ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

RELIANT BOND BUG 700ES 1970 UK

RELIANT BOND BUG 700ES 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 389 1/43 67㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.79m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 700cc 29HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでリライアントのミニカー検索

 

リライアント ボンド パグ 700ES イギリス 1970

 

 イギリスの3輪車の代表的なメーカー リライアント(RELIANT)社は、1935年に創立されました。前2輪後1輪の構造の3輪車としてリーガル(REGAL)、ロビン(ROBIN)、リアルト(RIALTO)などがあり、創業当時から2000年頃まで長い間作られていました。またリライアント社はシミター(SCIMITAR)というV型6気筒2.5-3Lエンジンを搭載した高性能なスポーツカー(4輪車)も手がけており、こちらも1990年頃まで生産していました。なおリライアント社は2002年に自動車生産を止めました。

 

 ボンド バグは同じような3輪車を作っていたボンド社が、リライアント社の傘下となって1969年に登場させた3輪のスポーツカーでした。リーガルをベースにしていますが、若者向けとして思い切ったウエッジシェイプを採用したかっこいいスタイルが特徴です。ドアはキャノピー全体が大きく上に開きます。水冷4気筒700cc(29HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速120km/hと結構な高性能でした。ただ当時人気のあったミニよりも値段が高かったそうで、その為4年間で2000台ほどしか生産されなかったようです。

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたコーギーの当時物です。実車はもう少し全体的にシャープな感じですが、このミニカーは子供向けのかわいらしい感じに少しデフォルメされてます。また実車のキャノピー側面はキャンバス生地のようですが、そこは黒いラベルを貼って済ませています。ただ未来的なキャノピー開閉をギミックとして実現させているのは、コーギーらしいところです。2019年現在でもボンド バグの量産ミニカーはこれしかないようです。(1/18のレジン製モデルを「DNA Collectibles」という新興ブランドが手掛けていますが) 以下はフロント/リアの拡大画像とキャノピーを開いた室内/俯瞰の画像です。リア車軸の上にある銀色のレバーは押すことでキャノピーのロックが外れ、バネの力でキャノピーが自動的に開きます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RELIANT BOND BUG 700ES 1
RELIANT BOND BUG 700ES 2

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LAND ROVER RANGE ROVER 1970 UK

LAND ROVER RANGE ROVER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINK(UK) 192 1/42 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.47m 全幅約1.78m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.5L 128HP 4段変速
性能: 最高速155km/h
データーベースでレンジローバー 初代のミニカー検索

 

ランドローバー レンジローバー イギリス 1970

 

 ランドローバーで培ったオフロードカー技術に、ローバー P5/P6の高級車の味付けを行った全く新しい概念の高級車レンジローバーが1970年に登場しました。発売されるとすぐに高い評価を得て、「4WDのロールスロイス」としてイギリス上流階級のステータスシンボルとなりました。虚飾を廃したシンプルな外観のボディに、V型8気筒3.5L(128HP)エンジンを搭載し、4段変速機と2段のトランスファーによるフルタイム4WD車でした。室内は大人5人が快適にくつろげ、最高速155km/hの高速巡航から悪路走行までエレガントにこなしました。当初は2ドアだけでしたが、1982年に4ドアが追加されました。

 

 1986年に4気筒2.4L(106hp)ターボディーゼルエンジンが追加され、ガソリンエンジンは1988年に3.9Lに拡大され、最終型では4.2Lになりました。1982年に3段自動変速が設定され、1983年に5段変速が追加されました。フルタイム4WDシステムでは1988年にABSを採用するにあたり、当初のベベルギア式センターデフがビスカスカップリング式に変更されました。1992年には4WD車として初の車高調整機能付きのエアサスペンションが採用されました。1995年に2代目が登場した後も、1996年まで生産されました。初代の生産台数は約32万台でした。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)の当時物です。メタル製のフロントグリルなどディンキーのやや骨太な作風がこのレンジローバーにはよく合っていて、当時物ミニカーとしては出色の良い出来ばえでした。ボンネット/ドア/リアゲートが開閉するフルギミックで、リアゲートは実車同様の2分割になっています。 以下はフロントの拡大画像/ボンネットを開いたエンジンルーム画像と室内/リアゲートの開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER RANGE ROVER 1
LAND ROVER RANGE ROVER 2

