ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

FIAT 642RN2 BARTOLETTI RACING CAR TRANSPORTER ’FERRARI’ 1956 ITALY

FIAT 642RN2 BARTOLETTI RACING CAR TRANSPORTER ’FERRARI’ 画像をクリック/タップすると画像が変わります
OLD CARS 56000 1/43 212mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約9.2m 全幅約2.5m
エンジン 変速機: 6気筒 6.6L ディーゼル 92HP 4X2段変速
性能: 最高速 不詳  
データーベースでフィアット 商用車 600シリーズのミニカー検索

 

フィアット 642RN2 バルトレッティ レーシングカー トランスポーター ’フェラーリ’ イタリア

 

 前述したフィットの大型トラック 682は1967年に683に、1970年には684に、さらに1975年にイベコ 160となりました。640/670は682よりも小型のトラックで1949年に登場し、6気筒6L(72HP)エンジンを搭載していました。640は1952年に642、1963年に643、1970年に673、さらに1975年にイベコ 160となりました。派生車の642RNは主にバスに使われたシャーシで、Rはトラック用よりシャーシ高が低いという意味で、Nはディーゼルエンジンを意味します。642RNには多くのコーチビルダーがバス車体を架装していました。

 

 バルトレッティ(BARTOLETTI)社はバス/トラック/救急車などのボディ製造会社でしたが、当時のフェラーリ、マセラティ、フォードなどのレーシングカー トランスポーターも作っていました。画像はフェラーリが使っていたレーシングカー トランスポーターで、642RN2をベースにしています。車体前半分はバスでサポートチームが乗るスペースがあり、後半分と屋根にレーシングカーの積載スペースが3台分あります。中央部分には工具や備品が積載され、サポート作業が出来たようです。

 

 

 ミニカーはイタリアのオールドカー製で、1993年に発売されました。オールドカーは1970年代後半に登場した老舗ブランドで、他のメーカーがあまり作らないフィアット/イベコ グループの農機/建機/バス/トラックなどをダイキャスト製でモデル化しています。1/43なので結構大きなサイズで、フロントの雰囲気や積載スペースの構造など非常によく出来ています。やや暗い赤のボディカラー、フェラーリのロゴや関連会社のデカールなども忠実にできています。当時のレーシングカー フェラーリ 250 テスタロッサ(ブルム製)を積載する様子を以下の簡易動画にしてみました。(画像のマウスオーバー又はタップでスタートします)

fiat 642 car transporter1
fiat 642 car transporter2

 オールドカーは同じ642RN2のマセラティ版や、170/190のセミトレーラー、OM 160のボックストラックのトランスポーターも作っています。またブルムがそれらのオールドカー製のトランスポーターとブルム製のレーシングカーをセットにしたトランスポーター セットを数種類発売しています。
データーベースでフィアット トランスポーターのミニカー検索

 余談ですが超精密ミニカーで知られるEXOTOもバルトレッティのトランスポーターを1/43で数種類モデル化しています。同じ1/43でもEXOTOが作るととんでもなく精密に仕上げられています。(ただし値段も約8万円とミニカーとはいいがたい金額ですが) どんな物かは以下のリンク先のサイトでみることができます、特にリアの積載用スロープの出来ばえは一見の価値があります。(1/18ではなく1/43ですよ)→EXOTO製バルトレッティ トランスポーター

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LANCIA FERRARI D50 1955 ITALY

LANCIA FERRARI D50 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R076 1/43 91㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.85m 全幅約1.45m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 2.5L 285HP 5段変速
性能: 最高速280km/h
データーベースでランチア フェラーリ D50のミニカー検索

 

ランチア フェラーリ D50 イタリア

 

 ランチアはF1に進出することを計画し、1954年にD50が登場します。開発はアルファ ロメオでP2/P3を設計し、1937年にランチアに移籍したヴィットリオ ヤーノが担当、彼らしい先進的な設計を行っています。ドライブシャフトがドライバーの左側を通るように、エンジン(DOHC V型8気筒2.5L)を斜めに配置することで、ボディ全高を下げて空気抵抗を下げています。またエンジンをシャーシと一体化しボディ剛性を上げています。燃料タンクはボディ左右に張り出したポンツーン内に収め、このポンツーンは空力的な効果もありました。そんな訳でD50は当時のF1としてはユニークなスタイルをしています。

 

 D50のデビュー戦は1954年スペインGPで、メルセデス ベンツ W196が勝利したレースでしたが、A.アスカリのドライブでポールポジションと最速ラップタイムを記録しD50は能力の高さを示しました。1955年モンツァ サーキットのテスト中にA.アスカリが事故死しました。エースドライバーを失ったことと資金難からランチアはF1を撤退することになりました。D50についてランチア、フィアット、フェラーリで交渉が行われ、D50がフェラーリに移譲され、フィアットがフェラーリに資金援助することとなりました。そんな訳でD50は フェラーリ (ランチア) D50となり、V.ヤーノら技術陣はフェラーリに移籍しました。

 

 

