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GM シボレー カマロ Z28 アメリカ 1983年
1982年にGM シボレー カマロ 3代目が登場しました。シャーシが一新されてボディが少し小さくなりました。同時期に登場したポンティアック ファイアーバード 3代目と同じシャーシを使う兄弟車でした。基本的なスタイルは2代目を踏襲していましたが、カマロとしては初のハッチバックを採用したクーペとなりました。奥まって配置された角型4灯式ヘッドライトと大型のリアウィンドが特徴でした。グレードはスポーツクーペ、ベルリネット、高性能版のZ28がありました。当初のエンジンは4気筒2.5L(90HP)、V型6気筒2.8L、高性能版Z28用V型8気筒5L(145-165HP)がありました。
ストックカーレースIROC(International Race of Champions)に因んで名付けられ、1985年に追加された高性能版IROC-Zはエンジンをパワーアップし足回りを強化していました。1986年に4気筒エンジンが廃止されました。1987年にTバールーフではない本物のコンバーチブルが復活し、IROC-ZのオプションとしてV型8気筒5.7L(220HP)エンジンが復活しました。1991年にIROC-Zが廃止され、Z28はハイマウントのテールスポイラーとボンネット上にダミーのエアダクトが追加されました。1993年に4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ GM シボレー カマロ 1993)
ミニカーは1988年頃に発売されたソリド製です。ヘッドライトにカバーを付けたレース仕様をモデル化しているようです。(市販車にはカバーが付いていません) このミニカーは1984年に型番1338で発売されました。それは廉価版ミニカーでしたので安っぽいフリーホイールが付いていましたが、この型番1509はHIFIシリーズとして再生産されたもので、少しマシなホイールに変更されていました。プロポーションは悪くないのですが、元々廉価版だったので 全体的に簡素な作りで特徴的なヘッドライトが再現されていないのであまりカマロ 3代目らしくないです。ただこの当時の量産ミニカーはこの程度の出来ばえの物がほとんどでした。ドア開閉ギミック付きですが、室内も簡単な造形です。ソリドはYESTERDAYシリーズ(型番1815)と別ブランドのべレム(型番V506)でも同じ物を発売していました。これ以外のカマロ 3代目のミニカーはジョニーライトニングの1/64、ホットホイールの1/64、コーギーのストックカー仕様、サンスターのIROC-Z 1/18、デアゴスティーニのアメリカンカー コレクションのIROC-Zなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM ポンティアック フィエロ スポーツ アメリカ 1984年
1970年代の石油危機によるガソリン価格の上昇で、燃費の良い車の需要が高まりました。(当時燃費が良く安価な日本車が売れました) その需要に対応して燃費の良いスポーティな通勤用の車としてポンティアック フィエロが1984年に登場しました。フィエロは4気筒2.5L(92HP)エンジンをミドシップ搭載した2人乗りのスポーティな小型車で、戦後のポンティアックとしては初めての2人乗り車でした。ミドシップレイアウトを採用したのは車両重量を低減して燃費を向上する為でした。フィエロの標準モデルの市街地燃費は31mpg(13.2km/L)で、これは当時の2.5Lクラスとしては優れていたようです。ただコストダウンでサスペンションなどのプラットフォームは他のGM車のものを流用していたので、スポーツカーとしての性能は一般的なスポーツクーペと同等でした。
リトラクタブルヘッドライトを採用したかっこの良いフィエロの発売当初の販売は好調で、当時の2ドア車として一番良く売れたそうです。1980年代半ばに石油危機が緩和されると、見た目に応じた性能向上が求められるようになりました。そこでV型6気筒2.8L(140HP)エンジンを搭載しサスペンションをチューンした高性能版のGTモデルが1985年に追加されました。1986年にはファーストバックスタイルのフィエロが追加されました。1988年にはサスペンションが再設計されるなど改良されましたが、販売が低迷し生産中止となりました。総生産台数は約37万台でした。(実車画像→ GM ポンティアック フィエロ GT ファーストバック 1986)
