ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

FORD V8 DEPANNEUSE POMPIERS 1936 USA

FORD V8 DEPANNEUSE POMPIERS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4432 1/43 108㎜

 

フォード V8 消防レッカー車 アメリカ 1936

 

 V8エンジンを搭載したシリーズはエンジンやシャーシに改良が加えられ1950年代まで生産されました。フォードはT型の頃からヨーロッパなどに進出しており、V8も多くの国でノックダウン生産されています。日本でも日本フォードがV8を販売していました。当時の日本ではタクシーとして使われたことが多かったようで、それらには4気筒エンジンを搭載したB型が使われていたようです。

 

 ミニカーはソリド製で上記のバリエーションのレッカー車仕様です。これ以外にもタクシー、トラックなど非常に多くのバリエーションがあります。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約4.6m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.6L 65HP 3段変速
性能: 最高速122km/h
データーベースでフォード V8のミニカー検索
 

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CHRYSLER AIRFLOW TOURING SEDAN 1936 USA

CHRYSLER AIRFLOW TOURING SEDAN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MUS033 1/43 123mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.25m
エンジン 変速機: 8気筒 4.9/5.3L 122/130HP 3段変速
性能: 最高速145km/h
データーベースでクライスラー エアフローのミニカー検索

 

クライスラー エアフロー ツーリング セダン アメリカ 1936

 

 クライスラーの革新的な車エアフローは1934年に登場しました。エアフロー(Airflow:空気の流れ)という名前が示すように、実用車の外形デザインに空力的な処理を本格的に取り入れた画期的な車でした。直立したラジエータと独立したヘッドライトが一般的であった時代に、曲線で構成された滑らかなボディとボディと一体化したヘッドライトを持つこの車は当時としては極めて先進的なデザインでした。4ドアセダンと2ドアクーペの2タイプがあり、当時のフルサイズの大型車では一般的であった8気筒5.3L(130HP)/4.9L(122HP)エンジンを搭載し、最高速は145km/hの性能でした。

 

 このデザインは一般ユーザーには奇異なデザインだと受け取られ、また新しい構造のボディに製造不良の問題があり販売は芳しくありませんでした。その為1935年にはフロントグリルのデザインを変更しています。1936年にリアにトランクが追加され、1937年にもフロントのデザインを変えていますが、販売不振は解消されず、1937年に生産中止となりました。鋼鉄製流線形ボディによる車体構造は技術的には優れていて他社に多大な影響を与えた車でしたが、一般ユーザーには理解されずエアフローは商業的には失敗作でした。(この手の先進的な車によくあるパターンなのですが)

 

 

 ミニカーはイクソ製で、2011年に発売されました。リアにトランクのある1936年式をモデル化しています。プロポーションが良く、フロントグリルとヘッドライト、Aピラーについたミラー、室内などがリアルに再現されていて良い出来ばえです。ただサイドビューを見ると、窓の開口部が少し大きめに感じる点と、大きすぎるワイパーが作動状態のように垂れ下がっている点がいまひとつです。なおこのミニカーはもともとはフランスのミニカー付雑誌「Voitures Francaises d'Autrefois」用に作られた物でした。このイクソのカタログモデルではクロームメッキ調塗装処理の追加などで仕上げレベルを上げて、雑誌付ミニカーとは差別化しています。 エアフローは有名な車ですが、このイクソ製がでるまで1/43量産ミニカーではモデル化されていませんでした。(ディンキーの戦前モデルがありますが、さすがに古すぎます) よく見かけるのはシグネチャーの1/32で、あとはブルックリン(BROOKLIN)とレックストイ(REXTOY)ぐらいでした。 以下はイクソのエアフローのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER AIRFLOW TOURING SEDAN 1
CHRYSLER AIRFLOW TOURING SEDAN 2

 以下は1985年に購入したブルックリンのエアフロー(型番BRK7)の画像です。フロントグリルの形状から発売当初の1934年式をモデル化しています。ホワイトメタル製でずっしりと重いです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER AIRFLOW TOURING SEDAN 3
CHRYSLER AIRFLOW TOURING SEDAN 4

 以下は1990年に購入したレックストイのエアフロー(型番21)の画像です。こちらはフロントグリルを変更した1935年式をモデル化しています。ブルックリンと比べるとキャビンの前後長が短いので、ホイールベースの短いタイプをモデル化しているようです。これもホワイトメタル製でずっしりと重いです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER AIRFLOW TOURING SEDAN 5
CHRYSLER AIRFLOW TOURING SEDAN 6

