Sorry Japanese Only
ISUZU GEMINI ZZ 1989 JAPAN |
|
![]() JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 66 1/43 95㎜
実車諸元 画像参照
イスズ ジェミニ ZZ 日本 1989
イスズ ジェミニ 2代目が1985年に登場しました。 初代はオペル カデット Cをベースとしていましたので大衆車としては少し大きいサイズでしたが、2代目はイスズ 自社設計でサイズを小型化した前輪駆動車となりました。前輪駆動方式で居住性を高め、ラック&ピニオン式ステアリングの採用など操縦性を重視した設計がされました。当初は併売していた初代と区別する為、ジェミニ FFと称していました。4ドアセダンと3ドアハッチバックの構成で、シンプルな面構成でセンスの良いボディは117 クーペやピアッツァと同じイタルデザインのG.ジュジアーロがデザインした物でした。
当初は4気筒1.5L(100HP)と4気筒1.5L(70HP)ディーゼルターボ エンジンを搭載し、1986年に1.5Lインタークーラー付ターボエンジンを搭載した高性能版イルムシャーが追加されました。1987年のマイナーチェンジで中期型となり、ヘッドライトとウインカーを一体化するなどフロントの意匠が変更されました。1988年にDOHC 4気筒1.6L(135HP)エンジンを搭載したZZ ハンドリング バイ ロータスが追加されました。1989年のマイナーチェンジで後期型となり、フロント/リアの意匠が変更されました。
|
|
「街の遊撃手」というキャッチコピーでジェミニが見事なカースタントを披露する当時のTV CMは大変印象的で忘れられないCMでした。(参考動画→ ジェミニ 2代目 TV CM) ジェミニ 2代目は操縦性に優れた大衆車として大ヒットし、トヨタ カローラの販売台数を一時的に上回ることがありました。またGMの世界戦略車「Rカー」として輸出され、北米ではシボレー スペクトラム(SPECTRUM)として販売されました。1990年にジェミニ 3代目にモデルチェンジしました。総生産台数は約75万台でした。(実車画像→ ジェミニ 3代目 1990) |
|
![]() ![]() 以下は2012年に発売された国産名車コレクション製のイスズ ジェミニ 1500 C/C 1987 (1/24 No.173)の画像です。これもノレブ製で、こちらは中期型の3ドアハッチバックをモデル化しています。ヘッドライトと一体化したサイドマーカーがオレンジ色なのは中期型の仕様で、実車に即したカラーリングや灯火類の細部が良く再現されていて、これも雑誌付きミニカーとしてかなり良い出来ばえです。ノレブはこの型を流用してルミノ ブランドで3ドアハッチバックを数種類販売しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
|
このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1643 |
|
ISUZU ASKA CX 1990 JAPAN |
|
![]() IXO CLC243 1/43 ㎜
実車諸元 画像参照
イスズ アスカ CX 日本 1990
1983年にイスズ フローリアンの後継車として、フローリアン アスカが登場しました。当時のいすゞ自動車はアメリカのGMと資本提携しており、この車はGMの世界戦略車「Jカー」として開発されました。Jカーにはオペル アスコナ C、シボレー キャバリエなどがありました。フローリアン アスカは4ドアセダンのみの中型車で、角形ヘッドライトのシンプルなデザインでした。4気筒1.8L/2L/2Lターボ(150HP)、4気筒2Lディーゼルターボエンジンなどを搭載したイスズ初の前輪駆動車で、ターボ仕様車はこのクラスでは高性能な車でした。1984年にマニュアル操作をコンピューターで行うイスズ独自の電子制御5段半自動変速「NAVI-5」が追加されました。高性能ながら個性に乏しく、イスズの販売力不足もあって営業的には成功しませんでした。(実車画像→ イスズ フローリアン アスカ 1983)
1990年にアスカ 2代目のアスカ CXが登場しました。GMのJカー戦略が中止され新型車の開発が難しくなったので、2代目は富士重工(現スバル)からOEM供給されたレガシィー 初代を使うことになりました。したがって外観はレガシィーとほとんど同じで、イスズが得意としていたディーゼルエンジン搭載車がなくなりました。1994年に富士重工とのOEM契約が終わり販売中止となり、3代目 アスカにモデルチェンジしました。3代目 アスカはホンダ アコードのOEM車でした。(実車画像→ イスズ アスカ 1994)
|
|
ミニカーはイクソ製で2013年に発売されました。プロポーションが良く、イクソとして標準的な出来ばえです。イクソはスバル レガシィを2011年に型番KBI021でモデル化していましたので、実車同様にそのレガシィーの前後のパネルを変更してアスカ CXに仕立てています。アスカのミニカーは現時点(2019年)でこれしかないようです。 以下はフロントとリアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
|
![]() ![]() |
|
このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1950 |
|
|
|
ISUZU VEHICROSS 1997 JAPAN |
|
