ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

TALBOT 90 LIMOUSINE 1930 UK

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ELIGOR 1036 1/43 113㎜

 

タルボ (タルボット) 90 リムジーン イギリス(フランス) 1930

 

 フランスのクレマン車をイギリスで輸入していたタルボット伯爵が1902年にクレマン-タルボ社を設立、イギリス製のタルボ一号車を1906年に製作しこの車はレースで活躍しました。タルボ社はその後サンビーム社、ダラック社と合併しSTDグループを形成します。

 1926年に発表された14/45HP(6気筒 1.7L)は技術的に優れた低価格の車でこの車は大ヒットします。この車はライトを使って矢印を表示する方向指示器を初めてリアに装備していました。

 

 ミニカーはエリゴール製 年式から14/45HPの高性能モデルで2.3Lのタイプ90と思われます。ただ方向指示器らしきものは再現されていません。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m
エンジン 変速機: 6気筒 2.3L 
性能: 
 

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HISPANO SUIZA J12 LIMOUSINE 1932 SPAIN/FRANCE

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RIO 65 1/43 138㎜

 

イスパノ スイザ J12 リムジーン スペイン/フランス 1932

 

 1932年のパリ サロンで発表されたV型12気筒エンジンを搭載したイスパノ スイザ J12は自動車史上で最も大きくかつ豪華な車でした。不思議なことに世界的に不況であったこの時期にアメリカでもデューセンバーグなどの豪華な多気筒車が発表されています。この車も当時の裕福層に人気を博したそうです。

 

 実車が巨大なのでミニカーも大きくて迫力があり、上品な色遣いでリオの傑作の一つです。この車のフロントグリルは高級車のシンボルとされ、同時代のキャディラックなどが非常によく似たデザインを使っています。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6m
エンジン 変速機: V型12気筒 9.4L 210HP 3段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでイスパノ スイザのミニカー検索
 

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HISPANO SUIZA J12 COUPE DE VILLE 1932 SPAIN/FRANCE

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RIO 61 1/43 138㎜

 

イスパノ スイザ J12 クーペ デビル スペイン/フランス 1932

 

 1934年 J12のV型12気筒エンジンの片バンクを利用した6気筒エンジン搭載のK6が発表されますが、スペイン内乱などの社会情勢から車両生産が低迷します。1938年には航空機エンジンに専念するために自動車の生産が中止されイスパノ スイザ車はその歴史を終えています。なおイスパノ スイザ社は航空機エンジンメーカーとして現存しています。

 

 ミニカーはリオ製 上記のバリエーションです。古典的なフォーマルデザインのクーペ デビルで、フランスの博物館に保存されている車がモデルになっていて細部まで良く出来ています。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6m
エンジン 変速機: V型12気筒 9.4L 210HP 3段変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでイスパノ スイザのミニカー検索
 

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HISPANO SUIZA J12 T68 FERNANDEZ & DARRIN 1934 SPAIN/FRANCE

HISPANO SUIZA J12 T68 FERNANDEZ & DARRIN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ALTAYA VOITURES CLASSIQUES 26 1/43 136㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.8m
エンジン 変速機: V型12気筒 9.4L 220HP 3段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでイスパノ スイザのミニカー検索

 

イスパノ スイザ J12 T68 フェルナンデス & ダリン スペイン/フランス 1934

 

 イスパノ スイザ J12はV型12気筒エンジンを搭載した当時の高級車でした。モデル化された実車は、当時の大富豪ロスチャイルド家がコーチビルダー フェルナンデス & ダリンに2台セットで発注したものです。一台は後席だけが密閉されたフォーマルなクーペ デビル形式(上述の車と同じ)で、シェーファドリブンでフォーマル用途に使われました。

 

