ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

ALFA ROMEO OSI SCARABEO 1966 ITALY

ALFA ROMEO OSI SCARABEO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
POLITOYS 575 1/25 155㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.72m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 113HP 5段変速
性能: 最高速200km/h
データーベースでアルファ ロメオ OSI スカラベオのミニカー検索

 

アルファ ロメオ OSI スカラベオ イタリア

 

 OSI(Officine Stampaggi Industri)は、ギアの社長であったルイジ セグレ(Luigi Segre)が1960年にトリノに設立したカロッツェリア(コーチビルダー)でした。主にフィアットから委託された量産車のボディを製造していました。OSIが製造していた車としては、フィアット 2300S クーペフィアット 1300/1500 ファミリアーレ、フィアット OSI 1200、フォード タウヌス 20M TSなどがありました。後にギヤから独立して独自デザインの車も製造しましたが、1967年に自動車生産から撤退しています。

 

 量産車以外でOSIがデザインしたプロトタイプとしては、フォード マスタング、アルファ ロメオ OSI スカラベオ、DAF シティカーなどがありました。特にスカラベオはその独創的なデザインで有名でした。ジュリアのエンジンを使ったレースカーのプロトタイプで、ドライバーの着座位置を車体中央に置き、操作性/操縦性に優れたコクピットを提案したものでした。このデザインを実現するためにエンジンを横置きミドシップ搭載していますが、これは当時としては珍しいエンジン搭載方式でした。(現在のミドシップカーのデザインの先取りといえます) スカラベオはこのクーペ以外に、もう少し一般的なデザインのクーペとオープンのスパイダーがありました。

 

 

 ミニカーはポリトーイの当時物で、1969年に発売されました。私の知る限りでは、1/43よりサイズの大きい1/25の量産ミニカーはこれが最初の物でした。エンジン等のメカを再現したことで人気のあった1/43のMシリーズを発展させ、サイズを大きくしてより精密にメカを再現したポリトーイの意欲作でした。独創的なボディが良く再現され、大きく開くキャノピー、メーターのカバーガラスまで再現したコクピット、コイルスプリング式サスペンションと横置きエンジンのメカ部分、ハンドルと連動させた前輪操舵など素晴らしい出来ばえです。当時このミニカーを入手したときはその精密さに驚きました。ただこの1/25シリーズは最初の数車種はレベルの高い出来ばえでしたが、その後は単に1/43を大きくしただけの並みの出来ばえになってしまいました。これ以外の当時物ではディンキー(英)がありました。最近の物では、ALEZANのレジン製があるようです。
データーベースでOSI(カロッツェリア)のミニカー検索

 以下はフロントの拡大画像とキャノピー/リアフードを開いた状態の画像、室内とエンジン部分の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO OSI SCARABEO 1
ALFA ROMEO OSI SCARABEO 2

 以下はディンキー(英)のOSI スカラベオの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO OSI SCARABEO 3
ALFA ROMEO OSI SCARABEO 4

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ALFA ROMEO CARABO BERTONE 1968 ITALY

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SOLIDO 172 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.18m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 2L 230HP 6段変速
性能: 最高速250km/h
データーベースでアルファ ロメオ カラボのミニカー検索

 

アルファ ロメオ カラボ ベルトーネ イタリア

 

 アルファ ロメオ カラボは1968年のパリ サロンで公開されたデザイン コンセプトカーです。直線的で鋭くとがったウエッジシェイプを基調にした極めて前衛的なデザインはベルトーネのM.ガンディーニによるものです。シャーシはアルファ ロメオ ティーポ 33で、V型8気筒エンジンをミドシップ搭載しています。前方に跳ね上がるドアの開閉方式(シザードア)はこの車で初めて採用された目新しいものでした。ボディ後方はエンジンの排熱の為ルーバーで覆われていて、後方視界はそのルーバーの隙間から見る?ようです。このルーバーのモチーフはフロントノーズやボディ前後の下部にも反復されています。

 

 特徴的な前方に跳ね上がるドアを採用したことで分かるように、この車のデザインは3年後の1971年に発表されたランボルギーニ カウンタックに生かされています。(デザインは同じM.ガンディーニです) なおカラボという名前は昆虫のオサムシ(CARABIDAE)に由来していて、ボディカラーの緑とオレンジもその虫の色にあわせたようです。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。カラーリングも含めて シャープな造形で実車を忠実に再現したソリドの傑作です。また跳ね上げ式のドアが開閉するギミック付きで、その動作はスムーズかつ開閉部の隙間も最小でソリドの鋳造技術の高さを示しています。(可動部のあるソリドやメルクリン等の昔のミニカーの鋳造技術は現在のミニカーよりレベルが高いです) ソリド以外にもディンキー(仏)、ポリトーイ、マーキュリー、マッチボックスがモデル化しており、当時の実車の人気の高さを反映しています。エンジンなども再現してあるポリトーイの1/25やディンキー(仏)も結構良い出来ばえです。最近ではスパークがモデル化しています。

