ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

TRIUMPH TR3A 1958 UK

TRIUMPH TR3A 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 240 1/43 87㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.84m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 2.1L 100HP 4段変速
性能: 最高速177km/h
データーベースでトライアンフ TR2/TR3のミニカー検索

 

トライアンフ TR3A イギリス 1958

 

 アメリカ市場で好評であったジャガー XKMG TDの間を狙って開発されたのが、トライアンフのTR1(プロトタイプ)で1952年に発表されました。このTR1の評判が良かったので、翌年にTR2が発売されました。MG TDよりも近代的ですが、イギリス風の切れ込んだドアを持つクラシックな外観のボディに、4気筒2L(90HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速160km/hの性能でした。

 

 TR2はまさしくジャガーとMGの中間のサイズと性能でした。価格的にはジャガーの半値ぐらいで、性能の割に安かったので好評だったようです。1955年にフロントに格子形状のフロンドグリルを追加してエンジンを95HPにパワーアップしたTR3となりました。1957年にはフロントグリルの幅が広くなり、エンジンを100HPにパワーアップしたTR3Aに発展しました。1961年にボディを一新したTR4にモデルチェンジしました。TR2/3シリーズは約8万台が生産され、そのほとんどがアメリカに輸出されました。

 

 

 ミニカーは1986年に発売された初期のビテス製です。ビテスはマニア向けのブランドでしたから、プロポーションが良く1980年代のミニカーとしてはそこそこの良い出来ばえです。(ナンバープレートのデカールやドアピラーのパーツが付属していました) 左ハンドルですので輸出仕様のモデル化で、リアに付いているのは荷物用のラックです。 TR2/3の当時物ミニカーとしてはテクノ、ディンキー、コーギー、スポットオンがありました。最近の物では京商の1/18、 ビテスの再販物、バンガーズ、スパーク(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH TR3A 1
TRIUMPH TR3A 2

 以下は1988年に発売されたビテス製のTR2(1/43 No.243)の画像です。上記のTR3Aとはフロントグリル部分が異なっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TRIUMPH TR2 1
TRIUMPH TR2 2

 以下は2002年に発売されたデルプラドの世界の名車シリーズのTR3(1/43 No.54)の画像です。フロントグリルやエンブレムなど細かいところもそこそこリアルで、このシリーズのなかでは出来の良い部類のミニカーに仕上がっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TRIUMPH TR3 3
TRIUMPH TR3 4

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TRIUMPH HERALD COUPE 1959 UK

TRIUMPH HERALD COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 231 1/44 89mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.89m 全幅約1.52m
エンジン 変速機: 4気筒 948cc 35HP 4段変速
性能: 最高速124km/h
データーベースでトライアンフ ヘラルドのミニカー検索

 

トライアンフ ヘラルド クーペ イギリス 1959

 

 2輪車メーカーとして成功したトライアンフ社は1923年に4輪車に進出しました。第2次大戦前はモータースポーツで活躍するなどしてスポーティなブランドとして知られていましたが、1939年に一度倒産しています。その後1945年にスタンダード社がトライアンフ社を買い取り、トライアンフ スタンダード社となりました。

 

 そのスタンダード社は、1903年に設立された自動車メーカーで、戦前はナイン、テン、トゥエルブなど小型車から中型車までを販売していました。名前どうりの堅実で地味な会社で、日本ではあまり知られていません。戦後のスタンダード車としては、中型車のバンガードが一番有名で、ディンキーやコーギーのミニカーがありました。戦後のトライアンフは小型車やスポーツカーを担当し、親会社のスタンダード社を上回る業績を上げています。

 

 

 スタンダードの戦前型のエイトやテンを刷新する小型車として、1959年に登場したのがヘラルドでした。ミケロッティのデザインによる軽快なボディーに、全輪独立懸架といった先進的な車でした。エンジンは4気筒948cc(35HP)、4段変速で最高速124km/hという性能でした。2ドア セダン、クーペ、コンバーチブル、ワゴンとボディ バリエーションが多く、エンジンも1.2L、1.3Lが追加され、1971年まで12年間も生産されました。

 ミニカーは1961年に発売されたコーギーの当時物です。ヘラルド クーペのモデル化で、ツートンカラーのカラーリングで実車の雰囲気が良く再現されています。このミニカーの最大の見せ所はボンネットが前方に大きく開くことで、エンジンも当時のミニカーとしては良く再現されています。このボンネットの開閉機構は非常にしっかり出来ていて、この当時のコーギーのメカ設計のレベルが高いことがよく分かります。なお2ドアセダンはディンキーが型番189でモデル化しています。最近のヘラルドのミニカーは、バンガーズ、カララマ、プレミアムXなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジンルーム/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH HERALD COUPE 1
TRIUMPH HERALD COUPE 2

