ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

TOYOTA TOYOPET CORONA (RT40) 1964 JAPAN

TOYOTA TOYOPET CORONA (RT40) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET 138 1/40 104mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.11m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 70HP 3段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでトヨタ コロナのミニカー検索

 

トヨタ トヨペット コロナ RT40型 日本

 

 1964年に登場した3代目コロナはアローラインと名付けられた傾斜したフロントノーズが特徴でした。4気筒1.5L(70HP)R型エンジンを搭載し、3段変速(2段オート トヨグライド)で最高速140km/hの性能でした。1965年には1.6L(90HP)エンジンでディスクブレーキ、フロアシフト、タコメータを装備したスポーティ仕様1600S、日本初のピラーレスの2ドアハードトップ、5ドアハッチバックが追加されました。商用車(バンとピックアップ)のコロナラインはコロナに統一されました。

 

 開通したばかりの名神高速道路で10万km連続高速走行公開テストを実施し、高速性能と耐久性をアピールし、先代までの耐久性不足のイメージを払拭しました。日産のブルーバードと「BC戦争」と呼ばれた販売競争を繰り広げ、1965年には国内販売台数1位を達成しています。その後もその地位を守り、トヨタの主力車種となりました。また1600Sにヤマハ開発のDOHCヘッドを載せたレース仕様車RTXをベースにした市販車1600GTは、DOHC1.6L(110HP)9Rエンジン搭載で4段変速、最高速175km/hと高性能でした。

 

 

 ミニカーはダイヤペットの当時物でハードトップ 1600Sのモデルでアンチモニー製です。当時物ではダイヤペットの5ドアハッチバック、モデルペットのセダンもありました。特にモデルペットのセダンは実に良い出来なのですが残念ながら持ってません。最近ではトミカ リミテッドのセダン、エブロの1600GTなどがあります。

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MAZDA FAMILIA 1964 JAPAN

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MODELPET 30 1/40 94mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.46m
エンジン 変速機: 4気筒 800L 42HP 4段変速
性能: 最高速115km/h
データーベースでマツダ ファミリアのミニカー検索

 

マツダ ファミリア 日本

 

 軽自動車キャロルに続いて開発されたのが小型車で、まずは商用車(テールゲート付ライトバン)がファミリアとして1963年に登場しました。キャロルのエンジンを拡大した水冷4気筒800cc(42HP)エンジンを搭載していました。翌1964年には乗用タイプのワゴン、4ドアセダン、2ドアセダンが追加されました。さらに1965年には新設計の4気筒1L(68HP)SOHCエンジンを搭載したクーペが追加されました。クーペは4段フロアシフトで前輪ディスクブレーキを装備し最高速145km/hとかなりスポーティなモデルでした。

 

 ファミリアのデザインは内製だったそうですが、ベルトーネが関わっていたようです。ボディ側面を一周するラインを強調して船の甲板を模したこのスタイルはフラットデッキ スタイルと呼ばれ、シボレー コルベアなどこの当時に流行ったものでした。この個性的で美しいスタイルが好評で、性能も良かったので初代ファミリアは商業的に成功しました。

 

 

 ミニカーはモデルペット製の唯一の当時物で、アンチモニー製です。アンチモニーの下地メッキ処理がフラットデッキ スタイルを表現するのにうまくマッチしています。国産名車コレクション(ノレブ)で2ドアセダンがモデル化されていますが、見比べるとモデルペットはフラットデッキスタイルが強調されていることが分かると思います。またトミカ リミテッド(1/64)ではワゴン/バン、バンのパトカーがモデル化されています。

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MITSUBISHI DEBONAIR 1964 JAPAN

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JAPANESE CAR COLLECTION 99 1/43 110mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.67m 全幅約1.69m
エンジン 変速機: 6気筒 2L 105HP 4段変速
性能: 最高速155km/h
データーベースで三菱 デボネアのミニカー検索

 

三菱 デボネア 日本

 

 三菱は2Lクラスの乗用車開発にあたり欧州車のライセンス生産を検討しましたが、うまくゆかず結局自社で開発したデボネアを1964年に発売しました。モノコックボディに前輪独立/後輪リーフリジッドという当時の標準的な構造で、サイズは小型車規格(5ナンバー)内に収まっていました。フェンダーのエッジを立てた角張ったアメリカ車的なボディは元GMのデザイナーによるもので、高級車としてなかなか迫力のあるデザインでした。

