Sorry Japanese Only
LOTUS EXIGE S1 2003 UK |
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![]() IXO MOC061 1/43 89㎜
実車諸元 画像参照
ロータス エキシージ S1 イギリス 2003
2000年にロータス エリーゼをベースにしたワンメイクレース用マシンとしてスポーツ エリーゼが開発されました。スポーツ エリーゼはレースカーでしたので市販化されない予定でしたが、熱烈なファンの要望で市販車仕様のエキシージが2000年に登場しました。スポーツ エリーゼとの外観上の違いは、ロードスターからクーペに変更され、フロントのデザインが派手になっています。またカウルはカーボン樹脂で軽量化されていました。メカ的にはタイヤ外形が大きくなり、フロント/リアのトレッドが拡大され、ブレーキ/サスペンションが強化されていました。エンジンはローバー製 DOHC 4気筒1.8Lを179HPにパワーーアップしていました。
2004年にエリーゼがシリーズ 2(S2)に変わったので、エキシージもシリーズ 2となりました。シリーズ 2のエキシージはエリーゼの外観を変更しただけで、メカ的にはエリーゼと同じで、エリーゼ同様にエンジンがトヨタ製のDOHC 4気筒1.8L(192HP)ンに変わりました。2006年にスーパーチャージャーを追加して220HPにパワーアップした高性能版のエキシージ Sが追加されました。エキシージ Sの最高速は256㎞/hで当時最速クラスの市販車でした。 2012年にシリーズ 3(S2)に変わり、エンジンはスーパーチャージャーを追加したトヨタ製のDOHC V型6気筒3.5L(350HP)に変わりました。またエンジンが大きくなったので全長/全幅が少し拡大されました。
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ミニカーは2007年に発売されたイクソ製です。特徴的なフロントの造形がうまく再現され、前後グリル/灯火類/室内などの細部もリアルに再現されていて良い出来ばえです。これ以外のエキシージのミニカーはトミカ、トミカ リミッテド、オートアートの1/18、ソリド、スパーク(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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ROLLS ROYCE PHANTOM EXTENDED WHEELBASE 2005 UK |
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![]() KYOSHO K05541DBK 1/43 143㎜
実車諸元 画像参照
ロールス ロイス ファントム エクステンデド ホイールベース イギリス 2005
前述したシルバー セラフはBMWがエンジンを供給し、フォルクスワーゲン傘下で製造されていました。2003年にロールス ロイスの製造権を入手したBMWは、独自開発の新型車ファントムを登場させます。ファントムという名前は1925年のファントム IからVIまで続いた由緒ある名前です。伝統的なラジエーターグリルを引き継いだ古典的なデザインで、シュートホイールベース仕様でも、全長5.8m 全幅1.99mの大型セダンです。エンジンはBMW製のDOHC V型12気筒6.8L(460HP)で、電子制御6段自動変速、最高速240km/hの性能です。
コーチドアと称するリアシートへの乗降性に優れた観音開き式ドアが採用されていて、このドアは電動で開閉しドアにはエルメスの傘が内蔵されています。内装は総革張りで、音声認識カーナビや温冷機能付カップホルダーなどいたれりつくせりの装備が付いています。フロントグリル上の有名なマスコットは盗難防止/歩行者保護の為、衝撃を感知すると内部に格納されるようになっています。またホイール中央に付いたRRのロゴが走行中も常に正立するようになっているなど普通の車にはない仕掛けが付いています。2009年に一回り車体が小さいゴーストが登場しています。2012年のマイナーチェンジでII型になり丸型ヘッドライトが世界初のフルLED式の角形に変わっています。
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ミニカーは京商製で2005年に追加されたロングホイールベース仕様 EWB(エクステンディッド ホイールベース)のモデルです。実車がでかいのでミニカーも全長143mmと大きなサイズでずっしりと重いです。出来映えはホイールが大きめなことが今一つですが、それ以外は良い出来映えです。ただ京商の高価なミニカーは大きくりっぱな紙箱に入っていることが多く、これは場所をとるのであまり有難くありません。京商はドロップヘッドクーペ(後述)とクーペもモデル化しています。その他にはイクソもセダン/ドロップヘッドクーペ/クーペをモデル化していますが、これは多分京商と同じ型を使った仕様変更品だと思います。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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JAGUAR XK (X150) COUPE 2006 UK |
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![]() JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 271 1/43 112㎜
