ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 1979 USA

GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM


YATMING 94239 1/43 114mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.8m エンジン 変速機: V型8気筒 6.6L 188HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでポンティアック ファイアーバードのミニカー検索

GM ポンティアック ファイアーバード トランザム アメリカ 1979年

 

 ポンティアッ ファイアーバード 2代目が1970年に登場しました。先代同様に2代目もシボレー カマロの兄弟車で、大きなBピラーを持つクーペスタイルに変わりました。安全基準が強化されたことで、オープン仕様のカブリオレがなくなりました。エンジンは標準で6気筒4.1L、中級グレードのエスプリとフォーミュラーのV型8気筒5L/5.8L/6.5L、最上級の高性能版トランザムのV型8気筒6.6L/7.5L(372HP レース仕様540HP))などがありました。このV型8気筒7.5L(455CI)エンジンはマッスルカー時代の最強のエンジンでした。(実車画像→ ポンティアック ファイアーバード 1971)

 

 1974年のマイナーチェンジで、安全基準に対応した大型バンパーが採用されシャベルノーズと呼ばれる傾斜したフロントに変わり、テールライトが幅広のデザインに変わりました。1975年にリアウィンドーがラップラウンド式の大きなものに変わりました。1976年にポンティアック50周年記念モデルとして黒ボディに金のアクセントが付いた特別仕様車が登場しました。(実車画像→ ポンティアック ファイアーバード 1974)
 1977年のマイナーチェンジでヘッドライトが角形4灯式に変更されました。1979年にフロントのデザインが変更され、ヘッドライトが独立した角形4灯式になりました。(実車画像→ ポンティアック ファイアーバード 1977) 1980年に排ガス規制の強化で5L以上の大排気量エンジンが廃止され、1982年にファイアーバード 3代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2007年に発売されたヤトミン製です。1979年型にはボンネットにファイアーバード(火の鳥=不死鳥)のイラストを大きく描いた実に印象的なモデルがあり、ミニカーはこの車のTバールーフ仕様をモデル化しています。ヤトミンのアメリカ車の1/43シリーズは定価1500円程と安価ながら、結構良く出来ていました。このファイアーバードも1977年のマイナーチェンジで採用されたフロントやテールライトの造形が結構良く再現されていて、ボンネットのファイアーバードのイラストも綺麗です。このイラストが付いた1/43のファイアーバードが欲しかったので気に入っています。色違いで黒のボディに金色のイラストもありました。ファイアーバード 2代目のミニカーはウェリー(WELLY)の1/18、アーテル(ERTL)の1/18、フランクリン ミントの1/24、グリーンライトの1/24と1/64、マッチボックス、ジョニーライトニングの1/64、ブッシュの1/87、国産ではサクラの1/43、トミカの1/68、ダイヤペットの1/53などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 1
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 2

 以下は1979年に発売されたサクラ製の当時物 世界の名車シリーズ ポンティアック ファイアーバード 1977 (1/43 型番2)の画像です。1977年式をモデル化していますが、肝心のフロントの角形4灯式ヘッドライトの造形がいま一つなのであまり良い出来ではありません。ただ1970年代当時の国産ミニカーとしては結構良く作ってありました。(当時アメリカ車のミニカーは少なかったので、その点では貴重なミニカーでした) 昔のミニカーですので、ボンネット/ドア/トランク開閉のフルギミックになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 3
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。これもボンネットにファイアーバードのイラストがあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 5
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 6

 以下は2021年に発売されたデアゴスティーニのアメリカンカー コレクションのポンティアック ファイアーバード トランザム 1977 (1/43 No.3)の画像です。これも1977年式をモデル化しています。メーカーは明記されていませんがイクソ系列のメーカーだと思われます。(ミニカーを台座に固定するネジに3角溝があるネジが使われていて、このネジを使用するのはイクソ系列のメーカーの特徴ですので) プロポーションが良く、角形4灯式ヘッドライトが少し小さめなのがいまひとつですが、実車の雰囲気は良く再現されています。特にボンネットのファイアーバードのイラスト、TRAN SAMのロゴ、各部のモールの全てが金色のタンポ印刷で処理されていて、タンポ印刷技術の進歩で細部のリアリティが向上しています。なお室内のインパネのメーターもタンポ印刷で処理しているのですが、私が購入したこれは印刷位置が右斜め上にずれています。(室内の印刷ずれは目視チェックで見逃す可能性が高いのでしょう) 定価が2000円ほどの安価なミニカーとして想定していたより良い出来ばえでしたので、このシリーズは気に入ったものを今後も購入するつもりです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 7
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 8

