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TOYOTA STARLET (KP60) 1978 JAPAN |
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![]() JAPANESE CAR COLLECTION 132 1/43 88㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ スターレット KP60型 日本 1978
スターレットの2代目は1978年に登場しました。当時主流となりつつあったハッチバック スタイルを採用していましたが、中身はオーソドックスな後輪駆動車でした。エンジンは排気量を100ccアップした4気筒1.3L(72HP)のK型で、3段AT/5/4段MT変速、最高速は約150km/hほどの性能でした。3/5ドアハッチバックとバンがありました。
前輪駆動の利点よりも後輪駆動の信頼性を重視した設計でしたが、軽量ゆえの軽快な走りの経済車として人気があり、モータースポーツで活躍したことでスターレットの評判を上げたモデルでした。1980年のマイナーチェンジで角形ヘッドライトに変更し、女性仕様車のリセが設定されています。
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ミニカーは2011年に発売された国産名車コレクションで、メーカーはイクソと思われます。プロポーションが良く細かいところもそこそこ再現されていて、実車のイメージが良く出ています。2代目スターレットの当時物ミニカーは前述したセリカ 3代目と同じトヨタ特注の販促用ミニカー(1/43)が出ていましたが、あまり良い出来ではありませんでした。これ以外ではアオシマがコールドキャストでマイナーチェンジ版をだしており、小スケールではコナミの1/64があります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA COROLLA LEVIN (TE71) 1979 JAPAN |
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![]() DIAPET 1534 (G130) 1/40 106mm
実車諸元 画像参照
トヨタ カローラ レビン TE71型 日本 1979
カローラ/スプリンターの4代目(70型)が1979年に登場しました。ボディは直線を基調としたシンプルなウェッジシェイプスタイルとなりました。2/4ドアセダン、2ドアハードトップ/クーペ(レビン/トレノ)、3ドアリフトバック、5ドアバンがラインナップされ、セダン系には丸型4灯、ハードトップ/クーペ系には角形2灯ヘッドライトが採用されました。このセンスの良いデザインはイタルデザインのG.ジュジアーロによるものではと言われましたが、トヨタ内製だったそうです。
メカ的には後輪サスペンションに4リンク/コイルが採用されたのが目新しい点でした。エンジンは4気筒1.3L(72HP)K型/1.6L(115HP)T型と新規の1.5L(80HP)A型で、3/4段AT/5段MT変速で、最高速は175km/h(GT系)の性能でした。スポーツ仕様のレビン/トレノだけではなく、4ドアセダンにもDOHCの2T-Gエンジンを搭載するGTが設定されました。1981年のマイナーチェンジでセダンも角形2灯式ヘッドライトに変更されました。(この頃から丸型ヘッドライトはバンやトラックなどにしか見られないようになっていきました) 1982年に4気筒1.8L(65HP)のC型ディーゼルエンジンがセダンに追加され、カローラ初の5ドアワゴンも設定されました。1983年に5代目カローラ/スプリンター/4代目レビン/トレノにモデルチェンジしました。
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ミニカーは1980年に発売された当時物のダイヤペット製です。当時のダイヤペットではリアルな作風を特徴としていた12番工場製で、シンプルな実車の雰囲気がうまく再現されています。フロントグリルや室内などの細部もリアルにできています。これ以外のTE70型レビン/トレノの当時物ではトミカのレビンがありました。最近では当時物をリファインしたトミカ リミッテドのレビン、HI-STORY(レジン製)のレビンなどがあります。なおスプリンター トレノはモデル化されていないようです。 以下はダイヤペットのフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (MS110) 1979 JAPAN |
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![]() DIAPET 1537 (G135) 1/40 123mm
実車諸元 画像参照
トヨタ クラウン ロイヤルサルーン MS110型 日本 1979
クラウンの6代目が1979年に登場しました。先代の角張ったデザインが洗練され、セダンは角形4灯式ヘッドライト(4ドアハードトップは角形2灯)を採用していました。エンジンは6気筒2.8L(145HP)/2L(125HP)M型と4気筒2Lディーゼルで、3/4段AT/5段MT変速で、最高速は180km/h(2.8L)の性能でした。
4ドアセダン、2/4ドアハードトップ、ワゴン(バン)のバリエーションがあり、2ドアハードトップにはルーフ後部にレザー貼りしたランドウトップというオプションもありました。燃費などが表示されるクルーズ コンピュータなどマイコンを搭載した目新しい電子機器が装備されるようになりました。1980年には2Lエンジンにトヨタ初のターボ仕様(145HP)が設定されました。
