュコー、イクソ、国産名車コレクションなどがあります。アルピナ V8 ロードスターはヘルパがモデル化しています。ボンドカー仕様はコーギーの1/36、オートアートの1/18、京商の1/12などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)






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フォルクスワーゲン ニュー ビートル ドイツ 1999年
生産終了後も根強い人気があったフォルクスワーゲン ビートルを再現する試みとして、1994年の北米オートショーでコンセプトカー フォルクスワーゲン コンセプト 1が発表されました。(実車画像→ フォルクスワーゲン コンセプト 1) この車をベースにしたニュー ビートルが1998年に量産化されました。前後フェンダーや丸いキャビンなどビートルのイメージを再現した遊び心のあるデザインでした。ただエンジンをフロントに搭載するゴルフ IVをベースにしていたので、エンジン部分が室内に張り出してしまい後席が狭くなっていました。また独立したフェンダーは空力的に不利でしたが、そんなデメリットはこの車では無視できる物でした。
当初のエンジンは4気筒1.6L/1.8Lターボ(150HP)/2L(115HP)でした。その後4気筒1.9LターボディーゼルやV型5気筒2.3Lエンジンなどが追加されました。2001年にV型6気筒3.2L(225HP)エンジンを搭載して4輪駆動化し、フェンダーを広げ大型リアスポイラーを装着したレース仕様のRSiが250台限定生産されました。(実車画像→ フォルクスワーゲン ニュー ビートル RSi) 2003年には電動開閉式幌と転倒時に飛び出すロールバーを持つフルオープンのカブリオレが登場しました。2010年に生産中止となり、総生産台は100万台以上でした。2011年に「ザ ビートル」と改名された後継車が登場しました。(実車画像→ フォルクスワーゲン ザ ビートル 2012)
ミニカーは2002年に発売されたミニチャンプス製の当時物です。ミニチャンプスらしいそつのない造形で、実車のデザインがうまく再現されていました。また室内のインパネもリアルに再現されていました。ミニチャンプスはコンセプト 1のクーペ/カブリオレもモデル化していました。ビートル人気を反映して、ミニチャンプス以外でもニュー ビートルはたくさんモデル化されています。ディテールカーがコンセプト 1のクーペ/カブリオレをモデル化しています。ニュー ビートルはオートアートが1/43と1/18でノーマル/カブリオレ/RSiをモデル化していて、それ以外にもブラーゴの1/43と1/18、シュコー、ビテス、イクソ、国産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)






















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メルセデス ベンツ C320 エレガンス (W203) ドイツ 2000年
メルセデス ベンツ Cクラスの2代目W203が2000年に登場しました。Eクラス 2代目(W210)で採用された新しいメルセデス ベンツの顔である丸形4灯式ヘッドライトを少し変形して採用していました。(ひょうたんのような形でなんとなくユーモラスでした) ボディはセダンとワゴン、派生車として2001年に3ドアハッチバックのクーペ(CL203)も設定されました。当初のエンジンはスーパーチャージャー仕様があるDOHC 4気筒1.8L/2L、V型6気筒2.6L/3.2L、4気筒2.1L/5気筒2.7Lターボディーゼルなどがありました。なおこのW203からモデル名の数字上2桁が排気量を示すという慣例が破られた為、C280の排気量が3Lなど意味が分かり難いモデル名になりました。
高性能版としてスーパーチャージャー付V型6気筒3.2L(353HP)エンジン搭載のC32 AMGがありました。2005年のマイナーチェンジで、V型6気筒エンジンがDOHCの新型に切り替わり7段自動変速機が追加されました。C32 AMGはV型8気筒5.4L(367HP)エンジン搭載のC55 AMGに切り替わりました。W203は2006年まで生産され、3代目Cクラス(W204)にモデルチェンジしました。 またスポーツクーペは2008年のモデルチェンジで新しいCLCクラスの車として独立しました。
ミニカーは2005年に発売されたシュコー製の当時物です。ミニカーのモデル名は単にCクラスとされていたので、ここで記載しているモデル名のC320は当方が設定したものです。(車名のエレガンスはグレード名です) ヘッドライト周りの造形がいまひとつな気もしますが、全体的には実車の雰囲気がうまく再現されていて良くできていました。(このひょうたん型のヘッドライトはそれらしく再現するのが難しいようです) 室内も結構リアルに再現されていました。シュコーはマイナーチェンジ後の上級グレードのアヴァンギャルドもモデル化していました。W203のセダンのモデル化ライセンスはシュコーが独占していたようで、以前はメルセデス ベンツのほとんどをモデル化してきたミニチャンプスはワゴンのTモデルとハッチバッククーペのCL203だけをモデル化していました。それ以外のW203のミニカーではブッシュ(BUSCH)のセダンとTモデル 1/87やスパークのC55 AMGなどがあります。(1/87のモデル化ライセンスは1/43とは別物なのでしょう) 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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BMW X5 4.4i (E53) ドイツ 2000年
BMW初のSUVとして、X5が2000年に登場しました。BMWはレンジローバーを有するイギリスのローバーグループを1994年に買収していて、X5の開発はローバーと共同で行われました。(2000年にはランドローバーをフォードに売却しましたが) その為BMW X5とレンジローバー(2代目)はエンジンなどを共用していました。前後のトルク配分を固定したフルタイム4WDシステムや乗用車的な4輪独立サスペンションの採用は、この車が悪路よりも舗装路を目的としていることを示していました。エンジンはDOHC V型6気筒3L(231HP)、DOHC V型8気筒4.4L、6気筒3L(193HP)ディーゼルなどでした。
2002年にDOHC V型8気筒4.6L(347HP)エンジンが追加されました。2003年に4.4Lエンジンの出力がアップし6段自動変速が追加され、2004年には4.6Lは4.8Lに変更されました。専用のスポーツサスペンション(エアサス)、アルミホイールを装備する「スポーツ パッケージ」のオプション設定がありました。X5は2006年まで生産され、X5 2代目(E70)にモデルチェンジしました。(実車画像→ BMW X5 (E70))
ミニカーは2001年に発売されたミニチャンプス製の当時物です。微妙なデザインのフロント周りがあまりうまく再現されていませんが、それ以外はミニチャンプスらしいそつのないリアルな造形でした。ボンネットが開閉するギミック付ですが、ボンネットのチリ合わせはあまり良くありません。ミニチャンプスの開閉ギミックは総じて出来が今一つで、これもチリ合わせが良くないので、フロント周りの造形が今一つになっています。また標準装備と思われるルーフレールを何故か再現していません。ただこのX5はずっしりと重く、この重量感はダイキャスト製ミニカーならではの物でした。(私はこのダイキャスト製の重量感が好きなのです) これ以外のX5のミニカーはデルプラドの世界の名車シリーズ、アンソン、京商の1/18、ヘルパ、スパークのダカールラリー仕様などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)