 ディンキー以外の当時物ミニカーとしてはコーギー、ポリトーイ、マッチボックス、Bブラーゴ(マートイ)などがありました。最近の物ではソリド(べレム)、イクソ、バンガーズ、ヘルパの1/87、トミカ、ノレブ、ALMOST REALなどがあります。 以下は1975年に発売されたBブラーゴのレンジローバー(1/24 型番0104)の画像です。なお発売された当時はBブラーゴではなくマートイ(MARTOYS)というブランド名でした。マートイ ブランドで数種類が発売された後にBブラーゴ ブランドに変わりました。Bブラーゴは1/24の大スケールミニカーの先駆者でしたが、このレンジローバーは当時のミニカーとしてはかなりレベルの高い出来ばえとなっていました。ボンネット/ドア/リアゲートが開閉するフルギミックで、室内やエンジン/底板部分のドライブトレーンのメカ部分などもそこそこリアルに再現してあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER RANGE ROVER 3
LAND ROVER RANGE ROVER 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルーム画像とリアゲートの開閉ギミック画像/底板部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER RANGE ROVER 5
LAND ROVER RANGE ROVER 6

 以下は1995年に発売されたソリドのレンジローバー(1/43 型番1817)の画像です。これはどちらかというと廉価版的なミニカーですが、室内などの細部もそこそこ再現されていて、ソリドらしいシャープな造形で良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER RANGE ROVER 7
LAND ROVER RANGE ROVER 8

 以下は1972年に発売されたコーギーのレンジローバー 交通事故処理車(1/43 No.461)の画像です。交通事故を処理するポリス仕様で、警官フィギュア、通行規制の立て看板、円錐コーンが付属しています。それらを使って以下のようにちょっとした情景ジオラマができるというコーギ流の楽しい仕様となっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER RANGE ROVER 9
LAND ROVER RANGE ROVER 10

 以下は2014年に発売された国産名車コレクションのレンジローバー(1/43 No.229)の画像です。メーカーはイクソでカタログモデルの型番CLC244の仕上げを簡略化したものでしょう。最近のミニカーなのでドアミラーがちゃんと付いています。国産名車コレクションの標準的な出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER RANGE ROVER 11
LAND ROVER RANGE ROVER 12

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TRIUMPH STAG 1970 UK

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DINKY(MATCHBOX) DY28 1/43 101㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: V型8気筒 3L 145HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでトライアンフ スタッグのミニカー検索

 

トライアンフ スタッグ イギリス 1970

 

 トライアンフ スタッグの開発は2000を使ったミケロッティのスタイリング実験車として始まりました。このデザインが気に入ったトライアンフ社は、上述した1969年に登場した2000 MK IIにこのデザインを採用しました。その翌年にメルセデス ベンツ SLクラスに匹敵するオープンの高級4座スポーツカーとしてスタッグが登場しました。完全なオープンカーではなくアメリカの安全基準に対応するために、強固なロールバーを備えていました。なお脱着式のハードトップも設定されていました。

 

 シャーシやサスペンションは2000を踏襲していましたが、ホイールベースは短縮され、トライアンフが新規開発したV型8気筒3L(145HP)エンジンが搭載されていました。4段変速(3段AT)で、最高速190km/hと高性能でした。グループ内にはローバーのV型8気筒エンジンもあったのですが、トライアンフは自社製エンジンをあえて使ったようです。ただこのエンジンは当初からトラブルが多く発生し評判を落としました。また当時の英国病(労使紛争の多さと経済不振による開発力低下)による品質低下もあってスタッグはあまり良い評価はされませんでした。1978年に生産中止となり、8年間で25000台ほどしか生産されませんでした。

