ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN ELGRAND 2002 JAPAN

NISSAN ELGRAND
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND


J-COLLECTION JC16044K 1/43 113mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.84m 全幅約1.8m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.5L 240HP 5段自動変速  FR/4WD
性能: 最高速180km/h (リミッター制限)  データーベースで日産 エルグランドのミニカー検索

日産 エルグランド 日本 2002年

 

 2002年に日産 エルグランド 2代目が登場しました。上下2段に分かれたフロントグリルとヘッドライトが外観の特徴で、全体的に重厚さが増しました。ボディが少し拡大されて室内が広くなり居住性が向上し、スライドドアが両側に設定されました。先代のプラットフォームを改良して、後輪サスペンションが独立懸架になり4輪ディスクブレーキが採用されました。当初のエンジンはDOHC V型6気筒3.5L(240HP)だけで、エンジンを縦置き配置する後輪駆動/フルタイム4WD車でした。後輪駆動車でしたので走行性能的には有利でしたが、室内の床を低くすることが難しかしいといったデメリットがありました。

 

 2004年のマイナーチェンジでフロント/リアの意匠を変更し、DOHC V型6気筒2.5L(186HP)エンジンが追加されました。2007年のマイナーチェンジで市販車初のアラウンドビューモニター(ボディに付けたカメラで車体を上から見たような画像を表示して駐車をアシストする)が装備されました。大ヒットしたエルグランド 初代に対抗してトヨタ アルファード 初代が2002年に登場しました。アルファードには経済的な2.4Lエンジンがあり、前輪駆動だったので低床化されていました。当初は3.5Lエンジンしかなかったエルグランドは販売面で苦戦し、ミニバンのベストセラーの地位を明け渡すことになりました。2010年に前輪駆動を採用したエルグランド 3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 エルグランド 2010)

 

 

 ミニカーは2003年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。エルグランド 2代目 初期型をモデル化しています。プロポーションが良く特徴的なフロントグリル周りの造形がうまく再現され、当時のミニカーとして良い出来ばえでした。灯火類や室内などの細部も良く再現されています。Jコレクション以外のエルグランド 2代目のミニカーはアオシマのエアロパーツをつけたケンスタイル仕様、トミーテックの1/150、CARNELの消防車、RAI'Sのポリス仕様、日産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクションの日産 エルグランド (1/43 No52)の画像です。最初のマイナーチェンジ後の2004年式をモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソは上記のJコレクション製のエルグランドをOEM生産していたので、その型を流用しています。ただしマイナーチェンジで変更されたフロントグリル/バンパーやリアパネル部分が変更されています。またよく見ると室内のインパネも変更されていて、こちらの方がカーナビの画面が大きく3D地図らしきものが表示されています。さらにドアミラーにはウインカーが追加されています。安価な雑誌付きミニカーの場合、室内は彩色されていない物が多いのですが、これはかなりきれいに仕上げてあります。ここまでコストをかけて年式の違いをきちんと再現しているのは、日産名車コレクション以外のブランドから要求があったからでしょう。(製作時期から考えるとRAI'Sのポリス用ではないかと推察します) その要求に対応して型を変更して製作した物があり、日産名車コレクションではそれを流用したのでしょう。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

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NISSAN CARAVAN (E25) 2002 JAPAN

NISSAN CARAVAN (E25)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CARAVAN (E25)


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) No.312 1/43 109㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.69m エンジン 変速機: 4気筒3L 直噴ディーゼルターボ 121HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速 不祥  データーベースで日産 キャラバン/ホーミーのミニカー検索

日産 キャラバン (E25型) 日本 2002年

 

 1986年に日産 キャラバン 3代目(E24)が登場しました。外観は キャラバン 2代目/ホーミー 3代目(E23型)を踏襲していました。乗用車仕様のコーチと商用バンがありました。ロングボディの商用バンには荷室左側窓をを大型化した「ビックリウィンドウー」と呼ばれた変わったデザインのモデルがありました。当初は4気筒2Lガソリンと4気筒2Lディーゼルターボ/2.3Lディーゼルエンジンを搭載していました。その後エンジンの追加や意匠変更などのマイナーチェンジが行われ、1997年に乗用車仕様のキャラバン エルグランドとホーミー エルグランドが登場しました。1999年にホーミーはキャラバンに統合され、乗用車仕様はエルグランドの名前で独立し、以後キャラバンは商用及びマイクロバスのみとなりました。 (実車画像→ 日産 キャラバン 1986) (実車画像→ 日産 キャラバン ビックリウィンドウー 1986)

