ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN CEDRIC 300LV (Y34) 2001 JAPAN

NISSAN CEDRIC 300LV (Y34)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC 300LV (Y34)


KYOSHO JC02002W 1/43 113㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.87m 全幅約1.77m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3L 240HP 4段自動変速/CVT無段変速
性能: 最高速180km/h (国内仕様)  データーベースでセドリック/グロリア Y34型のミニカー検索

日産 セドリック 300LV Y34型 日本 2001年

 

 1999年に日産 セドリック 10代目(グロリア 11代目) Y34型が登場しました。基本的なデザインは先代とほとんど同じ4ドアハードトップですが、フロントグリルと一体化した異形ヘッドライトによってフロントの雰囲気が一新されました。エンジンは直噴方式を採用したDOHC V型6気筒2.5L(210HP)/3L(240HP ターボ 280HP)と4WD仕様専用のDOHC 6気筒2.5L(260HP)が搭載されました。変速機は先代の電子制御4段に加えて3Lターボエンジン車には金属ベルトを使用しない無段変速機トロイダルCVTが採用されました。2001年のマイナーチェンジでフロントグリルやテールライトの意匠が変更されました。

 

 姉妹車グロリア 11代目はフロントグリルやテールライトの意匠が少し異なるだけではなく、先代のグランツーリスモ アルティマのようなスポーティさを強調する性格付けでセドリックと差別化するようになりました。セドリック系をベースにしていたシーマは2001年に登場した4代目 F50型では新しいプラットフォームに移行しました。同時に登場したインフィニティ Q45 3代目はそのシーマ F50型にV型8気筒4.5L(280HP)エンジンを搭載した姉妹車でした。セドリック/グロリアは2004年に生産中止となり45年間の歴史を閉じました。後継車はフーガとなりました。なおセドリック(Y31型)の営業車(タクシーなど)は2014年まで生産されました。

 

 

 ミニカーは2002年に発売された京商製の当時物です。セドリック Y34型 後期型をモデル化しています。プロポーションが良く特徴的なフロントグリル/ヘッドライトがリアルに出来ていて室内も彩色されて良く再現されているので、とても良い出来ばえです。ボンネット上のエンブレムもリアルです。京商はグロリアもモデル化しています。当時物ミニカーとしてはMテックとトミカのセドリックとグロリアがありました。当時物以外では国産名車コレクションのグロリア、日産名車コレクションのセドリック、WIT'S(レジン製)のセドリックとグロリア、コナミのセドリック 1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN CEDRIC 300LV (Y34) 1
NISSAN CEDRIC 300LV (Y34) 2

 以下は2003年に発売された同じ京商 Jコレクション製の日産 グロリア 2001 (Y34) (1/43 型番JC02015B)の画像です。フロントグリル、ボンネット上のエンブレム、フロントバンパーなどが変更されています。ボディカラーに合わせて内装も色調を変えてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GLORIA (Y34) 1
NISSAN GLORIA (Y34) 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製の日産 セドリック 2001 (Y34) (1/43 No.54)の画像です。メーカーはイクソで、上述した京商 Jコレクションと同じ型を使い内装などの仕上げを少し簡素化したものです。(イクソは京商 Jコレクションの製作をしていますので流用ができるのです) なお上記のJコレクション製はサイドウインドーを下した状態になっているので、室内が良く見えますが、この日産名車コレクション製はサイドウィンドーを上げた状態になっています。これは室内の仕上げを簡素化しているので、あまり見て欲しくないのでしょう。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC (Y34) 5
NISSAN CEDRIC (Y34) 6

 以下は2009年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製の日産 グロリア 2001 (Y34) (1/43 No.95)の画像です。メーカーはイクソで、上述した京商 Jコレクションと同じ型を使い内装などの仕上げを少し簡素化したものです。(イクソは京商 Jコレクションの製作をしていますので流用ができるのです) これもサイドウィンドーが閉じていますので、室内が見えにくいです。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GLORIA (Y34) 3
NISSAN GLORIA (Y34) 4

 以下は2001年に発売されたMテック製の当時物 日産 セドリック 1999 (Y34) (1/43 型番M4-11-A)の画像です。MテックのM4シリーズは大人のマニア向けに作られたシリーズでレジン製です。これはセドリック 前期型をモデル化していますので、フロントグリルが上記のJコレクションのセドリック 後期型と少し違っています。(フロントグリルの横枠の数が前期型のほうが多い) なお全体的にボディの角が立っている感じがして、その点が今一つの出来ばえです。室内もそこそこ良く再現しているのですが、サイドウィンドーを上げた状態なので室内があまり良く見えません。(ウィンドーは透明ですが厚みがあるので室内は歪んで見えます) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC (Y34) 3
NISSAN CEDRIC (Y34) 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC (Y34) 5
NISSAN CEDRIC (Y34) 6