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FORD V8 SEDAN (MODEL 48) 1936 USA

FORD V8 SEDAN (MODEL 48) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
WHITE BOX WB52 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.6m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 3.6L 85HP 3段変速
性能: 最高速130km/h?
データーベースでフォード V8のミニカー検索

 

フォード V8 セダン (モデル 48) アメリカ 1936

 

 1932年に登場したV8は1935年に大幅な変更を受けます。前方に張り出したフロントグリルや丸みのついたキャビンなどボディは全体的にモダンになりました。またトランクがリアに組み込まれたのも目新しい点です。(トランク無し仕様もあった) ボディ形式はロードスター、クーペ、2/4ドア セダン、セダンのコンバーチブル、ウッディ ワゴン、ピックアップトラックとほぼなんでもありました。アメリカでは1920年代にラジオ放送が始まっていて、この車には車載ラジオがオプション設定されていたということです。

 

 ミニカーはイクソの廉価版ブランドのWHITE BOXで、このブランドでは雑誌についているミニカーと同じレベルの物を出しています。このフォード V8は「世界のタクシー」というミニカー付雑誌用だったものを流用していると思います。廉価版といっても仕上げが簡素化されているだけで、プロポーションなど基本的なところは良くできています。この時代のフォード セダンのミニカーはたぶんこれぐらいしかないので、その点で貴重なミニカーです。なおミニカーの台座には1937年式と明記されていますが、1937年式はフロントのデザインが変更されているので、1936年式としました。(アメリカ車の年式は年度制なので解釈しだいですが)

 

 

 

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GM BUICK SERIES 40 SPECIAL 1936 USA

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IXO MUS059 1/43 113mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.9m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 8気筒 3.8L 93HP 3段変速
性能: 最高速 136km/h  
データーベースでGM ビュイックのミニカー検索

 

GM ビュイック シリーズ 40 スペシャル アメリカ 1936

 

 デイヴィット ダンバー ビュイックが1903年に設立したビュイック社は、当初は業績が芳しくなく馬車製造会社のウイリアム C.デュラントに援助を求めました。デュラントの采配でビュイック社は業績が回復しましたが、ビュイックは会社をさりました。1908年にデュラントはGM(ジェネラル モータース)を創立し、キャディラックやオールズモービルを買収し、GMはアメリカ4大メーカーの一つとなっていきました。当時のビュイックはGMの主力車種で、1919年には売り上げの半分を占めていました。(1910年代のビュイック)

 

 1930年台前半のモデル構成としてはシリーズ40/50/60/80/90の5モデルがあり、8気筒(3.8-5.7L)エンジンが搭載されていました。1936年の全面的なモデルチェンジで、エントリー仕様のシリーズ40はスペシャル、シリーズ60はセンチュリー、シリーズ80はロードマスター、最上級車のシリーズ90はリミテッドという名前になりました。(シリーズ50は1940年にスーパーに改名) スペシャルは1960年頃までビュイックのフルサイズでは一番安いエントリー仕様でした。

 

 

 ミニカーはイクソのMUSEUMシリーズで、2016年の発売です。1936年式の初代のスペシャルをモデル化しています。フロントグリルとその上についているマスコットやエッチング材のワイパーなど、このMUSEUMシリーズでは標準的な仕上げレベルで良くできています。特に凝っているのが、肉眼では気が付かないのですが、画像を拡大するとホイールキャップにBUICKのロゴが付いています。この当時のアメリカ車の普通のセダンはあまりモデル化されていないので、その点で貴重なモデルです。1940年代から1950年代のビュイックはスーパー、ロードマスター、スカイラークなどが色々なブランドでモデル化されています。(1950年代のビュイック)

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PACKARD SUPER EIGHT CONVERTIBLE 1937 USA

PACKARD SUPER EIGHT CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4037 1/43 140mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6m
エンジン 変速機: 8気筒 4.6L 120HP 3段変速
性能: 最高速136km/h
データーベースでパッカードのミニカー検索

 

パッカード スーパー エイト コンバーチブル アメリカ 1937

 

 パッカードは航空用エンジンの生産でも有名で、第一次大戦中はV型12気筒航空機エンジンを量産しました。第一次大戦後の1924年に8気筒5.9L(84HP)エンジンを搭載するシングル エイトを発表し、この車はツイン シックスの後継車として成功し、生産台数でキャディラックを追い抜きアメリカの高級車No.1の地位をかためました。1930年代になると、世界大恐慌によって高級車の販売が低下しパッカードは販路拡大の為、中級車市場に進出します。1932年に6気筒エンジンを搭載した廉価版のライト シックスを発表しますが、これは評判が悪くすぐに8気筒エンジンに戻しました。

