ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

CHRYSLER DODGE CORONET 4-DOOR SEDAN 1955 USA

CHRYSLER DODGE CORONET 4-DOOR SEDAN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BROOKLIN BRK 97 1/43 133mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.4L 175HP 3段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでダッジ コロネットのミニカー検索

 

クライスラー ダッジ コロネット 4ドア セダン アメリカ 1955

 

 クライスラーグループで戦後のダッジは高級車デソートと大衆車プリムスの間を埋めるブランドでした。1950年代のダッジのラインナップにはエントリーレベルのコロネットとその上級車のロイヤルとカスタム ロイヤルがありました。 コロネットの初代は1949年に登場した大型車(フルサイズカー)で、当時はダッジの最高級車でした。その後1954年に上級車としてロイヤルが登場し、1955年にその上級車のカスタム ロイヤルが登場し、コロネット 3代目(1955年登場)ではダッジの一番下のモデルになりました。

 

 1955年式ダッジには2/4ドアセダン、2ドアハードトップ、2/4ドアワゴンがあり、カスタム ロイヤルにはスポーティな2ドアコンバーチブルがありました。エンジンは6気筒3.8LとV型8気筒4.4L/5.3L/5.7L/5.9Lがあり、6気筒エンジンはコロネットだけの設定でした。ダッジは1957年のモデルチェンジで4灯式ヘッドライトを採用したデザインに変更されました。1960年のモデルチェンジでコロネットはダート、ロイヤルはマタドール、カスタム ロイヤルはポラーラに名前が変更され、1962年にダートはダウンサイジングされて中型車(インターミディエイト)となりました。

 

 

 ミニカーは独特の味わいがあるホワイトメタル製クラシックカーを作っているイギリスのブルックリン製で2003年頃に発売されました。ホワイトメタル製ミニカー特有のレトロな作風ですが、実車の雰囲気がうまく再現されていて良く出来ています。ボディだけではなくバンパーやクロームモール類もすべて金属製ですのでずっしりと重く存在感があります。金属ボディに厚い塗装/本物のクロームメッキは、1950-1960年代のアメリカ車のイメージを再現するには最適の素材です。スケールモデルではないこのミニカーが醸し出す実車イメージは、細かいところはよく出来ていますが存在感が希薄な現在のスケールモデル的なミニカー(特にレジン製)にはない魅力だと思います。コロネット 3代目の量産ミニカーはこれしかないようです。  以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER DODGE CORONET 4-DOOR SEDAN 1
CHRYSLER DODGE CORONET 4-DOOR SEDAN 2

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PACKARD CARIBBEAN CONVERTIBLE 1955 USA

PACKARD CARIBBEAN CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SIGNATURE 32346 1/32 162mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.52m 全幅約1.98m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.8L 275HP 2段自動変速
性能: 最高速179km/h
データーベースでパッカードのミニカー検索

 

パッカード カリビアン コンバーチブル アメリカ 1955

 

 1950年代になると、次々と新型車を登場させて幅広い車種展開をするBIG3(GM、フォード、クライスラー)の資本力にパッカードは対抗できず次第に凋落していきました。1953年にはパッカードのボディ製造をおこなっていた関連会社がクライスラーに買収され、パッカードは自社でボディを製造することになりました。しかしあわてて作った生産ラインで不慣れな工員が作業したので、品質が低下し不具合が多発しました。この問題は徐々に改善されましたが、パッカードに対する信頼は大きく損なわれました。

 

 1950年代には大衆車のGM シボレーやクライスラー プリムスがV型8気筒エンジンを搭載するようになり、パッカードも遅ればせながら新型V型8気筒6.1Lエンジン(310HP)を1954年に投入しました。しかしこの新型エンジンはあまり評判が良くなかったそうで、販売不振を改善出来ませんでした。そこで1954年に同じように落ち目になっていたスチュードベーカーと合併しました。結局落ち目どうしの合併では再起することはできず、パッカードの名前は1962年に消えました。

 

 

