ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

PIERCE ARROW MODEL B ROADSTER 1930 USA

PIERCE ARROW MODEL B ROADSTER
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PIERCE ARROW MODEL B ROADSTER


SIGNATURE 32329 1/32 155mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m エンジン 変速機: 8気筒 6L 125HP 3段変速
性能: 最高速136km/h  データーベースでピアス アロー モデル Bのミニカー検索

ピアス アロー モデル B ロードスター アメリカ 1930年

 

 ピアス アロー社の前身は家庭用品(鳥籠が有名)を製造する会社で、1890年代から自転車/バイクの製造を始め、1901年からは自動車製造にも進出しました。最初の自動車はド ディオン ブートン製の単気筒エンジンを搭載した2シーターの小型車でした。1903年に2気筒エンジン搭載のアローを発表し、1904年には自社開発した4気筒エンジンを搭載した高級車グレートアローを発表しました。グレートアローはアメリカで開催された耐久イベントに優勝し信頼性の高さが知られるようになり、同社は高級車製造に専念することになりました。

 

 1908年にピアス アロー社と改名し、1910年以降は6気筒エンジン搭載車だけを製造するようになりました。ピアス アローは当時の最高級車としてウィリアム タフト第27代アメリカ大統領の公用車に使われるなど富裕層に愛用されました。しかし1920年代になるとモデルの旧態化で採算が悪化しました。そこで1924年に廉価版の80シリーズを発売して挽回を図りましたが、結局1928年にスチュードベーカー社に吸収合併されました。1929年にそれまでの6気筒エンジンを止めて8気筒3LエンジンとV型12気筒6.5L/7Lエンジンを搭載したモデルが登場し、スチュードベーカーのディーラー網が使えるようになったことで売上げは改善されました。その後世界恐慌の影響でスチュードベーカーの業績が悪化し、1933年にスチュードベーカーはピアス アローを売却しました。

 

 

 ミニカーはシグネチャー製で2006年に発売されました。シグネチュアーの1/32のクラシックカーのシリーズの1台で、当時の定価は約3500円ほどと比較的安価ながら、マニア向けの本格的な出来ばえに仕上げてありました。1930年に登場したタイプA/B/Cという3タイプのモデルのタイプ B ロードスターをモデル化しています。実車の雰囲気がうまく再現されていて良く出来ています。フロントグリル、灯火類、室内などの細部も結構リアルに再現されていて、特にフロントグリル上にあるマスコット(車名にちなんだ弓矢を構えた人物像)と、同社がその配置を特許化し外観上の最大の特徴としていたフロントフェンダー上に配置したヘッドライトもリアルです。またボンネットが開閉できエンジンや床下部分のドライブトレーンも再現され前輪は操舵可能になっています。ピアス アローは1930年代の有名な高級車メーカーでしたが、同社で一番よく知られているシルバー アロー以外でミニカーとしてモデル化されたのはこのシグネチャー製のタイプ Bとブルックリン(ホワイトメタル製)の1601 1936年ぐらいしかないようです。(なお最近の新興ブランドでESVAL MODELS(レジン製)が数種類をモデル化していますが) その為このミニカーはピアス アローのミニカーとして貴重な存在です。 以下はフロント(マスコットの拡大)/リア(折畳み補助席の開閉動作)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PIERCE ARROW MODEL B 1
PIERCE ARROW MODEL B 2

 以下はボンネットを開いたエンジンルームの画像と室内/床下部分(前輪操舵動作)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PIERCE ARROW MODEL B 3
PIERCE ARROW MODEL B 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=341

GM CADILLAC 452A V16 1931 USA

GM CADILLAC 452A V16
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC 452A V16


SOLIDO 85 1/43 128mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.5m エンジン 変速機: V型16気筒 7.4L 165HP 3段変速
性能: 最高速150km/h  データーベースでキャディラック 戦前のミニカー検索

GM キャディラック 452A V16 アメリカ 1931年

 

 1902年に創業したキャディラック社は1909年にGMの傘下に入りましたが、技術的な先進性を重視する基本路線はその後も継承されました。1914年にV型8気筒エンジン搭載車を発表し、1928年には世界初のシンクロ機構付き変速機を採用するなど技術革新を進めました。1930年には世界初のV型16気筒エンジン7.4L(165HP)を搭載したモデル452(452は立法インチでの排気量表示)を発表し、1931年にV型12気筒6L(135HP)エンジン搭載のモデル370を発表しています。静かでスムーズに作動するV型16気筒/12気筒エンジンをラインナップに加えたキャディラックはライバル他社を圧倒し、アメリカの高級車No.1の地位を確立させました。

