ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

FORD CAPRI MK I DRAGSTAR 'THE SANTA POD Glow-Worm' 1970? UK

FORD CAPRI MK I DRAGSTAR 'THE SANTA POD Glow-Worm' 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 163 1/43 114㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.9m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 不詳
性能: 不詳
データーベースでドラッグスターのミニカー検索

 

フォード カプリ MK I ドラッグスター 'THE SANTA POD Glow-Worm' イギリス

 

 停止状態からスタートし一定の距離を走り抜けるまでの時間を競うモータースポーツがドラッグレース(DRAG RACE)です。単純に速さを競うレースで、元々はアメリカの若者が夜間に行っていた路上レースに端を発するもののようです。レースに使用するマシンをドラッグスター(又はドラッグカー、ホットロッドなど)と呼び、バイク、乗用車、トラック、セミトレーラーのトラクターヘッドまで多種多様な外観の車(中身は全くの別物)が使われます。走行する距離は特に決められていませんが、1/4マイル(約402m)で行われることが多く、日本では400mのレースをゼロヨンと呼んでいます。(ドラッグレースの動画)

 

 画像のカプリ ドラッグスターのミニカーはコーギー製で、1971年に発売されました。実車を忠実にモデル化したものではなく、既存のミニカーをベースにして、ドラッグスターらしい雰囲気に仕上げたものです。フロントバンパーを押すと ボディ全体が跳ね上がるギミックが付いています。内部はV型8気筒エンジンを搭載したシャーシがかなりリアルに再現してあり、ドライバーも乗っています。ホイールはコーギーの初期のフリーホイール「Whizzwheels」ですが、ドラッグスター風のものが使われています。なおSANTA PODとはレースが行われるレース場の名前で、Glow-Wormとは「発光する芋虫?」の意でこの車のあだ名でしょう。 

 

 

 ドラックスターのミニカーとしては、古いものではポリトーイのドラックスター ドラゴ、ディンキーのドラッグスター セットなどがありました。ディンキーのセットはミニカーを押し出す発射装置付で、1970年代にはフリーホイールのミニカーを走行させて遊ぶ為のトラックコースのセットなどがありました。(当時のマッチボックスのカタログ画像 現在のミニカーとは全然違う玩具の類ですが) 最近でもトミカ、マテルなど様々な種類のドラッグスターがモデル化されています。

 
 

FORD CAPRI 2900 1971 UK

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SOLIDO 190 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.28m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.9L 4段変速
性能: 
データーベースでフォード カプリのミニカー検索

 

フォード カプリ 2900 イギリス

 

 カプリはエンジンと内外装の豊富な組合わせで幅広いユーザー層を獲得し、英独両フォードを合わせて5年間で100万台以上が生産されました。カプリには2ドアクーペしかありませんから、それを考えると大変なヒットだったと思います。

 

 カプリはその高性能をアピールするために、モータースポーツにも積極的に参戦しました。レースのホモロゲーション用市販車としてV型6気筒2.6L(150HP)エンジンを搭載したRS2600が設定され、その強化版RS3100(148HP 排ガス規制でパワーダウン)も追加され、その最高速は200km/hにまで達しました。RS2600は1971年のスパ 24h優勝や1972年ルマンでのクラス優勝など、ツーリングカーレースで大活躍しています。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物で、1971年のスパ 24h優勝車をモデル化したものです。(レース仕様車は2.9Lで機械式燃料噴射装置でパワーアップされていましたので2900という名前です) 4灯式ヘッドライト、ブラックアウトされたグリル、オーバーフェンダー、太いタイヤなどRS2600の仕様となっています。

FORD CONSUL COUPE 1972 UK

FORD CONSUL COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
GAMA 996 1/43 103㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.57m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: 4気筒 2L 82HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速148km/h
データーベースでフォード コンサルのミニカー検索

 

フォード コンサル クーペ イギリス

 

 ゼファー/ゾディアックは1972年にコンサル/グラナダに切り替わりました。独フォードのタウナス17/20/26Mも同様にグラナダに切り替わり、英独フォードの車種統合が完了しました。コンサルはグラナダの廉価版として設定されたもので、1975年以降はグラナダに一本化されました。

 

 グラナダのボディはゼファー/ゾディアックのような無駄なスペースが整理されて一回り小さくなり、アメリカ車的なイメージがほとんど無くなりました。ボディバリエーションは2/4ドアセダン、5ドアワゴン、2ドアクーペがありました。

 

 