実車諸元 画像参照
ジャガー XK (X150) クーペ イギリス 2006
2006年に2代目XK(X150)が登場しました。初代XKと同様にE タイプの楕円形グリルをモチーフにしていますが、よりダイナミックで現代的なデザインになっています。クーペとコンバーチブルの構成で、ボディはアルミニウム製モノコックで軽量化されていました。当初のエンジンは先代と同じV型8気筒4.2L(304HP)を搭載していました。路面状況に応じてダンパー設定を自動制御するサスペンションや車速感応式パワーステアリングなど、操縦性を総合制御するシステムを採用していました。
2007年にスーパーチャージャーで426HPにパワーアップしたXKRが登場しました。2009年のマイナーチェンジで外観が小変更され、エンジンが5L(385HP)に変更されました。2011年にフロントのデザインを変更し、エンジンを5L スーパーチャージャー付 550HPにパワーアップしたXKR-S(最高速300km/h ジャガー史上市販車最速)が登場しました。同年のマイナーチェンジでXKも内外装が変更され、2014年まで生産されました。総生産台数は約54000台で、2013年登場のF タイプが実質的な後継車です。
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ミニカーは2016年に発売された国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソの型番MOC079の廉価版仕様のようです。室内の仕上げなどが簡素化されていますが、それ以外はイクソのカタログモデルとほぼ同じですから、結構良い出来ばえで値段を考えるとお得なミニカーです。イクソ ブランドではクーペ、カブリオレ、XKR-Sがモデル化されています。イクソ以外のXK(X150)のミニカーはオート アートの1/18、ミニチャンプス、スパーク(レジン製)、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 2007 UK |
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![]() MINICHAMPS 436134730 1/43 131㎜
実車諸元 画像参照
ロールス ロイス ファントム ドロップヘッド クーペ イギリス 2007
前述したファントムに全長6.08mのロングホイールベース仕様 EWB(エクステンディッド ホイールベース)が2005年に追加されます。2004年にロールス ロイス 100周年記念として製作された2ドアのコンセプトカー 100EX/101EXが公開されました。その100EXをほぼそのまま市販化したのが、電動ソフトトップを装備するオープンカーのドロップヘッドクーペで2007年に登場しました。さらにハードトップクーペの101EXも2008年にクーペとして追加されます。ドロップヘッドクーペ/クーペはホイールベースが短縮され全長は5.6m、ファントムと同じコーチドアと称する通常とは逆の後ろヒンジで開くドアを採用しています。
全長は短くなっていますが、車重(約2.5t)はセダンとあまり変わりません。エンジンはセダンと同じですので動力性能はほぼ同じですが、ホイールベースが短い分だけ操縦性はスポーティになっています。(クーペの加速性能は0-97km/h 5.8sとのこと) セダンと同じく2013年のマイナーチェンジでII型になりフロントの丸いヘッドライトがLED式の角形に変わっています。
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ミニカーはミニチャンプス製で、ミニチャンプスとしては初のロールス ロイスのモデル化です。実車発売直後の2008年にモデル化されているので、プロモーション用だったのかもしれません。細部がうまく再現されたミニチャンプスらしい良い出来のミニカーです。ミニチャンプスはドロップヘッドクーペしかモデル化していませんが、2013年から京商がセダン/ドロップヘッドクーペ/クーペ(全て初期型)をモデル化しています。京商のドロップヘッドクーペを保有しているので、ミニチャンプス製と較べてみました。 ![]() ![]() |
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外形寸法は全く同じで細かな部分の造形もそっくりなので、ボディは同じ型を使っていると思われます。ただ京商はホイールが大きめにできているので、車高がミニチャンプスより高くなっています。キャビン部分は独自に型を起こしているようで、ミニチャンプスは右ハンドル仕様で京商は左ハンドル仕様です。(個人的にはミニチャンプスのほうが全体的に洗練されているように思います) なおイクソもセダン/ドロップヘッドクーペ/クーペをモデル化していますが、それらは京商と同じ型を使った仕様変更品だと思われます。 | |
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JAGUAR XJ (X351) 2011 UK |
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![]() IXO MOC148 1/43 119㎜
実車諸元 画像参照
ジャガー XJ (X351) イギリス 2011
