ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

JAGUAR XJ12C SERIES II 1975 UK

JAGUAR XJ12C SERIES II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400130460 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
データーベースでジャガー XJ6/12のミニカー検索

 

ジャガー XJ12C シリーズ II イギリス 1975

 

 ジャガー XJシリーズは1973年のマイナーチェンジで、シリーズ IIとなりました。(フロントのウインカーがバンパー下に移動しました) 1975年のマイナーチェンジでXJ6は2.8Lエンジンが廃止されて3.5L(163HP)エンジンに切り替わりました。それと同時にピラーレスハードトップの2ドアクーペ XJ6C/12Cが追加されました。優雅で美しいスタイルのクーペボディには、セダンのXJシリーズにはない魅力がありました。エンジンはXJ6Cが6気筒4.2L、XJ12CがV型12気筒5.3Lを搭載していました。

 

 XJシリーズのディムラー版にもクーペが追加され、そちらは6気筒がソブリン クーペ、12気筒がソブリン ダブルシックス クーペでした。1975年にXJ-Sが発売され、XJ クーペは1977年に早々と生産中止となりました。ディムラー版も含めて約1万台しか生産されていないXJ クーペは希少な車でした。なおXJ クーペはすべてレザートップ風のビニールレザー処理がされていました。(1970年代の日本車にもビニールレザー処理が流行ったことがありました) これはBピラーがないXJクーペの大きな屋根が変形しやすく、当時の塗装だけではクラックが発生したからだそうです。またこの屋根は水漏れや風切り音の問題もあったそうです。

 

 

 ミニカーは2005年に発売されたミニチャンプス製です。独特のフロントと美しいクーペスタイルがうまく再現され、室内などの細部もリアルでかなり良い出来ばえです。(2005年頃のミニチャンプスの1/43ミニカーは第一級品の出来ばえでした) ただこれはビニールレザートップになっていないのでそこが今一つです。 ミニチャンプスはセダンのXJ12もモデル化しています。XJクーペの当時物としてはコーギーの1/36とディンキーの1/36ぐらいしかありません。最近の物でもネオ(レジン製)のXJ6C 1/18とスパーク(レジン製)のレース仕様ぐらいで、実車同様にミニカーも少ないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJ12C SERIES II 1
JAGUAR XJ12C SERIES II 2

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JAGUAR XJ12 1979 UK

JAGUAR XJ12 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 96 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
データーベースでジャガー XJ6/12のミニカー検索

 

ジャガー XJ12 イギリス 1979

 

 1966年にジャガーは民族資本系グループのBMC(ブリティッシュ モーター コーポレーション)と合併し、BMH(ブリティッシュ モーター ホールディングス)が設立され、その2年後にはローバーも参入しBMLC(ブリティッシュ レイ ランド モーター コーポレーション)に発展しました。

 1968年にジャガーの新型としてXJシリーズが登場しました。最初に設定されたXJ6はMK IIの発展型の420の後継車で、デザインは独特の顔つきを持つMK X(420G)のイメージを引き継いだものでした。ボディはMK IIよりも少し大きくなり、DOHC 6気筒2.8L(180HP)/4.2L(245HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機および4速マニアルで、最高速199km/h(4.2L)の性能でした。

 

 1972年にはMK Xの発展型の420Gの後継車となるXJ12が登場しました。XJ6と同じボディなのでMK Xに比べるとサイズが小さくなりました。V型12気筒5.4L(253HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機で、最高速223km/hの性能でした。XJシリーズは好評を博し、このスタイルはその後長い間継承されました。1972年にロングホイールべース仕様のXJ6L/XJ12Lが設定されました。

 

 

 1973年にアメリカの安全基準を満たすためにバンパーが変更されてシリーズ IIとなりました。1975年に標準ホイールベースが廃止されて全てロングホイールベースとなりました。XJ6は2.8Lエンジンが廃止されて3.5L(163HP)エンジンに切り替わりました。 1979年のマイナーチェンジでシリーズ IIIとなり、フロントフェンダーにウインカー追加、屋根の形状変更、バンバー/フロントグリル/リアライトの意匠が変更されました。 1981年に12気筒エンジンが高効率(HE)タイプに改良され、その後もクルーズコントロールなどの電子制御装備が追加されるなどの改良が行われました。1986年に2代目XJシリーズのXJ40系にモデルチェンジし、丸型4灯式ヘッドライトによる独特の顔つきが角形ヘッドライトのモダンなものに変わりました。なお12気筒エンジン搭載のXJ12だけは1992年まで生産されました。初代XJシリーズの総生産台数は約30万台でした。