 

 当時のキャディラックには標準ボディがありましたが、最上級車452のボディは全てオーダーメイドで、当時GM傘下となったコーチビルダーのフリートウッドが専門で架装していました。スポーティなコンバーチブルからフォーマルセダンまで30数種類のモデルがあったそうです。1938年にはサイドバルブ式を採用した新しいV型16気筒エンジンが開発されました。このエンジンはVバンク角を従来のOHV方式90°から135°に広げ、従来の半分の部品で構成されていました。排気量は7Lと少し小さくなりましたが、185HPに性能は向上していました。このエンジン搭載車は1940年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはソリド製で、1979年に発売されました。初期型の452Aをモデル化しています。オーソドックスなセダンのスタイルですが、後席がオープンになっていてアメリカ車としてはちょっとしゃれたデザインです。フロントグリル上に付いている女神像のマスコットなどフロント周りがリアルに再現されていて、とてもよく出来ています。ソリドはバリエーションでキャディラック V16の商用車やポリスカーなどもモデル化していますが、V16がそのような用途に使われたとはとても考えられないので、V16ではなくV8のはずです。(細かいことを言わないおおらかな時代のミニカーですから、実車がなくても派手なV16でモデル化していたわけです) 以下はフロント/リアの拡大画像とフロントグリル/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC 452A 1
GM CADILLAC 452A 2

 以下は1986年頃に発売されたソリドのV16 救急車(1/43 型番4042)の画像です。V16のステーションワゴンを救急車仕様に仕立てています。側面には「Denver First Aid & Resque Squad」(デンバー応急処置&救助隊)と表示されています。このステーションワゴンのバリエーションで商用バンやポリス/消防車仕様もありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC V16 AMBULANCE 1
GM CADILLAC V16 AMBULANCE 2

 以下は2006年に発売されたシグネチャー製のGM キャディラック V16 1932 (1/32 型番32345)の画像です。シグネチャーはアメリカ車のクラシックカーを1/32サイズでモデル化していました。この1/32サイズは中途半端なスケールですが、そのサイズを生かしてボンネットやドア開閉のギミック付きで室内やエンジンもそこそこ再現してありました。ただし1/18ほど精密ではないので、その分値段は安価(約3500円)でした。このキャディラック V16もプロポーションが良く、リアルな出来ばえのフロントグリルなど実車の雰囲気が良く再現されています。ボンネット/ドアの開閉ギミック付きで、エンジンや室内も再現されています。さらに前輪の操舵ギミック(ステアリングホイールと連動しない)も付いています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC 452A V16 SEDAN 1
GM CADILLAC 452A V16 SEDAN 2

 以下はフロント(マスコット拡大)/リアの拡大画像です。フロントグリル上のマスコット(コウノトリ?)はなかなかよく出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC 452A V16 SEDAN 3
GM CADILLAC 452A V16 SEDAN 4

 以下はボンネットを開いたエンジンルームの画像と俯瞰/床下部分(前輪操舵動作)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC 452A V16 SEDAN 5
GM CADILLAC 452A V16 SEDAN 6

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=313

GM CADILLAC 452 V16 CABRIOLET 1931 USA

GM CADILLAC 452 V16 CABRIOLET
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC 452 V16 CABRIOLET


FRANKLINI MINT RI34 1/43 135mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.8m エンジン 変速機: V型16気筒 7.4L 165HP 3段変速
性能: 最高速150km/h  データーベースでキャディラック 戦前のミニカー検索

GM キャディラック 452 V16 カブリオレ アメリカ 1931年

 

 1930年に登場したV型16気筒エンジンを搭載したキャディラック 452は初年度に約3000台が生産されました。コーチビルダーのフリートウッドがリムジーンやコンバーチブルなどのボディを架装し、価格は最低でも5000ドル(現在の2000万円ぐらい)と非常に高価でした。1929年に世界大恐慌が起こりアメリカは不況の真っ只中でしたので、452のような高級車を購入できたのはごく限られた富裕層だけでした。

 

 452 V16は初年度に購入できる人のほとんどが購入してしまったので、翌年はほんの300台ほどしか売れませんでした。キャディラックといえども452 V16は特別な車で、1932年以降は年間百台ほどが生産された程度で、キャディラックの販売の中心は8気筒エンジン搭載車でした。同時期のライバルであったリンカーンやパッカードも8気筒エンジン搭載車で、これらの車は年間数万台生産されていました。452 V16は1940年まで生産されましたが、総生産台数は約4500台ほどでした。なおその後V型16気筒エンジンを搭載したキャディラック 量産車はありません。現在16気筒エンジンを搭載している市販車はブガッティ ヴェイロン(とその後継車シロン)(価格約1.6億円)ぐらいしかありません。

