ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

ASTON MARTIN V12 VANQUICHE 2001 UK

ASTON MARTIN V12 VANQUICHE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MOC022 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.67m 全幅約1.92m
エンジン 変速機: DOHC V型12気筒 5.9L 460HP 6段半自動変速
性能: 最高速305km/h
データーベースでアストン マーチン ヴァンキッシュのミニカー検索

 

アストン マーチン V12 ヴァンキッシュ イギリス 2001

 

 2001年に登場したV12 ヴァンキッシュはDB7より車格が上のアストン マーチンの最上級車で後輪駆動スポーツカーです。DB7をよりダイナミックにしたデザインで、このスタイルが新しいアストン マーチンのベースとなりました。2シーターが基本で、オプションで2+2も可能でした。シャーシはカーボンファイバーとアルミの複合材で構成され、ボディはハンドメイドのアルミパネルです。エンジンはDB7 ヴァンテージと同じDOHC V型12気筒5.9L(460HP)を搭載し、変速機はパドルシフトの6段半自動のみです。

 

 2004年にエンジンを528HPにパワーアップし最高速321km/hの高性能版V12 ヴァンキッシュ Sが登場します。外観的にはフロントグリルの開口部が大きくなり、フロント/リアにスポイラーが追加されています。2007年に生産中止となり、後継車はDBS V12でした。なお2012年にはDBS V12の後継車としてヴァンキッシュの名前が復活しました。

 

 

 ミニカーはイクソ製で、ダイナミックなボディが良く再現されていてなかなか良い出来映えです。多分同じ型だと思いますが、ビテスでもモデル化しています。それ以外では映画「007 ダイ アナザー デイ(2002年)」のボンドカー仕様が、コーギー(1/36)、アオシマ(1/18)、京商(1/12、1/72)、ミニチャンプスからモデル化されています。ミニチャンプスはヴァンキッシュ Sもモデル化しています。

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MCLAREN M8B CANAM 1969 UK

MCLAREN M8B CANAM 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 176 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.9m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 650HP 4段変速
性能: 最高速360km/h?
データーベースでマクラーレン M6/M8のミニカー検索

 

マクラーレン M8B カンナム イギリス 1969

 

 F1ドライバーであったB.マクラーレンがマクラーレン レーシング チームを1963年に設立しました。当時のB.マクラーレンはクーパーのドライバーでしたが、クーパーのF1活動に影響しないレースカーの開発/販売などを行ないました。1966年にクーパーから離れ自ら開発したマクラーレン M2BでF1に参戦します。また1966年からカンナム(CAN-AM:カナディアン アメリカン チャレンジカップ)にもマクラーレン M1Bで参戦しています。

 

 F1ではマクラーレン M7Aが1968年のベルギーGPでF1初優勝し、このシーズンは3勝してコンストラクターとしてロータスに次ぐ2位となっています。1969年シーズンは1勝しコンストラクターの4位となっています。

 カンナムでは1967年にシボレーのV型8気筒5.9L(525HP)エンジンを搭載したマクラーレン M6Aが登場し、1967年のシリーズ チャンピオンとなりました。1968年にはエンジンを7L(620HP)にパワーアップした改良版のM8Aが登場し、1968年のチャンピオンとなりました。その後M8Aは1969年に大きなリアスポイラーが付いたM8B、1970年の7.6L(680HP)エンジンで低いリアスポイラーの付いたM8D、1971年の8L(740HP)エンジンでボディと一体化したリアスポイラーの付いたM8Fと改良されていきました。なお1970年にはM8Dのテスト走行中にB.マクラーレンが事故死する不幸な出来事がありました。

 

 

 マクラーレンは1967年から1971年まで5年連続してチャンピオンとなり、この時期はマクラーレンのカンナムでの黄金期でした。当時カンナムといえばオレンジ色のマクラーレンというイメージが広く定着していました。マクラーレンは1972年末にカンナムから撤退し、以後はF1とインディ500に注力することになります。

 ミニカーはソリド製の当時物で1970年に発売されました。45年以上も前に作られたミニカーですが、プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されています。当時のミニカーは左側面が見える透明フィルム付き紙箱で販売されていたので、左側面だけはデカールが最初から貼ってありました。(残りのデカールは箱に添付されているので自分で貼るのですが、これは貼っていません) これ以外の当時物ミニカーとしては、ディンキー、ポリトーイ、メーベトイなどがあります。最近のものではミニチャンプス、GMP、スパークなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と俯瞰/コクピットの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MCLAREN M8B CANAM 1
MCLAREN M8B CANAM 2

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MCLAREN F1 1994 UK

MCLAREN F1 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 530133430 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.28m 全幅約1.82m
エンジン 変速機: DOHC V型12気筒 6.1L 627HP 6段変速
性能: 最高速390km/h
データーベースでマクラーレン F1(スポーツカー)のミニカー検索

 

マクラーレン F1 イギリス 1994

 