2003年にXJシリーズの3代目(X350)が登場しました。丸形4灯ヘッドライトなど基本的なデザインが踏襲され、アルミニウム製ボディを採用して大幅に軽量化されました。エンジンはV型8気筒3.6L/4.2L(300HP/390HPスーパーチャージャー付)で、6段自動変速、最高速250km/h(リミッター付)の性能でした。この際にディムラー版は一時的になくなりましたが、2005年にスーパー 8の名前で復活しました。2004年にV型6気筒3L(240HP)エンジンを搭載したXJ6が追加され、XJ8にロングホイールベース版が追加されました。2007年のマイナーチェンジでX358となり、前後バンパー形状がややごつい物に変更され、フロントフェンダー側面にエアベントが追加されました。
2009年にXJシリーズの4代目(X351)が登場しました。伝統的な丸形4灯ヘッドライトやキャビン形状が一新され、高級セダンに流行りのクーペ風キャビンを持つ従来とは全く異なるデザインとなりました。内装はレザー張りで、12インチ液晶ディスプレーでスピードメーター/タコメーターを表示するiTechと称するインパネを採用しています。大きな開口部を持つサンフーフも採用していました。エンジンはDOHC V型6気筒3L(275HP)ターボディーゼルとDOHC V型8気筒5L(385HP/510HP スーパーチャージャー付)で、6段自動変速、最高速250km/h(リミッター付)の性能です。2013?にはダウンサイジングで、4気筒2L(240HP)ターボとV型6気筒3L(340HP)スーパーチャージャーが追加されました。
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ミニカーはイクソ製で2013年に発売されました。プロポーションが良く、エッチング材を使ったフロントグリルやリアのエンブレムなど細かいところも良く再現されています。ただ室内の仕上げがいまひとつなのがやや残念です。(色違いの灰メタリックはシートが白に彩色されるなど多少ましのようです) これ以外のXJ(X351)のミニカーは、同じイクソのジャガー特注品、WELLYの1/24、オックスフォードの1/76、GREAT LIGHTNING(レジン製)のロングホイールベース版リムジーンぐらいしかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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LAND ROVER RANGE ROVER EVOQUE 2012 UK |
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![]() JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 285 1/43 103㎜
実車諸元 画像参照
ランドローバー レンジローバー イヴォーク イギリス 2012
ローバーのSUV レンジローバー イヴォークが2011年に登場しました。2008年の北米国際自動車ショーで発表されたクーペ風のスタイリッシュなデザインのコンセプトカー LRXをベースとしていて、コンセプトカーと同じ3ドアと5ドアのモデルがありました。レンジローバーの名前が付いていますが、レンジローバーよりも小型で、同社のフリーランダーのシャーシをベースにしていました。低燃費を実現する為、アルミ製ボンネットやプラスチック製リアハッチを採用し、フリーランダーより100㎏軽量化していました。
エンジンは低燃費の4気筒2L/2.2Lディーゼル ターボと4気筒2Lガソリン ターボがありました。トランスミッションはアイシン製の6段変速/自動変速で、駆動方式は前輪駆動の2WDとフルタイム4WDがありました。面白い装備として、小さなリアウインドーで見えづらい後方やオフロードでの車外の状況を5台の車載カメラの画像でドライバーに知らせるシステムが備わっていました。2014年に世界初の乗用車用9段自動変速機(ZF製)が搭載されました。2012年のジュネーブモーターショーで電動ソフトトップを持つコンバーチブルのコンセプトカーが発表され、2015年から量産化されました。2代目のイヴォークが2018年に登場しています。
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ミニカーは2016年に発売された国産名車コレクション製でメーカーはイクソです。雑誌付きミニカーなので内装の仕上げは簡素化されていますが、プロポーションは良く大きな半透明のサンルーフやフロントグリル/灯火類は結構うまく再現されています。イクソはカタログモデルで3ドア、5ドア、コンバーチブル(PREMIUMX レジン製)も発売しています。イクソ以外のイヴォークのミニカーはオックスフォードの1/76、WELLYの1/24)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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MCLAREN P1 2013 UK |
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![]() AUTOART 56012 1/43 107㎜
実車諸元 画像参照
マクラーレン P1 イギリス 2013
