ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

FORD GALAXIE 500 1966 USA

FORD GALAXIE 500
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD GALAXIE 500


DINKY(FR) 1402 1/43 126㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m 全幅約2m エンジン 変速機: V型8気筒 7L 425HP 3/4段手動変速/3段自動変速
性能: 最高速 不詳  データーベースでフォード ギャラクシーのミニカー検索

フォード ギャラクシー 500 アメリカ 1966年

 

 1960年代のフォードのフルサイズカーにはフェアレーンとギャラクシーがありました。エンジンは6気筒3.7L(138HP)からV型8気筒7L(410HP)まで非常に幅広いバリエーションがありましたので、お得なファミリーセダンから高性能なマッスルカーまで揃っていました。初代ギャラクシーは1959年にフェアレーンより車格の高い上級車として登場しました。フェアレーンとはほぼ同じ外観でしたが、電動格納式ハードトップを備えたスカイライナーなど豪華な仕様になっていました。翌1960年にはフェアレーンのフルモデルチェンジでギャラクシーは2代目となりました。2代目も外観はフェアレーンとほぼ同じでした。(実車画像→ フォード ギャラクシ サンライナー 1960 )

 

 1965年にギャラクシー3代目が登場しました。フェアレーンがコンパクト化されたことでギャラクシーはフェアレーンより大きくなり、当時の高級車で流行りであった縦型4灯式ヘッドライトを採用していました。エンジンは新型の6気筒3.9LとV型8気筒4.9L/5.8L/6.4Lで、1966年に高性能なV型8気筒7Lが追加されました。ギャラクシーの上級グレードには500と500XLがあり1965年にはLTD(リミッテド)が追加され、1966年以降の上級グレードはギャラクシーの名前が外れて単にXL、LTDになりました。1968年に縦型ヘッドライトが一般的な横型4灯式に変更されました。1969年にギャラクシー4代目にモデルチェンジしました。なお似た名前でギャラクシー(GALAXY)という車がありますが、これはヨーロッパ フォードの現存するMPVです。(実車画像→ フォード ギャラクシー 1970)

 

 

 ミニカーは1967年に発売されたディンキー(仏)製の当時物で上級グレードの500をモデル化しています。4枚のドア、ボンネット、トランクが開閉するフルギミックながら、プロポーションに破綻が無く直線的なデザインの実車の雰囲気が良く再現されています。このディンキー(仏)が採用したドアウィンドーが閉まった状態の4ドア開閉ギミックは見た目のリアリティが高いものでした。ドアを開くのが面倒になるのでこの方式はほとんど採用されないのですが、実車のドアウィンドーは閉じているのが普通ですからその点でリアルに見えるのです。当時の定価は1200円で通常のディンキー(仏)の約1.5倍と高価でしたが、その値段に見合ったディンキー(仏)の絶頂期の傑作ミニカーでした。また1960年代のアメリカ車のフルサイズセダンのミニカーとして車種的に貴重でもあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD GALAXIE 500 1
FORD GALAXIE 500 2

 以下は4ドア開閉ギミック動作の画像と室内の画像です。インパネは紙のシールですが、木目パネルの雰囲気が出ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD GALAXIE 500 3
FORD GALAXIE 500 4

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FORD THUNDERBIRD CONVERTIBLE 1966 USA

FORD THUNDERBIRD CONVERTIBLE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD CONVERTIBLE


YATMING 94224 1/43 121mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約2m エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 315HP 3段自動変速
性能: 最高速204km/h  データーベースでフォード サンダーバードのミニカー検索

フォード サンダーバード コンバーチブル アメリカ 1966年

 

 1964年にサンダーバードは第4世代に変わりました。先代に比べるとおとなしいデザインでより乗用車的になりました。同時期に発表されたマスタングとコンセプトが似ていたので、マスタングの兄貴分といった位置づけになりました。V型8気筒6.4L(315HP)エンジンが標準で、1966年にはオプションでV型8気筒7L(345HP)エンジンが追加されました。先代同様に年間販売台数が7万台ほどと、好調な売れ行きでした。

 

 先代同様ハードトップ クーペとコンバーチブルの2タイプがあり、2シーターのスポーツ ロードスター仕様もありました。ダミーのランドージョイント(幌の折畳み金具)がついたフォーマルな雰囲気を持つハードトップは、ランドーからタウン ランドーに名前が変わりましたが、この仕様が一番人気がありました。1966年のマイナーチェンジで、フロントグリルと一体化されていたバンパーが一般的なバンパーに代わり、フロントグリルがシンプルになり、テールライトは横幅いっぱいまで広がった横長の物に代わりました。(このテールライト かっこいいです)