 

 

 ミニカーはマッチボックス傘下で一時的に復活したディンキー製で1992年頃に発売されました。灯火類を塗装だけで表現したフロントグリルの出来がいまひとつで、特徴的なロールバーが少し目立ちすぎですが、全体的には当時のミニカーとしては合格点以上の出来ばえです。これ以外の当時物はないですが、最近の物ではバンガーズ、オックスフォード、ノレブなどがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH STAG 1
TRIUMPH STAG 2

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FORD CORTINA MK III GXL 1970 UK

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CORGI 313 1/43 103㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.27m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 2L 98HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速166km/h
データーベースでフォード コルチナのミニカー検索

 

フォード コルチナ MK III GXL イギリス 1970

 

 コルチナは1970年にモデルチェンジしMK IIIとなります。当時の流行だったコークボトルラインが採用され、小さなアメリカ車的なデザインとなっています。英独フォードの車種統一政策に従い、コルチナ MK IIIはドイツのタウナスと共通の設計で、車体デザインや搭載エンジン に違いがあるものの両国でほぼ同じモデルが生産されました。

 

 ベース車には4気筒1.5L(57HP)/1.6L(68HP)OHVエンジン、上級車には4気筒1.6L(86HP)/2.0L(98HP)エンジンが搭載され、4段変速(3段AT)で、最高速166km/h(2L車)の性能でした。カプリの登場でコルチナにはロータスやツインカムといった高性能版の設定がなくなりました。1973年にマイナーチェンジし、角形ヘッドライトを採用し、ドイツのタウナスに近いデザインとなりました。MK II同様好評でベストセラーカーとして成功した車でした。

 

 

 ミニカーはコーギーの当時物で、2ドアクーペのモデルです。スピードホイールの見た目が良くないですが、それ以外はコーギーらしさが残っている秀作です。コーギーお得意のおまけとして、グラハム ヒル(Graham Hill 1968年 F1チャンピオン)の良くできたフィギュアが付いています。

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VAUXHALL SRV CONCEPT 1970 UK

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AUTOPILEN 337 1/43 115㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.08m 全幅約1.94m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L ツインターボ (モックアップ 
性能: 最高速 不詳
データーベースでヴォクスホールのミニカー検索

 

ヴォクスホール SRV コンセプト イギリス 1970

 

 ヴォクスホール SRVは1970年 ロンドン モーターショーで公開されたコンセプトカーでした。SRVとはStyling Research Vehicleの略で、純粋なスタイリング実験車で、ヴォクスホールのブランドイメージを高めることを目指したものでした。GMのデザイナーによるデザインで、当時としては独創的なアイデアが盛り込まれていました。外観は当時のルマン用レースカーを思わせるショートノーズ/ロングテールで、低い車高(約1m)ながら4人乗りの広い室内を実現しています。2ドアのように見えますが、実際は4ドアでリアドアは前開きでドアハンドルを無くして目立たないようにしています。このリアドアを隠すデザインは最近では一般の車にも採用されるようになりました。

 

 ノーズ先端の中央部はスポイラーになっていて、角度を可変して空力特性を変えられます。ヘッドライトはフロントウインド下の黒いルーバー部分の中に隠されています。メーターの付いたインパネは運転席正面にはなく運転席ドアに組み込まれていて運転時に引き出すようになっています。それ以外にも電動の車高調整機能を持つリアサスペンションなど未来的なアイデアが提案されていました。エンジンはミドシップ横置き搭載ですが、エンジンや変速機はモックアップなので走行はできません。SRVが生産されることはありませんでしたが、提案されたアイデアのいくつかはその後実用化されています。

 

 