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ALFA ROMEO GIULIA 1600 TI 1962 ITALY

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POLITOYS 523 1/43 101㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.14m 全幅約1.56m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 92HP 5段変速
性能: 最高速165km/h
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アルファ ロメオ ジュリア 1600 TI イタリア

 

 戦後のアルファ ロメオを代表する傑作車ジュリアが1962年に登場しました。ジュリアとは1.3Lのジュリエッタの姉という意味で、最初に登場したジュリエッタ TIはDOHC4気筒1.6L(92HP)エンジンを搭載し、5速変速機、4輪ディスクブレーキ(初期型は除く)、最高速165km/hの高性能サルーンでした。

 

 ジュリアには多くのバリエーションがあり、ベルリーナ(セダン)のTI、その高性能版のTIスーパー、1.3Lエンジンの廉価版TI 1300、クーペのスプリント、オープンのスパイダーなどがありました。1977年まで生産されました。(後継車は2代目ジュリエッタ)

 

 

 ジュリアのミニカーはたくさんありますが、これはポリトーイの当時物です。サイドに走るプレスライン、ラップラウンドしたリアウインドーなどジュリアのイメージを実によく再現してあります。ポリトーイのMシリーズの中でも特に出来が良いと思います。

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ALFA ROMEO GIULIA SPRINT GT 1963 ITALY

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POLITOYS 500 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.98m 全幅約1.54m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 105HP 5段変速
性能: 最高速180km/h
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アルファ ロメオ ジュリア スプリント GT イタリア

 

 ジュリア シリーズ一番の人気モデルが、1963年に登場したスプリント GTでした。人気の理由はG.ジウジアーロがデザインした美しいベルトーネ製のクーペボディで、4人が無理なく乗ることができました。またエンジンは105HPにパワーアップされ、軽量化された車体の最高速は180km/hに向上していました。

 

 コンバーチブルのGTC、高性能版(109HP)のGTV(ヴェローチェ)、レース用にアルミ製ボディで軽量化したGTA、1.3L(88HP)エンジンを搭載した廉価版の1300GTジュニアなどのバリエーションが生まれました。1967年まで約3万台以上が生産されました。

 

 

 これはポリトーイ初期のMシリーズの第1作目のモデルです。記念すべき最初のモデルに選ばれたことが、スプリント GTの人気を物語っていると思います。あまりデフォルメせず、素直にモデル化されています。(ただタイヤが少し大きめですが)

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ALFA ROMEO 1600 SPIDER (DUETTO) 1966 ITALY

ALFA ROMEO 1600 SPIDER (DUETTO) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MEBETOYS A18 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.25m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 109HP 5段変速
性能: 最高速187km/h
データーベースでアルファ ロメオ スパイダーのミニカー検索

 

アルファ ロメオ 1600 スパイダー (デュエット) イタリア

 

 この車はジュリアの名前が付いていませんが、ジュリアの派生モデルで、1966年に発表されました。デュエットというサブネームは一般公募で決められたもので、正式の名前ではありません。ピニンファリーナ製の独特なスタイルの2座スパイダーボディにヴェローチェ用の109HPエンジンを搭載し、最高速は187km/hと高性能でした。

 

 上記スプリントGTより少し高価でしたが、このスタイルでこの車も人気を博しました。1969年にリアオーバーハングを切り落として少しモダンなスタイルとなり、エンジンは1.8L(118HP)、2L(133HP)と大きくなっていきました。北米で根強い人気があり、結局基本的なデザインはそのままで、なんと1990年頃まで生産されていました。

 

 

  ミニカーはメーベトイ製の当時物で、このメーカー特有の柔らかな感じのミニカーに仕上がっています。(テールがやや下がりすぎですが) 交換出来るハードトップも付属しています。

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ALFA ROMEO GIULIA TZ 1963 ITALY

ALFA ROMEO GIULIA TZ 画像をクリック/タップすると画像が変わります
POLITOYS 516 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.98m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 130HP 5段変速
性能: 最高速225km/h
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アルファ ロメオ ジュリア TZ イタリア

 

 TZはジュリエッタ SZの後継としてレース用に120台が限定生産されたGTカーです。このTZとはTubolare Zagatoの略で、チューブラ フレーム(鋼管で組んだ車体)にザガートのデザインしたボディを載せたという意味です。SZのスタイルをさらに突き詰めた無駄が無く美しい流線型ボディはアルミ製で、車重はわずか660kgでした。

 

 当初のエンジンはジュリア TIの1.6Lを130HPにチューンした物で、最高速は225km/hでした。(レース用ではさらに高度なチューンがされていたはずです) 1965年にはボディがさらにダイナミックになったレース専用のTZ 2が登場しています。ルマンに出場しクラス優勝するなど活躍しています。

 

 

 ミニカーはポリトーイのMシリーズです。特徴的なリアのコーダトロンカ部分がうまく再現されていて、実車よりもかっこよく?できています。ただフェンダーミラーはもう少し小さい方がいいですね。

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