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NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 2001 JAPAN

NISSAN CIMA 450 VIP (F50)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CIMA 450 VIP (F50)


J-COLLECTION JC08024BL 1/43 116mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.85m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4.5L 280HP 5/4段自動変速
性能: 最高速180km/h (国内仕様)  データーベースで日産 シーマのミニカー検索

日産 シーマ 450 VIP F50型 日本 2001年

 

 1995年に日産 セドリック (Y33)が登場し、その翌年に上級車シーマ 3代目(FY33)が登場しました。シーマ 先代はおとなしいデザインでしたが、一転して押出しの強いフロントグリルを持つデザインに変わりました。エンジンはDOHC V型6気筒3Lターボ(280HP)とDOHC V型8気筒4.1L(270HP)を搭載する後輪駆動車で後に4WD仕様も追加されました。1998年のマイナーチェンジでフロント/リアの意匠が変更され、1999年に日本車初の自動ブレーキング機能を備えた車間自動制御システムが採用されました。2001年に生産中止となりました。なお1997年に登場した海外向けのインフィニティ Q45 2代目(FY33)はほぼ同じ外観の姉妹車でした。(実車画像→ 日産 シーマ (FY33) 1996)

 

 2001年にシーマ 4代目(F50)/(海外仕様 インフィニティ Q45 3代目)が登場しました。外観は先代の厳ついデザインから一転して大型ヘッドライトを持つスポーティなデザインに変わりました。セドリック (Y34)と同じ大型車用プラットフォームを採用する後輪駆動車(4WD仕様もあり)で、DOHC V型6気筒3Lターボ(280HP)とDOHC V型8気筒4.5L(280HP)エンジンを搭載していました。日本初のドアミラーウインカー、高速道路上で車線をカメラで検知し車線から外れることを防止する世界初の車線逸脱防止支援システム、それを使った先行車の自動追尾運転など先進技術が採用されていました。2008年のマイナーチェンジでフロント/リアの意匠が変更されました。なお2003年に登場したプレジデント 4代目(PGF50)は、シーマ 4代目(F50)の姉妹車でほとんど同じ外観でした。2010年にシーマとプレジデントは生産中止となりました。シーマは2012年に5代目(HGY51)がハイブリッド専用車として復活しました。(実車画像→ 日産 シーマ ハイブリッド 2015)

 

 

 ミニカーは2002年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。シーマ 4代目 V型8気筒エンジン搭載車 初期型をモデル化しています。プロポーションが良くスポーティな実車のイメージがうまく再現されています。ボンネット先端のエンブレムはそこそこリアルに出来ていて、灯火類や室内など細部も良く再現されています。特にV型8気筒エンジン搭載車のヘッドライトは小型プロジェクターランプをバルカン砲のように束ねたバルカンヘッドと呼ばれるものでしたが、これがなかなかそれらしく再現されてます。京商 Jコレクションは海外仕様のインフィニティ Q45と2008年にマイナーチェンジした後期型もモデル化しています。Jコレクション以外のシーマ 4代目のミニカーはトミカの1/65、ダイヤペットの1/43、WIT'S(レジン製)、RAI'Sのポリス仕様、日産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント(エンブレム拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 1
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 2

 以下は2002年に発売されたダイヤペット アガツマ製の日産 シーマ (1/43 型番DK-1014)の画像です。この当時のダイヤペットは従来の1/40の子供向けミニカーに加えて、1/43のプロモーションモデル的なミニカーも数点ほど発売していました。このシーマはその1台で、従来のダイヤペットとは異なるリアルな作風で、上記のJコレクション製ほどではないですが、結構良い出来ばえでした。ドア開閉ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 3
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 5
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 6

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製の日産 シーマ (F50) (1/43 No.42)の画像です。メーカーはイクソで、イクソが製造していた京商 Jコレクション製のシーマ 後期型(型番JC08501)の型を流用しています。前期型との違いはフロントグリルとリアライトの形状が変更されホイールも変更されています。なおこの個体だけの問題かもしれませんが、塗装が経年劣化してかなり剥がれています。購入時はきれいな状態でしたので、塗装前の下地処理が悪かったのだと思われます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 1
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 2

 以下はフロント(エンブレム拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 1
NISSAN CIMA 450 VIP (F50) 2

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NISSAN MARCH 2002 JAPAN

NISSAN MARCH
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN MARCH


J-COLLECTION JC18033P 1/43 87mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.67m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.4L 98HP 5段変速/4段自動変速  FF/4WD
性能: 最高速172km/h  データーベースで日産 マーチのミニカー検索

日産 マーチ 日本 2002年

 