 

 日産 キャラバン 4代目(E25)が2001年に登場しました。商用バンとマイクロバスのみとなり、ロングボディ/スーパーロングボディがありました。エンジンはDOHC 4気筒2L/2.4Lと4気筒3L(105HP)直噴ディーゼルが搭載されました。2002年に4気筒3L(121HP)直噴ディーゼルターボ(インタークーラー付)エンジンが追加されました。2005年のマイナーチェンジで後期型となり内外装が変更され、乗用車仕様の8人乗りのシルクロードが追加されました。2005年のマイナーチェンジでフロントグリル/ヘッドライトなどの意匠が変更されました。その後も仕様変更が行われ、2012年にキャラバン 5代目がNV350 キャラバンとして登場しました。(実車画像→ 日産 NV350 キャラバン 2012)

 

 

 ミニカーは2017年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。リアゲートに3.0Di INTERCOOLERと表示されているので3Lディーゼルターボエンジン搭載のロングボディ バンをモデル化しています。ミニカーのケースの台座には2006と表示されていますが、ヘッドライトやフェンダーミラーの形状などから、前期型でエンジンが3.0Diとなった2002年式をモデル化していると判断しました。メーカーはイクソでミニカーの底板にJ-COLLECTIONと表示されているので、イクソがOEM生産している京商 Jコレクションのキャラバン (E25) 2005 (型番JCP80001)の型を流用しています。

 そのJコレクションのキャラバンは2005年のマイナーチェンジ後の後期型をモデル化しているので、この国産名車コレクションのキャラバン(2002年式)とはフロントグリル、バンパーの色、ホイール、ドアミラーなどが違っています。Jコレクションのミニカーはいずれも出来が良いので、それをベースにして仕上げを簡素化したこの国産名車コレクションのキャラバンもドアミラー/フェンダーミラー/リアアンダーミラーが再現されていてなかなかの良い出来ばえです。またそのミラーが簡単に壊れないよう軟かい樹脂で成型されているのは良い設計です。これ以外のキャラバン 4代目のミニカーは前述したJコレクションの後期型、RAI'Sのポリス仕様があります。(これもJコレクションがベースと思われます) 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN CARAVAN 1
NISSAN CARAVAN 2

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NISSAN SKYLINE 300GT (V35) 2003 JAPAN

NISSAN SKYLINE 300GT (V35)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE 300GT (V35)


NISSAN CAR COLLECTION(NOREV HACHETTE) NCC46 1/43 110mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.68m 全幅約1.75m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3L 260HP 6段変速/5段自動変速/CVT
性能: 最高速259km/h (輸出仕様)  データーベースで日産 スカイライン 11代目のミニカー検索

日産 スカイライン 300GT V35型 日本 2003年

 

 日産は1999年の東京モーターショーでXVLという名前のコンセプトカーを公開しました。(実車画像→ 日産 XVL) このコンセプトカーはスカイラインとは別の車として開発されたのですが、1999年に資本提携したルノーの意向でこの車が2001年にスカイライン 11代目(V35)として登場しました。したがってデザインは従来のスカイラインとは全く違う感じのスポーティな高級セダン的なものとなりました。(スカイラインの伝統だった丸いテールライトは採用されませんでした) 当初は4ドアセダンのみの構成で、エンジンはセドリックと同じV型6気筒2.5L/3L(260HP)を搭載し、変速機は自動変速機のみでした。なお2002年にアメリカでスカイライン V35はインフィニティ G35として発売されました

 