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TRIUMPH VITESSE 1962 UK

TRIUMPH VITESSE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINK(UK) 134 1/45 85㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.89m 全幅約1.52m
エンジン 変速機: 6気筒 1.6L 77HP 4段変速
性能: 最高速145km/h
データーベースでトライアンフ ビテスのミニカー検索

 

トライアンフ ビテス イギリス 1962

 

 前述したヘラルドをベースにして、新設計の6気筒1.6L(77HP)エンジンを搭載した上級車がビテスで、1962年に登場しました。2ドアセダンとカブリオレがあり、ボディはヘラルドとほとんど同じですが、フロント部分が1960年代初めに流行した釣り目(チャイニーズ アイと呼ばれた)の4灯式ヘッドライトに変えられています。このデザインはミケロッティによるもので、同じデザイナーがデザインした日産 スカイライン スポーツ(1962年発売)も同じようなデザインのヘッドライトを使っていました。4段変速で最高速145km/hの性能でした。

 

 1966年にはエンジンが2L(95HP)に拡大され、1968年にはリアサスペンションをダブルウィッシュボーン式に変更したMK IIに発展しました。コンパクトなボディに高性能な6気筒エンジンを搭載し操縦性も優れていたビテス MK II(最高速160km/h)は、「プアマンズ ロータス コルチナ」と呼ばれたそうです。1971年まで生産され、総生産台数は約5万台でした。なおビテス(VITESSE)とはポルトガル語で「速い」という意味で、もともとはポルトガルのミニカーメーカーであったビテスも同じ意味です。

 

 

 ミニカーは1963年に発売されたディンキー(英)製です。ビンテージ物のミニカーですから素朴な作りですが、当時のミニカーとしてはかなりリアルに実車を再現していてかなり良い出来ばえです。サイドの白いストライプは実車に即したもので、スポーティな雰囲気を出しています。ビテスの量産ミニカーはこれしかないみたいで、最近の物でもネオ(レジン製)やブルックリン(ホワイトメタル製少量生産)のランスダウン(Lansdowne)シリーズのカブリオレぐらいしかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH VITESSE 1
TRIUMPH VITESSE 2

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TRIUMPH SPITFIRE MK I 1962 UK

TRIUMPH SPITFIRE MK I 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 114 1/42 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.68m 全幅約1.45m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 63HP 4段変速
性能: 最高速151km/h
データーベースでトライアンフ スピットファイアーのミニカー検索

 

トライアンフ スピットファイアー MK I イギリス 1962

 

 トライアンフが値段の安いスポーツカーのスプリジェット(MG ミジェットとオースチンヒーレー スプライトのことです)に対抗して開発したのがスピットファイアーで、1962年に登場しました。ヘラルドのエンジンとシャーシを流用した2座のオープンカーで、ツイン キャブレターで強化した4気筒1.2L(63HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速151km/hの性能でした。ボディはヘラルドと同じミケロッティのデザインで、ヘラルド同様にフロントボンネット部分が大きく開きます。また最初から巻上げ式のサイドウインドウが装備されていて、居住性はスプリジェットより優れていたようです。

 

 1965年にエンジンを67HPにパワーアップしたMK II、1967年にアメリカの安全基準に対応したバンパーに変更しエンジンを1.3L(75HP)に変更したMK IIIに発展しました。その1967年にはレイランド(トライアンフの親会社)とBMCが合併しBL(ブリティッシュ レイランド)となったことで、ライバルだったBMCのスプリジェットが同じBL グループとなりました。1971年にはノーズ部分のデザインを変更しリアサスペンションを改良したMK IVとなり、1975年に1.5L(71HP)エンジンに変更した最終型の1500に改名されました。1980年まで生産され、総生産台数は約30万台でした。

 

 

 ミニカーは1963年に発売されたディンキー(英)製です。実車の雰囲気が良く再現されていて、当時のミニカーとしてかなり良い出来ばえでした。実車同様フロント部分が大きく開き、モールドされたエンジンを見ることが出来ます。付属している女性ドライバーのフィギュアがちゃんと着脱できるシートベルトをしているのがおもしろいです。スピットファイアーの当時物ミニカーは何故かこれしかなく、8年間も生産されたので、スピットファイアーのミニカーとしては一番有名だと思います。最近のミニカーではビテスのMK IV、ミニチャンプスのMK IVと1500、スパーク(レジン製)のレース仕様と1500などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH SPITFIRE 1
TRIUMPH SPITFIRE 2

