ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

CHRYSLER SIMCA 1308GT 1975 FRANCE

CHRYSLER SIMCA 1308GT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 39 1/43 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.24m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 85HP 4段変速
性能: 最高速165km/h
データーベースでクライスラー シムカ 1308のミニカー検索

 

クライスラー シムカ 1308GT フランス 1975

 

 1975年にシムカ 1300/1500の後継車として1307/1308/1309が登場しました。クライスラー欧州が開発した最初の車で、1100と同じ横置きエンジンの前輪駆動方式を採用し、1307は1.3L、1308は1.4L(85HP)、1309は1.6Lエンジンを搭載していました。クライスラー 180と違ってデザイン的にはフランス車的なハッチバックスタイルで、イギリスではクライスラー アルパインという名前で販売されました。時流に乗った設計で1976年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しており、クライスラーの欧州戦略車としてそこそこのヒットとなりました。

 

 米国クライスラーの経営危機でクライスラー欧州は1978年にプジョー/シトロエン傘下に身売りされ、ブランド名がタルボ(英語ではタルボット)に変わりました。1979年に1307/1308/1309はマイナーチェンジされてフロントがスラントノーズにかわりました、その際にタルボ 1510と名前を変えました。1980年に1510のノッチバックセダン仕様として、タルボ ソラーラが登場しました。タルボ 1510はフランスでは1982年まで、そのイギリス版は1985年まで生産されました。(実車画像→ タルボ 1510 )

 

 

 ミニカーは1976年に発売されたソリド製の当時物です。1308の最上級車1308GTをモデル化しています。ソリドのシャープな造形が実車の雰囲気をうまく再現していて良い出来ばえです。 ドア開閉ギミック付で室内もそこそこ再現されています。これ以外の1308の当時物ミニカーはディンキー(スペイン)、それと同じ型を使ったオートピレン、メーベトイ、ノレブ初期のプラスチック製とそのダイキャスト版などがありました。 以下はフロント/リアの拡大画像と運転席周りの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER SIMCA 1308GT 1
CHRYSLER SIMCA 1308GT 2

 以下は1980年頃に発売されたオートピレン製の当時物 クライスラー 150 (1/43 型番529)の画像です。オートピレンはスペインのメーカーでしたのでシムカ 1308のスペイン仕様であるクライスラー 150をモデル化しています。オートピレンはディンキー(スペイン)を製造していたので、これとほとんど同じものがディンキー(スペイン)の型番1542としても発売されました。灯火類が塗装なのでややレトロな作風でドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER 150 1
CHRYSLER 150 2

 以下は1970年代に発売されたノレブ製のJETCARシリーズ シムカ 1308GT (1/43 型番860)の画像です。ノレブの1308GTにはプラスチック製とダイキャスト製がありますが、このJETCARシリーズはダイキャスト製の廉価版ミニカーでした。安っぽいフリーホイールがいまひとつですが、当時の廉価版ミニカーとしてはそこそこの良い出来ばえでドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER SIMCA 1308GT 3
CHRYSLER SIMCA 1308GT 4

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RENAULT 14 1976 FRANCE

RENAULT 14 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 43 1/43 93mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.02m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 57HP 4段変速
性能: 最高速144km/h
データーベースでルノー 14のミニカー検索

 

ルノー 14 フランス 1976

 

 1976年にルノー 6の後継車となるルノー 14が登場しました。ルノーとして初めてエンジンを横置きで搭載した前輪駆動車でした。ただそのパワーユニット部分はPRVエンジン開発で協力関係にあったプジョー104のエンジン(4気筒1.2L 57HP)、変速機、サスペンションをそっくりそのまま流用していました。ボディは5ドアハッチバックのみで、ウエッジ シェイプをベースにしたシンプルなデザインは当時としてはかなり斬新でした。ただこの目新しいスタイルが一般受けせず、販売成績は芳しくなかったそうです。

 

 1979年にエンジンをツインキャブで69HPにパワーアップしたTSが追加されました。1980年のマイナーチェンジで4気筒1.4L(70HP)エンジンが追加されました。同時にフロントグリルとフロントフェンダーを変更して外観のイメージを変えましたが、人気を大きく回復させることはできませんでした。1981年に後継車のルノー 9が登場し、1983年に生産中止となりました。総生産台数は約100万台でした。