![]() JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 233 1/43 98㎜
実車諸元 画像参照
イスズ ビークロス 日本 1997
イスズが1993年の東京モーターショーで発表したコンセプトカー「ヴィークロス」はその前衛的なデザインで評判となりました。(実車画像→ヴィークロス 1993) その高評価に対応して量産型のビークロスが1997年に登場しました。コンセプトカーはジェミニがベースでしたが、量産方はビッグホーンをベースとしたのでサイズが少し大きくなりましたが、デザインはコンセプトカーとほとんど同じでした。(イスズはピアッツアでもコンセプトカーのデザインをそのまま量産化していますが、これはすごいことです) 3ドアの4人乗り仕様でした。
エンジンは総アルミ製のDOHC V型6気筒3.2L(215HP)を搭載し、変速機は4段ATのみ、TODと称するビッグホーン用の電子制御トルクスプリット4WDを採用していました。なお国内仕様はパートタイム4WDでしたが、北米仕様はフルタイム4WDでした。足回りはビッグホーンのラリー仕様のショックアブソーバーを使った4輪独立サスペンションとハードな設定でした。ハンドメイドの少量生産でしたが、既存部品の流用などでコストダウンし価格は295万円と大安売りでした。独創的なデザインのクロスオーバーSUVの先駆車として、国内では1999年まで販売されましたが、デザインが先進的過ぎてあまり売れませんでした。1999年からは北米に輸出し2002年まで販売されました。総生産台数は国内約1700台、北米約4000台でした。
|
|
ミニカーは2014年に発売された国産名車コレクション製で、メーカーはイクソです。実車のイメージが良く再現され、カラーリングも実車に即しています。サイドアンダーミラーや室内などの細部もそこそこ再現され雑誌付きミニカーとしては良く出来ています。イクソはこれと同じ型を使って別ブランドのPREMIUMXでもビークロスをモデル化しています。イクソ以外のミニカーはホンウェルの1/72と1/43、エブロの1/43(レジン製)、ハイストーリー(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
|
![]() ![]() 以下は2002年に発売されたホンウェル製のイスズ ビークロス (1/43 型番4-30640)の画像です。ホンウェルは廉価版ミニカーの類で安価(800円)でしたが、値段以上の良い出来ばえです。特にドアが開くことで良く見える室内の「RECARO」ロゴの付いた彩色されたシートは遊び心がある凝った作りです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) ![]() ![]() |
|
このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1644 |
|
ISUZU ELF VAN TRUCK SMOOTHER-EX 2006 JAPAN |
|
![]() ISUZU 販促品 1/43 144㎜
実車諸元 画像参照
イスズ エルフ パン トラック スムーサーEX 日本 2006
1959年にキャブオーバー式トラックのイスズ エルフ 初代が登場しました。当初は4気筒1.5L(60HP)ガソリンエンジンを搭載し、1960年に4気筒2Lディーゼルエンジンが追加されました。1965年に4灯式ヘッドライトに変更されました。
エルフ 6代目は縦長で吊り上がった角型4灯式ヘッドライトが特徴的なデザインです。このデザインは2006年グッドデザイン賞を受賞しています。エンジンはインタークーラー付ターボディーゼルで、1.5-3.5tクラスは3L(110-150HP)、4t以上は5.2L(155HP)を搭載しています。ボディ横幅の異なる標準キャブ、ハイキャブ、ワイドキャブがあり、荷台の大きさも標準ボディの3.2mから超ロングボディの5mまでバリエーションがあります。
|
|
ミニカーはディーラー向け販促品として作られたもので、エルフ 6代目のハイキャブ ロングボディのバンをモデル化しています。非売品だと思われますが、2012年頃にちょっとしたつてを使って入手しました。メーカーはトラックなどのミニカーを手掛けているSHANGJIA MODEL(中国メーカー)です。(参照WEBサイトSHANGJIA MODEL) 縮尺1/43でプロモーションモデル的なリアルな作風でかなり良い出来ばえです。(タイヤ径が少し小さいので、そこはアンバランスな感じですが) サイドミラーが柔らかい樹脂製で壊れないように配慮してある点は好感がもてる設計です。なお車名のスムーサーEXとはエルフ 6代目から採用されたクラッチ操作を自動化したイスズ製自動変速機の名前です。エルフ 6代目のミニカーは京商の清掃車 1/43、トミカが数種類、TINYの数種類などがあります。なお当方のデーターベースによるとエルフのミニカーはトミカが多いのですが、3代目以外はだいたい揃っているようです。 以下はキャブ部分の拡大画像と荷台/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
|
![]() ![]() |
|
このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1645 |
|
当サイト掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2004-2022 MINIATURECAR MUSEUM All rights reserved.