 以下は1994年に発売されたソリドのスピットファイアー MK I 1963年(1/43 4539)の画像です。1990年代に発売された値段が2000円程の廉価版的なミニカーですが、プロポーションが良く値段に見合ったそこそこ良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TRIUMPH SPITFIRE 1
TRIUMPH SPITFIRE 2

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TRIUMPH 2000 MK I 1963 UK

TRIUMPH 2000 MK I 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 135 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.41m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: 6気筒 2L 90HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速154km/h
データーベースでトライアンフ 2000のミニカー検索

 

トライアンフ 2000 MK I イギリス 1963

 

 1946年にトライアンフの自動車部門はスタンダード社に吸収合併されました。そのスタンダード社も1960年にレイランド社に吸収合併されました。スタンダード社の戦後の主力モデルであったバンガードの後継車として、1963年にトライアンフ 2000/2500が登場しました。ミケロッティのデザインによる斬新なスタイルの乗用車で、モノコックボディや全輪独立サスペンションなどを採用した進歩的な設計の車でした。直列6気筒2L(90HP)/2.5L(132HP)エンジンを搭載し、4段変速(3段AT)で最高速154km/h(2L)の性能でした。トライアンフ 2000/2500が登場した時点でスタンダード ブランドの車は消滅しました。

 

 1969年のマイナーチェンジでフロントのデザインが変更されたMK IIとなりました。MK Iの総生産台数は約12万台でした。当初のトライアンフ 2000/2500のライバルはBMCのローバー P6で、4気筒エンジンを搭載したローバーに対して、トライアンフは6気筒エンジンで対抗していました。1967年にレイランド社はBMCと合併してBL(ブリティッシュ レイランド)となりましたが、ローバー P6の後継車であるローバー SD1が登場するまではローバーとトライアンフは併売されました。当時のBLはこんな具合に似たような車種が併売される効率の悪い経営をしていました。

 

 

 ミニカーは1963年に発売されたディンキー(英)の当時物です。50年前のビンテージミニカーですから素朴な作りですが、実車の雰囲気を実にうまく再現した味のあるミニカーです。ボンネットとトランクの開閉ギミックが付いています。エンジンルームには簡単ですがエンジンがモールドされ、トランク内には大きな旅行鞄が入っています。この独特のフロントグリルを持つ2000 MK Iの当時物ミニカーはこれだけで、最近の物では2013年にNEO(レジン製)がモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネット/トランクの開閉ギミックの画像です。

TRIUMPH 2000 1
TRIUMPH 2000 2

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TRIUMPH 1300 1965 UK

TRIUMPH 1300 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(UK) 162 1/43 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.9m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 61HP 4段変速
性能: 最高速133km/h
データーベースでトライアンフ 1300のミニカー検索

 

トライアンフ 1300 イギリス 1965

 

 トライアンフ ヘラルドの後継車として1965年に1300が登場しました。レイランド グループとして初の前輪駆動車で、BMCのミニに対抗する車でした。この車は通常の縦置きエンジンを前後逆に配置するルノー式の前輪駆動方式を採用していました。4気筒1.3L(61HP)エンジン、4段変速で最高速133km/hの性能でした。ボディは2000と同じミケロッティのデザインで、フロントグリル以外は上級車の2000のイメージをダブらせています。(フロントはライバルのモーリス 1100に良く似ている気がします)

 

 モノコックボディ、全輪独立サスペンションなど上級車2000と同じ進歩的な設計で、上級小型車としてヒットして商業的に成功しました。1970年に前後のデザインを変え1.5Lエンジンを搭載した1500にモデルチェンジしました。1300の総生産台数は約14万台でした。なお1970年には1300を後輪駆動車に変更したトレド(TOLEDO)が登場しています。トレドは1300の廉価版で、前輪駆動車になじめないユーザー向けの車でもありました。

 

 