 

 

 ミニカーは1976年に発売されたソリドの当時物です。同時期のルノー 5と同じような作風で未塗装のリアライトなど、どちらかというと廉価版的なミニカーでした。ただプロポーションはしっかりしていて、実車の斬新なデザインはうまく再現されていて、ルノー 14のミニカーとしてはまずまずの出来ばえです。なおこの時期のソリドのミニカーには樹脂製ホイールが溶けるという問題がありました。このミニカーは問題の対策がされたロットですが、未対策の物はことごとくホイールがやられました。(参照ページ→ミニカーの材質と経年変化 ホイールの溶解) これ以外のルノー 14の当時物ミニカーはソリドの別ブランドのべレム、ノレブ、オートピレン、ディンキー(スペイン)、Bブラーゴの1/24などがありました。最近の物ではイクソがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 14 1
RENAULT 14 2

 以下は1979年頃に発売されたオート ピレン製の当時物 ルノー 14 (1/43 型番541)の画像です。オート ピレンは当時のディンキーなどをコピーした物が多いですが、これは上記のソリドの物をコピーしています。フロントグリルとホイールと室内が少し変更されています。ラリー仕様になっていますが、実車に基づいたものではなく「なんちゃってラリー仕様」です。なおこれの型を流用した物がスペイン製ディンキーの型番1540として発売されています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 14 3
RENAULT 14 4

 以下は1978年頃に発売されたノレブ製の当時物 ルノー 14 TL (1/43 型番861)の画像です。これはノレブのJET-CAR シリーズという廉価版ミニカーでホイールが見苦しいですが、プロポーション的には上記2台と同じぐらいの出来ばえで、ボンネット開閉ギミックが付いています。なおこれはダイキャスト製ですが、同じ型を使ったプラスチック製もありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 14 5
RENAULT 14 6

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CITROEN LN 1976 FRANCE

CITROEN LN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 72 1/43 78mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.39m 全幅約1.52m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 32HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
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シトロエン LN フランス 1976

 

 シトロエン DSと2CVは優れた車でしたが、その間を埋める量販車を持っていなかったシトロエン社は、1960年代後半にDSと2CVが旧態化して販売が低迷すると経営不振に陥りました。また1965年には同様に経営不振だったパナールを吸収合併していますが、経営不振どうしが合併しても所詮はうまくいかないものです。結局シトロエンは1974年にプジョーに吸収合併されました。

 

 プジョー グループとなって最初に発表されたのはシトロエン LNでした。LNは旧態化した2CVを後継する小型車でしたが、中身は1973年に発売されたプジョー 104 クーペのフロント グリルを変えただけの車でした。(シトロエンらしくないのでシトロエンのファンには不評でした) エンジンはアミ 8の2気筒602cc(32HP)を搭載していました。1978年には排気量を650ccに拡大しLNAとなり、後にプジョーの4気筒1.1Lエンジンも搭載されましたが、1986年に生産中止となりました。総生産台数は約35万台で、LNの後継者はビザでした。

 

 

 ミニカーは1978年に発売されたソリドの当時物です。テールライトの塗装を省くなどコストダウンで仕上げが簡素化されていますが、プロポーションは良くシトロエンらしく見えない点?が良く再現されています。 ソリドは同じ1978年に型番81でプジョー 104 クーペをモデル化しているのですが、実車と同様にプジョー 104 クーペのミニカーはこのシトロエン LNのフロントグリルを変えただけのものでした。 これ以外のLNのミニカーはソリドの別ブランドのべレム、イクソ系のノスタルジーなどがあります。フランスのミニカー付雑誌の「PASSION CITROEN」のNo.77でLNAがモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN LN 1
CITROEN LN 2

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PEUGEOT 305 1977 FRANCE

PEUGEOT 305 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 90 1/43 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.26m 全幅約1.64m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 78HP 5段変速
性能: 最高速155km/h  
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プジョー 305 フランス 1977