 2002年にV型6気筒3.5L(280HP)エンジンが追加され、国内初となる8段変速マニュアルモードを持つエクストロイドCVTが採用されました。2003年にV型6気筒3.5Lエンジンを搭載するクーペが追加されました。このクーペのテールライトボックス内には丸い形状のライトが付きました。2004年のセダンのマイナーチェンジでは内外装が変更され、セダンのテールライトもクーペと同じ丸いライトが付きました。(丸いテールライトの復活は販売サイドの要望だったのでしょう) スカイライン 11代目は直列6気筒エンジンと丸いテールライトを止めたことで、従来のスカイラインのユーザーには不評でした。ただそのようなこだわりのないアメリカでは、インフニティ ブランドの新型車として好評だったようです。2006年にスカイライン 12代目(V36)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製です。プロポーションが良く、灯火類などの細部もリアルでまずまずの良い出来ばえです。雑誌付きミニカーはコストの関係で室内の彩色(印刷)処理はされないものが多いのですが、これはセンターコンソールやメータの印刷処理がされていますので値段を考えるとお得なミニカーです。なお国産名車コレクションのNo.108ではクーペが発売されています。それ以外のV35 スカイラインのミニカーはトミカ/トミカ リミッテドのセダンとクーペ、エブロのクーペ、京商のセダンとクーペなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN SKYLINE 300GT (V35) 1
NISSAN SKYLINE 300GT (V35) 2

 以下は2003年に発売された京商 Jコレクション製のスカイライン V35 クーペ 2003年 (1/43 型番JC21045S)の画像です。これもプロポーションが良く、灯火類や室内の造形などの細部が良く再現されていてなかなか良い出来ばえです。テールライトの中に追加された丸い部分も分かります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE 300GT COUPE (V35) 1
NISSAN SKYLINE 300GT COUPE (V35) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE 300GT (V35) COUPE 3
NISSAN SKYLINE 300GT COUPE (V35) 4

 以下は2010年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製のスカイライン V35 クーペ 2003年 (1/43 No.108)の画像です。メーカーはイクソなのですが、上述したJコレクション製のクーペとほとんど同じに見えます。違っているのはナンバープレートの車名表示、サイドウィンドーの状態、ホイール内の赤いブレーキキャリパー、室内の仕上げレベルと底板部分の表記です。(Jコレクションはサイドウィンドーが開いた状態、国産名車コレクションは閉じた状態です 室内の仕上げレベルが高いミニカーは、サイドウィンドーを開いた状態にすることが多いです) つまりこれはJコレクションの型を流用して仕上げレベルを下げた廉価版でした。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE 300GT COUPE (V35) 5
NISSAN SKYLINE 300GT COUPE (V35) 6

 ここで紹介した3台のミニカーは出来ばえが良く似ています。Jコレクションと国産名車コレクションのクーペは同じ型を使っていますので同じ物です。日産名車コレクションのセダンも作風がほとんど同じですので、メーカーが同じであることを確認する為に3台の底板部分を以下に比べてみました。(ミニカーのメーカーは底板部分を見るとわかることが多いのです) マフラー形状と車名の表記などを除くと、3台ともほとんど同じだということが分かります。これで3台とも同じメーカーが製作したのだということが分かります。つまり先に発売されたJコレクション製をベースにして、国産/日産名車コレクションの物が作られているのです。実際にスカイライン セダンのミニカーもJコレクションが2004年にモデル化しています。イクソはかなり前から京商の1/43のミニカーを手掛けていたので、こんな具合に型を有効活用して国産名車コレクションのミニカーを作っていたのです。
NISSAN SKYLINE 300GT (V35) 7
NISSAN SKYLINE 300GT (V35) 8
NISSAN SKYLINE 300GT (V35) 9

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NISSAN STAGEA 250RS 2003 JAPAN

NISSAN STAGEA 250RS
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN STAGEA 250RS


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 162 1/43 113mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.76m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 2.5L 215HP
 4/5段自動変速
性能: 最高速180km/h (リミッター付)  データーベースで日産 ステージアのミニカー検索

日産 ステージア 250RS 日本 2003年

 

 1996年に日産 ステージア 初代が登場しました。スカイラインのプラットフォームを使ったステーションワゴン専用車で、全長約4.8mの大柄なボディを生かした伸びやかなワゴンスタイルでした。1990年代のスバル レガシィに代表される高性能ワゴンの人気が高かった状況に対応したモデルでした。6気筒2L/DOHC 6気筒2.5L/2.5Lターボ(235HP)エンジンを搭載する後輪駆動/4WD車でした。1997年にスカイライン GT-R(R33)のDOHC 6気筒2.6L(280HP)エンジン/サスペンションを流用した特別仕様車260RSが設定されました。1998年のマイナーチェンジで前後の意匠が変更されました。(実車画像→ 日産 ステージア 1993)

 