 以下はフロント(ファイアーバードのイラスト)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 9
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 10

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FORD LINCOLN CONTINENTAL MK V 1979 USA

FORD LINCOLN CONTINENTAL MK V
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL MK V


IXO PREMIUMX PR0001 1/43 140mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.9m 全幅約2m エンジン 変速機: V型8気筒 7.5L 208HP 3段自動変速
性能: 最高速195km/h  データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

フォード リンカーン コンチネンタル MK V アメリカ 1979年

 

 前述したようにフォード リンカーン コンチネンタル MKシリーズはGM キャディラック エルドラドと同様のパーソナル用途向けで2ドアクーペだけでした。1977年にコンチネンタル MK Vにモデルチェンジしましたが、外観上は先代のMK IVとほとんど同じように見えました。(実際にはデザインをややシャープにしているらしいですが) 従来のV型8気筒7.5L(224HP)エンジンはオプションとなり、標準はV型8気筒6.6L(180HP)エンジンが搭載され、3段自動変速、最高速190km/hの性能でした。アメリカでは1971年頃からエンジン出力がグロス表示からネット表示に変わったので、どのメーカーも表示馬力が激減しました。1970年のV型8気筒7.5Lエンジンは345HPの表示だったのが、1979年には224HPに激減しています。(グロス表示馬力が過大すぎたのですが)

 

 1980年にコンチネンタル MK VIにモデルチェンジしましたが、燃費対策で全長5.6mと一回りサイズダウンされました。(実車画像→ フォード リンカーン コンチネンタル MK VI) さらに1983年に登場したコンチネンタル マーク VIIでは全長5.1mとずいぶん小さくなってしまいました。そんなわけでコンチネンタル MK Vはサイズダウンされる前の最後の大きくて派手だったコンチネンタル MKシリーズでした。

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたイクソのプレミアムX製で、プレミアムX ブランドで最初にモデル化されたミニカーでした。イクソのミニカーはダイキャスト製がほとんどですが、このプレミアムXの初期物はレジン製でした。プロポーションが正確で大きなアメリカ車をリアルに再現しています。フロントグリルとその上のエンブレムや室内のインパネなど細かいところも良く作り込んであり、薄空メタリックのカラーリングも実車に忠実でした。(ただレジン製なので大きさの割に軽くて安っぽい感じがするのがいまいちですが) この時代のリンカーンのミニカーは最近までほとんど無かったのですが、2012年頃からネオ(NEO レジン製)がコンチネンタル タウンカーやコンチネンタル MK IV/V/VIIをモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL MK V 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL MK V 2

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GM CADILLAC SEVILLE ELEGANTE 1980 USA

GM CADILLAC SEVILLE ELEGANTE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC SEVILLE ELEGANTE


IXO PREMIUMX PRD110 1/43 122㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.8m エンジン 変速機: V型8気筒ディーゼル 5.7L 105HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h   縦置エンジン前輪駆動 データーベースでキャディラック セビルのミニカー検索

GM キャディラック セビル エレガンテ アメリカ 1980年

 

 キャディラック セビル 2代目が1980年に登場しました。1930年代のイギリス製高級車に見られたリア/トランクのデザイン(レザーエッジと呼ばれる)を取り入れた懐古調スタイルが外観上の特徴でした。(レザーエッジ 実車画像→ ロールス ロイス ファントム 25/30) 全長5.2mX全幅1.8mとトヨタのセンチュリー並の大きさで、前輪駆動方式が採用されました。アメリカ車としては珍しいことに燃費対策でV型8気筒5.7L(105HP)ディーゼルエンジンを標準エンジンとしていました。(ガソリンエンジンはオプション) ボディは4ドアセダンのみで4段自動変速で最高速180km/hの性能でした。

 

 1982年からはV型8気筒4.1L(125HP)ガソリンエンジンが標準となり、ディーゼル エンジンはオプションとなりました。セビル 初代同様にキャディラックの中でも高価な車でしたが、個性的なスタイルが好評で、初代同様に成功しました。1986年にセビル 3代目が登場しました。ボディが小型化され、当時のGM車に共通したリアウインドーがほぼ直立したキャビンを持つデザインとなりました。1992年にセビル 4代目が登場しました。ボディが大きくなり欧州のオペル車のような雰囲気のおとなしいデザインに変わりました。1998年に登場したセビル 5代目は4代目のデザインを踏襲していました。 (実車画像→ セビル 3代目) (実車画像→ 4代目) (実車画像→ 5代目)