 

 プジョー 304の後継車として305が1977年に登場しました。車名の3桁目に5が付いた最初の車でした。304よりボディは少し大きくなり、ピニンファリーナがデザインしたボディもシンプルながらセンスの良いものでした。エンジンは4気筒1.3L/1.5Lで、304と同じ変速機の上にエンジンを横置きするイシゴニス式(BMC ミニの方式)の前輪駆動車でした。ボディタイプはセダンのみで、先代のようなクーペやカブリオレは設定されませんでした。

 

 1979年に4気筒1.5Lディーゼル エンジンが、1980年にブレーク(ワゴン)が追加されました。1982年のマイナーチェンジでは、4気筒1.6L(80HP)エンジンを変速機込みで横置き搭載するダンテ ジアコーサ式(現在の一般的な前輪駆動方式)を採用したGTが追加されました。1984年には4段自動変速仕様が設定され、4気筒1.9L(105HP)エンジンを横置き搭載するGTXが登場しました。305のシャシーはグループ内のシトロエン BXのベースにもなりました。1985年に後継車の309が登場し、1989年に生産中止となりました。総生産台数は約160万台でした。

 

 

 ミニカーは1979年に発売されたソリド製の当時物です。全体的なプロポーションは良いのですが、フロントのヘッドライト周りの造形が今一つです。ドア開閉ギミック付です。これ以外の305の当時物ミニカーはノレブのJET-CARシリーズ、メーベトイ、マッチボックス(KING SIZE 1/39?)などがありました。当時物以外では、ソリドの別ブランドのべレム、ノレブの新型などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 305 1
PEUGEOT 305 2

 以下は1978年に発売されたノレブ製の当時物 プジョー 305 (1/43 型番879)の画像です。当時のノレブの廉価版ミニカーであったJET-CARシリーズで、このシリーズに共通で使われた見た目の良くないフリーホイールが使われています。ただフロントのヘッドライト周りの造形は上記のソリド製より実車に近いように見えます。プロポーションも良いので、当時のミニカーとしてはまずまずの出来ばえでした。ドア開閉ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 305 3
PEUGEOT 305 4

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TALBOT (SIMCA) HORIZON 1977 FRANCE

TALBOT (SIMCA) HORIZON 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 76 1/43 93mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.96m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 59HP 4段変速
性能: 最高速152km/h
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タルボ (シムカ) オリゾン フランス 1977

 

  1977年にシムカ 1100の後継車としてタルボ オリゾンが登場しました。(仏語はHを発音しないのでホリゾンではなくオリゾン) デビュー当初はシムカ オリゾンでしたが、クライスラー欧州が1978年にプジョー/シトロエン傘下に身売りされたので、タルボに名前が変わりました。4気筒1.1L(59HP)、1.3L(69HP)エンジンを横置する前輪駆動車で、欧州と米国のクライスラーが共同開発し、米国でも1.6-2.2Lエンジンを搭載してダッジ オムニ(OMNI)、プリムス ホライゾン(HRIZON)として販売されました。(実車画像→ ダッジ オムニ 1978)

 

 この5ドアハッチバックのボディはフォルクスワーゲン ゴルフによく似ていていますが、このスタイルは当時の流行りでした。同時期の日本で大ヒットしたマツダのファミリア FFも似たようなデザインでした。オリゾンには1.5Lエンジンやプジョー製の1.9Lディーゼルエンジンなどが追加され、1985年まで生産されました。総生産台数は約84万台でした。 シムカはクライスラーからタルボに名前が変わりましたが、結局プジョーに統合され1980年代半ばに消滅しました。

 

 

 ミニカーは1978年に発売されたソリド製の当時物です。ソリドがコストダウンした廉価版ミニカーに移行する前の物なので、地味な実用車ですが、ソリドらしいシャープな造形で良い出来ばえとなっています。(室内の造形はかなり手抜きですが) ドア開閉ギミック付です。これ以外のオリゾンのミニカーはノレブとメーベトイの当時物がありました。当時物以外ではノレブが2004年にモデル化していますが、あまり人気が無いようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TALBOT (SIMCA) HORIZON 1
TALBOT (SIMCA) HORIZON 2