 ミニカーは1979年に発売されたソリド製の当時物です。1979年式ですがテールライトの形状からXJ12 シリーズ IIをモデル化しています。プロポーションが良くソリドらしいシャープな造形で当時のミニカーとして良く出来ています。XJシリーズの当時物の1/43ミニカーは少ないので、これは貴重な存在です。ソリド以外の初代XJシリーズの当時物ミニカーはポリトーイのXJ12 1/25と1/43、トミカ ダンディのXJ6L、マッチボックスのXJ6 1/36などがありました。最近の物では、バンガーズのXJ6、ブレキナのXJ6 1/87、ヘルパのXJ12 1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJ12 1
JAGUAR XJ12 2

 以下は1978年に発売されたトミカ ダンディのXJ6L (1/49 型番DF01)の画像です。全長約5mのロングホイールベース版をモデル化していますので、側面を見るとリアドアが大きくなっていることがわかります。縮尺が1/49と中途半端で、フロントの造形があまりリアルでないので今一つの出来ばえです。ボンネットとドアが開閉できます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XJ6 1
JAGUAR XJ6 2

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JAGUAR XJS 1991 UK

JAGUAR XJS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DETAIL CARS ART130 1/43 109mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 4L 241HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速229km/h
データーベースでジャガー XJSのミニカー検索

 

ジャガー XJS イギリス 1991

 

  E タイプの後継として1975年にXJ-Sが登場しました。E タイプのようなコアなスポーツカーではなく、名前からも分かるようにXJシリーズのスポーティなGTという位置づけでした。XJ シリーズのホイールベースを短縮したシャーシに、E タイプのV型12気筒5.3L(295HP)エンジンを搭載し、最高速245km/hの性能でした。デザインはロングノーズのE タイプのイメージを継承していて、リアフェンダー上のフィンのような造形が特徴のユニークな物でした。当初はクーペしかありませんでしたが、1983年にタルガトップ形式のカブリオレ、1988年にフルオープンのコンバーチブルが追加されました。

 

 1981年のマイナーチェンジでエンジンが高効率(High Efficiency)化され車名にHEが追加され、1983年に6気筒3.6L(220HP)エンジンが追加されました。1991年のマイナーチェンジで6気筒が4L(223HP)に変更され、名前がXJS(-が付かない)に変わりました。その際にキャビン後部のデザインが変更され、特徴的だった3角形のテールライトが横長の大型の物に変わりました。1993年には12気筒が6L(318HP)に拡大され、1994年には6気筒エンジンが新型に変わり、1996年に生産中止となりました。XJ-S/XJSシリーズの総生産台数は約11万台で、後継車はXK8でした。

 

 

 ミニカーは1993年に発売されたディテールカー製です。1991年式のXJSをモデル化しています。ディテールカーは主にこの類のスポーツカーをモデル化していて当時としては良い出来ばえでした。このXJSはプロポーションは良く、灯火類などの細部の仕上げもまずまずの良い出来ばえです。ディテールカーはXJSのコンバーチブルもモデル化しています。これ以外では、コーギーの1/36、ポリスティルの1/25、トミカ、アートアートの1/18、ミニチャンプス、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/底板部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJS 1
JAGUAR XJS 2

 以下はバリエーションのコンバーチブルのソフトトップ仕様(1/43 型番132)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XJS 1
JAGUAR XJS 2

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JAGUAR XJ220 1992 UK

JAGUAR XJ220 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 430102222 1/43 117㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.93m 全幅約2.00m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒ツインターボ 3.5L 550HP 5段変速
性能: 最高速347km/h
データーベースでジャガー XJ220のミニカー検索

 

ジャガー XJ220 イギリス 1992

 