 2002年に日産 マーチ 3代目が登場しました。高い位置にある丸いヘッドライトと小さなフロントグリルによる愛嬌のある顔つきが特徴で、全体的に丸みの付いたデザインに変わりました。3/5ドアハッチバックのボディは先代より前後のオーバーハングを短くして室内を広くしていましたが、丸みの付いたキャビンは居住空間的にはやや不利なデザインでした。ルノーと共同開発したプラットフォームを採用していたので、ルノー クリオ IIIとは兄弟車でした。新開発のDOHC 4気筒1L/1.2L/1.4L(98HP)エンジンを搭載する前輪駆動車で、後輪を電気モーターで駆動する4WD仕様 e-4WDもありました。

 

 2003年に1Lエンジンの設定がなくなり、チューンした1.2L(108HP)エンジンを搭載し専用サスペンションやエアロパーツを装備したスポーツ仕様の12SRが設定されました。2005年のマイナーチェンジで3ドアが廃止され、DOHC 4気筒1.5Lエンジンが追加されました。(この1.5Lエンジンのスポーツ仕様 15SRも設定されました) 2007年にマーチの欧州仕様であるマイクラのカブリオレ マイクラ C+Cが国内で限定販売されました。(実車画像→ マイクラ C+C 2007) 2010年にマーチ 4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 マーチ 2010) 

 

 

 ミニカーは2002年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。特徴的なフロントの顔付きや丸いボディがうまく再現されていてかなり良い出来ばえです。室内などの細部も良く仕上げられています。京商はスポーツ仕様の12SR/15SRもモデル化しています。これ以外のマーチ 3代目のミニカーはトミカの1/58、トミーテックの1/150、Mテックカプセルの1/72、RAI'Sのポリス仕様、コナミの1/64、日産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN MARCH 1
NISSAN MARCH 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクションの日産 マーチ 2003 (1/43 No.48)の画像です。メーカーはイクソで、イクソは上記の京商 JコレクションをOEMで製作しているので、これはその型を流用した廉価版です。安価な雑誌付きミニカーですので、室内の仕上げレベルを簡素化してコストダウンしています。またこの個体だけの問題かもしれませんが、下地処理が悪いのか? 塗装状態があまり芳しくありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN MARCH 3
NISSAN MARCH 4

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NISSAN CUBE 2002 JAPAN

NISSAN CUBE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CUBE


KYOSHO J-COLLECTION JC20039B 1/43 87mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.75m 全幅約1.67m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.4L 98HP 4段自動変速 (FF/4WD)
性能: 最高速 不明(140km/h?)  データーベースで日産 キューブのミニカー検索

日産 キューブ 日本 2002年

 

 1993年に発売されたスズキ ワゴンRが大ヒットし、車高の高い軽ワゴン「トールワゴン」のブームを引き起こしました。その流れは小型車にも波及し1996年にホンダ SM-X、1998年に日産 キューブ、2000年にトヨタ bBなどが登場しました。日産 キューブは日産 マーチをベースにして車高を上げた小型ミニバンで、広々とした室内が特長でした。デザインは丸みの付いたマーチとは異なり、キューブという名前が示すように角ばった箱型でした。DOHC 4気筒1.3L(82HP)エンジンを搭載する前輪駆動車で変速機は4段自動/CVT、1999年のマイナーチェンジでフルタイム4WD仕様が追加されました。当時若年層の間でミニバンをカスタムカーとして改造することが流行り、同クラスに競合する車がなかったこともあって、キューブは大ヒットしました。(実車画像→ 日産 キューブ 1998)

 

 2002年にキューブ 2代目が登場しました。先代のコンセプトを継承し、箱型ボディに左右非対称のリアウィンドーを持つ極めて個性的なデザインが特徴でした。DOHC 4気筒1.4L(98HP)エンジンを搭載し、変速機は4段自動/CVT、前輪駆動と後輪を電気モーターで駆動するe-4WDがありました。2002年に派生車としてホイールベース/全長(3.9m)を拡大した3列シート7人乗りのキューブ キュービックが登場しました。2005年のマイナーチェンジでフロントグリルやテールライトの意匠が変更され1.5L(109HP)エンジンが追加され、2007年のマイナーチェンジでフロントの意匠が変更されました。キューブ 2代目も大ヒットして2008年に3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 キューブ 2008)

 

 

