ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

GM CHEVROLET CORVETTE C3 1978 USA

GM CHEVROLET CORVETTE C3 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIMINT ST57 1/24 196㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.7L 220HP 
 4段手動変速/3段自動変速
性能: 
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GM シボレー コルベット C3 アメリカ

 

 C3型は1978年にマイナーチェンジされスティングレイの名前が外されました。リアウインドウがルーフからボディ後半部を覆う大きなものになり、安全規制からバンパーが衝撃吸収機能をもつ5マイル バンパーに変わっています。1970年代になると排ガス規制が厳しくなり、かつてのような高性能エンジンが作れなくなりました。

 

 さらに1972年からエンジン性能表示がグロス値からネット値に変わった為、エンジン出力は標準のV型8気筒 5.7Lで200HP程度になり大幅にパワーダウンしています。この時期からアメリカ車全体が変わっていくのですが、コルベットもGTカー的な趣向が強くなっていきました。

 

 

 ミニカーはフランクリンミント製 1/24です。前後バンパー部分、リアウインドーなど外観の変更部分が良くわかると思います。

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GM CHEVROLET CORVETTE C4 1984 USA

GM CHEVROLET CORVETTE C4 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1513 1/43 104㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.48m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.7L 205HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速224km/h
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GM シボレー コルベット C4 アメリカ

 

 コルベットの4代目C4が1984年に登場します。従来のアメリカ車的なダイナミックなデザインから、空力を考慮した洗練されたデザインになりました。外観だけではなく構造的にも全面的な新規設計が行われました。先代同様にボディパネルはFRP製で、C2から使われている横置きリーフスプリングをFRP化してサスペンションを軽量化、ボディ剛性の強化などで操縦性を向上させています。当初はクーペとタルガトップだけで、エンジンはV型8気筒5.7L(205HP)でした。

 

 オプションでサスペンションを固めたZ51があり人気がありました。1987年にフルオープンのカブリオレが追加され、ツインターボ仕様(345HP)がオプション設定されました。(このツインターボをチューン(900HP)した車が当時の市販車最高速度409km/hを記録してます) 1992年から標準エンジンが新型のV型8気筒5.7L(330HP)に変わりました。特別仕様車として、1988年の35周年記念車、1993年の40周年記念車、1996年のグランド スポーツ(1963年のC2 グランド スポーツに因んだ物)、1995年のインディ ペースカーなどがありました。(高性能仕様のZR-1については以下に記述)

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。1990年頃から登場したHI-FIシリーズの物で、シリーズ名が廉価版ミニカーからの脱却を意味しています。このコルベットもテールゲート開閉のギミックのみになりましたが、かつてのソリドらしいシャープな作風が戻ってきました。(ただ安価故細かなパーツは付いておらずやや時代遅れですが) ソリドはカブリオレもモデル化しています。当時物では、ポリスティルの1/25、フランクリンミントの1/24などがあります。 

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GM CHEVROLET CORVETTE C4 ZR-1 1993 USA

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DETAIL CARS 213 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.48m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 5.7L 375HP 6段変速
性能: 最高速286km/h
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GM シボレー コルベット C4 ZR-1 アメリカ

 

 1970年から1972年の2年間、先代のコルベット C3にはZR-1とZR-2というオプション仕様がありました。V型8気筒7.4L(390-460HP)エンジンが搭載され、強化された4段変速機や固められたサスペンションを備えるレース仕様の少量生産車で、エアコンやパワステなどは付いていませんでした。

 

 1990年にC4に追加されたZR-1は、ロータスがチューンしたアルミ合金製のDOHC V型8気筒5.7L(375HP)エンジンを搭載し、固められたサスペンション、拡張されたリアフェンダーに太いタイヤを履き、6段変速 最高速度286km/hとC4で最強の高性能車でした。なおこのZR-1はレース用ではないのでオーディオなども付き、オーディオ操作パネル下にはエンジン出力切替スイッチが付いていました。外観ではテールライトが丸型から角形に変わり、ノーマル版と差別化されていました。(後ほどノーマル版も角形に変わりましたが)

 

 

 ミニカーはイタリアのCDC社のディテールカーというブランドの物です。ディテールカーのミニカーはソリドやシュコーにほとんど同じ物があるので、それらのメーカーにOEM供給していたようです。この時代のミニカーとしては出来が良く、このZR-1もテールの形状や太いタイヤなどよく出来ています。コンバーチブル(ZR-1実車では設定がなかったようですが?)もモデル化しています。C4 ZR-1のミニカーとしてはフランクリンミントの1/24、JOHNNY LIGHTNINGなどがあります。

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GM CHEVROLET CORVETTE C5 1997 USA

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MINICHAMPS 430142620 1/43 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.56m 全幅約1.87m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.7L 345HP 6段変速/4段自動変速
性能: 最高速281km/h
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GM シボレー コルベット C5 アメリカ

 

 コルベットの5代目C5が1997年に登場します。先代のデザインを継承しながら、角が丸くなりさらに空力に優れたデザインになりました。スチールパイプを一体成型したフレームで剛性を高め、変速機をリアに配置するトランスアクスル方式を採用し前後重量配分を51:49とし、操縦性を向上させています。FRP製ボディパネル、横置きリーフスプリングのサスペンションなど伝統的な部分を継承しているのは老舗の自動車メーカーの拘りでしょう。当初はクーペだけで、エンジンは新型のオールアルミブロック製V型8気筒5.7L(345HP)でした。

 