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ミニカーはダイヤペットの当時物で1980年に発売されました。全体的なプロポーションは良いのですが、肝心のフロントグリルが大雑把な造形でしかもヘッドライトが青色となっていて実車のイメージから外れています。ダイヤペットの当時物では1/30の4ドアハードトップもあるのですが、そちらは製作している工場がセンスの良い12番工場なのでなかなか良い出来ばえです。(これは残念ながら持っていないので、画像はカタログからコピーしました) それ以外の当時物としてはトミカがあり、最近の物ではトミカ リミッテドが4ドアハードトップをモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() |
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TOYOTA HILUX (EXPORT EDITION) 1981 JAPAN |
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![]() 販促品(メーカー不詳) 8529 1/43 101mm
実車諸元 画像参照
トヨタ ハイラックス (輸出仕様) 日本 1981
ピックアップトラック ハイラックス 初代(10系) 1968年 登場
ミニカーは当時としては珍しい1/43サイズで、ディーラー向け販促品として作られたもので、市販されたものではありません。(ミニカー専門店経由で入手) 左ハンドルになっているので、北米仕様をモデル化しています。北米ではこの類のピックアップトラックの人気が高いので、モデル化されたのでしょう。浮き出し加工したTOYOTAロゴが付いたリヤゲートに、北米仕様ピックアップトラックの雰囲気を感じます。
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TOYOTA SOARER 2800GT EXTRA (Z10) 1981 JAPAN |
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![]() DIAPET 1587 (G1) 1/40 120mm
実車諸元 画像参照
トヨタ ソアラ 2800GT エクストラ Z10型 日本 1981
ソアラは豪華で高性能なスペシャリティカーとして1981年に登場しました。外観は定番のロングノーズ/ショートデッキ スタイルですが、高級感が感じられる上品なデザインでした。見た目は大人しいですが、6気筒2L(125HP)1Gと2.8L(170HP)5M-Gの高性能DOHCエンジンを搭載し、4段AT/5段MTで、最高速は200km/h以上と国産車トップの高性能でした。デジタル表示のスピードメーターとLEDバーのタコメーターを組み合わせた未来的なデジタルメータなど、先進的な装備も満載でした。
発売直後に2Lターボエンジンが追加され、1982年にはATも制御するエンジン総合制御システムTCCSが採用されました。1983年にマイナーチェンジされ、ターボにインタークーラーが付けられ、2Lの1GにDOHCが追加され、1985年には2.8Lが3Lに変わりました。(高性能エンジンのオンパレードでした) 発売当時の2800GTは300万円と高価で、当初は誰が買うんだろうかと思いました。しかしソアラは大ヒットして、この頃から始まるハイソカーブームの先駆けとなりました。先に登場していた同じコンセプトの日産 レパードは、ソアラの圧倒的なエンジン性能の前に完敗しました。
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ミニカーはダイヤペットの当時物で、1981年に発売された当時物です。プロポーションはまずまずで、フロントグリルの造形は結構リアルで当時のミニカーとしては良く出来ていました。ただ全体的にややごつい出来ばえなので、繊細なソアラのイメージが今ひとつです。ボンネット/ドア/トランクが開閉するフルギミック付きです。ダイヤペットは1/30の2800GT、2000GT ターボ、ボディに透明プラスチックを使った2000GT ターボも作っていました。初代ソアラの当時物ミニカーはトミカがあり、最近ではトミカ リミッテド、コナミ、リアルX、アオシマ DISMの前期型/後期型、国産名車コレクション、レジン製ではイグニッションモデルやMARK43などがあります。 最近の少量生産レジン製ミニカーはメイクアップ系(アイドロンやビジョンなど)は出来が良いものの高価で、それ以外の新興ブランドの物はその出来ばえを考慮してもとても理解できない法外な価格で経年劣化があるので、とても買う気にはなりません。 以下はダイヤペットのフロント(ボンネットを開いたエンジンルーム)/リア(トランク開閉と室内)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は1981年に発売されたダイヤペットのソアラ 2000 ターボ(1/40 型番S6)の画像です。これは当時のターボ車4台(トヨタ ソアラ、日産 レパード、日産 ブルーバード、三菱 ギャラン ラムダ)をセットにしたターボ車4台セットの一台です。上記の2800GTと同じ物ですが、ドアにTURBOロゴが追加されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は1983年に発売されたダイヤペットのソアラ 2000 ターボのクリアボディ仕様(1/40 型番H1)の画像です。ボディを透明プラスチック製に変更し、内装の仕上げを変えてあります。ゴルフバッグを積んだトランクや起毛処理されたシートなど凝った内装で面白いミニカーに仕上がっていて、実車の販促用ノベルティにも使われたたと思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は2006年に発売されたアオシマ DISMのソアラ 2800GT 前期型(1/43 型番75159)の画像です。