 ミニカーは2002年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。キューブ 2代目 初期型をモデル化しています。プロポーションが正確で箱型ボディがうまく再現され、当時のミニカーとして良い出来ばえでした。特徴的なフロントグリルや室内などの細部も良く再現されています。Jコレクション以外のキューブ 2代目のミニカーはMテック カプセルの当時物 1/72、日産名車コレクションと国産名車コレクション、FIRST43(レジン製)などがあります。なおキューブ 初代の量産ミニカーは2022年現在でもないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN CUBE 1
NISSAN CUBE 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製の日産 キューブ 2003 (1/43 No.56)の画像です。メーカーはイクソで、2000年以降に京商 Jコレクションのミニカーはイクソ系の工場で製作していたようなので、これは上記のJコレクション製を流用したものです。安価な雑誌付きミニカーですので、リアウィンドーを変更し室内の仕上げレベルを少し落としてコストダウンしていますが、基本的にはJコレクション製と同じ出来ばえです。ほとんど同じ物が国産名車コレクションのNo.157でも発売されました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CUBE 3
NISSAN CUBE 4

 以下は日産名車コレクションのフロント/リアの拡大画像と国産名車コレクション製の日産 キューブ 2003 (1/43 No.157)と並べてみた画像です。日産名車コレクションと国産名車コレクションの日産 キューブは全く同じというわけではなく、カラーリングは同じメタリック青ながら微妙に色合いが異なっています。また屋根のアンテナのパーツが変更されています。さらにこの2台を並べて初めて気づいたのですが、この2台にはもう一ヶ所違いがあります。それは右側サイドウィンドーで、右側の日産名車コレクションは左右を誤組付けしているので、正しく組み付けてある左側の国産名車コレクションとサイドウィンドーの形状が異なっています。この類の廉価版ミニカーにはたまにこのような組付けミスがありますが、値段が安いミニカーですので、私はこの程度のミスに目くじら立てることはありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CUBE 5
NISSAN CUBE 6

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NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 2002 JAPAN

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33)


J-COLLECTION JC13013S 1/43 101㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.31m 全幅約1.82m エンジン 変速機: V型6気筒 3.5L ターボ 280HP 6段変速/5段自動変速
性能: 最高速250km/h (輸出仕様 リミッター付)  データーベースでフェアレディ Z Z33型のミニカー検索

日産 フェアレディ Z クーペ Z33型 日本 2002年

 

 2002年にフェアレディ Z 5代目 Z33型が登場しました。バブル景気の崩壊で開発が中断された為、先代が生産中止された2年後の登場となりました。1969年に発表された初代(S30型)のイメージが感じられる240Z コンセプトをベースにして、現代風にアレンジしたデザインとなりました。(実車画像→ 日産 240Z コンセプト) このデザインは当時としてはトップクラスの空力性能だったようです。先代まで続いたロングホイールベースの2by2の設定がなくなり、2シーターだけとなりました。元々2by2はアメリカ市場の要望で設定されたものでしたが、その需要はアメリカに輸出されることになったスカイライン クーペ V36型(アメリカではインフィニティ G35 クーペ)が担うことになりました。2003年には電動開閉式ソフトトップを備えたオープンのロードスターが追加されました。

 

 エンジンはV型6気筒3.5Lターボ(280HP)で、国外では350Zの名前で販売されました。2005年のマイナーチェンジで、フロントバンパー/ライトのデザインが変更され、テールライトがLED化されました。2007年にはエンジンがスカイライン(V36)用のV型6気筒3.5に変更され、313HPにパワーアップされました。同時期に高性能版のニスモ バージョンも追加され、さらにエンジンを3.8L(350HP)にパワーアップしたレース仕様に近い380RSも限定生産されました。2008年にフェアレディ Z 6代目(Z34)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2005年に発売された京商のJコレクション製です。プロポーションが良く、実車の雰囲気が良く再現されています。灯火類、インパネのメータ、シートが彩色された内装など細かいところも良く出来ています。京商は1/43と1/64でロードスターやレース仕様もモデル化しています。京商以外のZ33型のミニカーはトミカのクーペ/レース仕様、オートアートの1/18(クーペ/ロードスター/レース仕様)、エブロのクーペ/レース仕様、リアルXの1/72などたくさんあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 1
NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 2

 以下は2004年に発売された京商のJコレクション製の日産 フェアレディ Z ロードスター(1/43 型番JC13078B)の画像です。上記のバリエーションでオープン仕様のロードスターをモデル化しています。ソフトトップが付属しているので、ソフトトップを閉じた状態にもできます。以下の側面画像でソフトトップを付けた状態も表示されます。オープンカーですので内装の仕上げが良く見えます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 1
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 3
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 4

 以下は2011年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製の日産 フェアレディ Z ロードスター (1/43 No.155)の画像です。メーカーはイクソです。上記の京商製と見比べると、同じ物の色違いであることが分かります。京商のJコレクションはイクソがOEM製造していたので、これはJコレクションを流用した廉価版です。安価な雑誌付ミニカーですので、コストダウンで室内の仕上げレベルが少し簡素化され、ソフトトップが付属していません。ただしそれ以外はJコレクションと同じです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 5
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 6

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