 ミニカーはシグネチャー製のクラシックカーシリーズで、2008年頃に購入しました。パッカード最後の最上級車であったカリビアン 1955年式をモデル化しています。このシリーズは1/32と中途半端なスケールですが、そのサイズを生かしてドア/ボンネット開閉などのギミック付きで室内やエンジンもそこそこ再現してあります。このカリビアンもプロポーションが良く、実車に即したカラーリングで室内などもそこそこきちんと作ってあります。これ以外のカリビアンのミニカーは、ヤトミンの1/18、フランクリン ミントの1/43と1/24などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/トランクを開いた画像とボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PACKARD CARIBBEAN 1
PACKARD CARIBBEAN 2

 以下は1990年頃に発売されたフランクリン ミント製の1/43 カリビアン コンバーチブル 1955年(型番UX55)の画像です。こちらもかなり良い出来ばえで、シグネチャーのカリビアンと同じカラーリングとなっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PACKARD CARIBBEAN 3
PACKARD CARIBBEAN 4

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GM OLDSMOBILE 98 STARFIRE CONVERTIBLE 1956 USA

GM OLDSMOBILE 98 STARFIRE CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIN MINT UO23 1/43 127mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.3L 200HP 4段自動変速
性能: 最高速175km/h?
データーベースでGM オールズモービルのミニカー検索

 

GM オールズモービル 98 スターファイアー コンバーチブル アメリカ 1956

 

 オールズモービルは1897年に設立されたアメリカで最も古い自動車メーカーで1908年にGM傘下となりました。GMグループではビュイックに次ぐ中級車で、1950-1960年代には先進的な技術やデザインを特徴とするブランドでした。オールズモービルの98シリーズはオールズモービルの最上級モデルで初代は1941年に登場しました。(実車画像→ オールズモービル 98 初代 1941) 1954年に98シリーズ 4代目が登場し、その最上級仕様のコンバーチブルにつけられた名前がスターファイアーでした。(スターファイアーとは当時のジェット戦闘機の名前にちなんだものです) 1958年には98のシリーズ名が消えて単にスターファイアーとなりました。

 

 1961年にスターファイアーの2代目が登場し、この世代ではハードトップクーペも追加され1966年まで生産されました。(実車画像→ オールズモービル スターファイアー 2代目 1961)その後スターファイアーの名前は一時的に消滅し、1975年にスターファイアーの3代目はサブコンパクトカーとして登場しました。この車はシボレー モンザの姉妹車で1980年まで生産されました。(実車画像→ オールズモービル スターファイアー 3代目 1975)

 

 

 ミニカーは1980年代後半頃に作られたフランクリン ミント製の1950年代シリーズの1台で、スターファイアー 初代をモデル化しています。レトロな造形ながらドア/ボンネットが開閉しエンジン/サスペンションや内装も再現されているなど、このシリーズに共通する凝った作りで良く出来ています。なおこのミニカーはウインドー枠が少し太いですが、これは簡単に壊れないよう考慮されているのであって、技術的に細く作れなかった訳ではありません。この辺の事情は昔の国産のダイヤペットなども同じで、当時の国産ミニカーは購入者(主に子供)が乱暴に扱っても簡単に壊れないことという制約下で設計されていたのです。このような点を考慮しないで昔のミニカーを一括りにして作りが大雑把だったとするのは正しい評価ではありません。(もちろん作りが稚拙なものもありましたが) これ以外の同時期のオールズモービルのミニカーはウエリー(WELLY)の1/18、ダンバリー ミントの1/24、ニューレイ、ヤトミンのシグネチャーなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM OLDSMOBILE 98 STARFIRE CONVERTIBLE 1
GM OLDSMOBILE 98 STARFIRE CONVERTIBLE 2

