ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

CITROEN H 1200kg 'PHILIPS' 1960 FRANCE

CITROEN H 1200kg 'PHILIPS' 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY (FRANCE) 587 1/43 122㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.98m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 1.6L 45HPなど多種 3段変速など
性能: 
データーベースでシトロエン Hのミニカー検索

 

シトロエン H 1200kg フィリップス 販促車 フランス

 

 シトロエン Hの標準的なボディーはバンとピックアップの2タイプでした。前輪駆動方式を採用しているので荷室部の後輪は簡単な構造にできました。したがって広大なスペースの荷室は様々なボディを自由に架装でき、各種貨物車をはじめ救急車、消防車、ポリス、レッカー車、ピックアップ トラック、移動販売車、マイクロバスなど無数のバリエーションがありました。 フランスでは「豚の鼻」の愛称で呼ばれていました。

 

 シトロエン Hはミニカーでも様々な種類の商用車がモデル化されています。当時物としてはディンキー(仏)、CIJ、JRDあたりが有名です。画像はディンキー(仏)製で、家電メーカー「フィリップス」の移動販促車をモデル化したものです。フロントウインドーが2分割の初期型なので、1960年頃の車と思います。右サイドとリアのゲートが大きく開き(画像で開閉状態が見えます)、荷室内には冷蔵庫やトースターらしき家電品が並べられています。

 当時こんな風に凝った商用車のミニカーは珍しかったので人気がありました。(程度の良いものは今でも数万円はします) ディンキー(仏)のポリス仕様も人気があります。なおCIJやJRDは滅多にお目にかかれないレア物ですが。。。新しいものとしてはマッチボックスのYTFシリーズ、エリゴール、ノレブ(1/43、1/18)、ソリド(1/43、1/18)、ブッシュ(1/87)などたくさんあります。日本のものではトミカや前述したトミカ ダンディの外国車シリーズがあり、どちらも販促用特注品などのバリエーションがたくさんあります。毛色の変わったものとしては、ポピー製のルパン 3世のキャラクター物があり、これも結構面白いですよ。  

 

 

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CITROEN VISA 1978 FRANCE

CITROEN VISA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 882 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.69m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 50HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでシトロエン ビザのミニカー検索

 

シトロエン ビザ (ヴィザ) フランス

 

 プジョーとの合併後に初めて新規開発されたビザが1978年に登場します。LNと同様にプジョー104をベースにしていますが、変わったフロントの外観やサテライトスイッチのインパネなどにシトロエンらしい味付けがされています。(プジョーそのものだったLNがシトロエンのファンには不評だったのです) ボディは5ドアハッチバックだけで、当初のエンジンは2CVから引き継いだ空冷水平対向2気筒 652cc(35HP)と水冷4気筒1.1L(50HP)を搭載し、4段変速 最高速140km/h(1.1L)の性能でした。

 

 1Lと1.3Lの水冷エンジンが追加され、1982年のマイナーチェンジでフロントが一般受けするデザインに変わり空冷エンジンがなくなりました。1984年には1.8Lのディーゼルエンジンが追加されました。1985年にはプジョー 205 GTIの1.6L(115HP)エンジンを搭載した高性能版の1.6 GTiも追加されました。ビザをベースにした商用車として、C15があります。ビザは1988年に生産終了 後継車はAXでした。

 

 

 ミニカーはノレブの当時物で、車高が高くホイールが安っぽいですが、プロポーションは悪くないです。これ以外の当時物としてはソリド、ソリドを流用したディンキーのクーガー(COUGAR)、メーベトイがあります。最近の物では、ノレブの新作、イクソやトロフューからはラリー仕様が出ています。

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CITROEN AX GTi 1991 FRANCE

CITROEN AX GTi 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 305 1/43 83mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.53m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 100HP 5段変速
性能: 最高速190km/h
データーベースでシトロエン AXのミニカー検索

 

シトロエン AX GTi フランス

 

 ビザLNを後継する車としてAXが1986年に登場しました。グループ内のプジョー 205をベースとした車で、1982年に登場したBXと同じようなグリルレスのフロントを持ちますが、全体的にBXより角が取れたデザインになっています。当初は3ドアハッチバックだけで、後に5ドアハッチバックが追加されました。エンジンは4気筒1L/1.1L/1.3L1.4L(65HP)ガソリンと、1.4L/1.5L(58HP)ディーゼルがありました。AXはプラスチック部材を使った軽量な車体(640kg)でボディも空力的に優れていた為、燃費性能が優れていました。

 

 1987年に1.3L(95HP)/1.4L(85HP)エンジンを搭載した高性能版のスポーツが追加されました。1991年のマイナーチェンジで、シトロエンのロゴが中央に移動し、前後バンパーの意匠変更が行われました。同年に電子式燃料噴射の1.4L(100HP)エンジンを搭載した高性能版GTiが追加されました。1996年に後継車のサクソが登場しましたが、AXは1998年まで生産されました。総生産台数は約240万台で、営業的には成功しています。AXは軽量化/経済性に重点を置いてデザインされていたので、従来のシトロエンらしさという観点では物足りない感じがします。(ハンドルは1本バーですが、ハイドロニューマチック式サスペンションなどは採用されず、見た目もプジョーなどと変わらない)

 

 