 

 当初のエンジンは6気筒2L(105HP)KE型で、4段変速で最高速155km/hの性能でした。その後エンジンは1970年に6気筒2L(130HP)G型に変更され、1976年に4気筒2.6L(120HP)G型に変更されています。

 

 

 自動変速機の採用、排ガス対策など改良が施されましたが、基本設計や外観がほとんど変更されないままで、1986年まで22年間生産されていました。(「走るシーラカンス」と呼ばれていました) 同クラスのクラウンなどより価格が高かったので、ほとんど売れなかったようですが、三菱系企業の重役専用車という需要を満たすためだけに生産されていたようです。1986年登場の2代目デボネアも提携先の現代自動車向けの高級車として開発されたそうです。

 当時物ミニカーはミクロペットとその型を受け継いだダイアペットのものがありますが、どちらも大変なレア物で、程度の良い物は中古の軽自動車並みの値段が付きます。画像は最近の国産名車コレクション(多分イクソ製)の物で、1/43としては久しぶりのモデル化で大変嬉しいです。最近のミニカーですのでそこそこ良くできていますが、フロントの顔付などの雰囲気がやや物足りない気がします。(威圧感が足りない?) 他にはファインモデル(アンチモニー製)とトミカ リミッテドでもモデル化されています。

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ISUZU BXD30 BUS 1964 JAPAN

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TOMICA DANDY D35 1/43 196mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約8.31m 全幅約2.45m
エンジン 変速機: 6気筒 6.4L ディーゼル 130HP 4/5段変速
性能: 最高速 不詳 乗車定員51名
データーベースでイスズ ボンネットバスのミニカー検索

 

イスズ BXD30 ボンネットバス 日本

 

 戦前の川崎航空機工業が戦後に川崎産業と改称し、バス車体製造を始めたのがいすゞバス製造の始まりでした。1950年にいすゞ自動車と提携し、その後同業他社との合併などで社名は何度か変わっていますが、主要な国産バス製造メーカーでした。1995年にいすゞバス製造に社名変更し、1997年にはいすゞ自動車の100%子会社となりました。2003年に日野自動車といすゞ自動車のバス部門が統合されジェイ バスが発足し、現在いすゞバス製造はジェイ バスの宇都宮事業所になっています。

 

 昭和初期の懐かしいボンネットバスとして、一番有名なのはイスズのBX系ボンネットバスでしょう。フロントにガソリンエンジンを搭載するボンネットバス BX80は1947年(昭和22年)に登場しました。以下BX系バスの変遷の概要です。
 1948年 ディーゼルエンジン搭載のBX91が登場
 1949年 BX91をベースにしたキャブオーバー式のBX92が登場
 1956年 新型エンジンを搭載したBX131/141/151が登場
 型式の下2桁はホイールベース長の違いを示す
 1958年 エンジンをパワーアップしたBX331/341/352に移行

 

 

 1959年 エンジンをパワーアップしBX521/BX531/BX552に移行 ボンネットが中央ヒンジのバタフライ式から後ヒンジのアリゲーター式に変わる
 1961年 エンジンをパワーアップしBX721/BX731/BX752に移行
 1962年 型式をBXD20/BXD30/BXD50に変更、フロントグリルを変更
 1967年 製造中止
 BX系は一番最後まで残っていたボンネットバスでしたので、見慣れたノスタルジックなバスとして現在でも人気があります。1970年代以降も静岡県の「伊豆の踊子号」や西東京バスの「夕やけ小やけ号」など観光地での路線バスとして使われました。