 以下は2000年頃に発売されたニューレイ(NEW RAY)製のGM オールズモービル スーパー 88 コンバーチブル 1956 (1/43? 型番48746)の画像です。1950-1960年代のアメリカ車をモデル化したニューレイの「シティ クルーザー コレクション」というシリーズの1台で、98シリーズより下のグレードの88シリーズで同じデザインのコンバーチブルをモデル化しています。このシリーズは定価1500円程の廉価版ミニカーでしたので細部の仕上げは今一つですが、実車の雰囲気はそれなりに再現されています。なおミニカーの箱には1/43と表示されているのですが、実際には1/43より少し小さいサイズとなっています。(このシリーズはほとんどが小さめにできています) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM OLDSMOBILE SUPER 88 CONVERTIBLE 1
GM OLDSMOBILE SUPER 88 CONVERTIBLE 2

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ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 1956 USA

ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIMINT KC71 1/43 129㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.55m 全幅約1.97m
エンジン 変速機: V型8気筒 6L 285HP 3段自動変速
性能: 最高速198km/h
データーベースでリンカーン コンチネンタルのミニカー検索

 

フォード リンカーン コンチネンタル MK II アメリカ 1956

 

 リンカーンは当時マーキュリーをベースにしたスタンダード(リンカーン)と高級なコスモポリタンの2シリーズがありました。1950年式コスモポリタンは大統領専用車「コスモポ リタン スペシャル」として有名です。フォードは1956年にヨーロッパ的な高級車をを担当するコンチネンタル部門を新設し、戦前の初代 コンチネンタルをコンチネンタル MK IIとして復活させました。デザインはトランク搭載スペアタイヤなど初代のイメージを残しながら近代化した優雅なデザインで、初代同様に品があって美しい車でした。(当時のアメリカ車につきものだったクロームモールも極力抑えてあります)

 

 この車は月100台の限定(手作業!)生産で、1万ドル(普通のリンカーンの2倍 現在の貨幣価値で約1000万円くらい)もするロールス ロイス並みに高価な車でした。コンチネンタル MK IIは手作業ゆえに1万ドルでも赤字だったそうで、約3000台が生産されただけで1957年には生産中止となりました。1957年以降コンチネンタル部門は、ヨーロッパ風高級車ではなく、GM キャディラックなどに対抗する高級車を担当する部門にかわりました。1958年に3代目のコンチネンタル MK IIIが登場しました。

 

 

 ミニカーはフランクリン ミントの1950年代のアメリカ車をモデル化した1950年代シリーズの1台で、1989年頃発売されました。ヘッドライトをメッキパーツで表現するなどややレトロな作風ですが、その作風が実車の雰囲気にうまくマッチしていて、実に良い出来ばえです。ドア/ボンネットが開閉し、室内やエンジンがリアルに再現されています。これ以外のコンチネンタル MK IIのミニカーとしては、マーキュリーの当時物、フランクリン ミントの1/24、ヤトミンの1/18、ミニチャンプス、オックスフォードの1/87などがあります。 以下はフランクリン ミントのフロント/リアの拡大画像と室内/ボンネットを開いたエンジン部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 1
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 2

 以下は1985年に発売されたブルックリンのコンチネンタル II(型番11)の画像です。ホワイトメタル製でずっしりと重いです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 3
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 4

 以下は2003年に発売されたミニチャンプスのコンチネンタル II(型番402080101)の画像です。これは12台で1セットとなっていたフォード 100周年記念モデルのなかの1台です。プロポーションが良くスペアタイヤ収納部のロゴやボンネット上のマスコットなど細部がリアルに再現され、非常に良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 5
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 6

ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 7
ORD LINCOLN CONTINENTAL MK II 8

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FORD THUNDERBIRD 1956 USA

FORD THUNDERBIRD 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIMINT KC32 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.1L 212HP 3段手動変速/2段自動変速
性能: 最高速187km/h
データーベースでフォード サンダーバードのミニカー検索

 

フォード サンダーバード アメリカ 1956

 

 1955年に登場したフォード サンダーバードは2シータのオープンカーで、1953年に発表されたGMのコルベットと同様ヨーロッパのスポーツカーを意識したものでした。ただしコルベットのような本格的なスポーツカーではなく豪華でスポーティな車というコンセプトでしたオープンカーですが脱着可能なグラスファイバー製ハードトップが標準装備されていました。V型8気筒(4.81L 212HP)エンジンを搭載し3段変速で最高速187km/hの性能でした。

