ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

PACKARD TWELVE LE BARON 1934 USA

PACKARD TWELVE LE BARON 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ALTAYA VOITURES CLASSIQUES (IXO) 28 1/43 127㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.25m 全幅約1.88m
エンジン 変速機: V型12気筒 7.3L 160HP 3段変速
性能: 最高速144km/h  
データーベースでパッカードのミニカー検索

 

パッカード トゥエルブ ルバロン アメリカ 1934

 

 前述したツイン シックス(量産車初のV型12気筒6.9Lエンジン搭載)の後継車として、V型12気筒エンジンの排気量を7.3L(160HP)に拡大したトゥエルブが1933年に登場しました。パッカードの最上級車トゥエルブは極めて高価な車で、この当時はまだコーチビルダーがボディを架装していました。標準のホイールベース仕様には2ドアロードスター/クーペ、4ドアセダン/フェートンなど、ロングホイールベース仕様にはリムジーンなど様々な特注ボディが架装されました。

 

 このトゥエルブ ルバロンはコーチビルダー ルバロン(LE BARON)社が架装した豪華な二人乗りのボートテール型ロードスターで、このタイプは僅か数台しか作られなかったそうです。この車の初代のオーナーは有名な映画スターのクラーク ゲーブルだったそうです。(→実車の画像) 1935年にエンジンが7.7Lに拡大され175HPにパワーアップし、ギヤボックスはシンクロ付になり、1937年にブレーキは油圧式となりました。トゥエルブは1940年に生産中止となり、総生産台数は約5000台でした。

 

 

 ミニカーはフランスのミニカー付き雑誌「VOITURES CLASSIQUES」シリーズのNo.28でイクソ製です。イクソのカタログモデルでは型番MUS043で色違いの青が発売されています。実車諸元の画像参照リンク先に載っている実車を忠実にモデル化しています。出来ばえはイクソのこのシリーズの標準的なものですが、特にこのパッカードはフロントグリルまわりの造形が良くできています。グリルの外枠とセンターラインが車体と同じカラーに塗られたフロントグリルがきちんと再現され、グリルの上に付いているマスコットも(かなりオーバースケールですが)はっきりと形が分かるように再現されています。このパッカードのマスコットは差し出した両手で車輪を掲げている女神の姿で「Goddess of Speed(スピードの女神)」と呼ばれている有名な物です。パッカード トゥエルブのミニカーとしてはフランクリンミントの1/24と1/43、アンソンの1/18や1/24、レジン製ではGREAT LIGHTNINGなどがあります。以下はフロント/リアの拡大画像とフロントグリル/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PACKARD TWELVE LE BARON 1
PACKARD TWELVE LE BARON 2

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PACKARD TWELVE CONVERTIBLE 1934 USA

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FRANKLIN MINT RB75 1/43 132mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型12気筒 7.3L 160HP 3段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでパッカードのミニカー検索

 

パッカード トゥエルブ コンバーチブル アメリカ 1934

 

 1920-1930年代のパッカードはGM キャディラックと双璧をなす高級車ブランドでした。前述したツイン シックス(量産車初のV型12気筒6.9Lエンジン搭載)の後継車として、V型12気筒エンジンの排気量を7.3L(160HP)に拡大したトゥエルブが1933年に登場しました。パッカードの最上級車トゥエルブは極めて高価な車で、この当時はまだコーチビルダーがボディを架装していました。標準のホイールベース仕様には2ドアロードスター/クーペ、4ドアセダン/フェートンなど、ロングホイールベース仕様にはリムジーンなど様々な特注ボディが架装されました。なお一番人気があって高価だったのは、前述したルバロン ロードスターだったそうです。

 

 こちらは4ドアのコンバーチブルで、正式にはデュアル カウル フェートン(前席/後席にスクリーンが付いた4座オープン)と呼ばれる形式です。室内の前席背後のパーティション部分に後席用ウインドーを上下させるハンドルが付いているのがその証です。当時の高級車の最新機器として、1934年のパッカードにはダッシュボード組込み式ラジオがオプション設定されていました。1935年にエンジンが7.7Lに拡大され175HPにパワーアップし、ギヤボックスはシンクロ付になり、1937年にブレーキは油圧式となりました。トゥエルブは1940年に生産中止となり、総生産台数は約5000台でした。

 

 

 ミニカーはフランクリン ミント製で、1990年頃に発売されました。同社の1/43サイズの1920-1930年代のクラシックカーは約十数種類あり、キャディラックやパッカードなどの高級車をモデル化しています。いずれもドアが開閉しボンネットを外すとエンジンが再現され、シャーシなどの下回りもそこそこ再現されています。このパッカードも4ドアが開閉し、エンジンがリアルに再現され、ヘッドライトなどが少しレトロな作風ですが良く出来ています。フランクリン ミントは1/24でも同じ車をモデル化しています。パッカード トゥエルブのミニカーとしては前述したイクソのルバロン、アンソンの1/18や1/24、レジン製ではGREAT LIGHTNINGなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PACKARD TWELVE CONVERTIBLE 1
PACKARD TWELVE CONVERTIBLE 2