 ミニカーは国産名車コレクション製で2017年発売、高性能版GTiをモデル化、メーカーはイクソです。イクソは型番CLC176/177でAXをモデル化していてこれはその廉価版です。内装が無彩色に簡素化されていますが、プロポーションは良くフロント/リアも実車のイメージをうまく再現していて、AXのミニカーとしては良い出来ばえだと思います。AXはシトロエンらしくないので人気が無かったようで、当時物の量産ミニカーがありませんでした。最近になってブッシュの1/87とイクソの1/43などでモデル化されました。AXの後継車であるサクソもあまり人気が無いようで、ミニカーはイクソのラリー仕様とノレブしかありません。
データーベースでシトロエン サクソのミニカー検索
以下はフロントとリアの拡大画像、室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN AX GTi 1
CITROEN AX GTi 2

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CITROEN BX 16 TRS 1982 FRANCE

CITROEN BX 16 TRS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 154001 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.23m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 94HP 5段変速
性能: 最高速176km/h
データーベースでシトロエン BXのミニカー検索

 

シトロエン BX 16 TRS フランス

 

 GSとCXの間を埋める車として、BXが1982年に登場しました。デザインはカロッツェリア ベルトーネのM.ガンディーニによるものです。直線的な面構成のスタイルは従来のシトロエンから外れるものでしたが、以後このスタイルが新しいシトロエンのイメージになりました。ハイドロニューマチック式サスペンションや1本スポーク式ステアリングなどのシトロエンらしさも健在でした。5ドアハッチバック/ブレークのボディに、当初は4気筒1.4L/1.6L(94HP)エンジンを搭載し、5段変速 最高速176km/h(1.6L)の性能でした。

 

 プジョー製4気筒1.9Lディーゼルエンジン搭載車、4気筒1.9L(105HP)エンジン搭載のGT系、DOHC4気筒1.9L(122HP)エンジン搭載の高性能版16V、ラリー選手権用に4気筒2.1Lターボエンジン搭載で4WD化した4TCなど非常に多くのバリエーションがありました。合理的な設計で実用的でもあったBXは大ヒットし、1993年まで生産され2CVに次ぐ販売台数だったそうです。日本でもマツダのユーノス店で販売されていました。(あまり売れてなかったけど)

 

 

 大ヒットした車ですが、当時物ミニカーはノレブ(廉価版のJET-CAR)、ポリスティルの1/25ぐらいしかありません。画像は、マニア向けのノレブ製で、1997年頃に発売されました。BXの1/43ダイキャスト製ミニカーとしては一番良い出来だと思います。これ以外にはKESS MODEL(レジン製)、イクソのラリー仕様などもあります。

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CITROEN XM 1989 FRANCE

CITROEN XM 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 8501 1/18 260mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.71m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型6気筒 3L 170HP 5段変速
性能: 最高速222km/h
データーベースでシトロエン XMのミニカー検索

 

シトロエン XM フランス

 

 CXの後継として、XMが1989年に登場しました。この車もBXと同じベルトーネのデザインで、直線的な面構成ながらBXよりも滑らかなスタイルです。ハッチバックですが、リアシートと荷室の間には仕切りのガラスがあります。従来のハイドロニューマチック式サスペンションが電子制御のハイドラクティブ式に変わっています。4気筒2L、V型6気筒3L(170HP)、4気筒2.5Lディーゼルエンジンを搭載し、5段/4段自動変速 最高速222km/h(3L)の性能でした。1990年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1991年に全長4.96mのブレークが追加されました。ディーゼルエンジンのターボやV型6気筒エンジンの24バルブDOHCなども追加されました。1994年の後期型へのマイナーチェンジでメーター/ダッシュボード形状が変わり、DSから受け継がれていた1本スポーク式ステアリングがなくなりました。2000年のC5登場で、生産中止となりましたが、その後本来の後継車C6が登場しました。

 

 

 当時物のミニカーはソリドの1/18しかありません。(この頃はミニカーがあまり作られていないので) 大きいだけあって良くできています。特にリアハッチが開きその下に仕切りがついているのはさすがです(画像をクリックすると見られます)。最近の物ではノレブが前期型と後期型をモデル化しています。他にはSTARTERがセダンをNEOがブレークをモデル化しています。(ともにレジン製)

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CITROEN GS CAMARGUE BERTONE 1972 FRANCE

CITROEN GS CAMARGUE BERTONE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 182 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1015cc 55HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでシトロエン カマルグのミニカー検索

 

シトロエン GS カマルグ ベルトーネ フランス

 

 シトロエン カマルグは1972年のジュネーブショーで公開されたコンセプトカーです。GSをベースにした2+2座のクーペで、デザインはベルトーネです。深く傾斜したフロントウインドウ、大きなガラス製のリアウインドウ、ロールバーの機能を持つBピラーが特徴で、ベースのGSより車高が200㎜低くなっています。ロールバーを設けて小さなルーフで広いウインドウを確保する手法は、ランチア ストラトス HFのデザインと同じです。

 

 バンパー下に小さなグリルを持つフロントの造形は、DSのフロントを意識したものだと思います。ベルトーネのシトロエンに対する最初のアプローチはこのカマルグで、1982年に登場したBXはベルトーネのデザインとなりました。その後もベルトーネは1986年にシトロエン ザブルス(ZABRUS)というBXをベースにしたコンセプトカーを公開し、1989年に登場したXMもベルトーネがデザインしています。BXもXMもフロントの造形や直線的なボディラインなどに、カマルグのデザインが反映されてます。

 

 

 ミニカーはノレブ製 JET CARシリーズの当時物でプラスチック製です。ボディやウインドウが経年変化で少し変形していますが、基本的な部分は結構良い出来です。当時のノレブはプラスチック製からダイキャスト製に移行していた時期で、このカマルグも後期型ではダイキャスト製になりました。(変形することがわかっていればダイキャスト製も買ったのですが) また2005年頃には細部をリファインした新しいものも発売されています。カマルグのミニカーはこのノレブとマジョレットの1/55ぐらいしかないようです。

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