 以下は1977年に発売されたノレブ製の当時物 タルボ オリゾン (1/43 型番880)の画像です。ノレブの廉価版ミニカーであるJETCARシリーズの一台で、見た目の良くないホイールを履いてます。ただプロポーションは良く、フロント周りは上記ソリド製よりもリアルで当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。ドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TALBOT (SIMCA) HORIZON 3
TALBOT (SIMCA) HORIZON 4

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RENAULT 18 1978 FRANCE

RENAULT 18 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 91 1/43 101mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 79HP 5段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでルノー 18のミニカー検索

 

ルノー 18 フランス 1978

 

 ルノー 12の後継車としてルノー 18が1978年に登場しました。世界戦略車として企画されたのでルノー 12と同様にオーソドックスな3ボックス スタイルでよりシンプルで無国籍なデザインになっていました。前車軸にオーバーハングした縦置きエンジン搭載、固定軸のリア サスペンションなどルノー 12の特徴的な構造も引き継いでいました。 当初は4ドアセダンのみで、1979年にブレーク(ステーションワゴン)が追加されました。

 

 当初のエンジンは4気筒1.4L(64HP)/1.6L(79HP)で、5速変速機で最高速160km/h(1.6L)の性能でした。1980年に4気筒1.6L(110HP)ターボエンジンと4気筒2.1L(66HP)ディーゼルエンジンが追加されました。1983年にブレークにパートタイム式4WD仕様が追加されました。1984年にフロントグリルが小変更されてタイプ2となりました。1986年に後継車のルノー 21が登場し、フランス国内販売は終了しました。フランス国内では約200万台が生産されました。ルノー 18も12同様に全世界に輸出(ライセンス生産)されました。

 

 

 ミニカーは1978年に発売されたソリドの当時物です。ソリドらしいシャープな造形で、実車の雰囲気をうまく再現していて良く出来ています。ドア開閉ギミック付です。ヘッドライトとバンパーを一体化するコストダウンが行われるなど細部の仕上げがレベルダウンしていて、ソリド黄金期の陰りが見え始めているモデルでした。これ以外のルノー 18のミニカーはソリドの別ブランドのべレム、ノレブの当時物、最近の物ではイクソ、ノレブの新規品などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 18 1
RENAULT 18 2

 以下は1980年頃に発売されたノレブ製の当時物 ルノー 14 TL (1/43 型番881)の画像です。これはノレブのJET-CAR シリーズという廉価版ミニカーで安っぽいホイールを履いていますが、プロポーションはソリド並みで、黄色のヘッドライトはフランス車らしくて良いです。ドア開閉ギミック付です。ノレブの当時物にはブレークやポリス仕様などのバリエーションもありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 18 3
RENAULT 18 4

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CITREON MEHARI 1978 FRANCE

CITREON MEHARI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 137 1/43 84mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.52m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 26HP 4段変速
性能: 最高速100km/h
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シトロエン メアリ フランス 1978

 

  ディアーヌのシャーシの上にジープ風のオープン ボディを載せた多目的車がメアリで1968年に登場しました。(フランス語ではHは発音しないのでメハリではなくメアリと呼びます) ボディはABS樹脂製で、この材質を初めて自動車に適用した物でした。(なおFRP樹脂製のボディ パネルは1953年にGMがコルベットで採用しています)エンジンはディアーヌ用の602cc(26HP)を搭載しています。当初は2シータでリアは荷台でしたが、後に折畳み式のリアシートも追加されました。

 

 また1979年には4輪駆動式のメアリ 4X4が設定されました。この4輪駆動はエンジンを前後に2つ搭載する2CV 4X4サハラとは異なり、一つのエンジンによるパートタイム式でした。メアリ 4X4は1982年まで、2輪駆動のメアリは1987年まで生産されました。

 

 

