ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

ALFA ROMEO 156 1997 ITALY

ALFA ROMEO 156
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 156


SOLIDO 1549 1/43 104㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.43m 全幅約1.74m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 2.5L 190HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速230km/h  データーベースでアルファ ロメオ 156のミニカー検索

アルファ ロメオ 156 イタリア 1997年

 

 アルファ ロメオ 155の後継車 156が1997年に登場しました。145から始まった低いノーズのフロントを発展させて、適度に丸みがあってウエッジが効いたデザインは魅了的でした。155のシャーシを引き継いだ横置きエンジンの前輪駆動車で、専用設計のマルチリンク式リアサスペンションなど操縦性を重視してリファインされていました。当初のエンジンはDOHC 4気筒1.6L/1.8L/2L(155HP)、DOHC V型6気筒2.5L、4気筒1.9L/5気筒2.4L(136HP)ターボディーゼルでした。1998年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーをアルファ ロメオとして初めて受賞しました。

 

 1999年にセレスピードというステアリングホイールのスイッチで変速する半自動変速機が採用され、2000年に車高調整式リアサスペンションを持つスポーツワゴンが追加されました。2001年にDOHC V型6気筒3.2L(250HP)エンジンを搭載し専用サスペンション/空力パーツを備えるスポーティ仕様のGTAが設定されました。2003年のマイナーチェンジで、G.ジウジアーロがデザインした盾形グリルを持つフロントに意匠変更されました。(実車画像→ アルファ ロメオ 156 2003) 2004年にトルセン式フルタイム4WDを搭載し車高を上げたクロスワゴン Q4が設定されました。高性能ながらセレスピードなどで使いやすくなった156は、人気を呼びアルファ ロメオ最大のヒット車となりました。(156シリーズの総生産台数は約68万台) 2005年に後継車159にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1999年に発売されたソリド製の当時物です。このソリドの1500シリーズ(型番が15**)のミニカーは、比較的安価(当時の定価2000円)ながら、1960-70年代のソリド製ミニカーのような良質の出来ばえとなっていました。この155もプロポーションが良くフロントグリルの雰囲気がうまく再現されていてかなり良い出来ばえです。また室内も彩色され結構リアルに再現されています。ソリド以外の156のミニカーはミニチャンプスのセダン/レース仕様/クロスワゴン、ノレブのクロスワゴン、Bブラーゴの1/43と1/24、M4のGTA、スパーク(レジン製)のレース仕様、デルプラドの世界の名車シリーズなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 156 1
ALFA ROMEO 156 2

 以下は2000年に発売されたミニチャンプス製のアルファ ロメオ 156 (1/43 型番430120700)の画像です。ミニチャンプスらしいそつのない造形で、プロポーションが良く、これもかなり良い出来ばえです。室内が彩色されインパネのメーター類もリアルに再現されています。やや車高を下げてモデル化しているのは、かっこよく見せる為のミニチャンプスの常套手段でした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 156 3
ALFA ROMEO 156 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 156 5
ALFA ROMEO 156 6

 以下は2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズのアルファ ロメオ 156 (1/43 No.37)の画像です。中国製ですが、メーカーは不明です。プロポーションは悪くないのですが、フロント周りの雰囲気があまり似ていないので、全体的には今ひとつの出来ばえです。安価な雑誌付きミニカーですので、室内の造形は無彩色で簡素です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 156 7
ALFA ROMEO 156 8

 以下は実車の画像です。上述した3台のミニカーと実車画像を較べてみると、プロポーション的には3台ともほぼ同じような出来ばえですが、細部の仕上げには価格に相応した違いがあります。ミニチャンプス(定価3800円)は全体的に細部の仕上げがリアルで、ヘッドライト形状が一番正確です。ソリド(定価2000円)はバンパーモールが省略されるなど細部の仕上げがミニチャンプスより簡素で、ヘッドライトが小さめになっています。デルプラド(定価1150円)は全体的に仕上げが簡素で、正面から見るとヘッドライト形状がなんとなく間抜けな感じで実車の雰囲気から外れています。
ALFA ROMEO 156 9
ALFA ROMEO 156 10