 

 

 ミニカーはヤトミン製で、2007年頃に発売されました。1950-1970年代のアメリカ車を1/43でモデル化したコレクターズ エディションというシリーズの1台です。このシリーズは定価が1500円ほどで廉価版ミニカーの類ですが、結構きちんと作ってあり価格以上の良い出来ばえに仕上がっています。4代目サンダーバード 後期型をモデル化していますが、特徴的なフロント/リアのイメージが良く再現されています。なおヘッドライトの2灯が一体成型されてるので変形2灯風に見えますが、実際は独立した丸形4灯式です。4代目サンダーバードのミニカーは、これ以外ではビンテージ物の香港ディンキーとNEW RAYの物ぐらいしか無いので、車種的に貴重なモデルです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD THUNDERBIRD 1
FORD THUNDERBIRD 2

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GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM 1967 USA

GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM


IXO PREMIUMX PR0013 1/43 139mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.78m 全幅約2.03m エンジン 変速機: V型8気筒 7L 340HP 3段自動変速
性能: 最高速189km/h  データーベースでキャディラック 1960年以降のミニカー検索

GM キャディラック フリートウッド シックスティ スペシャル ブロアム アメリカ 1967年

 

 フリートウッドはキャディラックの最上級セダンに付く名前で、60シリーズ(Sixty)と70シリーズ(Seventy)の2タイプがありました。1965年に登場したキャディラック 9代目の60/70シリーズは、縦型4灯式ヘッドライトを採用したことが外観上の一番大きな特徴でした。リムジンの75は全長6.2m 全幅2m、フルサイズの60は少し短いですが全長5.78mとどちらも車重2tを超える巨体でした。V型8気筒7L(340HP)エンジンを搭載し3段自動変速で最高速189km/hの性能でした。この車の公称燃費は3.5km/Lでしたが、実燃費は3㎞/L以下だったでしょう。

 

 この縦型ヘッドライトを特徴とするデザインは1960年代の高級車に流行ったデザインでした。このデザインの車はメルセデス ベンツ 220(W111)あたりから始まって、フォード ギャラクシーオペル ディプロマット日産 グロリア(A30型)などがありました。キャディラックの縦型ヘッドライトは1969年のデザイン変更で一般的な横型4灯式ヘッドライトに変わりました。1971年に60/70シリーズはキャディラック 10代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたイクソのプレミアムX製の初期物でレジン製です。プロポーションが良く、大きなサイズの実車の雰囲気がうまく再現されています。フロントグリルや室内の造形もリアルに仕上げてあります。レジン製なのでに大きさの割に軽いのは、中身がからっぽな感じがして個人的にはいまいちの感じがします。ただ大きくて豪華であったかつてのアメリカ車の代表としてこのキャディラックのミニカーは実に貴重なものです。その意味では60ではなく75をモデル化したほうが良かったのかもしれません。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM 1
GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM 2

 以下は1978年頃に発売されたサクラ製のキャディラック フリートウッド 75 (1/45? 型番A-3)の画像です。サクラの世界の名車シリーズの1台でキャディラック 75をモデル化しているようです。全長が135㎜ですから縮尺はおよそ1/45ぐらいになります。1960年代のアンチモニー製ミニカーと同じような製造方法で作成して、意図的にレトロな作風のミニカーに仕上げてあります。ボディはアンチモニー製の一体成型なのでかなり重く室内の再現はありません。このミニカーは実車をリアルに再現したものではなく、実車の雰囲気をオーバーにデフォルメして楽しむといったものでした。その点では迫力十分の出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC FLEETWOOD 75 1
GM CADILLAC FLEETWOOD 75 2

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GM PONTIAC FIREBIRD 1967 USA

GM PONTIAC FIREBIRD
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD


DELPRADO 74 1/43 110mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.84m エンジン 変速機: V型8気筒 6.6L 325HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速180km/h以上  データーベースでポンティアック ファイアーバードのミニカー検索

GM ポンティアック ファイアーバード アメリカ 1967年

 