ミニカーは2024年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションです。フィエロ初期の高性能版 スポーツをモデル化しています。メーカーは明記されていませんがイクソ系列のメーカーだと思われます。(ミニカーを台座に固定するネジに3角溝があるネジが使われていて、このネジを使用するのはイクソ系列のメーカーの特徴ですので) プロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されとても良く出来ています。定価が2200円ほどの安価なミニカーながら、室内はシートが彩色されインパネも良く再現されています。これ以外のフィエロのミニカーはヤトミンの 1/18とBOS MODELS(レジン製)の1/43しかないようなので、このアメリカンカー コレクションのフィエロは1/43ダイキャスト製ミニカーとしてうれしいモデル化です。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM シボレー コルベット C4 コンバーチブル アメリカ 1986年
GM シボレー コルベットの4代目C4型が1984年に登場しました。従来のアメリカ車的なダイナミックなデザインから、空力を考慮した洗練されたデザインになりました。外観だけではなく構造的にも全面的な新規設計が行われました。先代同様にボディパネルはFRP製で、C2型から使われている横置きリーフスプリングをFRP化してリアサスペンションを軽量化し、ボディ剛性の強化などで操縦性を向上させていました。オプションでサスペンションを固めたZ51がありました。当初はクーペとタルガトップだけで、エンジンは先代と同じV型8気筒5.7L(205HP)を搭載していました。
1986年にフルオープンのコンバーチブルが追加され、エンジンが240HPにパワーアップしました。1988年にはツインターボ化して900HPにチューンした車が当時の市販車最高速度409km/hを記録しています。1989年にC4型の最強モデルZR-1が追加されました。(ZR-1の詳細は下記参照) 1992年から標準エンジンが新型のV型8気筒5.7L(300HP)に変わりました。特別仕様車として1988年の35周年記念車、1993年の40周年記念車、1995年のインディ ペースカー、1996年のグランド スポーツなどがありました。1997年に5代目C5型にモデルチェンジしました。C4型の総生産台数は約36万台でした。
ミニカーは1992年に発売されたフランクリン ミント製です。前述したフランクリン ミント製のコルベット C3型と同じ1/24のコルベット コレクションの1台です。1986年に追加されたコンバーチブルをモデル化しています。これもボンネット/ドアが開閉し、エンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内もリアルに再現されています。従来通りのハンドルと連動した前輪操舵ギミックも付いていました。C4型のミニカーは、ポリスティルの1/25、ソリド、ダンバリー ミント、ディテールカー、オートアートの1/18、ジョニーライトニングの1/64、イクソなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM シボレー エルカミーノ SS ピックアップ アメリカ 1987年
GM シボレーには様々なピックアップ/トラックがありますが、エルカミーノは乗用車ベースのピックアップでした。エルカミーノ 初代から3代目までの概要はエルカミーノ 3代目で記載しました。1973年にシボレー シェベルをベースにしたエルカミーノ 4代目が登場しました。フロント周りはシェベルと同じ丸形2灯式ヘッドライトのデザインで、それ以外は先代同様の荷台を備えたかっこいいピックアップでした。6気筒4.1L/V型8気筒5L/5.7L/6.6L/7L(245HP)エンジンを搭載していました。1974年にフロントグリルが変更され、1976年には縦2列の角形4灯式ヘッドライトが採用されました。(実車画像→ シボレー エルカミーノ 1973、シボレー エルカミーノ 1976)
1978年に独自のシャーシを採用したエルカミーノ 5代目が登場しました。フロント周りは角形2灯式ヘッドライトを備えたシボレー マリブと同じようなデザインでした。V型6気筒3.3L/3.8L/4.3L、V型8気筒4.4L/5L/5.7L(170HP)エンジンを搭載していました。1982年に最終型にマイナーチェンジし角形4灯式ヘッドライトに変わり、燃費の良いV型8気筒5.7Lディーゼルエンジンが追加されました。1980年代後半になると年間の販売台数が最盛期の半数以下の約2万台まで減少し、1987年に生産が終了しました。