 ミニカーはトミカ ダンディ製で、1980年頃に発売されました。BXD30バスの三重交通(お伊勢さん)仕様をモデル化しています。マニア向けとして1/43でモデル化された、トミカ ダンディの意欲作でした。1/43ですから全長196㎜の堂々たるサイズで、当時のミニカーとしては非常に良い出来ばえです。ドアとボンネットが開閉するギミック付きで、昔風の懐かしいバス停も付いています。→(ドア開閉等ギミック動作画像 バス停画像 乗用車と並べた画像) バリエーションとして東海自動車、濃飛バス、一畑電鉄仕様がありました。人気のあるBX系ボンネットバスはトミカ、トミカ ダンディ(1/43)、タルガ(1/110)、京商(1/80)などで約80種類以上がモデル化されています。(それ以外にもトミカの特注品が非常に多くあります)

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NISSAN PRESIDENT (150) 1965 JAPAN

NISSAN PRESIDENT (150) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ADOVANSPIRIT H150 1/43 117㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.05m 全幅約1.80m
エンジン 変速機: V型8気筒 4L 180HP 3段自動変速
性能: 最高速185km/h
データーベースで日産 プレジデントのミニカー検索

 

日産 プレジデント 150型 日本

 

 上記セドリックのモデルチェンジに際して、3ナンバー車を専用設計して最高級車として独立させたのがプレジデントです。当時の国産車最大の5m超のボディに、最大の排気量であったV型8気筒4L(180HP)/6気筒3Lエンジンを搭載していました。3段自動変速機で最高速185km/hの性能でした。ボディは直線的なオーソドックスなデザインで、元々は上記セドリック130型用のデザインだったのですが、130型がピニンファリーナ デザインとなった為、プレジデントに転用されたものでした。

 

 最上級仕様車の価格は約300万円とこれも国産車で最高でした。1960-70年代の佐藤栄作首相の公用車として採用されました。

 

 

 ライバルのトヨタ センチュリー(1967年発表)が凝ったメカと個性的なデザインで保守的なユーザー層にあまり歓迎されなかったのに反して、オーソドックスなデザインのプレジデントは企業や官公庁に幅広く支持されました。1973年に前後のパネルデザインを変更して250型に発展しています。1990年にモデルチェンジするまで基本的な構成はそのままで、日産の旗艦として長く生産されました 。

 150型の当時物ミニカーはダイヤペットが作った物しか無く、大変貴重なレア物です。250型もダイヤペットが1976年にモデル化しています。ダイヤペットの250型 画像はアドバンスピリット製の150型で、タクシーや要人警護車などのバリエーションが数種類ほどあります。プロポーションが良く、アンチモニー製で非常に重いです。トミカとトミカ リミテッドでも250型をモデル化しています。

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NISSAN SILVIA 1600 (CSP311) 1965 JAPAN

NISSAN SILVIA 1600 (CSP311) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DIAPET 137 1/40 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.99m 全幅約1.51m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 77HP) 4段変速
性能: 最高速165km/h
データーベースで日産 シルビアのミニカー検索

 

日産 シルビア 1600 (CSP311型) 日本

 

 シルビアは1964年の東京モーターショーに「ダットサン クーペ 1500」として出品され、翌年に高級スポーツカー シルビア(車名はギリシャ神話に登場する乙女の名前にちなんだ)として発売されました。フェアレディ(SP310型)のシャーシに2人乗りクーペ ボディを架装し、SUツインキャブ4気筒1.6L(77HP) OHVエンジンを搭載していました。日本初の4段フルシンクロ変速機を介して、最高速165km/hと高性能でした。

 

 美しいボディ デザインはドイツ人デザイナーと日産デザイナーの共作で、当時としてはかなりレベルの高いデザインで、海外からも高く評価されたそうです。ただ少量生産でセドリック(約100万円)より高い価格(120万円)のスペシャルティーカーの需要は少なく、1968年までに約500台ほどが生産されただけでした。スペシャルティーカーの先駆者として登場した意欲的な車でしたが、時代に合わず商業的には失敗作でした。

 

 

シルビアは見栄えのする車ですから、ダイヤペットとモデルペットの両方からミニカーが出ています。画像はダイヤペット製で、長い間箱から出して飾っていましたが、塗装やメッキはまだきれいな状態のままです。キャビンが少し小さめながら、フロントグリルの造形などは素晴らしい出来映えです。ライバルのモデルペット製シルビアは違った感じのミニカーになっています。最近ではエブロ、京商(ポリストーン製)、日産名車コレクション(多分エブロの型流用)からもモデル化されています。

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