 画像はもう一台のプライベートな用途に使われたほうのモデルです。ハードトップを付けたカブリオレ的なクーペですが、プライバシーが保てるようにハードトップには窓がついていません。このモデルではリアに小さな窓が付いていますが、この窓も最初は付いていなかったらしいです。この特別な造形がこの車の最大の特徴です。ロスチャイルド家で50年以上も使われました。V型12気筒9.4L(220HP)エンジン搭載 3段変速で最高速150km/hの性能でした。

 

 

 ミニカーはフランスのミニカー付き雑誌「VOITURES CLASSIQUES」の物でイクソ製です。(イクソでは型番MUS028で販売) 実車と同じ黒とシルバーのカラーリングが魅力的で、特徴的なハードトップなど実車のイメージがよく再現されています。コウノトリのマスコットもうまくできています。

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TATRA 77 1934 CZECH

TATRA 77 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO MUS015 1/43 120㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: 空冷 V型8気筒 3L 60HP 3段変速
性能: 最高速150km/h  
データーベースでタトラのミニカー検索

 

タトラ 77 チェコ 1934

 

 タトラは馬車時代からの歴史があるチェコ(旧チェコスロバキア)の自動車メーカーで、現在は東欧の有力なトラックメーカです。戦前はハンス レドヴィンカという優れた技術者による独創的なデザインの車を多く発表しています。タトラ ブランドの最初の車は1924年に登場した11で、空冷水平対向2気筒1.1L(12HP)エンジンを搭載した小型車でした。非常にシンプルな構造のシャーシを持ち、軽量ゆえに高性能でした。この11の改良型12、トラック仕様13は当時のチェコスロバキアの道路環境に沿ったもので、大ヒットしました。またサスペンションなどをチューンした11スペシャルはレースでも活躍しました。

 

 小型車11は空冷水平対向4気筒1.7Lエンジンを搭載した30が登場し、その後52、54、57、75(1933年)と発展しました。また水?6気筒1.9Lエンジンを搭載する中型車の17が登場し、その後70、80(V型12気筒6Lエンジン搭載)と発展しました。1934年に登場した77は全長5.2mの6人乗り大型車で、独特のリアエンドを持つ流線形ボディが特徴です。このリアには後輪を駆動する空冷V型8気筒エンジンが収められています。リアウインドーの上にルーバーが切られたカバー(エアダクト)が被さり、そのカバーには垂直尾翼のようなヒレまで付いています。奇異なデザインに見えますが、このカバーが無ければ全体のフォルムは当時の最先端の流線型で、後のVW ビートルにも通じるデザインです。77は1935年には改良型の77aに変わり、最終的に1936年の87とその小型版の97に発展しました。

 

 

 ミニカーはイクソ製で、元々はフランスのミニカー付雑誌「VOITURES CLASSIQUES」シリーズ向けに作られたものでした。リアのエアダクト内にあるリアウインドー(最低限の後方視界用?)を再現してあるなど、独特のボディスタイルを良く再現しています。77の量産ミニカーはこれしか無く、発展型の87/97はヴィーキングのものなどがあります。

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HISPANO SUIZA J12 CABRIOLET 1936 SPAIN/FRANCE

HISPANO SUIZA J12 CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RIO 83 1/43 132㎜

 

イスパノ スイザ J12 カブリオレ スペイン/フランス 1936

 

 J12のエンジンには9.4Lと11.3Lの2種類があり、それまでのOHCではなくOHVが採用され静かで完成されたエンジンだったそうです。性能としては軽量のカブリオレで0-100km/h加速11秒(しかもほぼ無音) 最高速度170km/h以上で当時としては最速の車でした。(その代わり燃費は最悪だったそうですが)

 

 ミニカーはリオ製 上記のバリエーションです。11.3Lエンジンを積んだ高性能なカブリオレのモデルです。ドアに付いている黒いラインは実際にはボンネットサイドから連続したクロームメッキのアクセントラインでいかにもフランス車といったしゃれたデザインです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m
エンジン 変速機: V型12気筒 11.3L 260HP 3段変速
性能: 最高速170km/h
データーベースでイスパノ スイザのミニカー検索
 

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