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製の1/43で、「The World`s Great Classic Cars」というシリーズの1つです。このシリーズは戦前の高級車を12種類モデル化していますが、いずれも良い出来ばえです。そのなかでも特にこのキャディラック V16は、カラーリングや全体的な雰囲気が実車を良く再現していて非常に素晴らしい出来ばえです。エンジンや室内などの細部もリアルにできています。 以下はフロント(鳥のマスコット)/リアの拡大画像と室内/ボンネットを外したエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FRANKLIN MITを追加

GM CADILLAC V16 CABRIOLET 1
GM CADILLAC V16 CABRIOLET 2

 以下は1983年に発売されたリオのV16 カブリオレ(型番77)の画像です。フランクリン ミントと全く同じカブリオレをモデル化しています。同じ車のミニカーですからかなり似ていますが、リオはフロントグリル上のマスコットを省略しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC V16 CABRIOLET 3
GM CADILLAC V16 CABRIOLET 4

 以下は上記のリオのV16 カブリオレの幌を立てたバリエーション(型番76)の画像です。リオのクラシックカーのほとんどには色違いで幌の状態が異なるバリエーションがあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC V16 CABRIOLET 5
GM CADILLAC V16 CABRIOLET 6

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=314

DUESENBERG J SEDAN 1931 USA

DUESENBERG J SEDAN
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DUESENBERG J SEDAN


SOLIDO 156 1/43 130mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約1.85m エンジン 変速機: DOHC 8気筒 6.9L 265HP 3段変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでデューセンバーグのミニカー検索

デューセンバーグ J セダン アメリカ 1931年

 

 ドイツから移民してきたデューセンバーグ兄弟が、レーシングカーを作る目的で1914年に設立したのがデューセンバーグ社でした。当初は航空機用エンジンを製造し、ブガッティの航空機用エンジンの国産化を行いました。1920年に8気筒4.3Lエンジンを搭載し世界初の油圧ブレーキを備えた、自社初の市販車モデル Aを発売しました。デューセンバーグのレースカーは1923年のフランスGPでアメリカ車として初めてのGP優勝、1924年と1925年のインディで優勝などレースで大活躍しています。ただモデル Aは高価すぎて売れず、ビンテージ期で述べたエレット ローバン コードが経営する「コード帝国」に1926年に買収されました。

 

 コード傘下で1928年に発表されたモデル Jはデューセンバーグを一躍有名にしました。モデル Jはアメリカ最大、最速、最高品質を目指して開発され、値段も当時最高の超豪華車でした。サイズは全長約5.6m(リムジーン)、性能は当時レーシングカーしか採用していなかったDOHC方式8気筒6.9L(265HP)エンジンを搭載し最高速180km/h、コーチビルダーが特注ボディを架装して販売され、その価格は大衆車T型フォードの約40倍でした。この車を買えたのは当時のハリウッドの大スターや王侯貴族だけでした。

 

 

 ミニカーはソリド製で、1960-1970年代に作られたクラシックカーシリーズ(AGE D'EOR シリーズ)の一つで1972年に購入しました。デューセンバーグとしてはおとなしいオーソドックスなリムジーンをモデル化しています。このクラシックカーシリーズは大人のマニア向けでしたので、スケールモデル的でリアルな造形がされ、非常に素晴らしい出来ばえです。「デューセンバード」と呼ばれる鳥のマスコットの付いたフロントグリル、ボンネット内に再現されたリアルなエンジン、ドアが開閉するキャビンなど細かいところもよく再現されています。ソリドはバリエーションでスパイダーもモデル化しています。これ以外のモデル Jのミニカーとしては、ビンテージものではドゥグー、リオ、マッチボックスなど、フランクリンミントの1/43と1/24、シグネチャーの1/32、最近の物ではミニチャンプスなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とエンジン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

DUESENBERG J SEDAN 1
DUESENBERG J SEDAN 2

 以下は1967年に発売されたイタリアのドゥグー製のSJ タウンカー(型番13)の画像です。タウンカーとはこの車のように客席部分にだけ屋根があるフォーマル用途のボディ形式です。SJはエンジンにスーパーチャージャーを追加して320HPにパワーアップしたモデルで、ボンネット右側面から排気管が出ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DUESENBERG SJ TOWNCAR 1
DUESENBERG SJ TOWNCAR 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=322