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FIAT MULTIPLA 1998 ITALY

FIAT MULTIPLA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT MULTIPLA


SOLIDO 1547 1/43 94㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.99m 全幅約1.87m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 103HP 5段変速変速
性能: 最高速170km/h  データーベースでフィアット ムルティプラ のミニカー検索

フィアット ムルティプラ  イタリア 1998年

 

 1950年代に登場した小型ワンボックス車フィアット 600 ムルティプラの2代目が1998年に登場しました。フロントウインドの下に段差があるなどこの車の外観は極めて個性的(奇抜)で、実際に市販されたことが不思議なくらいでした。なおAピラーの下のグリルのように見える穴はヘッドライト(ハイビーム)です。バカンス等で使うフェリーボートの料金が安くなるということで全長を4m以下に抑えていました。全長を抑えたかわりに全幅を1.87mと大きくして3人掛けシートの2列で6人乗りとしシート背後に広い荷室も確保していました。横置きエンジンの前輪駆動車で、当初のエンジンはDOHC 4気筒1.6L(103HP)、4気筒1.9L(105HP)ターボディーゼルでした。

 

 さすがにこのデザインは不評だったのでしょう。2004年のマイナーチェンジで、フロントウインド下の段差をなくした一般的なデザインに変更されました。その際に全長が4mを超え、初期のメリットが無くなりました。2010年まで生産され、後継車は2012年に登場したミニバン 500Lになるようです。(実車画像→ フィアット ムルティプラ 2004) (実車画像→ フィアット 500L)

 ムルティプラのデザインは全長が4m以下という点も含めて、2001年に発売されたホンダ モビリオによく似ていました。モビリオはヨーロッパに輸出されているので同じような発想だったのかも知れません。また2列シートの6人乗りの国産車としては2004年発売のホンダ エディックス(全幅約1.795m)がありました。(実車画像→ ホンダ モビリオ) (実車画像→ ホンダ エディックス)

 

 

 ミニカーは1999年に発売されたソリドの当時物です。ソリドの型番15**の1500シリーズはどちらかというと廉価版ミニカーの類なのですが、このムルティプラは個性的なボディが見事に再現されていて良く出来ています。ヘッドライト(ハイビーム)がデカール仕上げなのはやや残念ですが、室内の3人掛けシートやインパネなどの細部は結構リアルに再現されています。ソリドは現在ヨーロッパ最大の玩具グループのSIMBA DICKIEグループの傘下ですが、同じグループ内のマジョレットからもこの型を流用したほとんど同じ物が販売されていました。ソリドは2004年にデザイン変更された後期型もモデル化していて、そのマジョレット版もあります。なおソリド/マジョレット以外のムルティプラ 2代目の量産ミニカーは2022年現在でもないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FIAT MULTIPLA 1
FIAT MULTIPLA 2

 以下は2000年頃に発売されたマジョレット製のフィアット ムルティプラ (1/43 型番5913348)の画像です。上記ソリド製とほとんど同じものですが、よく見るとこちらはフリーホイール(回転し易い構造のホイール)が採用されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT MULTIPLA 3
FIAT MULTIPLA 4

 以下は2005年頃に発売されたマジョレット製のフィアット ムルティプラ 2004 (1/43 型番50906138)の画像です。マイナーチェンジで一般的なデザインに変更された後期型をモデル化しています。変更されたフロント周りの造形とテールライトがきちんと再現されています。これはマジョレット製ですのでフリーホイールとなっていますが、同じ型を使ったソリド製(型番15106)はフリーホイールではありませんでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT MULTIPLA 5
FIAT MULTIPLA 6

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LANCIA DIALOGOS 1998 ITALY

LANCIA DIALOGOS
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LANCIA DIALOGOS


SOLIDO 1557 1/43 118㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.99m 全幅約1.95m エンジン 変速機: 未搭載(デザイン モックアップの為) 
性能: 最高速 不詳(デザイン モックアップの為)  