 ミニカーは1967年に発売されたディンキー(英)の当時物です。前述した2000と同じ50年前のビンテージミニカーで素朴な作りですが、これも実車の雰囲気をうまく再現した味のあるミニカーに仕上がっています。2000と同じでボンネットとトランクの開閉ギミックが付いています。ヘッドライトにダイヤカットガラスが使われるなど、2000よりも少しだけ目新しい仕上げになっています。1300の量産ミニカーはこの当時物しかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネット/トランクの開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH 1300 1
TRIUMPH 1300 2

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TRIUMPH TR5 1967 UK

TRIUMPH TR5 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ELIGOR 1134 1/43 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.9m 全幅約1.47m
エンジン 変速機: 6気筒 2.5L 150HP 4段変速
性能: 最高速200km/h
データーベースでトライアンフ TR4/TR5のミニカー検索

 

トライアンフ TR5 イギリス 1967

 

 TR3は1961年にミケロッティのデザインによる新しいボディのTR4に生まれ替わりました。ラダーフレームによる旧式なシャーシはTR3と同じながら、トレッドが拡大されラック&ピニオン式ステアリングが採用されました。エンジンは2.1L(100HP)に拡大され、最高速176km/hの性能でした。巻き上げ式のサイドウインドウなど居住性は向上したものの、TR4はライバルのMGBなどに比べると操縦性や乗り心地が見劣りするようになっていました。

 

 1961年にリアを独立懸架に変更し乗り心地を改善したTR4Aに発展しました。1967年にはエンジンを燃料噴射式の6気筒2.5L(150HP)に強化して性能を向上したTR5となりました。1969年にはボディを一新してこのシリーズ最終型のTR6となりました。TR4/5は約8万台が生産され、アメリカを中心とする世界各国に輸出されました。

 トライアンフは1961年にレイランド グループの傘下となり、1963年にはスタンダード ブランドが消滅し、1967年にはブリティッシュ レイランドに統合されました。

 

 

 ミニカーは1985年に発売されたエリゴール製です。TR5の独特のデザインがうまく再現されていて、当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。ドア、ボンネット、トランクが開閉できるフルギミックとなっていて、エンジンはしょぼいですが室内はそこそこ再現されています。なお初期のエリゴールのミニカーはノレブのプラスチック製ミニカーの型を流用したものが多いのですが、これはノレブの型番144を流用したものです。(ただしエリゴールはプラスチック製ではなくダイキャスト製です) TR4/5の当時物ミニカーはノレブのプラスチック製だけしかないようで、最近の物ではバンガーズ、オックスフォード、スパーク(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH TR5 1
TRIUMPH TR5 2

 以下は1969年頃に発売されたノレブのTR5(1/43 型番144 プラスチック製)の画像です。上記のエリゴール製TR5のベースとなったミニカーで、プラスチックの経年変化でボディが少し変形しています。TR4/5の独特のデザインがうまく再現されていて、ボディが変形していなければいい雰囲気のミニカーです。(プラスチック製ですがドア、ボンネット、トランクが開閉できるフルギミックです) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TRIUMPH TR5 3
TRIUMPH TR5 4

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TRIUMPH 2000 MK II 1969 UK

TRIUMPH 2000 MK II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VANGAURDS VA08203 1/43 109㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.63m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 6気筒 2L 84HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速160km/h
データーベースでトライアンフ 2000のミニカー検索

 

トライアンフ 2000 MK II イギリス 1969

 

 スタンダード社の戦後の主力モデルであったバンガードの後継車として、1963年にトライアンフ 2000/2500が登場しました。ミケロッティのデザインによる斬新なスタイルの乗用車で、モノコックボディや全輪独立サスペンションなどを採用した進歩的な設計の車でした。直列6気筒2L(90HP)/2.5L(132HP)エンジンを搭載し、4段変速(3段AT)で最高速154km/h(2L)の性能でした。1965年にコーチビルダーのカーボディーズ社が架装する5ドア エステートワゴンが追加されました。

 

 1968年にはTR5用の燃料噴射式2.5L(150HP)エンジンを搭載した2.5PIが追加されました。1969年にミケロッティがフロントグリルを一般的なデザインに変更して、2000/2500はMK IIとなりました。MK Iの総生産台数は約12万台でした。1977年にローバー SD1に6気筒エンジンを搭載した廉価版が登場し、その車を後継車としてMK IIは生産中止となりました。MK IIの総生産台数は約20万台でした。MK IIはMK Iに比べるとフロントグリルのデザインに個性がなくなっていますが、この方が一般受けしたようです。

 

 