 前述したシボレー カマロのポンティアック版としてポンティアック ファイアーバードが1967年に登場しました。基本的なデザインはカマロと同じでしたがフロントバンパーをボディと一体化し、そこにポンティアックの伝統である2分割のフロントグリルと突き出たノーズを配してポンティアックらしくなっていました。搭載されるエンジンはカマロ同様にベーシックな6気筒3.8L/4.1Lから高性能なV型8気筒5.3L/5.7L/6.6Lエンジンまでありました。最強モデルはV型8気筒6.6L(400CI 立方インチ 325HP)エンジン搭載の400で、最高速180km/h以上の性能でした。

 

 1969年のマイナーチェンジでカマロと同様にボディが拡大されフロントグリルの意匠が大幅に変更されました。同年にリアスポイラーを装備した高性能版のオプションパッケージとしてトランザムが追加されました。トランザムという名前はアメリカのレース「Trans-American Sedan Championship」にちなんだものでした。その後トランザムはファイアーバードの最強モデルとして定着していきました。1970年にファイアーバード 2代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズです。メーカーはアーテル(ERTL)で、高性能版の400をモデル化しています。地味なボディカラーのせいで損をしていますが、よく見ると安価な雑誌つきミニカーながら結構良く出来ています。プロポーションが良く、室内などの細部もまずまずの出来ばえです。またリアサスペンションのリーフスプリングが再現され、運転席の前のボンネット上にオプションのフード タコメータがあるなどなかなか凝ってます。なおフード タコメータとはタコメータをボンネット上にマウントした物でした。(実車画像→ フード タコメータ) これ以外のファイアーバード 初代のミニカーはコーギーの当時物、ダンバリーミントの1/24、ヤトミン(シグネチャー)の1/43と1/18、M2マシーンの1/64、ジョニーライトニングの1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM PONTIAC FIREBIRD 1
GM PONTIAC FIREBIRD 2

 以下は1970年に発売されたコーギー製の当時物 ポンティアック ファイアーバード (1/47 型番343)の画像です。コーギーは型番338でカマロをモデル化していましたが、実車同様にそのカマロをベースにしてファイアーバードに仕立ててありました。フロントの造形がファイアーバードに変更され、ブラックアウトしたボンネットには大きなインテークが追加されています。(実車ではこんなに大きくはありません) カマロにはソフトトップが付いていましたが、ファイアーバードには付いていません。ホイールは当時流行りであった走行性重視で良く回転するフリーホイールを採用していました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD 3
GM PONTIAC FIREBIRD 4

 以下は2007年頃に発売されたヤトミン製のポンティアック ファイアーバード トランザム 1969 (1/43 型番94238)の画像です。ヤトミンのビンテージ アメリカ車シリーズの1台で、1969年に追加されたトランザムをモデル化しています。1969年のマイナーチェンジでフロントの造形が大きく変更されていますので、上記の1967年式とはかなり見た目が違っています。ヤトミンのビンテージ アメリカ車シリーズはどちらかというと廉価版(定価1400円)のミニカーでしたが、安価ながらも実車の雰囲気がうまく再現されていて結構良い出来ばえです。フロント/リア、室内などの細部も値段相応ですが良く再現されています。この時代のアメリカ車の1/43サイズのミニカーは少ないので私は結構気に入っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 1
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 3
GM PONTIAC FIREBIRD TRANS AM 4

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GM CHEVROLET CAMARO SS 396 1967 USA

GM CHEVROLET CAMARO SS 396
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CAMARO SS 396


MATCHBOX YMC06 1/43 107㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.69m 全幅約1.84m エンジン 変速機: V型8気筒 6.5L 325HP 3段変速
性能: 最高速206km/h  データーベースでシボレー カマロ 初代のミニカー検索

GM シボレー カマロ SS 396 アメリカ 1967年

 

 大成功を収めたフォード マスタングの対抗馬として、GMからシボレー カマロが1967年に登場しました。2ドアのスポーティなコンパクトカーというコンセプト、エンジンや装備のオプションが豊富に揃っていることなどはマスタングと同じでした。カマロはマスタングより全長全幅で約10cmほどサイズが大きく、直線的なデザインのマスタングに対して、カマロはフェンダーのコークボトルラインなど曲線的でした。ボディ形式にはクーペとカブリオレがありました。

 