 ミニカーは国産名車コレクションのNo.268 イクソ製で、2016年に発売されました。イクソは型番CLC202でメアリをモデル化していますので、それを流用したものです。良く再現されたフロントグリルやリアルなソフトトップなど、雑誌付きのミニカーながら非常に良い出来ばえです。メアリの当時物ミニカーとしてはノレブ、ポリトーイなどがありました。最近の物では、ソリド、ノレブの1/18と1/43、イクソなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とソフトトップ/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITREON MEHARI 1
CITREON MEHARI 2

 以下はノレブの当時物(型番137 プラスチック製) の拡大画像です。この頃のノレブのミニカーは経年変化でボディが変形するものが多く、このメアリも側面から見ると少し変形していますが、実車がこんな具合に曲がっていたわけではありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITREON MEHARI 3
CITREON MEHARI 4

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CITROEN VISA 1978 FRANCE

CITROEN VISA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 882 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.69m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 50HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでシトロエン ビザのミニカー検索

 

シトロエン ビザ (ヴィザ) フランス 1978

 

 プジョーとの合併後にシトロエン LNの後継車としてシトロエンが開発したシトロエン ビザが1978年に登場しました。シトロエン LNと同様にプジョー 104をベースにしていましたが、変わった顔つきのフロントやサテライトスイッチのインパネなどにシトロエンらしい味付けがされていました。(プジョーそのものだったシトロエン LNはシトロエンのファンには不評だったのでその対応でした) ボディは5ドアハッチバックだけで、当初のエンジンは2CVから引き継いだ空冷水平対向2気筒 652cc(35HP)と水冷4気筒1.1L(50HP)を搭載し、4段変速 最高速140km/h(1.1L)の性能でした。

 

 4気筒1Lと1.3Lの水冷エンジンが追加され、1982年のマイナーチェンジでフロントが一般受けするデザインに変わり空冷エンジンがなくなりました。1984年には1.8Lのディーゼルエンジンが追加されました。1985年にはプジョー 205 GTIの1.6L(115HP)エンジンを搭載した高性能版の1.6 GTiが追加されました。またビザをベースにした商用車として、C15がありました。1986年に後継車のAXが登場し、1988年に生産を終了し総生産台数は約125万台でした。

 

 

 ミニカーは1980年に発売されたノレブの当時物です。当時の流行りで見た目の良くないフリーホイールが使われているのが今一つですが、プロポーションは悪くなく特徴的なフロントグリルはうまく再現されています。ドア開閉ギミック付です。これ以外の当時物としてはソリドのクーガー(COUGAR)、ソリドを流用したディンキーのクーガー、メーベトイがありました。最近の物では、ノレブの新作、イクソとトロフューからはラリー仕様が出ています。  以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN VISA 1
CITROEN VISA 2

 以下は1980年に発売されたソリド クーガー製の当時物 シトロエン ビザ (1/43 型番1302)の画像です。ソリド クーガーは当時のディンキーでもクーガー シリーズとして販売されていて、このビザ以外にプジョー 504、フィアット リトモ、アルファ ロメオ GTVなどがありました。当時の廉価版ミニカーでしたから、安っぽいホイールなど簡素な仕上げですが、プロポーションは悪くありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN VISA 1
CITROEN VISA 2

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PEUGEOT 505 1979 FRANCE

PEUGEOT 505 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 889 1/43 106㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.58m 全幅約1.72m
エンジン 変速機: 4気筒 2L 96HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速164km/h
データーベースでプジョー 505のミニカー検索

 

プジョー 505 フランス 1979

 

 1979年にプジョー 504の後継車として505が登場しました。少し大きくなったボディは先代と同じピニンファリーナのデザインで、504の吊り目のヘッドライトを踏襲して、よりシンプルで美しくなっていました。基本的な構造も504を踏襲した4輪独立懸架サスペンションを持つ後輪駆動車でした。当初のエンジンは4気筒1.8L(90HP)/2L(ルノーとボルボとの共同開発のPRVエンジン)、4気筒2.3L(70HP)ディーゼルでした。当初はセダンだけで、1982年にホイールベースが延長されたブレーク(ワゴン)/ファミリアーレ(3列シート8人乗り)が追加されました。

 