DISM流のやや平べったい造形ですが、ソアラ初代の雰囲気は良く再現されています。フロントグリルの造形はリアルで、内装もインパネとシートの色が実車同様で青緑の文字で表示するデジタルメーターがそれらしく再現されています。さらに車高を下げることが出来る面白いギミックまで付いています。フェンダーミラーが少し大きめですが、ソアラ初代のダイキャスト製1/43ミニカーとしては一番良い出来ばえだと思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下はフロント/リアの拡大画像と車高可変ギミックの画像です。底板のレバーを切り替えることで、車高を変えることができます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は2013年に発売された国産名車コレクションのソアラ 2800GT 前期型(1/43 No.193)の画像です。上述したアオシマ DISM製の型を流用しています。安価な雑誌付きミニカーなので車高可変ギミックを削除し内装の仕上げレベルを下げることでコストダウンしています。これ以外にも国産名車コレクションにはアオシマ DISM製の型を流用した物が10数種類ありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は2022年に発売されたアシェットの国産名車プレミアムコレクション製のトヨタ ソアラ 2800GT エキストラ (1/43 No.10)の画像です。メーカーは中国のSUMS MODELで同社のオールモーストリアル(ALLMOSTREAL)ブランドでモデル化しています。個人的にはこのソアラ初代の出来ばえを発売前から期待していたのですが、今一つの出来ばえでした。サイドビューを見るとキャビン部分の高さが少し大きめで、ソアラ初代のかっこいいプロポーションがうまく再現されていません。また結構な値段がするのに室内の内装全体が黒一色で安っぽく、豪華なソアラの内装ではありません。(インパネのデジタルメータは良く再現してありますが) さらにフロントのヘッドライトの造形も今一つです。総括すると細部のリアルさはまずまずなのですが、ミニカー全体としてはセンスの良くない造形と仕上げです。これは個人的な評価ですので、そう思わない方もいらっしゃるでしょから、サイドビューについては実車との比較画像を載せておきました。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下はフロント/リアの拡大画像です。フロントグリル内のエンブレムはリアルですが、実車のヘッドライトはヘッドライトを囲む枠が目立つので、そのあたりの造形が今一つです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() 以下は実車のサイドビュー画像とミニカーのサイドビュー画像を並べてみた画像です。キャビン部分の高さがやや大きいので車高が高くなり、私の感性ではソアラ初代のバランスの良いデザインがうまく再現されていないと思います。ついでに言うとホイール/タイヤのサイズも少し小さめです。 ![]() |
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TOYOTA COROLLA SEDAN (AE70) 1981 JAPAN |
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![]() IXO PREMIUMX PRD354 1/43 96mm
実車諸元 画像参照
トヨタ カローラ セダン AE70型 日本 1981
カローラ/スプリンターの4代目(70型)が1979年に登場しました。ボディは直線を基調としたシンプルなウェッジシェイプスタイルとなりました。2/4ドアセダン、2ドアハードトップ/クーペ(レビン/トレノ)、3ドアリフトバック、5ドアバンがラインナップされ、セダン系には丸型4灯、ハードトップ/クーペ系には角形2灯ヘッドライトが採用されました。このセンスの良いデザインはイタルデザインのG.ジュジアーロによるものではと言われましたが、トヨタ内製だったそうです。
メカ的には後輪サスペンションに4リンク/コイルが採用されたのが目新しい点でした。エンジンは4気筒1.3L(72HP)K型/1.6L(115HP)T型と新規の1.5L(80HP)A型で、3/4段AT/5段MT変速で、最高速は175km/h(GT系)の性能でした。スポーツ仕様のレビン/トレノだけではなく、4ドアセダンにもDOHCの2T-Gエンジンを搭載するGTが設定されました。1981年のマイナーチェンジでセダンも角形2灯式ヘッドライトに変更されました。(この頃から丸型ヘッドライトはバンやトラックなどにしか見られないようになっていきました) 1982年に4気筒1.8L(65HP)のC型ディーゼルエンジンがセダンに追加され、カローラ初の5ドアワゴンも設定されました。1983年に5代目カローラ/スプリンターにモデルチェンジしました。
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ミニカーは2015年に発売されたイクソ プレミアムX製で、輸出仕様(左ハンドル)をモデル化しています。ミニカーの箱には1979年と書かれていますが、ヘッドライトが角型なので正しくは1981年だと考えます。(輸出仕様でも1981年からヘッドライトが変更されたようです) プロポーションが良くシンプルなボディがうまく再現されています。灯火類や室内の細部なども良く再現されています。最近まで4代目カローラ セダンのミニカーがなかったので、このイクソ製セダンは輸出仕様とはいえ貴重なモデル化でした。なお2016年になってトミカ リミッテドでも4ドアセダンがモデル化されました。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA LAND CRUISER (HJ60) 1982 JAPAN |