マクラーレンの市販車MP4/12Cが2010年に久々に登場しました。ドア後方のエアインテークが目立ちますが、全体的にはセンスのよいフェラーリ風のデザインだと思います。(ドアはバタフライ式) MP4/12Cの最大の特徴はコクピットを囲む構造体「モノセル」がカーボンコンポジットで一体成形され、その前後にエンジン/サスペンションを載せるアルミ製フレームが付く車体構造です。(参照画像) これはF1と同じような構造で、軽量ながら強固で安全性が高い車体となります。
その上に被せたボディパネルはアルミやプラスチック製です。エンジンはDOHC V型8気筒3.8L(600HP)ツインターボ、7速デュアルクラッチ式半自動変速で後輪を駆動し、最高速330km/hの性能でした。価格は約2800万円で、レース仕様のGT3やオープンのスパイダーも設定されました。2014年にMP4/12Cをベースにした 650Sが登場し、MP4/12Cは生産中止となりました。
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2013年にはMP4/12Cの上級車としてP1が登場します。野生動物からインスピレーションを得たデザインとのことで、MP4/12Cに似ていますが、より複雑な曲線で構成されたデザインとなっています。P1は375台の限定生産で価格は約1億円と、車格的にマクラーレン F1の後継車となります。ボディ構造はMP4/12Cと同じで、エンジンもV型8気筒3.8Lと同じながら737HPと大幅にパワーアップされ、さらに電気モーター(179HP)を追加したハイブリッドカー(総合916HP)となっています。最高速はリミッター制限で350km/hとのことで、モーターだけのEV走行も10km程可能だそうです。2015年に追加されたレース仕様のGTRはさらに総合1000HPまでパワーアップされています。 |
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ミニカーはオートアート製で、2014年に発売されました。特徴的なボディをオートアートらしい素直な造形でうまく再現しています。特にリアエンドの黒いガーニッシュパネルやルーフのカーボンパネル風処理はなかなかリアルです。ただ室内はほとんど彩色されていません。また従来のオートアートの1/43はエンジンやサスペンションが底板に再現され前輪が操舵できましたが、このP1では残念ながら底板のシャーシ部分がすべて省略されています。ミニカーの製造原価があがったことで、価格を抑えるためにこのような簡略化が行われたようです。ただミニカーの値段が軒並み高騰している現在、数年前の価格の5割増し程度に抑えているオートアートは良心的なメーカーだと思います。オートアートはP1とMP4/12Cを1/18と1/43でモデル化しています。これ以外のP1のミニカーはMOTOR MAXの1/24とあとは高価なレジン製ばかりですので、買うならオートアートをお勧めします。以下はリアエンド/ルーフパネルの拡大画像と底板の比較画像です。![]() ![]() ![]() |
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JAGUAR F TYPE S 2014 UK |
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![]() WHITE BOX WB116 1/43 104mm
実車諸元 画像参照
ジャガー F タイプ S イギリス 2014
1960年代の名車E タイプの後継車 F タイプは何度かプロトタイプが開発されていました。1975年に登場したXJ-Sは、サイズが大きすぎて重いことで真の後継車とはなれませんでした。次に1986年にF タイプのコンセプトカー XJ41(クーペ)/XJ42(オープン)が開発されました。この車は製品化が進められましたが、フォードが1989年にジャガーを買収した際に新経営陣の判断で開発が中止されました。最終的にこの車は後に1994年にフォード傘下で登場したアストン マーチン DB7と1996年に登場したジャガー XK8として製品化されました。
2011年にコンセプトカー C-X16が公開され、この車のデザインを踏襲したF タイプが2013年に発売されました。最初にソフトトップを持つコンバーチブルが登場し、すぐにクーペが追加されました。全長4.47mはジャガーとしては小型で、E タイプとほぼ同じサイズの2シータなのでE タイプの真の後継車と言えるでしょう。(E タイプのようなロングノーズではなく現代的なデザインではありますが) エンジンは4気筒2Lスーパーチャージャー(300HP)、V型6気筒3L スーパーチャージャー(340/380HP)、V型8気筒5L スーパーチャージャー(495-575HP)で、最強のSVR(575HP)は全輪駆動のAWDで最高速322km/hの性能でした。V型8気筒(500HP)エンジン搭載車でも約1300万とのことで、性能を考えると安いと思います。(もちろん一般人には高値の花ですが)
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ミニカーはイクソの廉価版ブランドのホワイト ボックス製です。ホワイト ボックスは廉価版ミニカーなので内装の彩色が省略されているのが物足りませんが、プロポーションなどの基本的なところは悪くありません。内装などの仕上げの良いプレミアムXでは、ソフトトップ仕様やクーペもモデル化されています。本当はたいして定価が変わらないプレミアムX製が欲しかったのですが、最近のプレミアムXはすぐに売り切れてしまって、オークションなどで法外な値段が付いているのは困ったものです。これ以外のF タイプのミニカーとしては、オートアートの1/18、オックスフォードの1/76、WELLYの1/24などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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LAND ROVER RANGE ROVER SPORT 2014 UK |