 XJ220のプロトタイプはジャガーの技術者やデザイナーの余暇の趣味として製作され、1988年のバーミンガム モーターショーで発表されました。市販予定はなかったのですが、注文が殺到しジャガーとレーシングチーム TWR(トム ウォーキンショー レーシング)が連携して市販されました。エンジンやシャーシは当時のグループCカー XJR-10をベースにしていました。DOHC 6気筒3.5Lツインターボ(550HP)エンジンをアルミハニカム構造のシャーシにミドシップ搭載し、サスペンションはダブルウィツシュボーン式とレースカーそのままの構造でした。

 

 ただし内装はコノリーレザーを使ったジャガー伝統の豪華な仕様となっていました。(さすがにウッドパネルは使っていないですが) 名前が示すように最高速220マイル/h(352km/h)が目標でしたが、実際には216マイル/h(346km/h)で、それでも当時世界最速でした。市販化に時間がかかり、実際に販売されたのは1992年でした。その間に市場は不況になり、さらに前述のTWRが1990年に開発したレースカーの公道仕様車 XJR-15(V型12気筒6L(450HP)エンジン)と競合することになりました。その為、販売台数は約280台と当初の予想ほどは売れませんでした。

 

 

 ミニカーは1994年に発売されたミニチャンプス製です。実車のイメージが実にうまく再現されていて、リアライト周りや室内などの細部もリアルに出来ています。リアカウルの透明なフードの下に見えるエンジンもそこそこ再現されています。これ以外のXJ220のミニカーはレース仕様も含めてディテールカー、デルプラドの世界の名車シリーズ、スパークなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJ220 1
JAGUAR XJ220 2

 以下は1994年に発売されたディテールカー製のXJ220 (1/43 型番171)の画像です。フロントの造形が今ひとつですが、これも結構良く出来ています。ドア開閉ギミック付で、室内やリアのエンジンもまずまずの出来ばえです。左ハンドル仕様になっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XJ220 3
JAGUAR XJ220 4

 以下は2001年に発売されたデルプラドの世界の名車シリーズのXJ220 (1/43 No.31)の画像です。全体的にやや腰高な感じがしてあまりかっこよく見えません。カラーリングも今一つです。これも左ハンドル仕様です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XJ220 5
JAGUAR XJ220 6

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JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 1998 UK

JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE V98060 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.76m 全幅約1.83m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 4L 294HP 5段自動変速
性能: 最高速250km/h
データーベースでジャガー XK8/XKRのミニカー検索

 

ジャガー XK8 (X100) コンバーチブル イギリス 1998

 

 1940年代の名車XKの名前を復活させたXK8はXJSの後継車として1996年に登場しました。E タイプを思い起こさせるフロントノーズに低いルーフのクーペスタイルを組み合わせた優雅なデザインです。全輪独立懸架サスペンションのシャーシはXJSを改良した物で、ボディ形式は2+2座のクーペと電動ソフトトップを備えるコンバーチブルの2タイプでした。エンジンは新設計のDOHC 8気筒4L(294HP)で、1999年に追加された高性能版のXKRはスーパーチャージャーを追加して375HPにパワーアップしていました。

 

 2002年にエンジンが4.2L(304HP/スーパーチャージャー付 406HP)に拡大され、変速機が6段自動変速に変わりました。2004年のマイナーチェンジで、フロントグリルの下にインテークが追加されるなどフロント/リアの意匠が変更されました。2006年に2代目XK(X150)にモデルチェンジしました。高性能で美しいXK8は人気が高く10年間で約9万台が生産され、ジャガーのスポーツカーとして大ヒットしました。

 

 

 ミニカーは1998年に発売されたビテス製の当時物です。フロント周りの雰囲気がうまく再現され、室内もそこそこリアルで全体的に良い出来ばえです。(ただウエストラインより上の部分がすこし小さめかなとも思いますが) ビテスはバリエーションでクーペやXKRなどを約20種類ほどモデル化しています。

 これ以外のXK8のミニカーはマイストのカブリオレ、シュコーのカブリオレなどがあります。XKRのミニカーはコーギーのXKR ボンドカー仕様 1/36 (映画 007 Die Another Day)(画像はメーカーのWEBサイトから借用)、ミニチャンプスのXKR ボンドカー仕様、オートアートのXKR、オックスフォードのXKRなどがあります。
コーギー ジャガー XKR 007 ボンドカー仕様 1/36 型番CC07603JAGUAR XK8 (X100) BOND CAR

 以下はビテスのXK8 コンバーチブル ソフトトップ仕様のフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 1
JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 2