 1980年にディーゼルエンジンにターボ仕様が追加され、1982年に4気筒2.2L(90HP)エンジン、1984年以降にはその燃料噴射仕様やターボ仕様が追加されました。1986年には生産中止となった604の暫定的な後継車としてV型6気筒2.8L(170HP)エンジンを搭載した505 V6も追加されました。1990年に後継車の605が登場し、ヨーロッパでは1992年に生産中止となりましたが、南米や中国などでは1999年まで生産されました。全世界での総生産台数は約135万台でした。

 

 

 ミニカーは1981年に発売されたノレブ製の廉価版JET CARシリーズの当時物です。このシリーズに共通使用されていたフリーホイールが安っぽいですが、プロポーションは良いのでまずまずの出来ばえです。ドア開閉ギミック付です。なおこの当時はどこのメーカーもこのような廉価版ミニカーがほとんどでした。これ以外の504の当時物ミニカーはソリドの廉価版とそれを流用したべレム、コーギーの1/36などがありました。当時物以外ではノレブが当時物をリファインして2004年頃に発売した物があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 505 1
PEUGEOT 505 2

 以下は1982年に発売されたソリド製の当時物 プジョー 505 (1/43 型番1312)の画像です。こちらもソリド製の廉価版ミニカーでしたので、見た目の良くないフリーホイールが付いています。プロポーションは上記のノレブ製と同等ですが、リアライトが塗装されていないなど仕上げレベルが低いです。ドア開閉ギミック付です。なお同じ型を流用したべレム版もあり、そちらはホイールがまともになってます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 505 3
PEUGEOT 505 4

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RENAULT FUEGO GTS 1980 FRANCE

RENAULT FUEGO GTS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 518101 1/43 101㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.36m 全幅約1.69m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 98HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速180km/h
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ルノー フエゴ GTS フランス 1980

 

 スポーティーカールノー 15/17の後継車として3ドアハッチバッククーペのフエゴが1980年に登場しました。ルノー 18をベースにしたクーペで、フロントはルノー 18とほぼ同じデザインでボディサイドの黒いガーニッシュ風の処理や大きなガラス製リアハッチなど個性的でスタイリッシュなデザインになっていました。4気筒1.4L/1.6L(96HP)/2L(109HP)エンジンを全車軸にオーバーハングして縦置きする前輪駆動車でした。

 

 1982年に4気筒2.1Lターボディーゼルエンジン、1983年に4気筒1.6L(132HP)ターボエンジンが追加されました。1983年のマイナーチェンジで、フロントグリル/バンパーが小変更されました。ベースがルノー 18でしたから、特別に高性能な車ではなかったようですが、見た目のかっこよさで、発売当初は欧州で最も売れたクーペとなりました。ただし数年後には販売が落ち込み、ルノー 18の後継車ルノー 21が登場したことで1985年に国内生産中止となりました。総生産台数は約23万台でした。

 

 

 ミニカーは2000年頃に発売されたノレブ製です。ノレブが1982年に発売していた当時物ミニカーをリファインして再発売したものです。当時物はJET-CARシリーズという廉価版ミニカーで安っぽいホイールを履いたあまり程度の良くない物でしたが、このリファイン版はまともなホイールに履き替えて細部の仕上げをレベルアップしただけで見違えるような良い出来ばえのミニカーに変わっています。ワイパーをフロントウィンドー上に成型している昔流のやり方が当時物ミニカーの型を流用したことを示す証拠です。これ以外のフエゴの当時物ミニカーはこれのベースとなったノレブ、ポリスティルの1/25、ソリドなどがありました。最近のものではミニチャンプス、イクソ、ノレブの型を更新したターボなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT FUEGO GTS 1
RENAULT FUEGO GTS 2

 以下は1982年に発売されたソリド製のルノー フエゴ (1/43 型番1308)の画像です。これはソリドの廉価版ミニカーで、上記したノレブの当時物廉価版ミニカーと似たような出来ばえです。プロポーションは悪くないのですが、テールライトの塗装処理など細部の仕上げは全て省略されています。これでデカールが無いとあまりにみすぼらしいので、デカールを飾りにしているのでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT FUEGO GTS 1
RENAULT FUEGO GTS 2

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