 ミニカーは1974年頃に発売されたオートピレン製の当時物です。オートピレンのミニカーは当初はコーギーやディンキーのコピーでしたが、単なるコピーから徐々に脱却してオリジナルを開発するまでになりました。このヴォクスホール SRVはオートピレンのオリジナルで、当時のミニカーとしてはレベルの高い出来ばえでした。プロポーションが良くドア/リアパネルが開閉し、室内やエンジンなどもそこそこリアルに再現してあります。また当時は安っぽいプラスチック製ホイールのミニカーが多かったのですが、オートピレンのメタル製ホイールはリアルで見栄えが良いです。なおヴォクスホール SRVのミニカーはこれしかないようです。 以下はその国産名車コレクションの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VAUXHALL SRV CONCEPT 1
VAUXHALL SRV CONCEPT 2

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LAND ROVER SERIES IIa 109 PICKUP 1970 UK

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DINKY (UK)  344 1/42 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 4気筒 2.3L 77HP 4X2段変速 4WD
性能: 最高速112km/h
データーベースでランドローバー シリーズ IIのミニカー検索

 

ランドローバー シリーズ IIa 109 ピックアップ イギリス 1970

 

 ランドローバー シリーズ IIは、1961年にマイナーチェンジされてシリーズ IIaに変わりました。シリーズ IIとシリーズ IIaは外観はほとんど同じで、ディーゼルエンジンが4気筒2.3Lに変わりました。1967年にはロングホイールベース仕様に6気筒2.6L(83HP)エンジンが追加されました。1969年には法規制に対応する為にヘッドライトがフェンダーに移動し、特徴的な寄り目スタイルが変更されました。ランドローバーは1970年頃には年間約6万台が生産され絶好調でした。(半数以上は世界中に輸出されていました) 1971年にシリーズ IIIにモデルチェンジしました。

 

 1950年代後半から1960年代にはフォワード コントロールと呼ばれるエンジンを座席下に搭載したキャブオーバー式商用車が多く登場しました。(フォード テームズ 400Eベッドフォード CAなど) ランドローバーもシリーズ IIa 109をベースにしたキャブオーバー式商用車 シリーズ IIa FC(FOWARD CONTROLの略)を1962年に登場させました。1966年にはホイールベースを110インチに延ばした改良型のIIb FCに変わりました。FCは消防車などの特殊車に使用されたようですが、あまり売れなかったようで、1974年には生産中止となりました。(FCは鼻が短いですが、顔つきはランドローバーです) 

 

 

 ミニカーはディンキー(英)製の当時物で、1970年に発売されました。シリーズ IIa 109のピックアップをモデル化しています。(年式は不明なので、シリーズ IIaの最終年式にしています) ディンキーらしいがっちりとした作風で、当時のミニカーの標準的な出来ばえです。ドアとボンネットが開閉します。同じ型を使った消防車、爆弾処理車、レッカー車などのバリエーションが数種類ありました。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルーム画像と荷台/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER SERIES IIa 109 PICKUP 1
LAND ROVER SERIES IIa 109 PICKUP 2

 これ以外のシリーズ IIaのミニカーではブレキナの109(1/87)やギスバルのピックアップ(1/64)があります。なおシリーズ IIとIIaをミニカーで区別するのは難しいので、当方のデーターベースでIIとIIaを区別しているのは当方の個人的見解によるものです。シリーズ IIa FCのミニカーはマッチボックスの当時物の消防車やオックスフォードの消防車(FT/6という名前でFCの先行車的なモデル 1/76)などがあります。

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FORD CAPRI MK I DRAGSTAR 'THE SANTA POD Glow-Worm' 1970? UK

FORD CAPRI MK I DRAGSTAR 'THE SANTA POD Glow-Worm' 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 163 1/43 114㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.9m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 不詳
性能: 不詳
データーベースでドラッグスターのミニカー検索

 

フォード カプリ MK I ドラッグスター 'THE SANTA POD Glow-Worm' イギリス 1970?

