ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

FIAT ABARTH 695 SS 1964 ITALY

FIAT ABARTH 695 SS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MEBETOY (MATTEL GRANTROS) 6608 1/43 69㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約2.97m 全幅約1.32m
エンジン 変速機: 空冷2気筒 689cc 38HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでフィアット 500/595/695のミニカー検索

 

フィアット アバルト 695 SS イタリア

 

 アバルトは量販車のチューニングやパーツ開発を行っていた会社で、フィアット車のチューニングで有名です。フィアット 500をベースにしたモデルとしては
 排気量500ccのアバルト 500 (20HP) 1957年登場
 排気量594ccのアバルト 595/595 SS (32HP) 1963/1964年登場
 排気量689cc)のアバルト 695/695 SS (38HP) 1964年登場
などがあります。SSは高性能版でグループ2のレース仕様です。

 

 アバルトはフィアットから未完成車を受け取り、アバルト製パーツを組み付けてアバルト仕様車に仕上げます。組み付けるアバルト製パーツはエンブレム、ダッシュボードのスピードメーター/タコメーター/油圧メーター、ステアリングホイール、キャブレターやマフラーなど吸排気系パーツ、エンジンのバルブ、ピストン、オイルパンなど非常に多岐にわたっていました。レース仕様車はエンジン冷却を良くする為、リアフードを開いた状態に固定したものが多いです。695 SSの最終版は1971年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはメーベトイ(マテル グラントロス)製の当時物です。ノーマルの500の底板のバンパー部分を変更して、695のレース仕様風(実車のモデル化ではなく多分創作)に仕上げています。昔のミニカーですので実車通りにリアルではないですが、実車の雰囲気を十分に感じることができます。これ以外の当時物ではポリトーイ(1/25)の595もあります。最近のものでは、ブルムの595/695 、ビテスの695、エブロの595などがあります。レジン製ですがPINKO製の派手なレース仕様車も面白いモデルです。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1785

   

FIAT 1800 1959 ITALY

FIAT 1800 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 217 1/47 94㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: 6気筒 1.8L 75HP 4段変速
性能: 最高速137km/h
データーベースでフィアット 1800のミニカー検索

 

フィアット 1800 イタリア

 

 戦後型1400の上級車1900は、1959年に1800と2100に変わりました。1800と2100は全長4.5mの大型ボディに6気筒1.8L(75HP)と6気筒2.1L(82HP)エンジンを搭載した高級車でした。2100には全長4.75mとより長いボディを持つスペチアーレという上級モデルがあり、この車が当時のフィアットの最上級車でした。

 

 1962年に1800は81HPにパワーアップして1800Bとなり、2100は2.3L(105HP)に排気量を拡大し4灯式のヘッドライトに変わりました。

 ミニカーはコーギーの当時物で、コーギー初のイタリア車です。コーギー流で1/47と小さめに出来ています。まだギミックがなく実にシンプルな作りです。側面から見るとフロントとリアが逆前傾している角張った直線的なスタイルがよく再現されています。

 

 

 

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=657

   

 

FIAT 1500 1961 ITALY

FIAT 1500 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MEBETOYS A02 1/42 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.03m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 72HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでフィアット 1500のミニカー検索

 

フィアット 1500 イタリア

 

 戦後型1400の後継車として1961年に1300と1500が登場しました。1300と1500は全長約4mの中型ボディに、上級車の1800、2100の6気筒から2気筒分を取り去ったような設計の4気筒1.3L(65HP)と4気筒1.5L(72HP)エンジンを搭載した中級車でした。

 

 ヘッドライトの上にひさしのような飾りがついたデザインは、当時のシボレー コルベアに端を発する流行だったそうです。(シトロエン アミ 6NSU プリンツ 4も同じです) ワゴンのファミリアーレが追加され、フィアットの中型車として1968年まで生産されました。

 ミニカーはメーベトイの当時物で、メーベトイ特有の柔らかい味付けがされてます。この1500は実用車ですが、イタリア車らしい軽快なデザインで結構魅力的に見えます。

 