DUESENBERG J SPIDER 1931 USA

DUESENBERG J SPIDER
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DUESENBERG J SPIDER


SOLIDO 35 1/43 130mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約1.85m エンジン 変速機: DOHC 8気筒 6.9L 265HP 3段変速
性能: 最高速186km/h  データーベースでデューセンバーグのミニカー検索

デューセンバーグ J スパイダー アメリカ 1931年

 

 デューセンバーグは1926年にコードに買収されました。コード傘下で1928年に発表したモデル Jはデューセンバーグを一躍有名にしました。モデル Jはアメリカ最大、最速、最高品質を目指して開発されました。当時はレーシングカーしか採用していなかったDOHC方式の8気筒6.9L(265HP)エンジンを搭載し、3段変速で最高速180km/hの性能でした。1932年にはスーパーチャージャーでエンジンを320HPにパワーアップし最高速208km/hとした高性能版のSJが追加されました。SJはボンネット右側面から排気管が出ています。

 

 ボディ形式としては4ドアセダン(リムジン)、2ドアクーペ、スパイダー、フェートン(4座オープン)、ダブル カウル フェートン(前席/後席にスクリーンが付いた4座オープン)などがあり、全長は5.6mを超える大柄なサイズでした。著名なコーチビルダーが華麗なデザインの特注ボディを架装して販売され、その価格は当時の大衆車フォード T型の約40倍で、当時最高の超豪華高級車でした。したがってこの車を買えたのはハリウッドの大スターや王侯貴族だけでした。最も高価なモデルは当時の価格が2万ドルであったことから「トゥエンティ グランド(Twenty Grand)」と呼ばれていました。

 

 

 ミニカーは1976年に発売されたソリド製です。前述したソリドのJ セダンのバリエーションで、ボディ後半を変更して2シーター スパイダーをモデル化しています。巨大なボディに小さな2シーターのキャビンという贅沢なスペース配置は、いかにも昔のアメリカ車的なスタイルです。前述したJ セダンと同様に実車の雰囲気がうまく再現されていて良く出来ています。室内はインパネが紙シールで再現され、ボンネットを取り外すとエンジンが再現されています。これ以外のデューセンバーグ J スパイダー(クーペ)のミニカーは、リオ、シグネチャーの1/32、デルプラドのSSJ、ミニチャンプスのコンバーチブル クーペ、イクソのSSJ、マトリックス(レジン製)のSJなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とエンジン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

DUESENBERG J SPIDER 1
DUESENBERG J SPIDER 2

 以下は1990年代に発売された上記のバリエーションで、幌を収納した状態のデューセンバーグ J スパイダー(1/43 型番4164)の画像です。コストダウンでボンネットが固定されたことでエンジンが省略され、室内の造形も少し簡素化されました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DUESENBERG J SPIDER 3
DUESENBERG J SPIDER 4

 以下は2002年に発売されたデルプラド カーコレクション(ミニカー付雑誌)のデューセンバーグ SSJ スパイダー(No.66)の画像です。ミニカーの箱にはSSJではなくJと書かれてしいますが、ボンネット右側面から排気管が出ているので、スーパーチャージャーを追加してパワーアップしたSJのショートホイールベース版であるSSJをモデル化しているようです。メーカーは不明ですが、ユニバーサルホビー系のメーカーではないかと思われます。このカーコレクション シリーズのミニカーとしては出来の良い部類で、結構細かいところまで良く仕上げてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DUESENBERG SSJ SPIDER 1
DUESENBERG SSJ SPIDER 2

 以下は2007年に発売されたイクソ製のデューセンバーグ SSJ スパイダー (1/43 型番MUS006)の画像です。イクソの型番MUS***は1/43のダイキャスト製クラシックカーのシリーズで、いずれも良く出来ています。これもボンネット右側面から排気管が出ているSJのショートホイールベース版であるSSJをモデル化しています。デューセンバーグのマスコットが付いたフロントグリル、ワイヤースポークホイール、リアのスぺアタイヤ カバー、ナンバープレートなどがリアルで、とても良く出来ています。派手な赤と黒のツートンのカラーリングは実車のイメージに良く似合っています。また室内のインパネなども良く再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DUESENBERG SSJ SPIDER 3
DUESENBERG SSJ SPIDER 4

 以下はフロント(マスコット部拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DUESENBERG SSJ SPIDER 5
DUESENBERG SSJ SPIDER 6

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=324

 

ビンテージ期 ← ページ  « 前へ 1  2  3  4  5  6  7  8  9   次へ » → 戦後期

 

 

 

当サイト掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2004-2024 MINIATURECAR MUSEUM All rights reserved.