 

 停止状態からスタートし一定の距離を走り抜けるまでの時間を競うモータースポーツがドラッグレース(DRAG RACE)です。単純に速さを競うレースで、元々はアメリカの若者が夜間に行っていた路上レースに端を発するもののようです。レースに使用するマシンをドラッグスター(又はドラッグカー、ホットロッドなど)と呼び、バイク、乗用車、トラック、セミトレーラーのトラクターヘッドまで多種多様な外観の車(中身は全くの別物)が使われます。走行する距離は特に決められていませんが、1/4マイル(約402m)で行われることが多く、日本では400mのレースをゼロヨンと呼んでいます。(ドラッグレースの動画)

 

 画像のカプリ ドラッグスターのミニカーはコーギー製で、1971年に発売されました。実車を忠実にモデル化したものではなく、既存のミニカーをベースにして、ドラッグスターらしい雰囲気に仕上げたものです。フロントバンパーを押すと ボディ全体が跳ね上がるギミックが付いています。内部はV型8気筒エンジンを搭載したシャーシがかなりリアルに再現してあり、ドライバーも乗っています。ホイールはコーギーの初期のフリーホイール「Whizzwheels」ですが、ドラッグスター風のものが使われています。なおSANTA PODとはレースが行われるレース場の名前で、Glow-Wormとは「発光する芋虫?」の意でこの車のあだ名でしょう。 

 

 

 ドラックスターのミニカーとしては、古いものではポリトーイのドラックスター ドラゴ、ディンキーのドラッグスター セットなどがありました。ディンキーのセットはミニカーを押し出す発射装置付で、1970年代にはフリーホイールのミニカーを走行させて遊ぶ為のトラックコースのセットなどがありました。(当時のマッチボックスのカタログ画像 現在のミニカーとは全然違う玩具の類ですが) 最近でもトミカ、マテルなど様々な種類のドラッグスターがモデル化されています。

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MORRIS MARINA COUPE 1971 UK

MORRIS MARINA COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 306 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.14m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 82HP 4段変速
性能: 最高速153km/h
データーベースでモーリス マリーナのミニカー検索

 

モーリス マリーナ クーペ イギリス 1971

 

 モーリス マリーナはBMCのADO15からADO17シリーズの前輪駆動車の流れから外れた後輪駆動車で、1971年に登場しました。中型車オックスフォードの後継車としてボディが大きくなり、フォードやヴォクスホールなどのアメリカ系ブランドのオーソドックスなFR車に対抗する車でした。画像はクーペですが、4ドア セダン、5ドア ワゴン、2ドア バンもありました。4気筒1.3L(60HP)/1.8L(82HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速153km/h(1.8L)の性能でした。

 

 旧式のサスペンションで操縦性に難があり、見た目もあまりぱっとしないのですが、このクラスにはこの手のオーソドックスな車を好むユーザーが多かったようで、商業的には成功しています。1975年にMK IIに発展し、1980年にジュジアーロがデザインした角張ったデザインのボディに一新し、アイタル(Ital)と改名しました。(参照画像→モーリス アイタル) アイタルは1984年まで生産され、この車がモーリス ブランドの最後の車となりました。

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたコーギーの当時物です。1/43サイズのビンテージ物のコーギーとしては最後の頃のミニカーです。当時の流行りだったスピードホイールがやや興覚めですが、室内やラインストーンのヘッドライトはコーギー流の作風で、コーギーらしい良い出来ばえです。ボンネットとドアの開閉ギミック付です。マリーナの当時物ミニカーはこれしかありませんが、最近の物ではバンガーズとオックスフォードが4ドアセダンをモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MORRIS MARINA COUPE 1
MORRIS MARINA COUPE 2

 以下は2003年頃に発売されたバンガーズのマリーナ 1800 セダン (1/43 型番VA06303)の画像です。このマリーナは安価(当時の2600円)だったのですが、エッチング材のワイパーやそこそこ再現された内装などは値段以上の良い出来ばえです。またバンガーズはコーギーのブランドですので、ラインストーンのヘッドライトなどかつてのコーギー流を引き継いだ懐かしい作風なので好きなブランドです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MORRIS MARINA 1
MORRIS MARINA 2