 

 

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=658

   

FIAT ABARTH 1000 1962 ITALY

FIAT ABARTH 1000 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 124 1/43 81㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.48m 全幅約1.41m
エンジン 変速機: 4気筒 982cc 64HP 4段変速
性能: 最高速175km/h
データーベースでフィアット アバルト 750/850/1000のミニカー検索

 

フィアット アバルト 1000 (モノミッレ) イタリア

 

 アバルトは量販車のチューニングやパーツ開発を行っていた会社で、フィアット車のチューニングで有名です。フィアット 600をベースにしたオリジナル ボディを持つアバルト車には
 排気量 747㏄ アバルト 750 クーペ
 排気量 696-850㏄ アバルト 700/750/850 ビアルベーロ レコルト モンザ
 排気量 982㏄ アバルト 1000 ビアルベーロ/モノミッレ
などがありました。ビアルベーロ(BIALBERO)とはイタリア語でDOHCの意味で、そのエンジン搭載車がモンザ(モンツァ) サーキットで速度記録を達成したことを記念してレコルト モンザという名前がつけられました。

 

 最初(1956年)に登場したのは排気量を747ccに拡大し42HPまでパワーアップしたエンジンを、ザガート製のクーペ ボディに搭載した750 クーペでした。この車はルーフが低くヘッドスペースを確保するためにルーフ左右にこぶ状の膨らみがあったのでダブル バブルと呼ばれました。次にこのエンジンをDOHC化し、ザガート製の新しいクーペ ボディに搭載したのが「レコルト モンザ」シリーズで、1958年に登場しました。このシリーズには排気量が異なる700/750/850のバリエーションがありました。 

 

 

 1960年に登場した1000 ビアルベーロも750 ビアルベーロと同じようなボディデザインでしたが、1963年にリアのデザインを丸っこいものから少し後に伸ばして上に反ったコードトロンカ式に変更しています。(このデザインはスコルピオーネとも呼ぶようです) 5段変速が採用され、982cc(97HP)ながら最高速は210㎞/hで1Lクラスでは世界最速でした。また1000にはモノミッレという名前でDOHCではないエンジンを搭載した乗用GT仕様がありました。

 ミニカーはソリド製の当時ものです。ビアルベーロではなくGT仕様のモノミッレをモデル化しているようです。実車の丸っこい感じが良く再現されています。リアが少し長く見えるのは、リアオーバーハングが長くなった後期型をモデル化しているからでしょう。これ以外の当時物としては、マーキュリーの1000 ビアルベーロがあります。最近のものでは、ベスト モデル、スターラインなどがあります。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1784

   

 

FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 1957 ITALY

FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 113 1/43 99㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.3m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 750cc 61HP 4段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでフィアット アバルト 750/850/1000のミニカー検索

 

フィアット アバルト 750 速度記録車 イタリア

 

 アバルトは前述した750cc エンジン(DOHC化する前)の実力を宣伝するために、1956年にモンザ(モンツァ) サーキットでそのエンジン搭載車による速度記録に挑戦しています。ベルトーネ デザインの流線形ボディ速度記録車は、44HPにチューンした750ccエンジンを搭載していました。この車は24時間の平均車速で500-750ccクラスの世界記録となる156.985km/hを達成しました。

 

 1957年にはDOHCの750㏄ ビアルベーロ エンジンを搭載したピニンファリーナ デザインの流線形ボディ速度記録車が、3時間の平均車速で500-750ccクラスの世界新記録となる197.826km/hを達成しています。これらの速度記録達成を記念して、1958年に登場したフィアット アバルト 750 ビアルベーロに「レコルト モンザ」という名前が付けられました。

 

 

 1958年には量産型のフィアット 500 アバルト仕様が、1週間連続耐久走行で総走行距?18186.440km 平均時速108.252km/hを達成して大きな話題となったそうです。その後も1960年代に1L /1.1L エンジンを搭載したピニンファリーナ デザインの速度記録車が各種の速度記録を達成するなど、フィアット アバルトの速度記録車はこれ以外にもたくさんありました。