 以下はビテスのバリエーションのXK8 クーペ(1/43 型番V101C)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XK8 (X100) COUPE 1
JAGUAR XK8 (X100) COUPE 2

 以下は2000年頃に発売されたマイスト製のMK8 コンバーチブル (1/43 型番31501)の画像です。マイストのミニカーは1/18が主流ですが、数種類ほど1/43を販売していました。ビテスと同等レベルの良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 3
JAGUAR XK8 (X100) CONVERTIBLE 4

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JAGUAR XJ8 (X308) 1998 UK

JAGUAR XJ8 (X308) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTO ART 53572 1/43 118㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4L 294HP 5段自動変速
性能: 最高速240km/h
データーベースでジャガー XJ8/XJ40のミニカー検索

 

ジャガー XJ8 (X308) イギリス 1998

 

 ジャガーのXJシリーズは1986年に2代目のXJ40系にモデルチェンジしました。ボディは大きくなり、基本的なスタイルは継承していますが直線的でモダンなデザインになりました。上級仕様のソブリンは角形ヘッドライトを採用していました。エンジンは新型の6気筒2.9L/DOHC 6気筒3.6L(221HP)でした。XJ40系のディムラー版はディムラー 3.6として設定されました。1990年のマイナーチェンジで、エンジンが3.2L/4Lに変更されました。1993年には併売していた初代XJシリーズ IIIの12気筒版が生産中止となり、後継としてV型12気筒6L(318HP)エンジン搭載のXJ40系のXJ12とディムラー ダブルシックスが設定されました。

 

 1994年に全XJシリーズ(ディムラー含む)がX300系に変わりました。機構的にはXJ40系がベースですが、初代のXJシリーズ独特のフロントが復活しました。(角形ヘッドライトは廃止されました) エンジンは同じ排気量ながら新設計された物に変わりました。また6気筒4Lエンジンをスーパーチャージャーで326HPにパワーアップし足回りを固めたスポーツ仕様のXJR6(市販車初のスーパーチャージャー搭載車)が追加されました。

 

 

 1997年のマイナーチェンジでXJシリーズはX308系のXJ8(ディムラー 8)に変わりました。外観はウインカーの形状が異なる以外はほとんど同じでした。6気筒エンジンが新型のDOHC V型8気筒3.2L/4L(294HP)に変わり、12気筒エンジンが無くなりました。足回りを固めた高性能版のXJR(ディムラー版は スーパー V8)にはスーパーチャージャー付4L(375HP)エンジンが搭載されました。2003年にXJシリーズは3代目のX350系にモデルチェンジしました。

 ミニカーは2001年頃に発売されたオートアート製です。X308系のXJ8をモデル化しています。 実車がでかいのでミニカーも大柄ですが、プロポーションや細部の仕上げなど非常に良く出来ています。特にオートアートは1/43でも前輪がステアするギミックが付いていることもあって、底板部分のエンジンやサスペンションが細かく再現されています。オートアートはバリエーションでXJRもモデル化しています。2代目以降のXJシリーズのミニカーは少なくて、XJ40系はNEOのディムラー ソブリン、X300系は見当たらず、X308系はこのオートアートぐらいしか無いようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/底板部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJ8 (X308) 1
JAGUAR XJ8 (X308) 2

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JAGUAR S TYPE 1999 UK

JAGUAR S TYPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHUCO JUNIOR 390021 1/43 114㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.86m 全幅約1.82m
エンジン 変速機: V型6気筒 3L 238HP 6段変速/6段自動変速
性能: 最高速230km/h
データーベースでジャガー S タイプのミニカー検索

 

ジャガー S タイプ イギリス 1999

 

 ジャガーは1989年にフォードに買収され、フォードグループの高級車ブランドとなりました。1998年に登場したSタイプはフォード傘下となって初のニューモデルで、S タイプという名前は1963年発売のMK IIで使われていました。ジャガーのエントリーモデルに位置づけられ、フォード リンカーン LS(1999年)をベースにした後輪駆動車でした。(フォード ヨーロッパの最上級車でもありました) デザインは初代のS タイプをモチーフにしたと思われるレトロな物です。4ドアセダンのみで、エンジンはV型6気筒2.5L/3L、V型8気筒4L(298HP)がありました。