 1960年後半のカンナムで一世を風靡したマクラーレンは、グループ4スポーツカーへの参入を目指していました。グループ4の認証には50台を生産する必要があり、公道走行仕様も計画されていました。カンナム用のM6Bをベースにしたクーペボディの試作車M6 GTが1969年に完成しました。しかし市販車としての完成度を高めていた開発途中の1970年に、B.マクラーレンが事故死しこの車の開発計画は頓挫してしまいました。

 

 その後1990年にマクラーレンの市販車部門としてマクラーレン カーズが設立され、高性能スポーツカー開発が再開されます。1994年にマクラーレン初の市販車 F1が登場します。前方跳ね上げ式のドアでレースカーそのものの精悍なデザインのボディは、カーボン複合材のモノコックで非常に軽量です。ミドシップ搭載するエンジンはBMW製のV型12気筒6.1L(627HP)で、当時の市販車では世界最高出力でした。最高速390km/h、お値段約1億円もほぼ世界一でした。

 

 

 F1はこのような超高性能車でしたが、従来のスパルタンな高性能車(フェラーリ F40など)とは違い市販スポーツカーとしての快適性や操縦性に重きを置いていました。ケンウッドのオーディオやエアコンが標準装備され、ドライバーシートが中央にある2列3人乗りシート配置は一人乗車時の重量バランスを考慮したものです。またスペアタイヤを廃してトランクスペースをホイールベース内に収め、重量バランスを最適化し操縦性を高めていました。レース仕様のGTRは1995年ルマンで総合優勝、1997年ルマンで総合2位になるなど活躍しています。1997年に生産中止となりました。

 その後のマクラーレンの市販車としては、開発と生産を行った2003年のメルセデス ベンツ SLR マクラーレンがあります。2009年にはマクラーレン オートモーティブが設立され、2011年にMP4/12C、2012年にP1などが登場しています。

 ミニカーはミニチャンプス製の当時物で1995年に発売されました。ミニチャンプスとしては初期のものですが、ダイナミックなボディが良く再現されていてなかなか良い出来映えです。室内も良く再現されていて、ドライバーシートが中央にありバックミラーが2つあることがわかります。ミニチャンプスにはレース仕様など約50種類ほどのバリエーションがあります。マクラーレン F1は人気があり、オートアート、イクソ、hpi レーシングなど多くのミニカーがあります。なお試作で終わったM6 GTをスパークとプレミアムXがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MCLAREN F1 1
MCLAREN F1 2

 以下は2018年に発売されたルマンカーコレクションのマクラーレン F1 GTR #59 ルマン 優勝 1995年(No.7)の画像です。メーカーはスパークの関連会社とのことで雑誌付きのミニカーながら、ノーズにある補助灯やエッチングパーツを使ったワイパーなどがリアルで、細かいところまでデカールがきちんと貼られているなどかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MCLAREN F1 LE MANS 1
MCLAREN F1 LE MANS  2

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MCLAREN P1 2013 UK

MCLAREN P1 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTOART 56012 1/43 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.59m 全幅約1.95m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 3.8L ツインターボ 737HP 
+ 電気モーター 179HP PHEV 7段半自動変速
性能: 最高速350km/h(リミッター制限)
データーベースでマクラーレン P1のミニカー検索

 

マクラーレン P1 イギリス 2013

 

 マクラーレンの市販車MP4/12Cが2010年に久々に登場しました。ドア後方のエアインテークが目立ちますが、全体的にはセンスのよいフェラーリ風のデザインだと思います。(ドアはバタフライ式) MP4/12Cの最大の特徴はコクピットを囲む構造体「モノセル」がカーボンコンポジットで一体成形され、その前後にエンジン/サスペンションを載せるアルミ製フレームが付く車体構造です。(参照画像) これはF1と同じような構造で、軽量ながら強固で安全性が高い車体となります。

 

 その上に被せたボディパネルはアルミやプラスチック製です。エンジンはDOHC V型8気筒3.8L(600HP)ツインターボ、7速デュアルクラッチ式半自動変速で後輪を駆動し、最高速330km/hの性能でした。価格は約2800万円で、レース仕様のGT3やオープンのスパイダーも設定されました。2014年にMP4/12Cをベースにした 650Sが登場し、MP4/12Cは生産中止となりました。

 

 

 2013年にはMP4/12Cの上級車としてP1が登場します。野生動物からインスピレーションを得たデザインとのことで、MP4/12Cに似ていますが、より複雑な曲線で構成されたデザインとなっています。P1は375台の限定生産で価格は約1億円と、車格的にマクラーレン F1の後継車となります。ボディ構造はMP4/12Cと同じで、エンジンもV型8気筒3.8Lと同じながら737HPと大幅にパワーアップされ、さらに電気モーター(179HP)を追加したハイブリッドカー(総合916HP)となっています。最高速はリミッター制限で350km/hとのことで、モーターだけのEV走行も10km程可能だそうです。2015年に追加されたレース仕様のGTRはさらに総合1000HPまでパワーアップされています。