 ミニカーはブルム製で、1982年頃発売されました。1956年のイギリスGP 優勝車(ドライバー J.M.ファンジオ)をモデル化しています。1956年式ですからフェラーリに移譲された後のランチア D50です。サイドポンツーンを持つユニークなスタイルが良く再現されています。ブルムのD50にはノーズの形状が異なる2タイプがあり、バリエーションが数種類あります。(画像はノーズコーン的なものが付いたノーズがやや長いタイプです) これ以外ではマーキュリーの当時物、マテル、イクソなどがあり、移譲される前の1955年式D50 モナコGP仕様をノレブがモデル化しています。

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FERRARI 125S 1947 ITALY

FERRARI 125S 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R183B 1/43 84㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.6m
エンジン 変速機: V型12気筒 1.5L 72HP 5段変速
性能: 最高速170km/h
データーベースでフェラーリ 125のミニカー検索

 

フェラーリ 125S イタリア

 

 戦争が終結すると、アウト アビオ コストルツィオーネ社はフェラーリ社に名前を変え、1947年に最初のフェラーリである125が登場します。125は3台製造されV型12気筒1.5L(72HP)エンジンを搭載し、5段変速で最高速は170km/hの性能でした。名前の125は1気筒あたりの排気量が125ccであることを表しています。

 

 レースを前提としていたので、フェラーリはその第一号車から高性能な12気筒エンジンを使っていたのです。同じエンジン(スーパーチャージャーで過給され230HP)を使った、フェラーリ初のF1 125F1も1948年に登場しています。

 

 

 ミニカーはブルム製です。125のデビュー戦でイタリアのピアチェンツァ サーキットに登場した車をモデル化しています。バリエーションでミッレ ミリア仕様などもモデル化されています。

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FERRARI 166MM 1948 ITALY

FERRARI 166MM 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ARTMODEL 7 1/43 84㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.6m
エンジン 変速機: V型12気筒 2L 140HP 5段変速
性能: 最高速200km/h
データーベースでフェラーリ 166のミニカー検索

 

フェラーリ 166MM イタリア

 

 レースの成績が振るわない為、125は排気量を拡大し1.9Lの159、2Lの166に切り替わりました。166は1948年のミッレ ミリア、タルガ フロリオで総合優勝、1949年のルマンで総合優勝するなどレースで大活躍して、フェラーリの名前を知らしめました。また1949年にロードカー用のシャーシも初めて生産され、トゥーリング、ヴィニャーレなどのカロッツェリアが華麗なボディを架装しました。

 

 これらの富裕層向けの車もフェラーリの名声を高めました。166MMのMMとはミッレ ミリアのイニシャルで1948年の優勝を記念して166は166MMと呼ばれるようになりました。

 

 

 ミニカーはイタリアM4社のブランドのアートモデル製で、1994年に購入しました。トゥーリング製のバルケッタ(オープンカー)のモデルで、ワイヤスポークホイールの出来が良いのでモデルが引き締まって見えます。

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FERRARI 375MM/PLUS 1954 ITALY

FERRARI 375MM/PLUS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TOPMODEL TMC01 1/43 98mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m
エンジン 変速機: V型12気筒 5L 330HP 4段変速
性能: 
データーベースでフェラーリ 375のミニカー検索

 

フェラーリ 375MM プラス イタリア

 

 フェラーリのV型12気筒エンジンには、ジョアッキーノ コロンボが設計した上記125に使われた小排気量タイプと、アウレリア ランプレディが設計した大排気量タイプがありました。大排気量タイプは4.5LのF1マシン375用に開発されたものでした。1951年に大排気量タイプの4.1L(280HP)を搭載した340が市販されました。

 

 この340をベースに4.5L(340HP)エンジンを搭載した375が1953年に登場しました。更に排気量を5Lにアップして1954年のレースにワークスで参戦したのが375MMプラスで、ルマンでは優勝しています。

 

 

 ミニカーはトップモデル製で、1994年に購入しました。ピニンファリーナ製のスパイダーで、ルマンで優勝した車とほとんど同じ車をモデル化しています。フロント部分のダイナミックな造形がよく再現されています。

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FERRARI 375MM AMERICA 'INGRID BERGMAN' 1954 ITALY

FERRARI 375MM AMERICA 'INGRID BERGMAN' 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IDEA3 113 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m
エンジン 変速機: V型12気筒 4.5L 340HP 4段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでフェラーリ 375のミニカー検索

 

フェラーリ 375MM アメリカ イングリッド バーグマン仕様 イタリア

 

 340、375にはアメリカという名前が付けられたモデルがあり、フェラーリは富裕層の多いアメリカ市場を重視していたようです。375 アメリカの有名な特別注文車として映画監督のロベルト ロッセリーニが妻の女優イングリット バーグマンの為に注文したイングリッド バーグマン仕様があります。

 

 ピニンファリーナ製のクーペで、当時としては珍しい格納式のヘッドライトを採用したフロント、前輪部からドアまでのボディ側面のへこみ、リアフェンダー上の峰状の突起など独特のスタイルをしています。この車にバーグマンはほとんど乗らなかったそうですから、彼女の好みでは無かったのでしょう。

 

 

 ミニカーは1986年頃に購入したイタリアのアイデア3製で、材質はホワイトメタルです。かなり古いミニカーですが、フロントとリアの特徴的な部分が良く再現されています。

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