 

 

 ミニカーはイクソのプレミアムX製で2013年に発売されました。上級グレードのエレガンテをモデル化しています。2009年に登場したプレミアムX ブランドの初期のミニカーはレジン製でしたが、これはダイキャスト製です。実車に即したツートンカラーで、セビル 2代目のスタイルをうまく再現していて非常に良い出来ばえです。またリアルなフロントグリル、その上に付いた凝った造りのエンブレム、ナンバープレート、室内の造形などの細部も良く再現されています。1970年代後半以降のサイズダウンされたアメリカ車はあまり人気がないので、セビル 2代目のミニカーはトミカの外国車シリーズ(型番F45 1/69)の当時物ぐらいしかありませんでした。その後2009年頃にネオ(NEO レジン製)がセビル 初代と2代目をモデル化しています。 以下はフロント/フロントグリルの拡大画像、リア/室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SEVILLE 1
GM CADILLAC SEVILLE 2

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DELOREAN DMC-12 1981 USA

DELOREAN DMC-12
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DELOREAN DMC-12


VITESSE 24000 1/43 101mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.27m 全幅約1.99m エンジン 変速機: V型6気筒 2.85L 150HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速200km/h  データーベースでデロリアンのミニカー検索

デロリアン DMC-12 アメリカ 1981年

 

 GMの副会長であったジョン デロリアン(John DeLorean)は、自分の理想の車を作るために1975年にデロリアン モーター カンパニー(DMC)を設立しました。1975年にイタルデザインのG.ジウジアーロがデザインしたDMC-12のプロトタイプが発表され、実際に製品化されたのは1981年でした。ロータスが設計に協力し同社の得意とするバックボーンフレームにFRP製ボディーを載せる構造となっていました。プジョー/ルノー/ボルボが共同開発したPRV型V型6気筒2.85Lエンジンをリア(ミドシップではない)に搭載していました。ガルウイング式ドアと未塗装ヘアライン仕上げのステンレスパネルを張ったボディが特徴でした。

 

 発売初年度に約6500台が販売されましたが、高額(約1600万円)だったのですぐに販売不振となり、DMCは資金繰りの悪化で1982年に倒産しました。総生産台数は約8000台でした。ここまでなら不運な車ということで終わりでしたが、1985年の映画「Back to the Future(バック トゥ ザ フューチャー)」でタイムマシンを搭載した劇中車に採用され、この映画の大ヒットとともにデロリアンはたちまち有名になりました。映画はパート3まで制作され、すべてにデロリアン改造車が登場することで今でも人気のある車です。2012年にはDMC-12を電気自動車化したDMC EVが開発されていて、2022年現在も後継EVが開発途中のようです。

 

 

 ミニカーは2003年に発売されたビテス製です。プロポーションが良く灯火類などの細部もリアルで、実車がうまく再現されています。特筆すべきはボディの質感で、ヘアライン仕上げのステンレスパネルがそれらしく再現されているといった凝った作りです。またガルウイング式ドアが開閉し、室内も細部まで良く再現されています。ビテスは映画 Back to the Future Part1からPart3までの劇中車も全てモデル化しています。ビテスの親会社のサンスターでは1/18と1/43でもデロリアンを発売しています。これ以外のデロリアンのミニカーは劇中車のモデル化が多いですが、オートアートの1/18、ミニチャンプスの1/43、コーギーの劇中車仕様 1/36、アオシマの劇中車仕様 1/43、WELLYの劇中車仕様 1/24、マテルの劇中車仕様 1/64と1/43と/18などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とガルウイングドアの開閉ギミック画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

DELOREAN DMC-12 1
DELOREAN DMC-12 2

 以下は2001年に発売されたコーギー製のデロリアン DMC-12 Back to the Future Part1 劇中車仕様 (1/36 型番CC05501)の画像です。縮尺1/36なので全長約120㎜と少し大きめなサイズで、ブラウン博士(ドク)のフィギュアが付いています。サイズが大きい割には細部の仕上げは1/43レベルで、全体的にはやや物足りない出来ばえです。ドア開閉ギミック付きで、ドクのフィギュアは結構良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DELOREAN DMC-12 MOVIE Back to the Future 1
DELOREAN DMC-12 MOVIE Back to the Future 2