 

 1956年にスペアタイヤがリアに搭載されてトランクが拡大されました。ハードトップに円形の窓がオプション設定され、ハイパワーのV型8気筒(5.1L 225HP)エンジン追加されました。1957年にはフロントバンパー形状が変更されてグリルが拡大しテールフィンが大きくなり、スペアタイヤがトランク内に収納されました。V型8気筒(5.1L)エンジンにスーパーチャージャーを追加して340HPにパワーアップした高性能版が追加されました。1958年にサンダーバード 2代目にモデルチェンジしました。サンダーバード 初代の生産台数は約53000台でした。

 高級なパーソナルカーというサンダーバードのコンセプトは、その後の自動車市場の動向を見通したもので先見の明がありました。実用的な自動車が普及すると必ずこのようなパーソナルな高級車の需要が出てくるものです。(日本ではトヨタの初代マーク IIあたりが似たようなコンセプトでした)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製の1950年代シリーズの1台です。このシリーズは1950年代の代表的なアメリカ車12車種を1/43でモデル化していて、レトロな作風ながらボンネット/ドアが開閉するなど細部までリアルな作りでした。このサンダーバードはスペアタイヤをリアに載せた1956年式をモデル化しています。ヘッドライトをメッキパーツで表現したややレトロな作風でボンネット/ドアが開閉します。エンジンやサスペンションが再現されカブリオレなので室内も良く再現されていて素晴らしい出来ばえです。これ以外のサンダーバード初代の当時物ミニカーはソリド、テクノがありました。当時物以外ではフランクリン ミントの1/24、ダンバリー ミントの1/24、マッチボックス、ミニチャンプス、リオ、コーギーの1/36、ジョニーライトニングの1/64、ブッシュの1/87など非常にたくさんあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD THUNDERBIRD 1
FORD THUNDERBIRD 2

 以下はドアを開いた室内の画像と俯瞰/床下部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD 3
FORD THUNDERBIRD 4

 以下は1990年頃に発売されたリオ製のフォード サンダーバード 1956 (1/43 型番R05)の画像です。リオの型番R**は1986年頃から発売されたレーシングカーシリーズで、従来のクラシックカーではなく1950-60年代のスポーツカーをモデル化していました。リアにスペアタイヤを積んだ1956年式をモデル化しています。これも上記のフランクリン ミント製のようなややレトロな作風ですが、プロポーションが良く細部の仕上げも丁寧で当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。ドア開閉ギミック付きです。型番R04でハードトップを外した物もあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD 5
FORD THUNDERBIRD 6

 以下は1998年頃に発売されたリオ製のフォード サンダーバード レーシング デイトナ ビーチ 1956 (1/43 型番SL049)の画像です。リオの型番SL**は1993年頃から発売されたSLシリーズで、既存シリーズのバリエーションを新しいシリーズとして独立させたものでした。これは上記のサンダーバードのバリエーションで、デイトナ ビーチで行われた速度記録でスタンディングマイルで時速88.779マイル(143km/h)を記録した速度記録車をモデル化しています。バンパーが外されヘッドライトにカバーが付きホイールが変更され、コクピットは1人乗りに改造されています。ミニカーの箱にはデイトナ ビーチの背景画像が付いていて簡単なジオラマ仕立てになっていました。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD RAING 1
FORD THUNDERBIRD RACING 2

 以下は1985年頃に発売されたブルックリン製のフォード サンダーバード 1956 (1/43 型番13)の画像です。ブルックリンのミニカーはホワイトメタル製でハンドメイドの少量生産品です。ホワイトメタル製に特有の柔らかな造形で、あまり細かい部分の再現はありませんが、実車の雰囲気はうまく再現されています。またホワイトメタル製ミニカーは手で持つとずっしりと重いので実に存在感があります。(重さをありがたがるのは古臭い感性ですが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD THUNDERBIRD 7
FORD THUNDERBIRD 8

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GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 1957 USA