 エンジンは6気筒3.8L/4.1L、V型8気筒4.9L/5.4L/5.7L/6.5Lなど多彩で、高性能版としてZ28、RS、SSがありました。カマロ初代には当時流行した格納式ヘッドライト(ライトを覆うグリルが横にスライドして開閉する)のオプションがありました。1967年式は三角窓がありましたが、1968年になくなりました。1969年のマイナーチェンジで、全長4.72m/全幅1.88mにサイズが拡大されフロントグリルとバンパーが一体化するなど外観が変更されました。カマロ初代はマスタング同様に成功し、1970年に2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ シボレー カマロ 1971)

 

 

 ミニカーは1997年に発売されたマッチボックス製です。マニア向けのマッスルカー シリーズの1台で、V型8気筒6.5Lエンジン搭載のSS 396をモデル化しています。マッスルカー シリーズは1960-1970年代の高性能車(マッスルカー)をモデル化していていずれもリアルな造形の良い出来ばえで、シャーシやサスペンションなどの下周りも再現されていました。このカマロもプロポーションが良く、格納されたヘッドライト、黒のボディ/フロントグリルを囲む赤のストライプ、太いタイヤなどマッスルな外観がリアルに再現されています。カマロ初代の当時物ミニカーはコーギーとナコラルがありました。コーギーは以下に紹介しています。ナコラルは当時としてはそこそこの良い出来ばえで、ダイヤペットが輸入してダイヤペット ヨーロッパというブランドで発売していました。当時物以外のミニカーはフランクリン ミントの1/43と1/24、ジョニーライトニングの1/64、グリーンライトの1/64、ホットホイールの1/64、マテルの1/18、デルプラドの世界の名車シリーズ、ブービーなど非常にたくさんあります。以下はマッチボックス製のフロントとリアの拡大画像と室内/底板部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET CAMARO SS 396 1
GM CHEVROLET CAMARO SS 396 2

 以下は1990年代に発売されたと思われるアルゼンチンのブービー(BUBY)製の シボレー カマロ RS コンバーチブル (1/43 型番BO2DS)の画像です。ブービーは1/43と1/64のダイキャスト製ミニカーのメーカーで、主にアメリカ車や欧州車をモデル化していました。このカマロはフロントグリルの造形から1969年式のモデル化で、実車のサイズ拡大を反映して全長約111㎜と上記マッチボックス製より少し大きいサイズとなっています。サイズが拡大された1969年式カマロのイメージがうまく再現されていて、なかなかセンスの良いミニカーに仕上がっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CAMARO 1
GM CHEVROLET CAMARO 2

 以下は1990年頃に発売されたフランクリン ミント製のシボレー カマロ (1/43 型番PW17)の画像です。1960年代の代表的なアメリカ車を1/43でモデル化した60年代シリーズの1台です。この60年代シリーズは全てボンネット/ドアの開閉ギミック付で、エンジンや床下のサスペンションなども結構リアルに再現されていました。このカマロは三角窓の付いた初期型をモデル化しています。エンジンや室内などの細部は良く再現されているのですが、特徴的なボディサイドのコークボトルラインの表現が控えめなうえに車高が高いのであまりかっこよくなく、全体的には今一つの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CAMARO 3
GM CHEVROLET CAMARO 4

 以下は2001年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズの シボレー カマロ SS (1/43 No.23)の画像です。製造メーカーは不明ですが、これもフロントグリルの造形から1969年式をモデル化しています。上記ブービー製と同様に全長112㎜とサイズが大きくなっています。ただし1969年式でのボディ拡大をややオーバーに表現していますので、実車のイメージから少し外れてしまっています。(意図的にかっこよくデフォルメしているようですが、やややり過ぎです) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CAMARO 5
GM CHEVROLET CAMARO 6

 以下は1968年に発売されたコーギー製の当時物 シボレー カマロ SS 350 (1/43 型番338)の画像です。1967年の初期型でV型8気筒5.7L(295HP)エンジンを搭載した高性能版SS 350をモデル化しています。縮尺1/47と少し小さめながらも、コーギー流のデフォルメ(やや玩具的なニュアンス)で実車のイメージをうまく再現しています。コーギーらしいギミックとしてグリルが横にスライドする格納式ヘッドライトの開閉ギミックとタイヤが交換できるギミック、さらにドア開閉と幌を取り外すこともできました。このカマロのギミックについては当サイトのギミックのページで詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください。→シボレー カマロのギミック (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET CAMARO 7
GM CHEVROLET CAMARO 8

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