 2001年にステージア 2代目が登場しました。外観は先代のイメージを継承しつつよりスムーズなデザインになりました。スカイライン V35のプラットフォームを流用し、ワゴン用に新設計されたリアサスペンションを採用していました。スカイライン V35はインフィニティとして海外展開されましたが、ステージアは国内専用車でした。DOHC V型6気筒2.5L/2.5Lターボ/3L(260HP)エンジンを搭載する後輪駆動/4WD車でした。4WD車には4輪操舵システム「電動SUPER HICAS」が採用されました。2003年にDOHC V型6気筒3.5L(280HP)エンジンを搭載し6段変速を採用した特別仕様車のアクシス350Sが設定され、2004年のマイナーチェンジでV型6気筒2.5Lターボ/3Lエンジンがなくなりました。2007年に生産中止となり、ステージアの名前は消えました。

 

 

 ミニカーは2012年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで2.5Lエンジン搭載の250RSをモデル化しています。プロポーションが良く灯火類がリアルで実車の雰囲気がうまく再現され、雑誌付きミニカーとしてはなかなかの良い出来ばえです。室内もインパネのメーター類が結構リアルに再現されています。これ以外のステージア 2代目のミニカーは京商 Jコレクション製(イクソのOEM)があり、この国産名車コレクション製はそれを流用しているようです。それ以外にはRAI'Sのポリス仕様とCARNELの消防署仕様もありますが、それもたぶん同じ京商製を流用しているものと思われます。ステージア 初代のミニカーはトミカの1/62、ハイストリー(レジン製)、イグニッションモデル(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN STAGEA 250RS 1
NISSAN STAGEA 250RS 2

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NISSAN MURANO (Z50) 2004 JAPAN

NISSAN MURANO (Z50)
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NISSAN MURANO (Z50)


J-COLLECTION JC27081S 1/43 113mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.77m 全幅約1.88m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.5L 231HP 4段自動変速/CVT  FF/4WD
性能: 最高速203km/h (北米仕様)  データーベースで日産 ムラーノのミニカー検索

日産 ムラーノ (Z50) 日本 2004年

 

 日産の大型クロスオーバー SUV ムラーノが2002年に北米で発売されました。大型高級セダンのティアナ 初代(J31)のプラットフォームを使った5ドアハッチバックで、横長のフロントグリルの両端に縦長ヘッドライトをあしらったフロントの顔付きとそれに呼応したテールライトのデザインは従来のSUVにはない斬新なデザインでした。DOHC V型6気筒3.5L(231HP)エンジンを搭載し、前輪駆動と4WDがありました。変速機はCVTでこのクラスでCVTを有するのはムラーノだけでした。ターボを追加してエンジンを340HPまでパワーアップした高性能版(最高速220km/h)のGT-Cが2006年に設定されました。

 

 ムラーノは北米専用車として開発されたのですが、日本市場から要望がありDOHC 4気筒2.5L(163HP)エンジンが追加されて2004年から国内でも販売されました。(4気筒車には4WDがない) その後欧州やアジアなどでも販売されました。なおムラーノという名前はガラス工芸品の名産地として有名なイタリアのムラーノ島に由来しています。ムラーノは北米ではヒットしたのですが、国内では車幅(約1.88m)などサイズが大きすぎて年間1万台ほどしか売れませんでした。2008年にムラーノ 2代目(Z51)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2005年に発売された京商 Jコレクション製です。2004年から発売された国内版ムラーノをモデル化しています。特徴的なフロント/リアのデザインがリアルに再現されていて、実車がうまく再現されています。室内のインパネなどの細部もリアルに仕上げられていて良く出来ています。これ以外のムラーノ 初代のミニカーは、これを流用した国産名車コレクション、マジョレーの1/64、Mテック カプセルの1/72などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN MURANO 1
NISSAN MURANO 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 国産名車コレクションの日産 ムラーノ 2004 (1/43 No.116)の画像です。メーカーはイクソで、上記の京商 Jコレクション製を流用しています。安価な雑誌付きミニカーながら細部の仕上げレベルまでJコレクション製とほとんど同じになっています。なお良く見るとこちらにはルーフラックが追加されています。同じ物の色違いではなく、ちょっとした変更を加えていることは好感が持てます。(単なる色違いだとあまりうれしくないですから) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN MURANO 3
NISSAN MURANO 4

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