ランチア ディアロゴス イタリア 1998年

 

 ランチア ディアロゴスは1998年のトリノ モーターショーで公開されたコンセプトカーでした。販売が低迷していたランチアが自社の新しいアイデンティティーを確立する為に企画した車で、エンジンは搭載していないモックアップでした。戦前のアプリリアや戦後のアウレリアなどのイメージをランチア デザインセンターが現代風にアレンジしたレトロな雰囲気のデザインでした。室内も上質で常識的なものでしたが、いくつかのアイデアが提案されていました。まずドアはアウレリアのような観音開きの4ドアで、ドアハンドルが無くカードキーで開閉します。

 

 次にシートが回転することで、乗降がアシストされます。前席シートは180度回転して後席と対面もできます。後席には作業机としても使える平面ディスプレーが設けてあります。U字型のステアリングホイールは停車時は中央にあり、運転時に左または右に移動できます。(このステアリングホイール移動のアイデア以外はその後のランチア車で実用化されています) 2001年にディアロゴスと同じ盾型フロントグリルとヘッドライトを持つテージスが登場しましたが、テージスはあまり売れませんでした。その後のイプシロン、デルタなどにもディアロゴスのデザインが反映されていました。(実車画像→ ランチア イプシロン 2002)

 

 

 ミニカーは2000年に発売されたソリド製の当時物です。実車と同じカラーリングで、プロポーションが良く室内も良く再現された非常に素晴らしい出来ばえです。また実車の特徴的な機能を凝ったギミックで再現してあり、当時の定価2000円は値段をつけ間違えたのではないかと思うほどの出来ばえでした。まず観音開き式の4ドアが開閉し、前席が回転します。(実車は前席が個別に回転しますが、ギミックは前席全体が回転) 次にステアリングホイール位置が右/中央/左に移動できます。(ステアリングホイールの位置は底板の操作ノブで動かすようになってます) 最近1/43サイズのミニカーではこのようなギミックが軽視されていますが、ギミックも実車をリアルに再現する手段です。このミニカーでは実車の最大の特徴をギミック化していますから、単なるお遊びだけではなく実車の機能を知ることができる面白いものになっています。(すぐに壊れるような細かなパーツを付けるよりも、こんな具合にしゃれた仕掛けを工夫して付けてもらいたいものです) なおディアロゴスのミニカーは2020年現在でもこれしかありません。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LANCIA DIALOGOS 1
LANCIA DIALOGOS 2

 以下は4ドア開閉/シートの回転動作と室内/ステアリングホイールの右/中央/左移動の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LANCIA DIALOGOS 1
LANCIA DIALOGOS 2

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ALFA ROMEO 166 1999 ITALY

ALFA ROMEO 166
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 166


SOLIDO 1550 1/43 111㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.73m 全幅約1.82m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 2.5L 190HP 
 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速225km/h  データーベースでアルファ ロメオ 166のミニカー検索

アルファ ロメオ 166 イタリア 1999年

 

 アルファ ロメオ 164の後継車として166が1998年に登場しました。アルファ ロメオ独特のフロントノーズを持つウェッジシェイプのボディは、大型の4ドアセダンながらスポーティで魅力的でした。フィアット グループ内のランチア K(カッパ)とシャーシを共用していますが、リアサスペンションは166専用のマルチリンクでスポーティな操縦性だったそうです。ボディは4ドアセダンだけで、当初のエンジンはDOHC 4気筒2L(155HP)、V型6気筒2Lターボ/2.5L/3L(226HP)、5気筒2.4L(136HP)ターボディーゼルでした。

 

 アルファ ロメオの最上級車ゆえに豪華な革張りの内装で、雨滴感応式ワイパーや衛星ナビゲーション システムなどの先進装備が備わっていました。2003年のマイナーチェンジで、フロントに大きな盾型グリルを採用した後期型に変わりました。(実車画像→ アルファ ロメオ 159 後期型) 6気筒2Lターボエンジンが無くなり、6気筒3.2L(240HP)エンジンが追加され、6段変速が設定されました。166の販売はあまり芳しくなく、2007年に生産中止となり、アルファ ロメオは大型高級車クラスから撤退しました。