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![]() JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 169 1/43 110㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ ランドクルーザー HJ60型 日本 1982
前述したランドクルーザー 40系にはホイールベースが短い40と中間的な43と長い45の3タイプがありました。45には5ドアのステーションワゴンであるFJ45V(Vはハードトップ形式)がありましたが、この乗用車タイプの45型は1967年に55型となりました。55型は北米市場の要望に対応したモデルで、40系とは異なる乗用車的なデザインとなっていました。(実車画像→ランドクルーザー 56型) 55型は1975年のマイナーチェンジで、エンジンが6気筒4.2L(2F型)に拡大されて56型となりました。
1980年に56型の後継車として60型が登場しました。ボディは大きくなり、独立した前フェンダーをなくしたことで、普通の乗用車ベースのステーションワゴン的なスタイルになりました。外観だけではなく内装も乗用車的に豪華になり、電動シートやオーバーヘッドコンソールなどが装備されました。ガソリンエンジンは56型と同じ6気筒4.2Lでしたが、6気筒4.0L(2H型)と4気筒3.4L(3B型)のディーゼルエンジンが追加されました。1984年のマイナーチェンジで、ガソリンエンジンが6気筒4L(3F型)に変更され、1985年にはディーゼルターボ(12H-T型)が追加されました。1987年のマイナーチェンジで、角形4灯式ヘッドライトに変わりました。 1989年に後継車の80系が登場し、1990年に生産中止となりました。
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ミニカーは2012年に発売された国選名車コレクション製です。ディーゼルエンジン搭載のHJ60型 1982年式をモデル化しています。メーカーは表示されていませんがイクソです。(イクソの別ブランドのプレミアムXとTRIPLE 9で同じ車がモデル化されているので間違いないでしょう) プロポーションはまずまずで、灯火類などの細部もそこそこリアルで雑誌付きミニカーとしては良い出来ばえです。これ以外の60系のミニカーはダイヤペットの当時物、前述したイクソ プレミアムXとTRIPLE 9、国選名車コレクションの色違いであるFIRST 43、ハイストリー(レジン製)などがあります。55系のミニカーはトミカ リミッテド、トミーテックの1/150、GREAT LIGHTNING(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA CELICA LIFTBACK 1800GT TURBO (A60) 1982 JAPAN |
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![]() TOYOTA ORIGINAL 1/43 103mm
実車諸元 画像参照
トヨタ セリカ リフトバック 1800GT ターボ A60型 日本 1982
セリカの3代目が1981年に登場しました。先代のボディの曲面的なラインを直線的に変えたようなデザインになりました。リトラクタブル ヘッドライトはランボルギーニ ミウラ式に後方が立ち上がるものでしたが、あまりかっこよくない代物でした。(ヘッドライトを上げた状態の画像 ヒラメ セリカとあだ名されました) ノッチバックのクーペとリフトバックの2タイプがありました。同時期に発売された上級車セリカ XXが格段にかっこよかった為、XXではないただのセリカは影の薄い存在でした。
エンジンは4気筒1.6L(115HP)2T-G、1.8L(100-105HP)1S/3T、2L(135HP)18R-Gで、4段AT/5段MTで、最高速は180km/h以上(2L)の性能でした。1982年にはDOHC 4気筒1.8Lターボ(160HP)の3T-Gエンジンが追加されました。1983年のマイナーチェンジで、通常のリトラクタブル ヘッドライトを採用して上級車のXX風の顔付になりました。この際に評判の良かった2T-G DOHC 4気筒エンジンは新設計の4A-Gに切り替わりました。1985年に4代目にモデルチェンジしました。
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実車の人気を反映しているのか、当時物で市販されたミニカーはありませんでした。画像はトヨタが販促用に製作させたリフトバックのミニカー(メーカー名不明)で、1983年にミニカー専門店で購入しました。これ以外にも同じ販促用でマーク IIやクレシーダがありましたが、何れも全体的にもっさりした造形で当時としてもあまり良い出来ではありませんでした。ただ3代目セリカのミニカーはこれしかなかったので、それなりに貴重なものでした。最近になってトミカ リミッテドとHI-STORY(レジン製)からクーペが、NEO(レジン製)からリフトバックがモデル化されました。(1/43のクーペが欲しいのですが、レジン製は買いません) 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。特徴的なリトラクタブル ヘッドライト部の造形が似てないのが残念です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA SPRINTER CARIB 4WD (AL25) 1982 JAPAN |