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![]() JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 308 1/43 113mm
実車諸元 画像参照
ランドローバー レンジローバー スポーツ イギリス 2014
高性能SUVとしてレンジローバー スポーツが2005年に登場しました。ディスカバリー 3をベースにしており、名前が示すようにレンジローバーのスポーティ版といった性格の車です。ホイールベースが短縮されボディが小型化され、2列シートの5人乗りとなっていました。当初のエンジンはDOHC V型8気筒4.4L(300HP)とV型6気筒2.7L(190HP)ターボ ディーゼルで、2009年にジャガー製DOHC V型8気筒5L(375HP/スーパーチャージャー付 510HP)とV型6気筒3L(211HP)ターボ ディーゼルなどが追加されました。電子制御式エアサスペンションが標準装備され、悪路走行制御の「テレインレスポンス」システムを装備していました。2009年のマイナーチェンジで、前後の意匠が変更されました。
2013年にレンジローバー スポーツ 2代目にモデルチェンジしました。フロントの造形などがよりダイナミックなデザインとなりました。ボディは総アルミモノコック構造が採用され、アクティブアンチロールバーを持つアクティブ サスペンションが採用されました。エンジンはDOHC V型5気筒3L(250HP)スーパーチャージャー、DOHC V型8気筒5L(510HP)スーパーチャージャー、V型6気筒3L(258HP)ターボ ディーゼルなどが搭載されました。2014年にV型6気筒3Lエンジンと35kWのモーターとリチウムイオン電池を組合わせたランドローバー初のハイブリッド仕様が追加されました。同年にDOHC V型8気筒5L(550HP)スーパーチャージャー エンジンを搭載し最高速260Km/hの高性能版SVRが追加されました。
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ミニカーは2017年に発売された国産名車コレクション製です。レンジローバー スポーツ 2代目をモデル化しています。メーカーはイクソで、同社のカタログモデルのPREMIUMX 型番PRD360の仕上げを簡略化した物です。室内の仕上げが簡略されているだけですので、プロポーションは良く灯火類などの細部もまずまずリアルで、値段を考えるとお得なミニカーです。レンジローバー スポーツ 初代のミニカーはシュコーの1/87、オートアートの1/18、ソリドなどがあります。2代目のミニカーはこれと同じイクソ系、WELLYの1/24、オックスフォードの1/76などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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JAGUAR XE 2015 UK |
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![]() PREMIUMX PRD410 1/43 109㎜
実車諸元 画像参照
ジャガー XE イギリス 2015
量販車(年間10万台クラス)として開発されたX タイプが2001年に登場しましたが、ほとんど売れず2008年に生産中止となりました。(8年間の総生産台数約35万台でした) ジャガーは経営不振となり、ジャガー/ランドローバーブランドを保有していたフォードは、2008年にブランドをインドのタタ社に売却しました。タタ社傘下でX タイプの後継車XEが開発され、2014年に登場しました。XEはメルセデス ベンツ CクラスやBMW 3シリーズなどをライバルとする中型高級車でした。
アルミ使用率75%の軽量アルミ複合ボディで、デザインは上級車XF(S タイプの後継車)と同じジャガーの新しいスタイルを採用していました。エンジンはXF用のV型6気筒3Lスーパーチャージャー(335HP)、4気筒2Lターボ(240HP)、「インジニウム」と称する超低燃費の4気筒2Lターボディーゼル(180HP)の3タイプで、8段自動変速の後輪駆動車でした。2016年に4WD(AWD)仕様が追加されました。伝統的なジャガーの路線とは異なり低燃費ディーゼルを売り物にする良くも悪くも現代流の高級車です。
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ミニカーはイクソ プレミアムX製で、2015年に発売されました。出来ばえはイクソの標準的なレベルで良く出来ています。フロントグリル/リアのロゴや室内などもそこそこ良く再現してあります。XEのミニカーは現時点(2019年)でプレミアムXとオックスフォードしかモデル化していないようです。上級車のXFのミニカーはミニチャンプス、イクソ、オックスフォードなどがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します) |
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