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4501 1/43 130mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6L 300HP 4段自動変速
性能: 
データーベースでキャディラック エルドラドのミニカー検索

 

GM キャディラック エルドラド ビアリッツ アメリカ 1957

 

 1954年にキャディラックは戦後型の4代目にモデルチェンジしました。先代のイメージを踏襲していますが、フェンダーが完全にボディと一体化してボンネットの膨らみも小さくなりました。1956年には4ドアハードトップのセダン デビル(SEDAN DE VILLE)、エルドラドの2ドアハードトップのセビル(SEVILLE)が追加されました。

 

 1957年にキャディラックは5代目にモデルチェンジしました。やはり同じイメージのボディですが、ボンネットの膨らみがなくなり直線的なデザインになりました。3代目に採用されて1950年代の流行りとなったテールフィンはモデルチェンジの度に徐々に大きくなっていきました。5代目の4ドアセダン系ではリアフェンダーの後端がサメの背びれのように盛り上がった形で、2ドアクーペ系ではテールエンドがなだらかに下がり、そこに垂直尾翼のように尖ったフィンが突き出しています。またフロントグリルにもテールフィンに呼応した2本の突起がありますが、これも飛行機のイメージを取り込んだデザインで、当時はかっこよかった?のでしょう。1959年に6代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはソリド製で、1985年に発売されました。エルドラドの豪華仕様であるビアリッツをモデル化しています。ソリドは1950-60年代のアメリカ車を1980年代に数種類ほどモデル化しています。このキャディラックもその一つで、特徴的なテールフィンを持つリアエンドをうまく再現しています。なお廉価版的なミニカーでしたので、プロポーションなど基本的な部分はきちんと作ってありますが、細かい部分は値段相応の仕上げとなっています。ソリドには幌を畳んだバリエーションもありました。これ以外の5代目キャディラックのミニカーはサンスターの1/18、シグネチャーの1/32、レジン製ではNEOやGREAT LIGHTNINGなどがあります。 以下はフロント(ボンネットを開いたエンジン部)/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 1
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 2

 以下はバリエーションで幌を畳んだエルドラド ビアリッツ(型番4500)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 3
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 4

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GM CHEVROLET NOMAD 1957 USA

GM CHEVROLET NOMAD 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94203 1/43 116㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.1m 全幅約1.9m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.6L 283HP 3段変速
性能: 最高速202km/h
データーベースでシボレー ノマドのミニカー検索

 

GM シボレー ノマド アメリカ 1957

 

 シボレー ノマド 初代はシボレーの上級モデル ベルエアの2ドアワゴンとして1955年に登場しました。当時の標準的なワゴンよりもスタイリッシュなデザインは、1954年にコンセプトカーとして発表されたスポーツカーのようなワゴンをベースにしていました。(実車画像→ シボレー ノマド コンセプト 1954) ノマドのフロントの造形はベルエアそのままでしたが、ルーフやリアエンドの造形はコンセプトカーのイメージを残していました。ノマドはその独特のデザインで販売店のショールームに人を呼び寄せる車「Halo Model」(要するに人寄せパンダの意) という位置付けでもありました。ノマドのポンティアック版としてフロントグリルの意匠が異なるポンティアック サファリがありました。

 

 V型8気筒4.3L(162-195HP)エンジンを搭載し3段変速で最高速187km/h(195HP)の性能でした。1956年にベルエアのモデルチェンジに合わせてフロントグリルが変更されました。1957年にはエンジンが4.6Lに拡大され、燃料噴射方式の高性能版(283HP)もオプション設定されました。ただこの頃になると目新しさがなくなって販売は低調になりました。1958年にノマド 2代目がベルエアをベースにした4ドアステーションワゴンとして登場しました。(実車画像→ シボレー ノマド 1958)

 

 

 ミニカーは2007年頃に発売されたヤトミン製のビンテージ アメリカ車シリーズの1台です。ノマドの1957年式をモデル化しています。定価1400円の安価なミニカーでしたが、ノマドの特徴的なルーフとリアエンドのデザインがうまく再現されていて良く出来ています。この当時のアメリカ車に多用されていたクロームモール類も値段相応にうまく再現されています。ノマド 初代のミニカーはフランクリンミントの1/43と1/24、ビテスの1/43、ホットホイールの1/64、オックスフォードの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET NOMAD 1
GM CHEVROLET NOMAD 2