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AUBURN 851 SPEEDSTER 1935 USA

AUBURN 851 SPEEDSTER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIN MINT PT92M 1/24 218mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 8気筒 4.6L 150HP スーパーチャージャー付 3段変速
性能: 最高速174km/h
データーベースでオーバンのミニカー検索

 

オーバーン 851 スピードスター アメリカ 1935

 

 インディアナ州オーバーン市で馬車を製造していたエッカート兄弟が1900年にオーバーン自動車会社を創立します。1920年頃まで平凡で信頼性の高い車を生産していましたが経営不振に陥りました。エレット ローバン コードはこの会社を立て直しコード帝国の前身とします。

 オーバーン、コード、デューセンバーグを有するコード帝国では、オーバーンは大衆向けの高性能車でその代表作が851です。一番有名なモデルは1935年のボートテールスタイルのスピードスターでした。851は1936年には852に名前が変わりました。スーパーチャージャー付きの8気筒エンジンで174km/hの性能でしたが、時代を先取りしたデザインが一般受けせずあまり売れませんでした。

 

 ミニカーはフランクリン ミント製で、1991年頃に発売されました。フランクリン ミントの1/24シリーズは、発売された当時の量産ミニカーとしては最も精密なミニカーでした。エンジンシャーシ/サスペンション内装などがリアルに再現されています。メカ部分は丈夫なダイキャスト製パーツが使われているので、可動部を動かしても簡単に壊れたりしません。ただし凝った作り故に当時の価格は約26000円と高く、気安く買えるものではありませんでした。これ以外の851のミニカーとしては、マッチボックス、ウエスタン モデルのホワイトメタル製、シグネチャーの1/32などがあります。

 

 

 

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STUDEBAKER COMMANDER ROADSTER 1935 USA

STUDEBAKER COMMANDER ROADSTER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BROOKLIN 93 1/43 123㎜

 

スチュードベーカー コマンダー ロードスター アメリカ 1935

 

 スチュードベーカーは大恐慌による販売不振で資金繰りが悪化し1933年にピアス アローを売却し破産しています。その後車種を6気筒車に絞るなどして1935年に会社は再建されました。1939年に低価格の6気車チャンピオンで大衆車市場に進出しこの車は成功しました。

 第二大戦後にはフェンダーがボディと一体化した「フラッシュサイド」と「3ボックス スタイル」を量産車として初めて採用するなど、その後も斬新なデザインの車を発表し1966年までBIG3に対抗してがんばっていました。

 

 ミニカーはイギリスのブルックリン製です。会社が再建された頃のコマンダー(司令官)という車のモデル 極端な縦長のグリルや小さめの幌でスポーティなデザインです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m
エンジン 変速機: 8気筒 4.1L 107HP 3段変速
性能: 
データーベースでスチュードベーカー コマンダーのミニカー検索
 

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CORD 812 1936 USA

CORD 812 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DUGU 18 1/43 122㎜

 

コード 812 アメリカ 1936

 

 コードはエレット ローバン コードが自身の名前を付けた車でデューセンバーグとオーバンの間をうめる車でしたが、その最初のL29は完全な失敗作でした。このL29の失敗がコード帝国の崩壊の始まりで、この危機を救うべく1935年に発表されたのが810です。従来とは全く違うフロントグリル、フェンダー埋込み式ヘッドライトなど斬新なデザインで、発表されるや大評判となりました。ただ前輪駆動機構などに信頼性がなくほとんど売れませんでした。812はスーパーチャージャーを追加した高性能版でボンネットの横から排気管が出ています。

 

 ミニカーはドゥグー製です。全体的なプロポーションが良くエンジン部分も精密に再現されている傑作です。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.7L 146HP 4段変速
性能: 最高速177km/h
データーベースでコードのミニカー検索
 

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FORD V8 BERLINE 1936 USA

FORD V8 BERLINE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4159 1/43 108㎜

 

フォード V8 ベルリーヌ アメリカ 1936

 

 V8は1936年と1938年のモンテカルロ ラリーで優勝していますので、かなり高性能な車だったようです。ただフォードは販売面ではライバルのGMに負けていました。1930年代前半のフォードにはこのモデルとリンカーンの2つのブランドしかなかったのに対して、GMにはシボレーなど6つのブランドがあり市場のニーズにきめ細かく対応していたからです。(それ以外にも宣伝が下手だったことなど色々あったようですが)

 

 ミニカーは1992年頃発売のソリド製です。これはヨーロッパ フォードをモデル化しているようで、底板に1936年と明記されていますが、フロントグリルの形状はアメリカ フォードの1934年頃のデザインとなっています。地味な大衆車ですのであまりモデル化されておらず、貴重なミニカーです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.6m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.6L 65HP 3段変速
性能: 最高速122km/h
データーベースでフォード V8のミニカー検索
 

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