 

 2002年のマイナーチェンジで、内装の品質向上などジャガーらしさを高め、8気筒が4.2Lに変更されました。さらにスーパーチャージャー付のV型8気筒4.2L(298HP)エンジンを搭載し、リアスポイラーなどの空力パーツを追加した高性能版のS タイプ Rが追加されました。2007年に生産中止となり、後継のXFシリーズ(X250)にモデルチェンジしました。S タイプはジャガーとしては安い値段(それでも500万円以上)ゆえにヒットしました。 ちなみにもっと安いX タイプ(4/6気筒エンジン搭載)が2001年に登場していますが、こちらはそれほど売れなかったようです。

 

 

 ミニカーは2001年に発売されたシュコー製(ジュニア シリーズ)です。ジュニア シリーズは廉価版ミニカーの類で、同じ型でホンウェル(カララマ)ブランドの物もあります。廉価版とはいえ、プロプーションは悪くなく室内などの細部もそこそこに仕上げてあり、結構良い出来ばえです。シュコーはS タイプ Rのレース仕様であるV8 スターも1/87と1/43でも数多くモデル化しています。これ以外のS タイプのミニカーはヤトミンのS タイプ R(1/72)があります。また他社が手掛けていない車種を得意にしているネオ(レジン製少量生産)が2015年にモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR S TYPE 1
JAGUAR S TYPE 2

 ジャガー XFシリーズのミニカー →データーベースでジャガー XFのミニカー検索

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JAGUAR XK (X150) COUPE 2006 UK

JAGUAR XK (X150) COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 271 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.79m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4.2L 304P 6段自動変速
性能: 最高速250km/h
データーベースでジャガー XK(X150)のミニカー検索

 

ジャガー XK (X150) クーペ イギリス 2006

 

 2006年に2代目XK(X150)が登場しました。初代XKと同様にE タイプの楕円形グリルをモチーフにしていますが、よりダイナミックで現代的なデザインになっています。クーペとコンバーチブルの構成で、ボディはアルミニウム製モノコックで軽量化されていました。当初のエンジンは先代と同じV型8気筒4.2L(304HP)を搭載していました。路面状況に応じてダンパー設定を自動制御するサスペンションや車速感応式パワーステアリングなど、操縦性を総合制御するシステムを採用していました。  

 

 2007年にスーパーチャージャーで426HPにパワーアップしたXKRが登場しました。2009年のマイナーチェンジで外観が小変更され、エンジンが5L(385HP)に変更されました。2011年にフロントのデザインを変更し、エンジンを5L スーパーチャージャー付 550HPにパワーアップしたXKR-S(最高速300km/h ジャガー史上市販車最速)が登場しました。同年のマイナーチェンジでXKも内外装が変更され、2014年まで生産されました。総生産台数は約54000台で、2013年登場のF タイプが実質的な後継車です。

 

 

 ミニカーは2016年に発売された国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソの型番MOC079の廉価版仕様のようです。室内の仕上げなどが簡素化されていますが、それ以外はイクソのカタログモデルとほぼ同じですから、結構良い出来ばえで値段を考えるとお得なミニカーです。イクソ ブランドではクーペ、カブリオレ、XKR-Sがモデル化されています。イクソ以外のXK(X150)のミニカーはオート アートの1/18、ミニチャンプス、スパーク(レジン製)、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XK (X150) COUPE 1
JAGUAR XK (X150) COUPE 2

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JAGUAR XJ (X351) 2011 UK

JAGUAR XJ (X351) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MOC148 1/43 119㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.12m 全幅約1.89m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 5L スーパーチャージャー 510HP 6段自動変速
性能: 最高速250km/h(リミッター付)
データーベースでジャガー XJ(X351)のミニカー検索

 

ジャガー XJ  (X351) イギリス 2011

 

 2003年にXJシリーズの3代目(X350)が登場しました。丸形4灯ヘッドライトなど基本的なデザインが踏襲され、アルミニウム製ボディを採用して大幅に軽量化されました。エンジンはV型8気筒3.6L/4.2L(300HP/390HPスーパーチャージャー付)で、6段自動変速、最高速250km/h(リミッター付)の性能でした。この際にディムラー版は一時的になくなりましたが、2005年にスーパー 8の名前で復活しました。2004年にV型6気筒3L(240HP)エンジンを搭載したXJ6が追加され、XJ8にロングホイールベース版が追加されました。2007年のマイナーチェンジでX358となり、前後バンパー形状がややごつい物に変更され、フロントフェンダー側面にエアベントが追加されました。