 

 

 ミニカーは1999年に発売されたソリド製の当時物です。このソリドの1500シリーズ(型番が15**)のミニカーは、比較的安価(当時の定価2000円)ながら、1960-70年代のソリド製ミニカーのようなシャープな造形で、ライト/エンブレム等の細部もそこそこ良く再現してありました。(底板のエンジン等の表現もきちんとしていました) この166もその1500シリーズの1台で、プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されていてなかなかの良い出来ばえです。室内の細部も値段相応以上の仕上げとなっています。最近のレジン製ミニカーに良くある簡単に壊れるパーツがなく安心して触れるので、私はコレクションするにはこのレベルの出来ばえのダイキャスト製ミニカーが一番好ましいと考えます。(値段もリーズナブルでしたが、2022年現在ではこの仕上げレベルで手ごろな値段の1/43サイズのミニカーはありません) これ以外の166のミニカーはカララマ、ノレブの後期型などがあります。以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 166 1
ALFA ROMEO 166 2

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ALFA ROMEO GTV V6 3L 1999 ITALY

ALFA ROMEO GTV V6 3L
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO GTV V6 3L


SOLIDO 1553 1/43 100㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.29m 全幅約1.78m エンジン 変速機: V型6気筒 3L  220HP 6段変速
性能: 最高速248km/h  データーベースでアルファ ロメオ GTVのミニカー検索

アルファ ロメオ GTV V6 3L イタリア 1999年

 

 アルファ ロメオ アルフェッタ GTの後継車としてGTVが1995年に登場しました。丸形4灯式プロジェクターヘッドライトを採用した迫力のある面構えとボディサイドのキャラクターラインなど、極めて個性的なボディはピニンファリーナがデザインしました。フィアット ティーポのシャーシを流用する横置きエンジンの前輪駆動車でしたが、リアサスペンションはマルチリンクの専用設計でリアルスポーツカーとして仕上げられていました。クーペはリアが狭くシートは2+2レベル、スパイダーは2シーターでした。当初のエンジンはDOHC 4気筒1.8L/2L(150HP)、V型6気筒2Lターボ(200HP)、DOHC V型6気筒3L(220HP)でした。

 

 1998年のマイナーチェンジで内装が変更され、ノーズのエンブレムの枠にクロームモールが付きました。さらにボディ下部スカートがボディ同色になり、6段変速が追加されました。2003年のマイナーチェンジで後期型となり、147と同じ盾形のフロントグリルを持つフロントに変わりました。またDOHC V型6気筒エンジンが3.2L(240HP)のみとなりました。2005年に後継車のブレラにモデルチェンジしました。(実車画像→ アルファ ロメオ ブレラ)

 

 

 ミニカーは2000年に発売されたソリド製の当時物で、1998年のマイナーチェンジ後のGTV V6をモデル化しています。実車の個性的なフロント周りやボディサイドのデザインがうまく再現されています。比較的安価な(定価2000円)ミニカーでしたので、これより値段の高い(定価4410円)ミニチャンプス製ほど細部を再現していません。ただミニカーの作り方を熟知している老舗ソリド製ですから、肝となる部分(フロントグリルや室内インパネなど)はきちんと仕上げてあり、手堅い出来ばえになっています。ソリドはGTV スパイダーもモデル化しています。これ以外のGTVのミニカーはミニチャンプスのクーペとスパイダー 後期型、ノレブのクーペとスパイダー 後期型、トップモデル(レジン製)のクーペなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO GTV V6 3L 1
ALFA ROMEO GTV V6 3L 2

 以下は2000年に発売されたソリドのGTV スパイダー(型番1554)の画像です。上記の型を変更したバリエーションで、スパイダーに仕立てています。ホイールが変更されていて、オープンカーですので室内の造形が良く見えます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO GTV SPIDER 1
ALFA ROMEO GTV SPIDER 2

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