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ROLLS ROYCE CORNICHE DROPHEAD COUPE 1971 UK

ROLLS ROYCE CORNICHE DROPHEAD COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
POLISTIL OC6 1/43 115㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.8L (180HP) 4/3段自動変速
性能: 最高速(190km/h)
データーベースでロールス ロイス コーニッシュのミニカー検索

 

ロールス ロイス コーニッシュ ドロップヘッド クーペ  イギリス 1971

 

 1971年にシルバー シャドウの2ドア クーペとドロップヘッドクーペ(幌付オープンカー)には、より高性能で豪華な特別仕様のコーニッシュが設定されました。同時にベントレー Tにもコーニッシュが設定されました。コーニッシュはエンジンの出力を10%ほど向上させ、ラジアルタイヤを装着、ブレーキを強化するなどスポーティでオーナードライバー向けの仕様となっていました。ボディは熟練工によるアルミ製の手作りで、内装もシルバーシャドウより豪華だったそうです。(価格はシルバー シャドウの約1.5倍だったそうです)

 

 当初はクーペとドロップヘッドクーペが設定されましたが、1982年以降はドロップヘッドクーペだけとなりました。コーニッシュはABSやエアバックの標準装備やエンジン制御の電子化など改良が続けられ、コーニッシュ IVまで発展し1996年まで生産されました。総生産台数は約6200台(I型が約4300台)でした。日本の皇室もコーニッシュを購入していて、1993年の皇太子殿下のご成婚パレードで使われましたが、現在は廃車になったそうです。

 

 

 ミニカーはポリスティル製で、1978年に発売された当時物です。1960年代のポリトーイ初期のMシリーズほど凝ったところはありませんが、当時のミニカーとしては良い出来ばえです。エンジンや室内もそこそこリアルに再現してあります。コーニッシュのミニカーはこれとソリド、コーギーの1/36、フランクリン ミントの1/24などがありました。最近になって、オッククフォード、レジン製少量生産のトゥルースケールやネオでもモデル化されました。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ROLLS ROYCE CORNICHE 1
ROLLS ROYCE CORNICHE 2

 以下はボンネットを開いたエンジン部と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ROLLS ROYCE CORNICHE 3
ROLLS ROYCE CORNICHE 4

 以下は1988年に発売されたソリドのコーニッシュ II (1/43 型番1511)の画像です。ハンドルが無くなっていて、行方不明です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ROLLS ROYCE CORNICHE 1
ROLLS ROYCE CORNICHE 4

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FORD CAPRI 2900 1971 UK

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SOLIDO 190 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.28m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.9L 4段変速
性能: 
データーベースでフォード カプリのミニカー検索

 

フォード カプリ 2900 イギリス 1971

 

 カプリはエンジンと内外装の豊富な組合わせで幅広いユーザー層を獲得し、英独両フォードを合わせて5年間で100万台以上が生産されました。カプリには2ドアクーペしかありませんから、それを考えると大変なヒットだったと思います。

 

 カプリはその高性能をアピールするために、モータースポーツにも積極的に参戦しました。レースのホモロゲーション用市販車としてV型6気筒2.6L(150HP)エンジンを搭載したRS2600が設定され、その強化版RS3100(148HP 排ガス規制でパワーダウン)も追加され、その最高速は200km/hにまで達しました。RS2600は1971年のスパ 24h優勝や1972年ルマンでのクラス優勝など、ツーリングカーレースで大活躍しています。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物で、1971年のスパ 24h優勝車をモデル化したものです。(レース仕様車は2.9Lで機械式燃料噴射装置でパワーアップされていましたので2900という名前です) 4灯式ヘッドライト、ブラックアウトされたグリル、オーバーフェンダー、太いタイヤなどRS2600の仕様となっています。

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