 

 2009年にXJシリーズの4代目(X351)が登場しました。伝統的な丸形4灯ヘッドライトやキャビン形状が一新され、高級セダンに流行りのクーペ風キャビンを持つ従来とは全く異なるデザインとなりました。内装はレザー張りで、12インチ液晶ディスプレーでスピードメーター/タコメーターを表示するiTechと称するインパネを採用しています。大きな開口部を持つサンフーフも採用していました。エンジンはDOHC V型6気筒3L(275HP)ターボディーゼルとDOHC V型8気筒5L(385HP/510HP スーパーチャージャー付)で、6段自動変速、最高速250km/h(リミッター付)の性能です。2013?にはダウンサイジングで、4気筒2L(240HP)ターボとV型6気筒3L(340HP)スーパーチャージャーが追加されました。

 

 

 ミニカーはイクソ製で2013年に発売されました。プロポーションが良く、エッチング材を使ったフロントグリルやリアのエンブレムなど細かいところも良く再現されています。ただ室内の仕上げがいまひとつなのがやや残念です。(色違いの灰メタリックはシートが白に彩色されるなど多少ましのようです) これ以外のXJ(X351)のミニカーは、同じイクソのジャガー特注品、WELLYの1/24、オックスフォードの1/76、GREAT LIGHTNING(レジン製)のロングホイールベース版リムジーンぐらいしかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XJ (X351) 1
JAGUAR XJ (X351) 2

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JAGUAR F TYPE S 2014 UK

JAGUAR F TYPE S 画像をクリック/タップすると画像が変わります
WHITE BOX WB116 1/43 104mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.47m 全幅約1.92m
エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3L スーパーチャージャー 380HP 
6段変速/(8段自動変速) RW/AWD
性能: 最高速275km/h
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ジャガー F タイプ S イギリス 2014

 

 1960年代の名車E タイプの後継車 F タイプは何度かプロトタイプが開発されていました。1975年に登場したXJ-Sは、サイズが大きすぎて重いことで真の後継車とはなれませんでした。次に1986年にF タイプのコンセプトカー XJ41(クーペ)/XJ42(オープン)が開発されました。この車は製品化が進められましたが、フォードが1989年にジャガーを買収した際に新経営陣の判断で開発が中止されました。最終的にこの車は後に1994年にフォード傘下で登場したアストン マーチン DB7と1996年に登場したジャガー XK8として製品化されました。

 

 2011年にコンセプトカー C-X16が公開され、この車のデザインを踏襲したF タイプが2013年に発売されました。最初にソフトトップを持つコンバーチブルが登場し、すぐにクーペが追加されました。全長4.47mはジャガーとしては小型で、E タイプとほぼ同じサイズの2シータなのでE タイプの真の後継車と言えるでしょう。(E タイプのようなロングノーズではなく現代的なデザインではありますが) エンジンは4気筒2Lスーパーチャージャー(300HP)、V型6気筒3L スーパーチャージャー(340/380HP)、V型8気筒5L スーパーチャージャー(495-575HP)で、最強のSVR(575HP)は全輪駆動のAWDで最高速322km/hの性能でした。V型8気筒(500HP)エンジン搭載車でも約1300万とのことで、性能を考えると安いと思います。(もちろん一般人には高値の花ですが)

 

 

 ミニカーはイクソの廉価版ブランドのホワイト ボックス製です。ホワイト ボックスは廉価版ミニカーなので内装の彩色が省略されているのが物足りませんが、プロポーションなどの基本的なところは悪くありません。内装などの仕上げの良いプレミアムXでは、ソフトトップ仕様やクーペもモデル化されています。本当はたいして定価が変わらないプレミアムX製が欲しかったのですが、最近のプレミアムXはすぐに売り切れてしまって、オークションなどで法外な値段が付いているのは困ったものです。これ以外のF タイプのミニカーとしては、オートアートの1/18、オックスフォードの1/76、WELLYの1/24などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR F TYPE S 1
JAGUAR F TYPE S 2

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