以下はフロント/リアの拡大画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DELOREAN DMC-12 MOVIE Back to the Future 3
DELOREAN DMC-12 MOVIE Back to the Future 4

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KNIGHT 2000 K.I.T.T. KINGHT RIDER 1982 USA

KNIGHT 2000 K.I.T.T. KINGHT RIDER
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
KNIGHT 2000 K.I.T.T. KINGHT RIDER


AOSHIMA SKYNET 72264 1/43 113㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.87m 全幅約1.84m エンジン 変速機: 不詳(ドラマの設定) 8段自動変速(ドラマの設定)
性能: 最高速 520km/h(ドラマの設定)  データーベースでナイトライダー関係のミニカー検索

ナイト 2000 キット ナイトライダー アメリカ 1982年

 

 ナイトライダー(KNIGHT RIDER)は1980年代にアメリカで放映されたTV ドラマでした。(日本では1987年にテレビ朝日系列で放映) ナイト財団という組織に属するマイケル ナイトが高性能な特殊車両ナイト2000を使って様々な事件を解決するといったドラマでした。このドラマの魅力はナイト 2000に搭載された人間と会話できる高性能なコンピューターのキット(K.I.T.T)の存在でした。真面目なキットと破天荒なマイケル ナイトのやり取りが面白く、個人的に好きなドラマでした。

 

 ナイト 2000はポンティアック ファイアーバード トランザム 1982年式をベースにして製作され、ノーズ以外の外観はほぼそのままでした。ナイト 2000 キット(K.I.T.T)以外の劇中車としてはナイト財団移動本部として使われた大型セミトレーラーのルークワンやキットのプロトタイプで後に敵役となるカール(K.A.R.R. 外観は同じで黒/銀のツートンカラー)などがありました。

 

 

 2008年にアメリカでは新シリーズのナイトライダーがTV放映されました。(日本ではナイトライダーNEXTとして2012年にTV放映) このドラマではナイト 2000はシェルビー マスタング GT500をベースにしたナイト 3000に変わりました。このシリーズは何回か見ましたが、オリジナルと比べるとナイト 3000に魅力がないなどあまり面白く思いませんでした。1980年代当時のナイト 2000は夢の車でしたが、それから約30数年後の2021年現在では音声認識技術や自動運転技術の進展でこのような車が現実化されつつあります。(実車画像→ シェルビー マスタング GT500 2007)

 ミニカーはアオシマ スカイネット製で、2004年に発売されました。プロポーションが良く、ホイールや灯火類などの細部もリアルに再現してあり、非常に良く出来ています。また少し見えにくいのですが室内も航空機の操縦桿のようなハンドルやメーター類がリアルに再現してあります。さらにキットが外部の状況を監視するフロントノーズにあるスキャナーが点滅するギミック付きです。(底板後部に収納する小さなボタン電池2個で動作し、ON/OFFのスイッチが底板部分にあります) アオシマは1/43と1/18と1/15でキット(K.I.T.T)とカール(K.A.R.R.)を8種類ほどモデル化していて、1/18と1/15では音声出力回路やメータ照明などもっと凝ったギミックが付いています。さらにアオシマはプラモデルやRCカーも作っています。アオシマ以外のミニカーはマテル(ホットホイール)の1/64と1/43と1/18、JADA TOYSの1/24などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

KNIGHT 2000 1
KNIGHT 2000 2

 以下は室内の画像/スキャナー動作画像と底板部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
KNIGHT 2000 K.I.T.T. KINGHT RIDER 3
KNIGHT 2000 K.I.T.T. KINGHT RIDER 4

 以下は1988年頃に発売された日本のクリエイト トゥエンティ ワン(CREATE 21)製のナイト 2000 (1/43 型番40006)の画像です。TVドラマが放映されて人気があった頃に発売されたキャラクター物のミニカーでした。(製造元はもう存続してないようです) ナイトライダーが好きだったので玩具の類でしたが購入しました。リトラクタブルライトとドアが開閉するギミック付きで、ブルバックモーターで走行します。リアのブルバックモーターが目立ち、外観的にはまずまずの出来ばえながら室内は再現していません。スキャナーを模した赤いメッキシールが付いています。当時はこんな玩具もあったということです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
KNIGHT 2000 K.I.T.T. KINGHT RIDER 5
KNIGHT 2000 K.I.T.T. KINGHT RIDER 6

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