 ミニカーはガマ製で左ハンドルなので本来は独フォードのコンサルですが、当時物のミニカーはこれぐらいしかありません。見た目はほとんど同じですのでご了承ください。1/43よりも少し小さめに出来ています。ガマ独得の作風でデフォルメされてますが、実車のイメージはそれなりにうまく再現されてます。

 
 

FORD GRANADA GXL 1973 UK

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GAMA 997 1/43 103㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.57m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.5L 120HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速171km/h
データーベースでフォード グラナダのミニカー検索

 

フォード グラナダ GXL イギリス

 

 コンサル/グラナダの車体は英/独フォードで統一されましたが、エンジンはまだ別々でした。英フォードではコンサルには標準で4気筒2L(82HP)エンジンが搭載され、グラナダの標準はV型6気筒2.5L(120HP)エンジンでコンサルではオプション設定、V型6気筒3L(138HP)エンジンがコンサル GTの標準でグラナダのオプション設定となっていました。グラナダの3Lは4段変速(3段AT)で、最高速182km/hの性能でした。独フォードでは4気筒1.7/2L、V型6気筒2/2.3/3Lと多くのエンジンが設定されていました。

 

 1977年にボディを直線的なデザインに変更し、MK IIとなりました。この時点でエンジンが独フォードの物に統一されました。独フォードでは1985年のMK IIIへの変更でスコーピオに改名されましたが、英フォードでは1990年代までグラナダとして生産されました。

 

 

 ミニカーは上記と同じガマ製で、これも本来は独フォードのグラナダです。写真撮影でこのミニカーのウインカーがオレンジ色に着色されていないことに気づきました。こういう仕様だと思っていたのですが、どうも塗り忘れのようです。(昔のミニカーではたまにこういうことがあります)

FORD ESCORT MK II 1975 UK

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SOLIDO 45 1/43 94㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.98m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 54HP 4段変速 3段自動変速
性能: 最高速137km/h
データーベースでフォード エスコート MK IIのミニカー検索

 

フォード エスコート MK II イギリス

 

 エスコートは1975年にMK IIになりました。基本構成はMK Iを踏襲し、ボディが直線的なデザインになっています。エンジンもMK Iと同じ4気筒1.1L(48HP)、1.3L(54HP)、1.6L(86HP)、コスワース製DOHC1.8L(117HP)、2L(110HP)と豊富で、4段変速(3段AT)で最高速180km/h(2L仕様)の性能でした。コスワース製エンジンを積むRS1800はラリーで活躍し、RACラリーでは1975年から1979年まで連続優勝しています。

 

 1978年のマイナーチェンジでは上級仕様に使われていた角型ヘッドライトがほとんどの車種に採用されました。MK I同様に人気が有り、商業的にも成功し、1980年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。プロポーションは良いのですが、ヘッドライトが小さすぎるのでフロント部分があまり似てません。当時物はこれぐらいしか有りませんが、RS1800のラリー仕様車はトロフューやミニチャンプスからたくさんモデル化されてます。

 
 

FORD FIESTA 1976 UK

FORD FIESTA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 53 1/43 86㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.57m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 53HP 4段変速
性能: 最高速145km/h
データーベースでフォード フィエスタのミニカー検索

 

フォード フィエスタ イギリス

 

 フォードが世界戦略車として開発した本格的な小型車がフィエスタで、1976年に登場しました。同時期のGMの世界戦略車Tカー(オペル カデットなど)に対抗した車でもありました。4気筒957cc(45HP)と1.1L(53HP)エンジンをダンテ ジアコーサ方式で横置きする前輪駆動車で、4段変速で、最高速145km/h(1.1L)の性能でした。サイズは全長3.61m全幅1.57mと同時期のフォルクスバーゲン ポロとほぼ同じ(現在の軽自動車より少し大きい)で、フォードが作った一番小さい車でした。デザインは極めてシンプルで時代に即した物です。

 

 1977年に1.3L(66HP)エンジン、1981年に1.6L(84HP)エンジンを搭載した高性能版XR2が追加され、1983年にはMK IIにマイナーチェンジし、1989年に2代目に切り替わりました。イギリス、ドイツ、スペインの3工場で生産され、1981年には生産累計200万台を達成するなど大ヒットしました。

 

 

  初代フィエスタの当時物ミニカーはこのソリドの物とオートピレン(スペイン ディンキーに同じ)、メーベトイなどがあります。これはプロポーションは良いのですが、フロントグリルの造形などが簡単すぎてやや物足りません。ソリドもコストダウンでこの頃から今ひとつの出来映えになっていきました。

 

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