 ミニカーは2003年に発売されたバンガーズ製です。バンガーズはイギリスの老舗コーギーのブランドで、2000年頃から主に昔懐かしいイギリス車をモデル化しています。最近のミニカーなのですが、ダイヤカットガラスを使ったヘッドライトや塗装で表現したテールライトなど1960-1970年代のコーギー風のレトロな作風が特徴です。またエッチングパーツのワイパーやユーザーが取り付けるフェンダーミラーが添付されているなど細部にこだわった部分もあります。(昔のコーギーのファンであった私にとって懐かしい感じがして好きなブランドです) この2000 MK IIもそのレトロな作風が功を奏して、実車の雰囲気が感じられる良い出来ばえになっています。なおMK IIの量産ミニカーはバンガーズの物しかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。

TRIUMPH 2000 MK II 1
TRIUMPH 2000 MK II 2

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TRIUMPH TR6 1969 UK

TRIUMPH TR6 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1855 1/43 93㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: 6気筒 2.5L 150HP 4段変速
性能: 最高速200km/h
データーベースでトライアンフ TR6のミニカー検索

 

トライアンフ TR6 イギリス 1969

 

 TR2から続いていた寄り目スタイルのフロントを一新して、近代的デザインのボディとなったTR6が1969年に登場しました。デザインはドイツのカルマン社によるもので、オプション設定でスチール製ハードトップが装着できるようになりました。フロントサスペンションのスタビライザー追加など足回りが強化されて、操縦性が向上していました。エンジンはTR5と同じ燃料噴射式の6気筒2.5L(150HP)でしたが、主たる市場の北米向けは排ガス対策の関係でキャブレター仕様(105HP)でした。

 

 1975年に後継車のTR7が登場し、TR6は1976年に生産中止となりました。TR6はそれまでのTRシリーズとしては一番多く生産されました。総生産台数は約9万2千台でその90%以上が輸出されました。

 

 

 ミニカーは2003年頃に発売されたソリド製です。フロントの雰囲気や灯火類はそこそこの出来ばえなのですが、何故かフロントウィンドーが小さすぎて、ミニカーで一番大事なプロポーションがどうしようもなく悪いです。(キャビンを小さめにするデフォルメは良くありますが、これはやり過ぎです) バリエーションでハードトップ仕様(型番4578)もあり、そちらはプロポーションが多少良くなっています。なおこの頃のソリドはイタリアのディテールカー(DETAIL CARS)がOEMしたミニカーを販売していて、これもその一つですので、出来が悪いのはソリドの型職人のせいではありません。これ以外のTR6のミニカーはミニチャンプス、ノレブ、オックスフォードなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH TR6 1
TRIUMPH TR6 2

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TRIUMPH STAG 1970 UK

TRIUMPH STAG 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(MATCHBOX) DY28 1/43 101㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: V型8気筒 3L 145HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速190km/h
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トライアンフ スタッグ イギリス 1970

 

 トライアンフ スタッグの開発は2000を使ったミケロッティのスタイリング実験車として始まりました。このデザインが気に入ったトライアンフ社は、上述した1969年に登場した2000 MK IIにこのデザインを採用しました。その翌年にメルセデス ベンツ SLクラスに匹敵するオープンの高級4座スポーツカーとしてスタッグが登場しました。完全なオープンカーではなくアメリカの安全基準に対応するために、強固なロールバーを備えていました。なお脱着式のハードトップも設定されていました。

 

 シャーシやサスペンションは2000を踏襲していましたが、ホイールベースは短縮され、トライアンフが新規開発したV型8気筒3L(145HP)エンジンが搭載されていました。4段変速(3段AT)で、最高速190km/hと高性能でした。グループ内にはローバーのV型8気筒エンジンもあったのですが、トライアンフは自社製エンジンをあえて使ったようです。ただこのエンジンは当初からトラブルが多く発生し評判を落としました。また当時の英国病(労使紛争の多さと経済不振による開発力低下)による品質低下もあってスタッグはあまり良い評価はされませんでした。1978年に生産中止となり、8年間で25000台ほどしか生産されませんでした。

 

 

 ミニカーはマッチボックス傘下で一時的に復活したディンキー製で1992年頃に発売されました。灯火類を塗装だけで表現したフロントグリルの出来がいまひとつで、特徴的なロールバーが少し目立ちすぎですが、全体的には当時のミニカーとしては合格点以上の出来ばえです。これ以外の当時物はないですが、最近の物ではバンガーズ、オックスフォード、ノレブなどがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TRIUMPH STAG 1
TRIUMPH STAG 2

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