ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

PEUGEOT VIS A VIS 1892 FRANCE

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SAFIR 1 1/43 65㎜

 

プジョー ヴィザヴィ フランス

 

 1891年に製造された車はプジョー5台とパナール6台の計11台で、これが最初に製造された自動車として記録となっているようです。プジョーは同年に開催された自転車レース「トゥール ド フランス」の伴走車としてパリ-ブレスト間往復の1200kmを完走しています。(平均時速13km/hほど)この際に使われた車は画像のような簡単な屋根が取り付けられていました。

 

 ミニカーはフランスのクラシックカー専門メーカーのサフィール(SAFIR)製で、昔のミニカーとしてはしっかりとした作りになっています。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約2.8m 重量約500kg
エンジン 変速機: ダイムラー製 V型2気筒 565cc 2HP 4段変速 後輪チェーン駆動
性能: 
 

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PEUGEOT VICTORIA 1894 FRANCE

PEUGEOT VICTORIA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINIALUXE 22 1/43 71mm

 

プジョー ヴィクトリア フランス

 

 上記の車のシャーシ前端をのばしてドライバーが前に座るようにしたものです。ドライバーに運転させる場合はこのほうが問題がないでしょう。この当時に自動車を生産していたのは、プジョーと同じフランスのパナール ルヴァッソールだけでした。生産台数はわずかですが、エンジンの本家ドイツではまだ自動車生産が始まっていなかった時期に、フランスでは自動車生産が企業化されつつありました。

 

 ミニカーはフランスのクラシックカー専門メーカーのMINIALUXE製(実際の発音とは違うようですが「ミニオール」と呼んでます)で材質はプラスチックです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3m 重量約700kg
エンジン 変速機: ダイムラー製 V型2気筒 1282cc 3HP 4段変速 後輪チェーン駆動
性能: 最高速18km/h
 

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PEUGEOT VICTORIA 1898 FRANCE

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SAFIR 2 1/43 75mm

 

プジョー ヴィクトリア フランス

 

 上述した自転車レース伴走がきっかけになって、1894年には史上初の自動車トライアル(レースではない)「パリ-ルーアン」が開催されていて、プジョーとパナールが優勝を分け合っています。このレースには蒸気車のド ディオン ブートンも参加していました。

 

 ミニカーはサフィール製で、上述した型番1のモデルをベースにして前に張り出した部品を追加して作られています。運転席についているパラソルはいかにもそれらしいですが、実車の写真では見たことがありません。 

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約3m 重量約700kg
エンジン 変速機:  
性能: 
 

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PEUGEOT VICTORIA 1899 FRANCE

PEUGEOT VICTORIA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SAFIR 3 1/43 75mm

 

プジョー ヴィクトリア フランス

 

 「パリ-ルーアン」トライアルの翌年には、史上初の自動車レース(スピードを争う)「パリ-ボルドー」(行程1180km!)が開催され、このレースではガソリン車のみが完走しその優位性を明らかにしています。優勝したのはプジョーで、平均時速20km/h 約60時間で走破しています。これらのレースで使われていたエンジンはダイムラー製でしたが、プジョーは1896年には水平並列2気筒エンジンを開発し以後は内製のエンジンに切り替えています。(エンジンは後席下に搭載)

 

 ミニカーは上記型番2の幌を立てたバリエーションで、赤、黒、白のコントラストが綺麗で見栄えのするミニカーです。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約3m 重量約700kg
エンジン 変速機:  
性能: 
 

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PANHARD LEVASSOR 1891 FRANCE

PANHARD LEVASSOR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINIALUXE 18 1/43 61mm

 

パナール ルヴァッソール フランス

 

 エミール ルヴァッソールとルネ パナールが共同で経営するパナール ルヴァッソール社がダイムラーエンジンの製造権を得て、V型2気筒エンジンを用いた自動車を1890年に試作し、これを改良して1891年に最初の車の販売を始めました。この車はエンジンを前に置き、クラッチ、ギヤボックス、ファイナルドライブを一列に並べるという現在の自動車の基本構成を備えていました。この構成は「システム パナール」と呼ばれており自動車技術上での画期的な発明でした。

 

ミニカーはミニオール(MINIALUXE)製 材質はプラスチック製で当時のミニカーとしては細部もかなり精密に再現されています。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.5m 重量約500kg
エンジン 変速機: ダイムラー製 V型2気筒 1030cc 3.5HP 3段変速 後輪チェーン駆動
性能: 最高速22km/h
データーベースでパナールのミニカー検索
 

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PANHARD LEVASSOR 1892 FRANCE

PANHARD LEVASSOR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINIALUXE 24 1/43 61mm

 

パナール ルヴァッソール フランス

 

 この車についてもう少し詳しく説明します。エンジンは運転席の前の箱の中に配置されていて、舵取りのハンドルがその上から出ています。運転席右側にある2本のレバーは3段ギヤボックスの変速レバーと後輪のブレーキ レバーです。ミニカーでは省略されていますがペダルはクラッチとブレーキがありました。

 アクセルはなくエンジンは一定回転していました。したがってクラッチを切ってギヤをシフトするのは容易ではありませんでした。後輪はチェーンで駆動しています。(最初はデフがありませんでしたが、後につきます)。

 

ミニカーは上記のバリエーション パラソルが幌に代わっています。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約2.5m 重量約500kg
エンジン 変速機: ダイムラー製 V型2気筒 1030cc 3.5HP 3段変速 後輪チェーン駆動
性能: 最高速22km/h
データーベースでパナールのミニカー検索
 

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