 1998年にコンバーチブルを追加 2000年に先代で人気だったサスペンションを固めたZ51を追加、2001年にZR-1後継のZ06(ただし先代のようなDOHCではなく385HPにチューンされた5.7Lエンジン搭載)が追加されました。C5にはヘッドアップディスプレイや磁気流体を使った可変ダンパーなど先進的な技術が採用されました。2001年からC5をベースにしたレース仕様車C5Rでルマンなどの耐久レースに復帰し、2001年デイトナ優勝など活躍しています。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製です。キャビン部分がやや小さめで、プロポーション的にはいまひとつという感じがしますが、ミニチャンプス流のデフォルメでしょう。ミニチャンプスはC5Rも20種類ほどモデル化しています。これ以外ではフランクリンミントの1/24、ビテスのクーペ/カブリオレ、オートアートのクーペ/カブリオレなどたくさんあります。

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GM CHEVROLET VOLT 2012 USA

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KYOSHO KG004S 1/18 mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: 電動モーター 111kW(149hp)
エンジン DOHC 4気筒 1.4L (103HP) 電気式無段変速
性能: 最高速160km/h  
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GM シボレー ボルト アメリカ

 

 GMの電気自動車ボルトが2011年に登場します。ボルトには電池とモーターだけで動作するモードがあるので、GMはレンジエクステンダー付電気自動車と称しています。(レンジエクステンダーとはエンジンで発電しながらその電力で走行すること) この車はトヨタ プリウスのようなモーターとエンジンを併用するモードもあり、商用電源で充電できることからプラグインハイブリットカーとも言えます。電池は韓国製のリチウムイオン電池で容量16kWh 電池だけで約50kmの走行が可能とのことで、ガソリンが満タンであれば約550kmの走行が可能だそうです。プリウス プラグインハイブリットの電池容量は5.2kWhで約20kmの電動走行が可能ですから、ボルトはより電気自動車的です。

 

 1998年にアメリカ カリフォルニア州で制定されたZEV法は州内で販売する自動車の2%、2003年には10%をZEV(Zero Emission Vehicle:排ガス0の車=電気自動車)とする事を義務付けるものでした。当時これに対応して電気自動車トヨタ(RAV4 EV)/日産自動車(アルトラEV)/ホンダ(EV PLUS)が販売されました。GMはEV1という電気自動車を1996年にリース方式で販売しました。

 

 

 EV1はスタイリッシュな2ドアクーペ(2シーター!)で、モーター102kW(137HP)による前輪駆動 航続距離 約120km(初期の鉛蓄電池)-240km(ニッケル水素電池)といった性能でした。ただこの性能では市場に受け入れられず、1999年に生産中止となりました。その後ZEV法は実情に合わせて排ガスがクリーンな車やハイブリット車もZEVに含めるなど規制緩和が行われました。現在、アメリカではステラ社の高級電気自動車が売れるなど、ハイブリッド車も含めてZEV法に関係なく新たな電動車の需要が生まれているようです。 

 ミニカーは京商のマスターピースコレクション 1/18です。画像は京商のWEBサイトから借用しました。ドア/ボンネット/トランクが開閉できるフルギミックで、1/18としては標準的な出来映えのようです。これ以外ではGREENLIGHやマイストが1/64でモデル化しています。

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CHAPARRAL 2D 1966 USA

CHAPARRAL 2D 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 153 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.4L 420HP 3段自動変速
性能: 最高速 不詳
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シャパラル 2D アメリカ

 

 テキサスの石油王と呼ばれたジム ホールは技術者で、一流のレーシングドライバーでもありました。彼はレースカーを購入してレースを行っていましたが、コンストラクターに依頼してシャパラル 1Aを1961年に開発しました。この車はフロントにシボレーのV型8気筒エンジンを搭載した標準的な構造で、ホール自身がドライブし好成績を収めました。ホールは1962年にシャパラル カーズを設立し、オリジナルのレースカーの開発を始めました。なおシャパラルという名前はニューメキシコ州の州鳥ロードランナー(ROAD RUNNER)という鳥の別称とのことです。

 

 1963年に登場したシャパラル 2AはシボレーのV型8気筒5.4Lエンジンをミドシップ搭載し、自動変速機を採用していたことから話題となりました。(この自動変速機は非公式ですがGMのサポートを受けていたそうです) この車はアメリカのUSRRCレースなどで活躍し、1964年の年間チャンピオンになりました。1965年に2Aで参戦したセブリング 24hではフォード GT40を制して優勝しています。このシーズン後半には改良型の2Bや可変式リアスポイラーを付けた2Cが登場しています。

 

 

 1966年にクルーズドルーフのグループ6仕様の2Dが登場し、スポーツカー世界選手権に本格的に参戦しました。初戦のニュルブルクリング 1000kmで優勝し、ヨーロッパの主要レースでのアメリカ車の優勝は1921年フランスGPのデューセンバーグ 183 GPカー以来でした。スポーツカー世界選手権ではフォード GT40ポルシェ 910が強く、信頼性に欠けるシャパラルはリタイヤが多くあまり活躍していません。またこの年に始まったカンナム(CAN-AM:カナディアン アメリカン チャレンジカップ)には、大きなリアスポイラーを付けたグループ7仕様の2Eで参戦し、第4戦で1-2フィニッシュで優勝しています。1967年のカンナムにはエンジンを7Lに変えた2Dで参戦しています。ただカンナムはマクラーレンが圧倒的に強かったのでシャパラルの優勝は1966年の1回だけでした。

 ミニカーはソリド製の当時もので、当時物はこれしかありません。1966年のニュルブルクリング優勝車をモデル化しています。当時のソリドらしいシャープな造形で、非常に良くできています。ガルウイングドアが開閉し、リアカウルを開くとエンジンも再現されています。これ以外の最近のものではミニチャンプス、デルプラド(世界のレーシングカー)、イクソなどがモデル化しています。2D以前の2Aなどはオートアートやエグゾトがモデル化しています。
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