ミニカーは2024年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションです。エルカミーノ 5代目 最終型の高性能版SS(スーパー スポーツ)のカスタム仕様をモデル化しています。メーカーは明記されていませんがイクソ系列のメーカーだと思われます。(ミニカーを台座に固定するネジにイクソ系列のメーカーが使う3角溝があるネジが使われていますので) このエルカミーノ 5代目のカスタム仕様はテネシー州のチュー チュー カスタムズ(Choo-Choo Customs)社による改造車で、ボンネットのパワーバルジ追加やアルミホイールなどの外観変更がされていました。特定のディーラーだけで販売されたそうで、販売台数は少なかったようです。ミニカーはプロポーションが良く実車に即した外観変更が再現されています。(フロントバンパーとリアにはChoo-Choo Customsのロゴが付いています) 室内インパネのメーターなどの細部もうまく再現されていてとても良く出来ています。 これ以外のエルカミーノ 5代目のミニカーはグリーンライトの1/64があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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フォード プローブ GT アメリカ 1989年
1970年台の石油危機によるガソリン価格の上昇で、世界の自動車メーカーは燃費の良い小型車の開発を行いました。フォードには1970年に発売した小型車ピントがありましたが、その後継車として、フォード エスコート(北米版)が1981年に登場しました。エスコート(北米版)は欧州フォードのエスコート MK IIIをベースにして開発された3/5ドアハッチバック/5ドアワゴンでした。4気筒1.6L/1.9L(70HP)エンジンを横置き搭載した米国フォードとしては初の前輪駆動車でした。 姉妹車としてマーキュリー リンクスがありました。商業的には成功し、良く売れました。1982年に派生車として2人乗りの2ドア クーペ EXPが登場しました。 (実車画像→ フォード エスコート(北米版) 1983、フォード EXP 1982)
1990年に登場したエスコート(北米版) 2代目は当時の子会社であったマツダのファミリアをベースとした姉妹車となり、欧州のエスコートとは別物となりました。4ドアセダン、3ドア/5ドアハッチバック/5ドアワゴンがあり、4気筒1.9L(88HP)エンジンと高性能版GTにはマツダ製 DOHC4気筒1.8L(127HP)エンジンを搭載していました。 姉妹車としてマーキュリー トレーサーがありました。 1996年にエスコート(北米版) 3代目にモデルチェンジしました。 (実車画像→ フォード エスコート(北米版) 1997)
先代の派生車 EXPの後継車として1988年にプローブが登場しました。プローブはマツダ カペラ GD型をベースにした3ドアクーペで、フォード初のリトラクタブルヘッドライトを採用したスポーティなデザインでした。当初はマツダ製の4気筒2.2L(110HP ターボ140HP)エンジンを搭載し、1990年のマイナーチェンジでV型6気筒3L(140HP)エンジンに代わりました。1992年にプローブ 2代目にモデルチェンジしました。 (実車画像→ フォード プローブ 1994)
ミニカーは2024年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションです。プローブ 初代の高性能版GTをモデル化しています。メーカーは明記されていませんがイクソ系列のメーカーだと思われます。(ミニカーを台座に固定するネジにイクソ系列のメーカーが使う3角溝があるネジが使われていますので) プロポーションが良く実車のスポーティなボディがうまく再現されています。室内が彩色され、インパネのメーターが再現されています。定価が2000円ほどの安価な雑誌付きミニカーながら、かなり良い出来ばえになっています。なおアメリカンカー コレクションのミニカーはいずれもナンバープレートがリアルで、凝った仕上げになっています。このプローブのナンバープレートはワシントン DCの首都仕様となっています。これ以外のプローブ 初代のミニカーは2024年現在でもないようで、これが初めてのモデル化のようです。プローブ 2代目のミニカーはNEO(レジン製)とAUTO WORLDの1/64があります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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