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FORD RANCHERO 1957 USA

FORD RANCHERO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94215 1/43 120㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.1m 全幅約1.95m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.8L 205HP 3段手動変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでフォード ランチェロのミニカー検索

 

フォード ランチェロ アメリカ 1957

 

 フォードのピックアップの歴史概要をF-150の解説で記載しました。そこで述べたようにデザインを重視したピックアップとしてフォード ランチェロ 初代が1957年に登場しました。フルサイズの乗用車のシャーシをベースにしていて、ボディの前半分は当時最新の乗用車フェアレーン 2代目と同じデザインで、ボディ後半に荷台を付けた構成でした。フェアレーンと同じオプションが設定され、上級車はフェアレーンのエンブレムもついていたようです。

 

 エンジンは6気筒3.7L、V型8気筒4.8Lや高級車サンダーバードと同じV型8気筒5.8Lも選択できました。ピックアップの実用性を持つ乗用車として、新しい市場を開拓した車となりました。ランチェロがヒットしたことで、GMからもシボレー インパラをベースにしたエルカミーノ(EL CAMINO)が1949年に登場しています。  

 

 

以下は2世代目以降の概要です。
 1960年に2代目が登場 コンパクトカー ファルコンをベースにして小型化されました。
 1966年に3代目が登場 ファルコンがベース 1年だけの短期のモデルでした。
 1968年に4代目が登場 中型車トリノがベースとなり、大型化されました。
 1970年に5代目が登場 先代と同じトリノがベースでした。
 1972年に6代目が登場 先代と同じトリノがベースでした。
 1977年に7代目が登場 トリノが製産中止となりLTD IIがベースとなりました。1979年に中型ピックアップの需要減少によりランチェロは生産中止となりました。なおシボレー エルカミーノも1987年に生産中止となりました。
データーベースでシボレー エルカミーノのミニカー検索

 ミニカーはヤトミン製で、2007年頃に購入しました。1950-1970年代の著名なアメリカ車を1/43でモデル化したシリーズ物の一つです。このシリーズは安価ですが、そこそこ良い出来ばえに仕上がっている物が多いです。このランチェロもプロポーションが良く、特徴的なサイドのクロームモールやフロントの顔つきなど押さえるべきところはきちんと作ってありますので、実車の雰囲気を知るには十分ではないかと思います。(ただ細かいところは値段相応ではありますが) ランチェロのミニカーはあまりありません。これ以外の初代ランチェロではホットーホイールの1/64があるようです。その他ではホットホイールの6代目とネオ(レジン製)の6代目/7代目があります。

 以下はフロント/リアの拡大画像と荷台の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD RANCHERO 1
FORD RANCHERO 2

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FORD MERCURY TURNPIKE CRUISER 1957 USA

FORD MERCURY TURNPIKE CRUISER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
YATMING 94253 1/43 124mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.36m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6L 290HP 3段自動変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでマーキュリー ターンパイクのミニカー検索

 

フォード マーキュリー ターンパイク クルーザー アメリカ 1957

 

 1950年代前半のマーキュリーのラインアップにはカスタムとモントレーの2モデルがありました。1955年にモントレーの上級車としてモンテクレアが追加され、1956年にカスタムはメダリストに名前が変わりました。1957年にメダリストが廃止されたので、マーキュリーの標準モデルはモントレーになりました。同年には1956年に発表されたドリームカー 「マーキュリー XM ターンパイク クルーザー」のデザインを取り入れたターンパイク クルーザーが登場しました。1958年にはモンテクレアの上級車としてパークレーンが登場しました。(実車画像→ ドリームカー マーキュリー XM ターンパイク クルーザー 1956)

 

