ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

FIAT 500C 1949 ITALY

FIAT 500C 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R012 1/43 79mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.25m 全幅約1.29m
エンジン 変速機: 4気筒 569cc 16HP 4段変速
性能: 最高速95km/h
データーベースでフィアット トポリーノのミニカー検索

 

フィアット 500C イタリア

 

 第二次大戦の敗戦とインフレでイタリア経済は壊滅状態でした。したがって一般大衆が車を買えるような状況ではなく、スクーターなどの2輪車に需要が移っていました。当時の映画「ローマの休日」(1953年)にはべスパや戦前型の500がたくさん出てきますが、当時の世相をよく反映していた訳です。

 

 大ヒットした小型車500(トポリーノ)は、戦後もそのまま生産されていました。1949年にエンジンを16HPにパワーアップし、ボディを一新しています。ライトをフェンダーに埋め込み、スペアタイヤを内蔵しバンパーを追加して現代的なスタイルに変わっています。トポリーノ(小さなネズミ)のユーモラスなイメージは薄くなり、ビジネスライクな小型車といった感じが強くなりました。

 

 

 ミニカーはブルム製で、ワゴンのベルヴェデーレや商用バンなどのバリーエーションがたくさんあります。やや古くさい作りですが、この車のイメージにはよくマッチしています。

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FIAT 1100E 1949 ITALY

FIAT 1100E 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R065 1/43 98mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.1m 全幅約1.51m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 35HP 4段変速
性能: 最高速110km/h
データーベースでフィアット 1100のミニカー検索

 

フィアット 1100E イタリア

 

 上記の500同様、戦前型の1100も1949年に戦後型の1100Eに変わりました。エンジンが少しだけパワーアップしていますが、ボディはリアにトランクが追加されただけで、見た目はほとんど同じです。当時のフィアットのラインアップはこの1100の上に1935年に登場した1500(6気筒1.5L)の戦後型1500Eがあり、さらに1938年に登場した最上級車2800(6気筒2.8L)がありました。

 

 ただし2800は生産台数がかなり少なかったようです。1100、1500、2800は同じようなフロントグリルを持ったよく似たデザインの車でした。ただ1100は全長4mの小型車ですが、1500、2800はそれぞれ全長4.5m、5.5mの中型、大型車でした。

 

 

 ミニカーはブルム製で、こちらも商用バンなどのバリーエーションがたくさんあります。この車は多分ブルムしかモデル化していないと思います。この上のクラスもモデル化してくれるとうれしいのですが、ブルムは小型車クラスしか作らないのです。

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FIAT 1400B 1956 ITALY

FIAT 1400B 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R166 1/43 101mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.28m 全幅約1.66m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 44HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでフィアット 1400のミニカー検索

 

フィアット 1400B イタリア

 

 フィアットの真の戦後型は1950年に登場した1400でした。フェンダーを無くしたフラッシュサーフェスの極めて斬新なデザインに、4気筒1.4L(44HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速120km/hの性能でした。モノコックボディ、全輪独立懸架などメカ的にも進んでいました。

 

 1952年には1.9L(53HP)エンジンを搭載した1900も追加され、この車にはハードトップ クーペのグラン ルーチェがあり、トルコン式のオートマチック変速機が用意されていました。また当時としては珍しい1.9L(40HP)ディーゼルエンジンのバリエーションまでありました。1959年まで生産されました。

 

 

  ミニカーはこれもブルム製で、1956年式のBタイプをモデル化しています。今見るとごく平凡な車ですが、このデザインは同時期のフランス車(ルノーなど)と比べると確かに進歩的です。

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FIAT 8V 1952 ITALY

FIAT 8V 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BIZARRE BZ117 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.04m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: V型8気筒 2L 105HP 4段変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでフィアット 8Vのミニカー検索

 

フィアット 8V イタリア

 

 戦後のフィアットが一度だけ、スーパーカー的な車種を手がけたことがありました。1952年のジュネーブショーで発表した高性能スポーツカーの8Vです。総アルミ製のV型8気筒2L (105HP)エンジンを搭載し、最高速180km/hと当時のフェラーリ並の性能でした。

 

 レースを目的として開発されましたが、このようなスポーツカーにフィアット経営陣が乗り気ではなかったので100台ほどしか生産されませんでした。ファクトリーチームとして国際レースに出ることはありませんでしたが、イタリア国内のGTクラスでは圧倒的に強かったようです。

 

 

 ミニカーはマニアックな車種選択のビザール製です。迫力のある雰囲気がうまく再現されています。このモデルは初期型ですが、フロントのデザインが変更された後期型も同ブランドから出ています。

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FIAT 1200 GRANDE VUE 1957 ITALY

FIAT 1200 GRANDE VUE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 531 1/43 91㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.92m 全幅約1.46m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 58HP 4段変速
性能: 
データーベースでフィアット 1200のミニカー検索

 

フィアット 1200 グランビュー イタリア

 

 1100Eとして存続していた1100シリーズも1953年に新型車に切り替わります。1.1L(36HP)エンジンはそのままでしたが、ボディは1400同様にフラッシュサーフェスのモノコックボディとなりました。旧型よりも一回り小さくなり軽量化されましたが、室内空間は広くなりました。

 

 50HPにパワーアップした高性能版のTV(Turismo Veloce:Fast Tourerの意)が追加され、さらに1957年には1.2L(58HP)エンジンを搭載し、ルーフのデザインを少し変えた1200 グラン ルーチェ(Gran Luce:Full Light(明るい)の意)も追加されました。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物で、50年前に作られた物です。フランス語のGrande VueはGran Luceのことで、フランスに輸出された車のモデル化です。確かにルーフ後端を突きだしたグラン ルーチェのスタイルになっています。

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FIAT 1100R 1966 ITALY

FIAT 1100R 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MEBETOYS A09 1/43 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.97m 全幅約1.47m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 48HP 4段変速
性能: 最高速132km/h
データーベースでフィアット 1100のミニカー検索

 

フィアット 1100R イタリア

 

 上記1200 グラン ルーチェは1957年にボディを小変更して、1100Dとなりました。名前は1100ですが、エンジンは1.2L(50HP)でした。さらに1966年には1100シリーズの最終型1100Rとなりエンジンがまた1.1L(48HP)に戻り、1969年まで作られました。1953年から実に16年間も生産されたわけで、これは戦後のイタリア車としては一番のロングセラーでした。

 

 ミニカーはメーベトイの当時物です。メーベトイやポリトーイは初期には派手なスポーツカーだけではなく、地味なイタリアの実用車も結構モデル化しています。昔はこの手の車には興味がなかったのですが、今となっては貴重なモデルです。上記のディンキーと見比べると、ボンネットやフロントグリルが微妙にモダン化されているのが分かると思います。

 

 

 

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