 P1には公道モードからレースモードまで4段階設定でサスペンション/リアウイングを油圧制御するレース アクティブ シャシー コントロールという装置が付いています。(同じような装置はMP4/12Cにもあるが、P1では大幅に改良されている) それ以外にもF1で使用される KERS(運動エネルギー回生システム)を応用したモーターによる加速機能などF1由来の技術が使われていて、レースモードではとてつもない性能を発揮するようです。 なおP1はかつてのロールス ロイスのように金持ちなら誰にでも売ってくれるわけではなく、マクラーレンの審査に合格した人だけが購入できるそうです。(一般大衆には関係ないですが)

 ミニカーはオートアート製で、2014年に発売されました。特徴的なボディをオートアートらしい素直な造形でうまく再現しています。特にリアエンドの黒いガーニッシュパネルやルーフのカーボンパネル風処理はなかなかリアルです。ただ室内はほとんど彩色されていません。また従来のオートアートの1/43はエンジンやサスペンションが底板に再現され前輪が操舵できましたが、このP1では残念ながら底板のシャーシ部分がすべて省略されています。ミニカーの製造原価があがったことで、価格を抑えるためにこのような簡略化が行われたようです。ただミニカーの値段が軒並み高騰している現在、数年前の価格の5割増し程度に抑えているオートアートは良心的なメーカーだと思います。オートアートはP1とMP4/12Cを1/18と1/43でモデル化しています。これ以外のP1のミニカーはMOTOR MAXの1/24とあとは高価なレジン製ばかりですので、買うならオートアートをお勧めします。以下はリアエンド/ルーフパネルの拡大画像と底板の比較画像です。
MCLAREN P1 1
MCLAREN P1 2
MCLAREN P1 2

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LOTUS ELITE S1 1957 UK

LOTUS ELITE S1 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO CLC047 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.76m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 76HP 4段変速
性能: 最高速185km/h
データーベースでロータス エリートのミニカー検索

 

ロータス エリート シリーズ 1(S1) イギリス 1957

 

 大学生であったコーリン チャップマンがオースチン セブンをベースにしたレースカーを製作し、この車が好成績をあげたことからロータスの歴史が始まりました。1952年にロータス エンジニアリング社が設立され、本格的なレースカーとして開発されたマーク VIは高性能で安価であったことから、プライベートチームに好評を博しました。その後もマーク XIまでのレースカー販売で順調に資金を蓄えたロータスは、GPレースへの本格参戦と市販スポーツカーの販売に乗り出しました。

 

 1957年に最初の市販スポーツカーのセブンとエリートが発表されました。エリートはFRPによるフルモノコックという特殊な構造のクーペ ボディで、ジャガー並みの価格の高級GTカーでした。エンジンは4気筒1.2L(76HP)、4段変速機で、最高速は軽量なボディの為185km/hと高性能でした。

 

 

 1960年にS2に発展し、85HPの高性能版SEが追加されるなどして、1963年までに約1000台が生産されました。エリートは結構売れましたが、特殊な構造故に製造コストが高く、営業的には失敗作でした。

 エリートの当時物のミニカーは無いようで、これはイクソ製です。キャビン部分が少し大きめな感じもしますが、全体的にはエリートの微妙なスタイルがうまく再現されています。ワイヤースポークホイールとブリティッシュグリーンのカラーリングもセンスが良いです。

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LOTUS ELEVEN 1957 UK

LOTUS ELEVEN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
QUARTZO QLM025 1/43 ㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.4m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 76HP 4段変速
性能: 最高速158km/h
データーベースでロータス イレブンのミニカー検索

 

ロータス イレブン イギリス 1957

 

 ロータスはマーク VIの成功を受けて、ルマンに出場する本格的なレーシングカーの開発に着手します。1954年にマーク VIIIが完成し、シルバーストーンでクラス優勝しています。この車はマーク IX、マーク Xと発展し、1956年にXI(イレブン このモデルから「マーク」が付かない)が登場します。イレブンの最大の特徴はアルミパネルを補強材とした航空機のようなスペースフレーム構造で、車重は約400kgと非常に軽量でした。フランク コスティンのデザインした流線形ボディで、コベントリー クライマックス製4気筒1.1L(76HP)エンジンを搭載しています。

 

 1955年にマーク IXでルマンに初参戦しますが、リバースギアを使ったことで失格となりました。1956年ルマンにはイレブンで出場し、総合7位(クラス優勝)、1957年ルマンでは総合9(クラス優勝)-14-16位となっています。イレブンにはフォード製4気筒1.2Lエンジンも搭載され、ボディもドライバー後方の大きなテールフィンがあるものとないものがあります。1957年にフロントサスペンションなどを改良してシリーズ 2となり、1958年まで生産され総生産台数は約270台でした。

 

 

 ミニカーはカルツォ製で、2000年頃発売されました。1957年ルマンで14位となった車(750ccエンジン搭載)をモデル化しています。(画像はWEBサイトから借用しました)カルツォは旧ビテスグループのブランドで、画像で見る限りではなかなか良い出来ばえです。これ以外では老舗コーギーの当時物、最近のものではスパークやBOSモデルなどがあります。

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