 

 1935年にはシングル エイトの後継車として新型8気筒エンジン(4.6L 120HP)を搭載したスーパー エイトが登場します。スーパー エイトはホイールベースが120インチであったことから、120とも呼ばれます。スーパー エイトは前輪独立懸架で4輪油圧ブレーキが装備され、パッカードとしては破格の低価格でした。あこがれのパッカードが安く買えるということで、スーパー エイトは大ヒットしました。1937年にはさらに低価格の6気筒エンジン搭載の110/115を発売しました。この年にパッカードは同社の年間最高生産台数(約11万台)を記録しました。この中級車シリーズは一時的にパッカードの業績を上げましたが、パッカードのブランドイメージを下げることになりました。

 

 

 ミニカーはソリド製で、1983年に発売されました。コーチビルダー ディートリッヒが架装したスーパー エイトのコンバーチブル ビクトリアと呼ばれた車をモデル化しているようです。この車はアメリカ式の大柄なオープンボディの2ドアコンバーチブルで、やや大きめの幌が付きリアバンパー上に大きなトランクを載せています。当時のソリドのクラシックカーはクラシックカーを専門としていたリオほど凝った作り方をしていませんが、当時のクラシックカーのミニカーとしては値段相応で文句のない出来ばえでした。このスーパー エイトもフロントグリルの雰囲気や室内などがきちんと再現され良い出来ばえです。ソリドはバリエーションで幌を開いたタイプ(型番4099)と後述するセダン(型番4047)もモデル化しています。なおフロントグリル上の鳥のマスコットは、パッカード家の紋章に使われていたペリカンをイメージしたものとのことです。 以下はフロント/リアの拡大画像とフロントグリル/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PACKARD SUPER EIGHT 1
PACKARD SUPER EIGHT 2

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PACKARD SUPER EIGHT SEDAN 1937 USA

PACKARD SUPER EIGHT SEDAN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4047 1/43 132mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.7m
エンジン 変速機: 8気筒 4.6L 120HP 3段変速
性能: 最高速136km/h
データーベースでパッカードのミニカー検索

 

パッカード スーパー エイト セダン アメリカ 1937

 

 パッカードは航空用エンジンの生産でも有名で、第一次大戦中はV型12気筒航空機エンジンを量産しました。第一次大戦後の1924年に8気筒5.9L(84HP)エンジンを搭載するシングル エイトを発表し、この車はツイン シックスの後継車として成功し、生産台数でキャディラックを追い抜きアメリカの高級車No.1の地位をかためました。1930年代になると、世界大恐慌によって高級車の販売が低下しパッカードは販路拡大の為、中級車市場に進出します。1932年に6気筒エンジンを搭載した廉価版のライト シックスを発表しますが、これは評判が悪くすぐに8気筒エンジンに戻しました。

 

 1935年にはシングル エイトの後継車として新型8気筒エンジン(4.6L 120HP)を搭載したスーパー エイトが登場します。スーパー エイトはホイールベースが120インチであったことから、120とも呼びます。スーパー エイトは前輪独立懸架で4輪油圧ブレーキが装備され、パッカードとしては破格の低価格でした。あこがれのパッカードがお安く買えるということで、スーパー エイトは大ヒットしました。1937年にはさらに低価格の6気筒エンジン搭載の110/115を発売しました。この年にパッカードは同社の年間最高生産台数(約11万台)を記録しています。中級車シリーズは一時的にパッカードの業績を上げましたが、パッカードのブランドイメージを下げることになりました。

 

 

 ミニカーはソリド製で、1986年に発売されました。コーチビルダー は不明ですが、リアにトランクの付いているフォーマルな4ドアセダンをモデル化しています。当時のソリドのクラシックカーはクラシックカーを専門としていたリオほど凝った作り方をしていませんが、当時のクラシックカーのミニカーとしては値段相応で文句のない出来ばえでした。このスーパー エイトも全体的な雰囲気や室内などがきちんと再現されていて良い出来ばえです。なおフロントグリル全体がメッキされていますが、実車ではスリット部分以外はボディ同色となっているのがほとんどなので、その点は値段相応とはいえやや残念です。ソリドはバリエーションで前述したコンバーチブル(型番4037)もモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とキャビン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PACKARD SUPER EIGHT 1
PACKARD SUPER EIGHT 2

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