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![]() DIAPET 1624 (G23) 1/40 113㎜
実車諸元 画像参照
トヨタ スプリンター カリブ 4WD AL25型 日本 1982
1982年にワゴン形式のスプリンター カリブが登場しました。全モデルがパートタイム4輪駆動車という新ジャンルの車で、1980年代後半から1990年代に起こったクロスカントリー4WD車のブームを先取りしていたような車でした。当時としては珍しかった高い車高のボディで広い荷室があり、大きなテールゲートと縦長テールライトが特徴的なデザインでした。(2010年代現在のSUVの元祖とも言えます) 名前はスプリンターですが、カローラの系列ではなく上述したコルサ/ターセル/カローラ IIをベースとしていました。エンジンは4気筒1.5L(90HP)のA型のみで、5段MT変速で、最高速155km/hの性能でした。
1983年に3段ATが追加され、1984年にはエンジンをパワーアップしました。1986年のマイナーチェンジで電子制御サスペンションのTEMSが設定され、6段MT変速が追加されました。雪道に強い4輪駆動車として、北日本ではある程度の人気があったようです。1988年に2代目スプリンター カリブ (AE95)にモデルチェンジしました。なお2代目はカローラをベースにしていて、センターデフ付きフルタイム4WD方式を採用していました。(実車画像→スプリンター カリブ 1988)
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ミニカーは1983年に発売されたダイヤペット製の当時物ミニカーです。プロポーションがよく、ツートンカラーの塗り分けや白いホイールなど実車のイメージがうまく再現された良い出来ばえでした。この頃のダイヤペットは基本的には子供向けのおもちゃでしたが、大人のコレクターでもそこそこ満足できる国産車のミニカーをきちんと作ってくれる良いブランドでした。当時物ミニカーはこのダイヤペットとトミカがありました。それ以外のスプリンター カリブ 初代のミニカーは、ハイストーリー(レジン製)とネオ(レジン製)のスプリンター カリブの輸出仕様 ターセル ワゴンがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とテールゲートを開いたリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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TOYOTA COROLLA II 1500 SR (L20) 1982 JAPAN |
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![]() DIAPET 1625 (G21) 1/40 100mm
実車諸元 画像参照
トヨタ カローラ II 1500SR L20型 日本 1982
1982年にコルサ/ターセルが2代目に変わりました。初代の縦置きエンジンによる前輪駆動方式を踏襲していますが、見た目が一新しました。当初は4ドアノッチバックセダンと5ドアハッチバックで、1983年から3ドアハッチバックが追加されました。また姉妹車として3/5ドアハッチバック(セダンの設定はない)のカローラ II(初代)が登場しました。カローラ IIは4気筒1.3/1.5L(75HP)のA型エンジンを搭載し、3段AT/5段MT変速で、最高速160km/hの性能でした。
カローラ IIは当時爆発的に大ヒットしていたマツダのファミリア FFの対抗馬で、見た目はファミリア FFにそっくりでした。1984年にマイナーチェンジし外観が小変更されました。1986年に2代目カローラ II(L30型)にモデルチェンジしました。2代目はエンジンが新型の1.3L/1.5Lになり、前輪駆動車としては一般的な横置きエンジン方式になりました。
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ミニカーはダイヤペットの当時物で1983年に発売されました。ダイヤペットの協力工場の12番工場製で、フロントグリルとバンパーの造形、ツートンカラーの塗り分けなど実にリアルに仕上がっています。地味な車種ですが、このミニカーはダイヤペットとして仕上げレベルが高い傑作のひとつであると思います。このミニカーには1984年のマイナーチェンジ仕様もありました。なおカローラ IIのミニカーはこのダイヤペット製しかありません。またコルサ/ターセルは何故か?2018年現在でもミニカーがありません。(NEOがスプリンター カリブの姉妹車であるターセル 4WDをモデル化していますが、これは名前がターセルというだけです) 以下はフロント/リアの拡大画像とルーフ/エンジンの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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![]() ![]() 以下は1985年に発売された1984年のマイナーチェンジ仕様(型番G1)の画像です。リアエンドスポイラーとドアミラーが追加され、フロントバンパーがフォグランプ付に変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
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