 ターンパイク クルーザーは2年間だけ生産されたマーキュリーの最上級車で、2ドア/4ドアハードトップと後から追加された2ドアカブリオレがありました。マーキュリーとしていち早く4灯式ヘッドライトが採用されテールフィンと一体化した斜めのリアライトとジェット機の排気口のようなリアバンパーが特徴でした。ターンパイクとは高速道路のことで、この車の名前は当時整備されつつあった州間高速道路システムにちなんだものでした。当時としては最先端装備であった高速道路で車速を一定に維持するクルーズ コントロールを備えていましたので、そのような自動車の使い方を象徴した名前でもありました。エンジンはV型8気筒6L/6.3L、高性能版でV型8気筒7L(400HP)がありました。1959年に生産中止となり、後継車はパークレーンでした。

 

 

 ミニカーはヤトミン製で2007年頃に発売されました。ヤトミンが1950-1970年代のアメリカ車をモデル化したシリーズの1台でした。このシリーズは定価1400円ほどの安価なミニカーでしたのであまり細かいところまでは仕上げられていませんが、実車の雰囲気は良く再現されていました。このターンパイク クルーザーもフロントグリルやテールフィンなどの特徴的なデザインがうまく再現してあり、値段以上に良く出来ています。これ以外のターンパイク クルーザーのミニカーはダンバリー ミントの1/24、アーテルの1/18、オックスフォードの1/87、M2マシンの1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD MERCURY TURNPIKE CRUISER 1
FORD MERCURY TURNPIKE CRUISER 2

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CHRYSLER NEWYORKER CONVRTTIBLE 1957 USA

CHRYSLER NEWYORKER CONVRTTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ELIGOR 1100 1/43 129mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 325HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h
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クライスラー ニューヨーカー コンバーチブル アメリカ 1957

 

 クライスラー ブランドの1950年代のラインアップは下位からウインザー、サラトガ、ニューヨーカー、インペリアルがありました。インペリアルは1955年から独立したブランドになったので、以後はニューヨーカーが最上級となりました。1950年代後半にアメリカ車は4灯式ヘッドライトを採用したデザインとなりました。クライスラーも1957年式から4灯式ヘッドライトを採用し、当時の流行であった大型のテールフィンを持つ派手なデザインに変わりました。従来の2灯式ヘッドライトのスペースに4灯式ヘッドライトを押し込んだ独特のデザインは少しユーモラスでもあります。

 

 1957年式のニューヨーカー 5代目は当時最大の排気量であったV型8気筒6.4L(325HP)ヘミエンジンを搭載していました。ヘミ(HEMI 半球の意)エンジンとは、半球型燃焼室でOHV方式の給排気バルブを持つクライスラーの高性能エンジンでした。同時期のGM キャディラックやフォード リンカーンはV型8気筒6Lエンジンを搭載していたので、当時のクライスラーはこの高性能ヘミ エンジンを売り物にしていたようです。1959年にフロント/リアの意匠を変更し、くさび形の燃焼室をもつV型8気筒6.8L(350HP)エンジン(ヘミではなくライオンハートと呼ばれた)に変わりました。1960年に6代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ クライスラー ニューヨーカー 1960)

 

 

 ミニカーは1984年に発売されたフランスのエリゴール製です。ニューヨーカーの最上級グレードのコンバーチブルをモデルしています。初期のエリゴールは初期のノレブのプラスチック製ミニカーの型を流用した物が多いのですが、これもノレブ初期のニューヨーカー(型番74)の型を流用したダイキャスト製です。元のノレブ製はプロポーションが良く実車の雰囲気をうまく再現していましたが、プラスチック製で無塗装なので安っぽく見えました。このエリゴール製は同じ型ですがダイキャスト製で塗装してあるので、見ばえはかなり良くなっています。ただしフロントウインドーがかなり大きめでバランスがちょっと悪いですが。これ以外のニューヨーカーのミニカーはディンキーの当時物 1948年式、ヤトミンの1/18 1948年式、ダンバリーミントの1/24 1948年式/1957年式/1958年式などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER NEWYORKER 1
CHRYSLER NEWYORKER 2

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