 ミニカーはソリド製の当時物です。このミニカーは1961年に作られているので、1960年の1Lのピニンファリーナ製速度記録車と考えていました。今回WEBなどで色々と調べた結果、「レコルト モンザ」の由来となった1957年の速度記録車であると判断しました。(全長が一番それらしいのも理由の一つ) 当時物ミニカーとしてはドライバーが付いたガマ製もあり、ソリドと同じ型を使っているかのように似ています。それ以外の速度記録車の量産ミニカーではブルムのフィアット 500 アバルト 速度記録車、イタリアのミニカー付雑誌アバルト コレクションにベルトーネ製 750cC速度記録車やピニンファリーナ製 500cC速度記録車などがあります。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1794

   

FIAT 682N FULL-TRAILER CAR TRANSPORTER 1952? ITALY

FIAT 682N FULL-TRAILER CAR TRANSPORTER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MERCURY 82 1/50 207mm + 242㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約11m + 約13m 全幅約2.5m
エンジン 変速機: 6気筒 11.5L ディーゼル 180HP 4X2段変速
性能: 最高速 不詳  
データーベースでフィアット 商用車 600シリーズのミニカー検索

 

フィアット 682N フルトレーラー カートランスポーター イタリア

 

 フィアット初期のトラックに関しては、エドワード期の18BLに記載しました。その後のフィアット商用車の歴史を簡単に記載します。1925年代に4気筒2.3Lエンジンを搭載する小型トラック 603が登場しました。6で始まる3桁の型式で表記される600シリーズは、トラック/バスの型式として長く続きました。代表的なモデルとして小型トラックでは615、625、大型トラックでは619、640、670、680、690などがあり、Nが付くのはディーゼルエンジン仕様でした。1955年からバスの型式として300/400シリーズが登場しました。

 

 フィアットは1938年にイタリアの商用車メーカー OMを買収し、1966年にフランスのユニック(UNIC)を傘下に収めました。1975年にフィアットの大型商用車を中心にして、ランチアの商用車、ドイツのマギラスが合併してイベコ(IVECO) グループが設立されました。現在イベコは小型商用バンから大型トラック/バス、産業用車両、鉄道車両などを製造しています。

 1952年に登場した大型トラック682は1988年まで生産されたロングセラーのトラックでした。エンジンは6気筒11.5L(180HP)ディーゼルで、積載量は16-40t、トラック、トラクター(T)、バス(RN)などがありました。1970年に最終仕様682N4が登場し、1970年代後半以降はアフリカ諸国への輸出が主力となり、アフリカのナイジェリアで製造されたアフリカ仕様の682N4は「King of Africa」と呼ばれていたようです。
データーベースでイベコのミニカー検索

 

 

 ミニカーはマーキュリー製で、約60年も前の1957年頃に発売されています。(入手したのは1969年で私はまだ学生でした) 当時のフィアット社で実際に使われていたと思われる682N カートランスポーターをモデル化しています。フルトレーラーとして連結すると全長約45㎝となり、車を搭載すると見映えがします。マーキュリーは自動車部品を製造するメーカーで、ミニカーは本業ではなかったのですが、自動車関連会社らしいマニアックなモデルが多く、このカートランスポーターも当時としては結構リアルな出来ばえでした。トラック本体、底板、枠柱などはダイキャスト製ですが、車を乗せる床は板金加工品で枠柱とリベット止めで組立てられています。トラック/トレーラーは簡単な作りですが、トレーラーのリアにあるリフトは手が込んでいて、実際にハンドル操作で作動するように出来ています。以下の簡易動画でフィアット 500(ブルム製)を積載した状態やリフトの作動をお見せします。(画像のマウスオーバーやタップで動画がスタートします)

fiat 682 car transporter0
dfiat 682 car transporter1

以下はリフトを使ってフィアット 500を積込む動作です。(画像のマウスオーバーやタップで動画がスタートします)
fiat 682 car transporter2
dfiat 682 car transporter3

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1903

   

 

ページ  « 前へ 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10   次へ »